64 / 85
お兄ちゃんは、彼氏様!!……だよね?
ホワイトデー
しおりを挟む
「む、むむ」
教科書とみつめあうこと数分。あっれれー。こことか、そことか、先生が授業で教えてくれた記憶はある。それなのに、いざ、問題を解こうとすると、ペンが止まってしまう。
「さっぱりわかんないや」
あー、もう、降参だ。そういえば、今日は漫画の最新刊の発売日だった。今から本屋に買いに行こうかな。って、いやいやいやいや。さすがに、私、グータラすぎない? こんなんじゃ、お兄ちゃんと楽しいホワイトデーが過ごせないよ! それに、期末テストで赤点をとると、春休みに補習がある。いやだ、それだけは何としてでも避けたい。
そうだ。お兄ちゃんから貸して貰った参考書を読もう。おお、教科書よりも分かりやすい。本当は、もっとテスト前から予習復習だけじゃなくて、プラスアルファで勉強した方がいいのはわかってるんだけど。夢とか特にない私は、勉強に対するモチベーションが低いんだよね。
まあ、でも、そうはいってもテストはやってくるので、頑張らなきゃ。
お兄ちゃんの参考書を使って勉強し、赤点は回避することができた。
さて、今日は待ちにまったホワイトデー。イヤリングと、お兄ちゃんから貰ったネックレス、それに、彩月ちゃんから貰った練り香水をつける。うん、おかしいところはないかな。
「朱里、準備できた?」
「うん、できたよ」
扉をあけて、お兄ちゃんに笑う。すると、お兄ちゃんは、私から目をそらした。
「お兄ちゃん……?」
「朱里、もしかして、今日も香水つけてる?」
「? うん」
そういえば、お正月の時にも練り香水をつけてみたんだけど、お兄ちゃんは何もいってくれなかったんだよね。もしかして、嫌いな香りだったかな。どうしよう、と暗い気分になっていると、お兄ちゃんは慌てて首を振った。
「違うよ、いい香りだと思う。ただ、つけるのは僕と出掛けるときだけにしてね」
「うん。お兄ちゃんと出かけるときしかつけないよ。でも、なんで?」
私が首をかしげると、お兄ちゃんは、照れ臭そうな顔をした。
「その、あまりにも朱里が魅力的になって、他の男にとられるんじゃないかって、気が気じゃなくなるから」
「……わかった」
頷いた私の顔もきっと、お兄ちゃんと同じような顔をしているに違いない。お兄ちゃんは照れた空気を誤魔化すように咳払いをすると、手を繋いだ。
「じゃあ、行こうか」
「うん!」
遊園地は、ホワイトデー限定のショーをやっていたりして、とても華やかだ。私たちみたいなカップルも多い。絶叫系のライドに乗ったり、コーヒーカップみたいな穏やかなライドに乗ったり。
「お兄ちゃん、これ、着けようよ」
私が笑いながら、キャラクターをモチーフにしたカチューシャを指差すと、お兄ちゃんは顔をひきつらせた。
「あ、朱里がつけなよ。朱里なら、すごく可愛いと思うから」
「ありがとう。うん、私も買おうと思ってるんだけど、お兄ちゃんも一緒につけよ?」
絶対お兄ちゃんも可愛いと思う。遊園地以外でつけることはないだろうから、お金の無駄遣いと言われればそうなんだけど。でも、これを着けたお兄ちゃんがみたいな。私が、期待にこもった目で、お兄ちゃんを見るとお兄ちゃんは深くため息をついた。
「……今日は、ホワイトデーだしね」
「うんうん」
「今日だけ、だからね」
「うん! ありがとう!!」
なんだかんだいって、お兄ちゃんは私のお願いに甘い。それに甘えている自覚はあるけれども。でも、お兄ちゃんとおそろいのもの何か着けたかったから、嬉しいな。
カチューシャをつけて私が笑うと、お兄ちゃんも笑ってくれた。
お昼ご飯をフードコートですませて、午後も楽しく回る。ショーを見たり、遊園地のキャラクターたちと写真を撮ったり、サインをもらったり。すごく、楽しい。
そして、遊園地といえば、お化け屋敷だよね。去年彩月ちゃんたちと遊園地に行ったときは、お化け屋敷に行かなかったから、かなり久しぶりだ。
はぐれないように、お兄ちゃんと手を繋いで、暗がりを進む。
「うわあぁ!」
私はびっくりして、何度も叫び声をあげてしまったんだけど、お兄ちゃんはそんな私を笑うだけで、全然怖がらなかった。お兄ちゃんの怖がる顔を見てみたかったから、残念だな。
私がそういうと、お兄ちゃんは苦笑した。
「僕が、怖いもの……というか、怖いことは限られてるからね」
その限られてることって何だろう。
「それは、秘密。もし、口に出して、本当になったら嫌だから」
それもそうだよね。でも、やっぱりちょっとだけ気になるなぁ。
そうこうしているうちに、すっかり夕方だ。
「あっ、お兄ちゃん、最後に観覧車乗りたい!」
私が観覧車を指差すと、お兄ちゃんは笑って頷いた。
「いいよ、朱里は本当に観覧車が好きだね」
「うん」
夕暮れに染まる世界を観覧車から一望する。私たちの家はあっちの方向だ。見えるかな? うーん、遠すぎてよくわかんないけど、楽しいな。もうすぐ、頂上につく、というときに、お兄ちゃんが鞄から何かを差し出した。
「これは?」
「バレンタインデーのお返し」
「ありがとう」
お兄ちゃんから差し出された包みを受けとる。包みはやっぱり、可愛らしい小瓶に入った飴だった。瓶は、食べ終わったら小物入れにできるから、嬉しいな。
「そういえば、なんで毎年飴なの?」
ずっと疑問に思っていたことを思いきってお兄ちゃんにぶつけてみる。
「やっぱり朱里、飴の意味を知らなかったんだね」
お兄ちゃんは、苦笑した。
「飴の意味……?」
飴はカラフルで美味しいけれど、それがお兄ちゃんの言う意味ではないだろう。私が首をかしげると、お兄ちゃんは解説してくれた。
「ホワイトデーのお返しに飴をあげるのにはね、」
お兄ちゃんが耳打ちする。
「貴方が好きって言う意味があるんだよ」
「……え」
そうなの!? 全然知らなかった。ええと、じゃあ、少なくとも数年はお兄ちゃんは、こっそり私に好意を伝えてくれてたんだ。
「大好きだよ、朱里。他の誰でもなく、朱里のことが」
そういって、お兄ちゃんは微笑む。
もしかして、お兄ちゃん最近私が焦ってるの気づいてた? 私が驚いているとお兄ちゃんは、頷いた。
「わかるよ、ずっと、見てるから」
なんだ、そっか。愛梨ちゃんにお兄ちゃんをとられたくなくて、必死になってるのばれてたんだ。
「疑わないで。僕は、朱里が好きだよ」
「うん。私も、お兄ちゃんのことが、大好き」
お兄ちゃんと見つめあって、笑う。お兄ちゃんの目には、私だけが映っていた。
結局お互い見つめあうばかりで、外の景色をちっとも見てなかった。
でも、とても素敵なホワイトデーを過ごすことができた。
教科書とみつめあうこと数分。あっれれー。こことか、そことか、先生が授業で教えてくれた記憶はある。それなのに、いざ、問題を解こうとすると、ペンが止まってしまう。
「さっぱりわかんないや」
あー、もう、降参だ。そういえば、今日は漫画の最新刊の発売日だった。今から本屋に買いに行こうかな。って、いやいやいやいや。さすがに、私、グータラすぎない? こんなんじゃ、お兄ちゃんと楽しいホワイトデーが過ごせないよ! それに、期末テストで赤点をとると、春休みに補習がある。いやだ、それだけは何としてでも避けたい。
そうだ。お兄ちゃんから貸して貰った参考書を読もう。おお、教科書よりも分かりやすい。本当は、もっとテスト前から予習復習だけじゃなくて、プラスアルファで勉強した方がいいのはわかってるんだけど。夢とか特にない私は、勉強に対するモチベーションが低いんだよね。
まあ、でも、そうはいってもテストはやってくるので、頑張らなきゃ。
お兄ちゃんの参考書を使って勉強し、赤点は回避することができた。
さて、今日は待ちにまったホワイトデー。イヤリングと、お兄ちゃんから貰ったネックレス、それに、彩月ちゃんから貰った練り香水をつける。うん、おかしいところはないかな。
「朱里、準備できた?」
「うん、できたよ」
扉をあけて、お兄ちゃんに笑う。すると、お兄ちゃんは、私から目をそらした。
「お兄ちゃん……?」
「朱里、もしかして、今日も香水つけてる?」
「? うん」
そういえば、お正月の時にも練り香水をつけてみたんだけど、お兄ちゃんは何もいってくれなかったんだよね。もしかして、嫌いな香りだったかな。どうしよう、と暗い気分になっていると、お兄ちゃんは慌てて首を振った。
「違うよ、いい香りだと思う。ただ、つけるのは僕と出掛けるときだけにしてね」
「うん。お兄ちゃんと出かけるときしかつけないよ。でも、なんで?」
私が首をかしげると、お兄ちゃんは、照れ臭そうな顔をした。
「その、あまりにも朱里が魅力的になって、他の男にとられるんじゃないかって、気が気じゃなくなるから」
「……わかった」
頷いた私の顔もきっと、お兄ちゃんと同じような顔をしているに違いない。お兄ちゃんは照れた空気を誤魔化すように咳払いをすると、手を繋いだ。
「じゃあ、行こうか」
「うん!」
遊園地は、ホワイトデー限定のショーをやっていたりして、とても華やかだ。私たちみたいなカップルも多い。絶叫系のライドに乗ったり、コーヒーカップみたいな穏やかなライドに乗ったり。
「お兄ちゃん、これ、着けようよ」
私が笑いながら、キャラクターをモチーフにしたカチューシャを指差すと、お兄ちゃんは顔をひきつらせた。
「あ、朱里がつけなよ。朱里なら、すごく可愛いと思うから」
「ありがとう。うん、私も買おうと思ってるんだけど、お兄ちゃんも一緒につけよ?」
絶対お兄ちゃんも可愛いと思う。遊園地以外でつけることはないだろうから、お金の無駄遣いと言われればそうなんだけど。でも、これを着けたお兄ちゃんがみたいな。私が、期待にこもった目で、お兄ちゃんを見るとお兄ちゃんは深くため息をついた。
「……今日は、ホワイトデーだしね」
「うんうん」
「今日だけ、だからね」
「うん! ありがとう!!」
なんだかんだいって、お兄ちゃんは私のお願いに甘い。それに甘えている自覚はあるけれども。でも、お兄ちゃんとおそろいのもの何か着けたかったから、嬉しいな。
カチューシャをつけて私が笑うと、お兄ちゃんも笑ってくれた。
お昼ご飯をフードコートですませて、午後も楽しく回る。ショーを見たり、遊園地のキャラクターたちと写真を撮ったり、サインをもらったり。すごく、楽しい。
そして、遊園地といえば、お化け屋敷だよね。去年彩月ちゃんたちと遊園地に行ったときは、お化け屋敷に行かなかったから、かなり久しぶりだ。
はぐれないように、お兄ちゃんと手を繋いで、暗がりを進む。
「うわあぁ!」
私はびっくりして、何度も叫び声をあげてしまったんだけど、お兄ちゃんはそんな私を笑うだけで、全然怖がらなかった。お兄ちゃんの怖がる顔を見てみたかったから、残念だな。
私がそういうと、お兄ちゃんは苦笑した。
「僕が、怖いもの……というか、怖いことは限られてるからね」
その限られてることって何だろう。
「それは、秘密。もし、口に出して、本当になったら嫌だから」
それもそうだよね。でも、やっぱりちょっとだけ気になるなぁ。
そうこうしているうちに、すっかり夕方だ。
「あっ、お兄ちゃん、最後に観覧車乗りたい!」
私が観覧車を指差すと、お兄ちゃんは笑って頷いた。
「いいよ、朱里は本当に観覧車が好きだね」
「うん」
夕暮れに染まる世界を観覧車から一望する。私たちの家はあっちの方向だ。見えるかな? うーん、遠すぎてよくわかんないけど、楽しいな。もうすぐ、頂上につく、というときに、お兄ちゃんが鞄から何かを差し出した。
「これは?」
「バレンタインデーのお返し」
「ありがとう」
お兄ちゃんから差し出された包みを受けとる。包みはやっぱり、可愛らしい小瓶に入った飴だった。瓶は、食べ終わったら小物入れにできるから、嬉しいな。
「そういえば、なんで毎年飴なの?」
ずっと疑問に思っていたことを思いきってお兄ちゃんにぶつけてみる。
「やっぱり朱里、飴の意味を知らなかったんだね」
お兄ちゃんは、苦笑した。
「飴の意味……?」
飴はカラフルで美味しいけれど、それがお兄ちゃんの言う意味ではないだろう。私が首をかしげると、お兄ちゃんは解説してくれた。
「ホワイトデーのお返しに飴をあげるのにはね、」
お兄ちゃんが耳打ちする。
「貴方が好きって言う意味があるんだよ」
「……え」
そうなの!? 全然知らなかった。ええと、じゃあ、少なくとも数年はお兄ちゃんは、こっそり私に好意を伝えてくれてたんだ。
「大好きだよ、朱里。他の誰でもなく、朱里のことが」
そういって、お兄ちゃんは微笑む。
もしかして、お兄ちゃん最近私が焦ってるの気づいてた? 私が驚いているとお兄ちゃんは、頷いた。
「わかるよ、ずっと、見てるから」
なんだ、そっか。愛梨ちゃんにお兄ちゃんをとられたくなくて、必死になってるのばれてたんだ。
「疑わないで。僕は、朱里が好きだよ」
「うん。私も、お兄ちゃんのことが、大好き」
お兄ちゃんと見つめあって、笑う。お兄ちゃんの目には、私だけが映っていた。
結局お互い見つめあうばかりで、外の景色をちっとも見てなかった。
でも、とても素敵なホワイトデーを過ごすことができた。
0
あなたにおすすめの小説
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
【完結】転生者のお姉様は自分を悪役令嬢と言い張るのですが…どう考えても悪役は私です
白キツネ
恋愛
主人公、アリシアにとって、母とたまに帰ってくる父の三人での生活は裕福ではないが、それだけで十分なほど幸せに感じていた。
が、ある日、父が帰ってきた時の一言に、それに対する母の反応に、アリシアは自分が大好きだった両親が別人に見えてしまう。
父に連れられた家は市民が暮らすような家ではなく、貴族の屋敷であり、そこにはアリシアと同年代ぐらいの少女がこちらをずっと見ていた。
その少女は転生者であり、この世界での自分がどうなってしまうのかを話される。自分の名前を当てられたことで、その話を信じるが、その内容はとてもひどいものだった。
お姉様…それは私の方が悪役なのでは…
私はお姉様の敵にはなりません。私がお姉様に全てをお返しします!
お姉様!もう少し自分のことを大切にしてください!
お姉様!今ですか!?
お姉様!そういうことはもっと早く言ってください!
賢いのに少し空気が読めない姉と、翻弄されながらも姉を守ろうとする妹の物語
カクヨムにも掲載しております。
婚約を破棄して気づけば私は悪役令嬢でした。
hikari
恋愛
妹に婚約者を奪われて狼狽していたら、自分はある乙女ゲームの悪役令嬢に転生していた事に気づく。
妹のナタリーがヒロイン。両親は妹の味方。唯一の味方が弟のルイでした。
しかも、何をしてもダメ出しをする間抜けな平民のダメンズに言い寄られ、しつこくされています。私に分相応なのはこの平民のダメンズなの!?
悪役令嬢ものは初めてです。
今作はギャグがメイン
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
せっかく転生したのにモブにすらなれない……はずが溺愛ルートなんて信じられません
嘉月
恋愛
隣国の貴族令嬢である主人公は交換留学生としてやってきた学園でイケメン達と恋に落ちていく。
人気の乙女ゲーム「秘密のエルドラド」のメイン攻略キャラは王立学園の生徒会長にして王弟、氷の殿下こと、クライブ・フォン・ガウンデール。
転生したのはそのゲームの世界なのに……私はモブですらないらしい。
せめて学園の生徒1くらいにはなりたかったけど、どうしようもないので地に足つけてしっかり生きていくつもりです。
少しだけ改題しました。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
侯爵令嬢はざまぁ展開より溺愛ルートを選びたい
花月
恋愛
内気なソフィア=ドレスデン侯爵令嬢の婚約者は美貌のナイジェル=エヴァンス公爵閣下だったが、王宮の中庭で美しいセリーヌ嬢を抱きしめているところに遭遇してしまう。
ナイジェル様から婚約破棄を告げられた瞬間、大聖堂の鐘の音と共に身体に異変が――。
あら?目の前にいるのはわたし…?「お前は誰だ!?」叫んだわたしの姿の中身は一体…?
ま、まさかのナイジェル様?何故こんな展開になってしまったの??
そして婚約破棄はどうなるの???
ほんの数時間の魔法――一夜だけの入れ替わりに色々詰め込んだ、ちぐはぐラブコメ。
姉が年々面倒になっていくのを弟と押し付けあっていたのですが、手に負えない厄介者は他にいたようです
珠宮さくら
恋愛
伯爵家に生まれたシュリティ・アガルワルには、姉と弟がいた。両親は、3人の子供たちに興味がなく、自分たちの好きなことをしているような人たちだった。
そんな両親と違い、姉は弟妹たちに何かと外の話をしてくれていたのだが、それがこんなことになるとは思いもしなかった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる