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5章.遭遇編
66話.決着とその後
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ナビが教えてくれた新しい空間術は<テレポート>と<ゲート>の2種類であった。
<テレポート>はその名の通り瞬間移動する空間術なのだが制約が2つある。
①テレポート先が目視できること。
②テレポート先となる場所までに物理的な障害物がある場合は、その障害物とぶつかる場所までしか移動できないこと。
<ゲート>はある場所とある場所を繋ぐドアを作ることができる空間術であるが、こちらは1つの制約が存在する。
①クロムが行ったことがある地点と現在の場所を繋ぐ扉しか作れないこと。
ちなみに、今回使った空間術は<テレポート>のほうである。
しかし大量の死霊がいる上に大混戦であったため、②の制約を満たすことが困難な状況であった。
しかしみんなの奮闘のおかげでなんとか射線を確保できたのであった。
「なんか終わり方が急すぎて色々と実感がわかないんだけど……
とりあえず全員無事で勝てたよ、みんなありがとう!!」
みんなに感謝を告げるクロムを笑顔で眺める配下たち。
そして和やかな雰囲気が流れ始めたころ、クロムが思い出したかのように言い出した。
「で……
こいつをどうするか…… だな」
クロムが困惑顔で氷漬けにしたカイリを見ながらそうつぶやいていると、氷にヒビが入り始めた。
そして、ゆっくりと氷が裂けてゆくのであった。
「ふわぁぁ~~~…… さすがにこれはビビったよ。
完全に予想外だったよ」
急に氷の中より現れたカイリに対してクロムたちは身構えたが、カイリは両手を挙げて……
「待って、待って!
もう降参するから……
この国どころかこの大陸からも出ていくから見逃してもらえないかな?」
誰も予想すらしていなかった急すぎる展開に誰もが呆気に取られている中、ゴランが質問を始めた。
「おまえはこの大陸からも…… と言うたが、ワシの知識ではこの大陸の外には巨大な海棲魔物の住処である海が広がっており、この大陸の外に何があるのか誰にもわからぬということであったはずじゃが……
どこへ向かうというのじゃ?」
「それはね、あたしもタナトスから聞いただけだから本当かはわかんないんだけど、この大陸の東には魔王が住んでる大陸があるんだって。
だから、これを機に会いにいってみようかなって思うわけよ。
せっかくの異世界転生だし、魔王とかって興味あるじゃん♪
あ、タナトスはあたしを転生させた神の名前だからね」
アキナたちにはカイリが告げた内容の真偽を確認するすべもなく、神が告げた内容ということで否定することもできずにただただ困惑するしかなかった。
その中ただ一人冷静に話を聞いていたクロムが話を始めた。
「この世界の神は、信じていいのかすら悩むようなやつらだから、デマである可能性もあるが……
一矢報いてリベンジを果たした俺としては、カイリが約束通りこの大陸を出るというならこれ以上争う理由は特にないな。
それに正直お前の相手は疲れるし、一時休戦としようや」
「うんうん、あたしもそれが助かるよ
クロムくんの相手疲れるし、これ以上はもういいや……」
「ただ……
本当に魔王とやらがいたとして、会ってどうするんだ?」
「さっきも言った通りだよ、せっかくの異世界転生だからね、興味本位で会ってみたい…… だけかな。
実際に会ったらどうしたいとかは、特に何も考えてないけど……、あたしが魔王になっちゃうのも面白いかもね♪」
カイリは軽いノリでクロムの質問を流してゆく。
そしてクロムはカイリの提案を受け入れて一時休戦とすることにした。
その後、カイリは約束通り大陸を出ていくとだけ告げて、クロムたちの前より姿を消すのであった。
<テレポート>はその名の通り瞬間移動する空間術なのだが制約が2つある。
①テレポート先が目視できること。
②テレポート先となる場所までに物理的な障害物がある場合は、その障害物とぶつかる場所までしか移動できないこと。
<ゲート>はある場所とある場所を繋ぐドアを作ることができる空間術であるが、こちらは1つの制約が存在する。
①クロムが行ったことがある地点と現在の場所を繋ぐ扉しか作れないこと。
ちなみに、今回使った空間術は<テレポート>のほうである。
しかし大量の死霊がいる上に大混戦であったため、②の制約を満たすことが困難な状況であった。
しかしみんなの奮闘のおかげでなんとか射線を確保できたのであった。
「なんか終わり方が急すぎて色々と実感がわかないんだけど……
とりあえず全員無事で勝てたよ、みんなありがとう!!」
みんなに感謝を告げるクロムを笑顔で眺める配下たち。
そして和やかな雰囲気が流れ始めたころ、クロムが思い出したかのように言い出した。
「で……
こいつをどうするか…… だな」
クロムが困惑顔で氷漬けにしたカイリを見ながらそうつぶやいていると、氷にヒビが入り始めた。
そして、ゆっくりと氷が裂けてゆくのであった。
「ふわぁぁ~~~…… さすがにこれはビビったよ。
完全に予想外だったよ」
急に氷の中より現れたカイリに対してクロムたちは身構えたが、カイリは両手を挙げて……
「待って、待って!
もう降参するから……
この国どころかこの大陸からも出ていくから見逃してもらえないかな?」
誰も予想すらしていなかった急すぎる展開に誰もが呆気に取られている中、ゴランが質問を始めた。
「おまえはこの大陸からも…… と言うたが、ワシの知識ではこの大陸の外には巨大な海棲魔物の住処である海が広がっており、この大陸の外に何があるのか誰にもわからぬということであったはずじゃが……
どこへ向かうというのじゃ?」
「それはね、あたしもタナトスから聞いただけだから本当かはわかんないんだけど、この大陸の東には魔王が住んでる大陸があるんだって。
だから、これを機に会いにいってみようかなって思うわけよ。
せっかくの異世界転生だし、魔王とかって興味あるじゃん♪
あ、タナトスはあたしを転生させた神の名前だからね」
アキナたちにはカイリが告げた内容の真偽を確認するすべもなく、神が告げた内容ということで否定することもできずにただただ困惑するしかなかった。
その中ただ一人冷静に話を聞いていたクロムが話を始めた。
「この世界の神は、信じていいのかすら悩むようなやつらだから、デマである可能性もあるが……
一矢報いてリベンジを果たした俺としては、カイリが約束通りこの大陸を出るというならこれ以上争う理由は特にないな。
それに正直お前の相手は疲れるし、一時休戦としようや」
「うんうん、あたしもそれが助かるよ
クロムくんの相手疲れるし、これ以上はもういいや……」
「ただ……
本当に魔王とやらがいたとして、会ってどうするんだ?」
「さっきも言った通りだよ、せっかくの異世界転生だからね、興味本位で会ってみたい…… だけかな。
実際に会ったらどうしたいとかは、特に何も考えてないけど……、あたしが魔王になっちゃうのも面白いかもね♪」
カイリは軽いノリでクロムの質問を流してゆく。
そしてクロムはカイリの提案を受け入れて一時休戦とすることにした。
その後、カイリは約束通り大陸を出ていくとだけ告げて、クロムたちの前より姿を消すのであった。
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