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弱さと未来

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君は弱くないよ?君のことを否定する人間は沢山いると思う、君を罵倒する人間も沢山いると思う。でもね、その分こう思って欲しいの「世界のどこかには、この世のどこかには自分の事を肯定してくれる。褒めてくれる。好きだと言ってくれる誰かが絶対に居る」って。
人間は元々弱い生き物なの。だからと言って弱いからって諦めるのはまた違うけど、時には人に甘えて、愚痴を吐いて、弱みを見せてもいいと、私は思う。
だって、完璧な人なんて何処にもいない。弱みの無い人なんて何処にも居ないのだから。
こんなに強い人でも弱い部分はあるんだよ。
もし、何もミスしない、何も間違えない「完璧な人間」が居たとしよう。それはむしろ「完璧な人間」ではないと思う。
だって、人間は間違え、苦しみながらもそこから成長して、もがいて、光へ手を伸ばす。
今不幸で辛くて、死にたいかもしれない。でも、明日にはこの苦しみは終わるかもしれない。明日はいい日になるかもしれない。だから前を向いて、今日をただ懸命にもがいて、足掻いて、未来へ進んで行けばいい。
未来は自分の手で掴めるんだから。
今日と言う日に生きている君ならどんな未来もきっと幸福な物に変えられるはず。
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