忘れられないクリスマスを君に。

むう

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【02】

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俯きながら、零れる涙をカーディガンの袖で拭く。



『愛海(あみ)…』


頭上から朔夜の声が聞こえた。



顔を上げたその時、朔夜は私を優しく包む。



ポツリ、ポツリと溢れる感情。






『好、き…っ』






―――もう、止まらない。



『…好き…っ朔夜、…好、き…好き、な『…んで、先に言うんだよ…』



『え…?』


『―俺も、好きだよ。愛海のこと』





好きと言われることをずっと望んでいたはずなのに、嘘だと思ってしまう私がいた。


何かの間違いなんじゃないかって。


あまりにも吃驚して、さっきまでポロポロと零れていた涙が止まる。

引っ付いていた体が少し離れ、朔夜が私の顔を覗いてくる。



『お前さ、人が告白し返してんのに稀に見るアホ面は止めてくれる?(笑)』



『だって、好きって、言うから…』

『はあ?言っちゃ悪いのかよ?』

『そ、そうじゃなくて…朔夜、私のこと好きなの?』

『そうだけど?』



『嘘―』




まだ信じられなくて、自分の頬をめいっぱい抓る。




――痛い。



凄く、



痛い。





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