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【03】
しおりを挟む朔夜と目が合う。
『痛ぇ?』
『うん、痛い』
だろうな、と笑う朔夜。
『―どこ好きになったのかとか、いつ好きになったとか、そんなこと言われても分かんねぇから答えられないけど…』
『うん』
『いつの間にか、好きになってた。気づいたら愛海のこと探してて、気づいたら愛海のことばっか考えてた』
『うん…っ』
『だから、さ……俺の彼女になって―…愛海』
『…う、ん…っ』
―――想いが通じ合った桜の季節。
私は3年間ずっと想い人だった朔夜の彼女になれた。
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