人類最強の近衛さんは異世界でも最強なのか?

猫踏三年

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八千代 異世界で暴れる

覇王剣

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しかし、この森もなんだかピリピリしているな。先ほどから何物も合わないぞ?何かあったのだろうか?

しかし、しばらく歩いていても全く合わない、おとといではゴブリンやオークがいた場所も全く気配すらしない。

しばらく八千代はのほほんと歩いていた。まるで日本の公園周りをジョギングしているような落ち着き加減だった。



しかし


「ガァァ!オマエ クウ」

「ほう?話せてもこんなものなのか?貴様は。」

異質なオークに出会した。

体積は通常オークの3倍ほどで、緑色のオークと違い、灰色ながらも紋様が浮かんでいた。


「シネ!」
「うお!!」

思い切り振り下ろした拳に合わせて威力を消そうとしたが、木刀が壊れた。


「うわ!」

そのまま振り抜かれ、八千代は遠くに吹き飛んだ。



なんだ。あやつの力、目測とは大違いだったぞ?なんだか面白い敵と戦えるな。

そろそろ。私の本気というものを見せてみるとするか。


八千代は吹き飛んだものの、全くの無傷でいた。オークは不思議そうに見ていながらも、勝てる戦いだと。早く食いたいと八千代の元へ走る。


何度も振り下ろす拳を難なく避ける、蹴りやタックルなども華麗に避ける。

「すまんな。服を汚すのはごめんなのだ。」

そう言い簡単に全てを避ける。そして疲れ切り、立ち止まるオーク。


「じゃあ仕舞いだな?」

そう言うと、八千代は足を前後に大きく開き、腰を深く下ろす。

「お前に使うものでもないが。せっかく私を吹き飛ばしたのだ。光栄に思え?」

次の瞬間、オークの首が吹き飛び、八千代が頭を掴んでいた。

「覇王剣術 無剣流 フェンリル」

その言葉を最後に、オークは力無く倒れた。


覇王剣というのは、なんだか得体の知らない本に書いてあった剣術で、剣術と無剣のどっちもあるのだ。

それに最後の名前とやらがよくわからないものというのが特徴だな。フェンリルというのもわからん。


ちなみにあの技は、とんでもない勢いで敵の頭を両腕で掴み、そのまま飛び抜けることで首が耐えれず吹き飛ぶ技だ。

剣があればそっちも使いたい。タイタンなどかっこいいのだ!!ドラゴンもよいのだ!


しかし、このオークは強い分筋肉質が強くて美味しくないかも知れないな。でも食べてみることにする。



うまい!うますぎる!今まで食べたお肉で一番うまいぞ!

油が溶けていくのと、肉質はしっかり目で噛むことが楽しくなる程度でもある。

硬いパンを噛み切る私だが、良し悪しはわかる。これは良しだ!

勿体無いからほとんど食べてしまった。これを売るのは、無しだな!受付に上げるとするか!それが良し


あ、薬草をしっかり取っておかないとな。私はおっちょこちょいではあるが。阿呆ではないからな、毎回忘れるわけではないのだ。


「それで。薬草とお肉ですか?」
「うむ!これがまた美味しくてな?お主にぜひと。」
「あんまり、こういうのは…」
「そうか?なら」
「いえいえ、0にするなと言ってるわけでは、こそっと下さい。」
「お主も…めんどうな性格だな。」


「これ、いつもより油乗ってるじゃない!夜食べよっと。」



ーとある冒険者サイド

無惨にネジ切れた変異種オークの死体を発見した冒険者。

変異種というのは、群れの一体が何らかの原因でパワーアップするのだ、群れ全てを食らったり、たまたま落ちていた高濃度の魔力を持つものを食べたり。

魔石を一定数食べたものが1番多いだろう。変異種スライムというのが度々現れる。

しかし変異種というのは見た目だけでなく、強さが桁違いに強くなるのだ。

それこそ昔変異種オーガキング、別名黒夜叉が現れた際。ドラゴンすら殺したというのだ。オーガキングだと消し炭になるのにだ。


つまりは一~三ランク程度上がる。変異種オークはCランク程度で一般冒険者なら死んでいた。

それを片田舎の町で発見したのだ。


「おいおい。こんなことってあるのか?」
「まじか、変異種オークの首をネジ切ってるぞ。オーガキングかなにかか?」
「わからん。でも肉は全部食ってるな…オーガはこんな器用ではない。」

「つまりは人間並の知能を持って、尚且つ最低でもオーガキング程度の力を持ってる…」


「そんな化け物…こんな辺鄙な町に来るなよ。とりあえず報告だ。」

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