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天界樹に行く方法はいくつかある。
一番効率的なのは、東の国の転移門から転移術を使うことだが、少々霊力の消耗があるデメリットがある。
あとは、移動用の霊獣を使うか、自分の転移術だけで行く方法もあるが、今回は時間も考慮し、転移門と転移術を使うことにした。
東の国は、国全体が自然と一体化していて、東の国の王宮も植物、花に囲まれている。王宮の入り口は通称『薔薇門』と呼ばれ、春から夏にかけては、ピンクや赤の薔薇で作られた門が訪れる人の目を癒してくれる。
その奥には木々がまるで迷路のごとく道を作り、レンガ作りの本宮、離宮とのコントラストが絶妙でまるでおとぎ話の中に舞い込んでしまったかのようだ。
ちなみに、アーレイのお気に入りは自分が住まう部屋まで続く薔薇冠の回廊で、道の両側の柱からは色とりどりの薔薇が咲き乱れ、まるで薔薇が天井を作っているような錯覚さえ覚える。自分では夢の国への入り口、だと思っている。
私達は早々に準備を済ませ、本宮の外れにある転移門を目指すことにした。
アーレイの希望で少し遠回りだが、薔薇冠の道を通っている時だった。
(もう少しで満開かなあ。薔薇の香りは癒しだなぁ)
うっとりしながら薔薇冠の道を歩いていると、ウエイが何だかぎこちなさそうにこちらを見ているのに気がついた。
リュウイが先頭を歩き、続くようにアーレイとウエイが肩を並べるように歩いていた。
どうしたの?と話かけようか迷っていたら、ウエイが突然、とくに視線を送ることなくさりげなく左手を差し出してきた。
(え?何?手を繋きだい、と言うこと?)
アーレイはその差し出された手に自らの手を重ねるべきか迷っていた。
](きゅ、急に?)
しばらくしてもアーレイの反応がないからか、ウエイが半ば強引にアーレイの右手を掴んだ。
はぐれないように手を繋ごう、とウエイが耳元で囁く。普段慣れ親しんだ声とはどこか違う甘さのかかった声にアーレイは全身をビクッと震わせた。
「ちょ、ちょっと、ウエイ?」
一瞬足を止めたアーレイを引っ張るようにウエイが手を繋ぐ。
突然のことで驚いたが、内心ではドキドキが止まらなかった。男性と手を繋ぐこと、それも異性と意識た男性と手を繋ぐのは初めてだった。
そんな思いがウエイに伝わったのか、ウエイがまた耳元で囁く。
『アーレイの初めてになれて嬉しいよ』
その意味深な発言にアーレイは恥ずかさと嬉しさで繋いでいる手のひらが熱を帯びてきているのが分かった。
「ほら、リュウイが待ってる」
リュウイ、と言う単語にも反応してしまう自分が浅ましい。
ウエイの逞しい背中に視線を移す。
単に手を繋ぐ、と言うだけの行為でも、とんでもなく胸がドキドキする。
今まで味わったことのないまるで薔薇の花のような甘酸っぱい感情だった。
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なかなか更新できずすみません!
原稿は先まで書いてあるのですが。。
頑張りますっ
一番効率的なのは、東の国の転移門から転移術を使うことだが、少々霊力の消耗があるデメリットがある。
あとは、移動用の霊獣を使うか、自分の転移術だけで行く方法もあるが、今回は時間も考慮し、転移門と転移術を使うことにした。
東の国は、国全体が自然と一体化していて、東の国の王宮も植物、花に囲まれている。王宮の入り口は通称『薔薇門』と呼ばれ、春から夏にかけては、ピンクや赤の薔薇で作られた門が訪れる人の目を癒してくれる。
その奥には木々がまるで迷路のごとく道を作り、レンガ作りの本宮、離宮とのコントラストが絶妙でまるでおとぎ話の中に舞い込んでしまったかのようだ。
ちなみに、アーレイのお気に入りは自分が住まう部屋まで続く薔薇冠の回廊で、道の両側の柱からは色とりどりの薔薇が咲き乱れ、まるで薔薇が天井を作っているような錯覚さえ覚える。自分では夢の国への入り口、だと思っている。
私達は早々に準備を済ませ、本宮の外れにある転移門を目指すことにした。
アーレイの希望で少し遠回りだが、薔薇冠の道を通っている時だった。
(もう少しで満開かなあ。薔薇の香りは癒しだなぁ)
うっとりしながら薔薇冠の道を歩いていると、ウエイが何だかぎこちなさそうにこちらを見ているのに気がついた。
リュウイが先頭を歩き、続くようにアーレイとウエイが肩を並べるように歩いていた。
どうしたの?と話かけようか迷っていたら、ウエイが突然、とくに視線を送ることなくさりげなく左手を差し出してきた。
(え?何?手を繋きだい、と言うこと?)
アーレイはその差し出された手に自らの手を重ねるべきか迷っていた。
](きゅ、急に?)
しばらくしてもアーレイの反応がないからか、ウエイが半ば強引にアーレイの右手を掴んだ。
はぐれないように手を繋ごう、とウエイが耳元で囁く。普段慣れ親しんだ声とはどこか違う甘さのかかった声にアーレイは全身をビクッと震わせた。
「ちょ、ちょっと、ウエイ?」
一瞬足を止めたアーレイを引っ張るようにウエイが手を繋ぐ。
突然のことで驚いたが、内心ではドキドキが止まらなかった。男性と手を繋ぐこと、それも異性と意識た男性と手を繋ぐのは初めてだった。
そんな思いがウエイに伝わったのか、ウエイがまた耳元で囁く。
『アーレイの初めてになれて嬉しいよ』
その意味深な発言にアーレイは恥ずかさと嬉しさで繋いでいる手のひらが熱を帯びてきているのが分かった。
「ほら、リュウイが待ってる」
リュウイ、と言う単語にも反応してしまう自分が浅ましい。
ウエイの逞しい背中に視線を移す。
単に手を繋ぐ、と言うだけの行為でも、とんでもなく胸がドキドキする。
今まで味わったことのないまるで薔薇の花のような甘酸っぱい感情だった。
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なかなか更新できずすみません!
原稿は先まで書いてあるのですが。。
頑張りますっ
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