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「知らなかったんだよ。感情が封印されてるなんてさ。だから……。本当にごめん。」
項垂れるウエイは、まるで雨の中で迷子になった子犬のようで、私は何も言えなくなってしまった。
元をただせば、私の感情が封印されていたことも原因の一つだ。
それに、いろいろ話をしてみて何だか胸の奥が熱くなったり、モヤっとしたりするのはやっぱり私がウエイのことを何らかしら感じているから何だとも思う。
(私は、ウエイのこと……好き?)
ウエイに抱きしめられてどれくらい経ったのだろう。
どんどん心臓の鼓動が速くなってくる。
「私……分かったから。ありがとう。教えてくれて?」
目線を上に上げると、ウェイの瞳と重なる。
その瞬間、ウエイの顔がどんどん近づいてきて、私の視界にいっぱいになった。
その瞬間だった。
(く、唇に……!)
ウエイがとても自然な形で私の唇に影を落とした。
それはとても優しくて。
心地よくて。
熱を帯びていて。
見上げた視線が思わず潤んでしまうほどだった。
(……これが、キス?)
ウエイの唇が一瞬離れたかと思ったら、今度は強引に舌が割り込んでくる。
「……あぁっ、ふっ……あぁっ……」
息するタイミングも分からなくて、ウエイのされるがままになってしまう。
「……アーレイ、可愛い。息して?」
ウエイが小悪魔的に微笑むと更に私の口の中をまさぐる。
舌がねっとりと口の中を縦横無尽にかき回し、私の頬は上気し、瞳は潤み、何とも言えない官能的な気持ちになってくる。
ウエイはきっと慣れている……。
何だか悔しい……。
初めての私相手に余裕の表情で弄んでくる。
「……ウエイ?もう、い……や…………あぁっ……っつ」
ウエイの背中に手を回して叩いてみてもびくともしない。
「まだアーレイが足りない。……もう少しだけいい?」
もう少しだけなら、とアーレイもその官能の余韻に浸る。
これが恋愛?
こ
れがキス?
――いきなりキスすることになるなんて……!!
でも、嫌ではなかった。
むしろ、もっともっとウエイを知りたいと思った。
まさか疫病の現場に来てこんなことになるなんて。
(私ってば女神失格だ……)
本当に人生何が起こるか分からない……なんて思っているそんな時だった。
森の中から子供が数人駆け出してきて、休憩所を通り過ぎていく。
「魔獣が出たぞー!逃げろー!」
その声に私たちはあっという間に現実に引き戻された。
項垂れるウエイは、まるで雨の中で迷子になった子犬のようで、私は何も言えなくなってしまった。
元をただせば、私の感情が封印されていたことも原因の一つだ。
それに、いろいろ話をしてみて何だか胸の奥が熱くなったり、モヤっとしたりするのはやっぱり私がウエイのことを何らかしら感じているから何だとも思う。
(私は、ウエイのこと……好き?)
ウエイに抱きしめられてどれくらい経ったのだろう。
どんどん心臓の鼓動が速くなってくる。
「私……分かったから。ありがとう。教えてくれて?」
目線を上に上げると、ウェイの瞳と重なる。
その瞬間、ウエイの顔がどんどん近づいてきて、私の視界にいっぱいになった。
その瞬間だった。
(く、唇に……!)
ウエイがとても自然な形で私の唇に影を落とした。
それはとても優しくて。
心地よくて。
熱を帯びていて。
見上げた視線が思わず潤んでしまうほどだった。
(……これが、キス?)
ウエイの唇が一瞬離れたかと思ったら、今度は強引に舌が割り込んでくる。
「……あぁっ、ふっ……あぁっ……」
息するタイミングも分からなくて、ウエイのされるがままになってしまう。
「……アーレイ、可愛い。息して?」
ウエイが小悪魔的に微笑むと更に私の口の中をまさぐる。
舌がねっとりと口の中を縦横無尽にかき回し、私の頬は上気し、瞳は潤み、何とも言えない官能的な気持ちになってくる。
ウエイはきっと慣れている……。
何だか悔しい……。
初めての私相手に余裕の表情で弄んでくる。
「……ウエイ?もう、い……や…………あぁっ……っつ」
ウエイの背中に手を回して叩いてみてもびくともしない。
「まだアーレイが足りない。……もう少しだけいい?」
もう少しだけなら、とアーレイもその官能の余韻に浸る。
これが恋愛?
こ
れがキス?
――いきなりキスすることになるなんて……!!
でも、嫌ではなかった。
むしろ、もっともっとウエイを知りたいと思った。
まさか疫病の現場に来てこんなことになるなんて。
(私ってば女神失格だ……)
本当に人生何が起こるか分からない……なんて思っているそんな時だった。
森の中から子供が数人駆け出してきて、休憩所を通り過ぎていく。
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