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番外編
殿下とのやり直し初夜2
性描写が入ります。ご注意下さい。
ーーーーーー
「……リリアナも始めてだから緊張していると思うが……。私もこう見えて閨の練習以外では始めてなんだ。だから上手く出来ないかもしれない……」
まさかのシリウスの告白に、嬉しいやら恥ずかしいやら……。
「……あの、シリウス?お慕いしています……。どんなシリウスでもその……」
お慕いしていますーー。
シリウスの安堵の表情が何だか可愛い。
「……それとシリウス?私、まずお願いがあるの……」
シリウスとの初夜で、絶対に最初にお願いしようとずっと考えていたこと。
「……何?言ってみて?」
「……もし、シリウスが嫌でなければ……。まずは私のその……背中の傷を見て欲しくて……」
前回はそんな話をする前に拒絶されてしまった。
だから今回は、愛するシリウスに私の全てを見てもらいたかった。
「……リリアナ?無理してない?」
「……違うの。私の全てを知って欲しくて……」
私はシリウスに背中を向け夜着に手をかる。
肩からスルリと夜着が滑り落ちた。
初めて医師以外の異性に背中の傷を晒した。
「……リリアナ、触っても?」
私が頷くと、シリウスは背中の傷に指を這わせる。
そのシリウスの長い指の感触に、下半身がキュンとなるのが分かった。
「……リリアナ、ありがとう」
シリウスの温かさが伝わり、自然と涙がすーっと頬を伝う。
「……リリアナ?」
シリウスの声が急に艶っぽく聞こえる。
吐息が背中にかかると、背中がぞくぞくと震えた。
シリウスの手が背中の傷から離れ、首筋、耳へと触れる。
「……リリアナ、愛してる」
耳元で囁くシリウスは反則、だ。
「……あっ」
「……リリアナは耳が弱い?」
分からない、と首を振り逃れようとするが、シリウスが私の腰をがっちり掴んで逃れられなかった。
チュッと耳に唇が落とされたかと思うと、耳に舌が這う。
「……!」
その感触が艶かしくて肩をすくませる。
「……くすぐったい?……それとも、感じてる?」
初めてで良くわからなかったが、止めて欲しいとは思わなかった。
またシリウスの息が耳にかかる。
「……あぁぁっ…」
シリウスの手が耳から鎖骨、そして背後から胸へと降りていく。
胸の回りを後ろからゆっくりと両手で撫でられ、その触れるかどうかの絶妙なタッチにもっともっと触って欲しくて自然と腰が揺れる。
「……リリアナが感じてくれて嬉しい。こうしたら更に気持ちが良いかな?」
シリウスは試すように私の胸の頂を指で弾く。
指先だけでその頂きを前後左右に擦られるとあまりの快感に声が止まらなかった。
「……し、シリウスっ!あっっ、あああぁぁっーーー!」
「ここ、気持ちが良い?じゃあ、『リリアナは感じています。もっと触って下さい』とお願いして?」
(……シリウスのいじわるっ……!)
どんどんと理性より官能の波が勝っていく。
その波に溺れよう。
とことん溺れよう。
「シリウス……!リリアナは……感じていますっ。もっと……もっと触って?」
潤んだ瞳で上目遣いは出来なかったけど、甘えを含んだ声で精一杯シリウスにおねだりした。
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「……リリアナも始めてだから緊張していると思うが……。私もこう見えて閨の練習以外では始めてなんだ。だから上手く出来ないかもしれない……」
まさかのシリウスの告白に、嬉しいやら恥ずかしいやら……。
「……あの、シリウス?お慕いしています……。どんなシリウスでもその……」
お慕いしていますーー。
シリウスの安堵の表情が何だか可愛い。
「……それとシリウス?私、まずお願いがあるの……」
シリウスとの初夜で、絶対に最初にお願いしようとずっと考えていたこと。
「……何?言ってみて?」
「……もし、シリウスが嫌でなければ……。まずは私のその……背中の傷を見て欲しくて……」
前回はそんな話をする前に拒絶されてしまった。
だから今回は、愛するシリウスに私の全てを見てもらいたかった。
「……リリアナ?無理してない?」
「……違うの。私の全てを知って欲しくて……」
私はシリウスに背中を向け夜着に手をかる。
肩からスルリと夜着が滑り落ちた。
初めて医師以外の異性に背中の傷を晒した。
「……リリアナ、触っても?」
私が頷くと、シリウスは背中の傷に指を這わせる。
そのシリウスの長い指の感触に、下半身がキュンとなるのが分かった。
「……リリアナ、ありがとう」
シリウスの温かさが伝わり、自然と涙がすーっと頬を伝う。
「……リリアナ?」
シリウスの声が急に艶っぽく聞こえる。
吐息が背中にかかると、背中がぞくぞくと震えた。
シリウスの手が背中の傷から離れ、首筋、耳へと触れる。
「……リリアナ、愛してる」
耳元で囁くシリウスは反則、だ。
「……あっ」
「……リリアナは耳が弱い?」
分からない、と首を振り逃れようとするが、シリウスが私の腰をがっちり掴んで逃れられなかった。
チュッと耳に唇が落とされたかと思うと、耳に舌が這う。
「……!」
その感触が艶かしくて肩をすくませる。
「……くすぐったい?……それとも、感じてる?」
初めてで良くわからなかったが、止めて欲しいとは思わなかった。
またシリウスの息が耳にかかる。
「……あぁぁっ…」
シリウスの手が耳から鎖骨、そして背後から胸へと降りていく。
胸の回りを後ろからゆっくりと両手で撫でられ、その触れるかどうかの絶妙なタッチにもっともっと触って欲しくて自然と腰が揺れる。
「……リリアナが感じてくれて嬉しい。こうしたら更に気持ちが良いかな?」
シリウスは試すように私の胸の頂を指で弾く。
指先だけでその頂きを前後左右に擦られるとあまりの快感に声が止まらなかった。
「……し、シリウスっ!あっっ、あああぁぁっーーー!」
「ここ、気持ちが良い?じゃあ、『リリアナは感じています。もっと触って下さい』とお願いして?」
(……シリウスのいじわるっ……!)
どんどんと理性より官能の波が勝っていく。
その波に溺れよう。
とことん溺れよう。
「シリウス……!リリアナは……感じていますっ。もっと……もっと触って?」
潤んだ瞳で上目遣いは出来なかったけど、甘えを含んだ声で精一杯シリウスにおねだりした。
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