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王都編 〜トラウマ〜
137.おっさん、ピロートークする
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2人が帰ってきて落ち着き、オスカーが2階の部屋に戻り、キースも部屋を出る。
「アラン様に、食事会の報告に行って来ます」
「おー。また明日な」
帰って来なくてもいいぞ、と遠回しに言い、ロイが手をヒラヒラと振る。
そんなロイの仕草に俺もキースも顔を顰めた。
ドアまでキースを見送ると、キースが振り返って、そっと俺に耳打ちしてくる。
不安にさせられた分、思い切り甘えてくださいね。
その言葉にボッと一瞬で赤面した。
キースの奴。
火照った頬を摩りながら振り返ると、2人がじっと俺を見ていた。
「あー…、お、お帰り」
2人の視線が痛くて、帰ってからだいぶ時間が経っているのに、目を逸らしながら呟いた。
そんな俺に2人が笑う。
甘える、か…。
頑張ってみようかと思うが、どうしていいのかわからない。
勝手に照れて、勝手に気まずくなってしまった。
昔の彼女はどうしていたっけか…。
必死に昔の彼女にされた甘える行動を真似しようと考えるが、恥ずかしさで頭がぐるぐるし、さらに混乱することになってしまった。
だが、ドア付近で立ち尽くしたままの俺に2人が近付くと、そっと手を取り、肩を抱き寄せられ、耳元で囁かれた。
「着替えてくっから、待ってろ」
「すぐに戻りますから」
耳に唇が触れる距離で囁かれ、ゾクゾクと快感が走りながら、真っ赤になる。
「あ…はい…」
小さく返事をすると、2人が静かに部屋を出て行った。
1人ポツンと部屋に残され、2人が部屋からどんどん離れていくのがわかると、その場にしゃがみ込んだ。
「はあぁ~~…」
恥ずかし過ぎて死にそうだ。
両手で顔を覆いゴシゴシと擦りながら上昇した体温を下げようと必死になるが、そうすればするほど顔も体も火照ってどうしようもなくなった。
2人で王宮への道を並んで歩く。
「ショーヘイさん、無理してませんかね」
ディーが独り言のように言い、ロイがなんで?と聞き返す。
「だって、偽装だとはいえ、私たちがやっていることは浮気行為ですよ」
「…まぁな…」
翔平にも計画を話し合意を取り付けたとは言え、それでもやっていることは恋人を傷つける行為に違いない。
「きっと辛いですよね…」
「そうだな」
階段を駆け降りてきた時の翔平は、泣きそうになっていた。
そのまま俺達に抱きついてくるのかと身構えたが、そうはならなかった。
必死に我慢して、手前でスピードを落とし、触れられる位置まで来てから堪え切れなくなった涙が落ちた。
「もっと…素直になって欲しいと思うんですけどね…」
「まぁそれがショーへーらしいっちゃらしいけどな」
シシシとロイが笑うが、ふと思い出す。
「あ、素直と言えば昨日さ」
ロイが、昨日翔平に甘えられたとディーに教え、羨ましいだろうとドヤ顔を決めた。
「狡い!」
「可愛かったぞー。こーピタッとくっついてきてよぉ」
ロイの顔がだらしなく崩れ、デレデレしながら口元を歪ませ、体をくねらせる。
そんなロイにムッとして、歩きながらその足を蹴った。
「いってーなw」
「不公平だ。私にも今度甘えて貰わないと」
むぅっと怒りながら言うディーに笑う。
「まぁ今日は俺たちがたっぷり甘やかしてやろうや。
不安にさせた分、思う存分な」
「そうですね」
2人がそれぞれニヤニヤと笑いながら、どうやって甘やかそうかと思考を巡らせる。
寝室に入って、自分に念入りにクリーンをかけた。
本当は風呂に入ろうかと考えたが、2人がすぐに戻ってくると言っていたので諦めた。
寝夜着に着替え始めた所で動きを止める。
どうせ脱ぐことになるだろうと考えて、着るか着ないかを1人悶々と悩む。
「いや…でも、やっぱり」
上着を手に持ったままブツブツと呟き、ふと寝夜着と共に置いてあるナイトガウンが目が止まった。
「あー…」
これなら寝夜着より脱ぎやすいか、と普通に考え、袖を通した。
だが、脱ぎやすいと考えたことに対して真っ赤になり、1人で百面相を繰り返すことになった。
「何やってんだ俺」
ばたりとベッドにうつ伏せに倒れ込み自分に呆れた。
素肌にナイトガウンという姿がいかにもな臨戦体制状態で、これはこれでエロい。
昔、彼女にセクシーランジェリーで迫られたことを思いだし、さすがにそんな下着はないし、そこまでするかと自虐的に笑う。
昔の事を思い出したせいで、妙に頭が冷め起き上がった。
別にそこまで意識する必要あるか?と冷静になった。
「普通でいいじゃん」
そう思い至り、やっぱり寝夜着を着ようとベッドを降りた。
ガウンの紐を緩めて脱ぎかけた所で、ガチャリと寝室のドアが開く。
「あ、いた」
2人が正装を脱ぎ、ラフな服装になって戻ってきていた。
パチっと目が合う。
「あ…」
途端にカァァと真っ赤になりながら脱ぎかけたガウンを再び羽織った。
プツ
何かが切れる音がした。
「わあああ!」
その瞬間、あっという間に両脇から2人に抱えられてベッドに押し倒された。
「な、な」
上から見下ろしてくる2人の息がフーフーと荒くなっているのを知り、何がどうして一瞬でそうなるのか狼狽えた。
「待っててくれたんでしょ?」
「そんなエロいカッコして」
「ち、ちが…」
いや、違わない。
俺は2人を待っていた。
はっきりとSEXしようと思っていた。
抱かれたい、甘えたい。
おねだりしたりとか。
キースの言葉が蘇る。
2人の顔が紅潮し呼吸も荒いし興奮しているのがよくわかる。
そんな2人にあてられて心臓がバクバクと大きく跳ね上がった。
「あ、あの…」
顔も耳も、脱ぎかけたガウンから覗く肌の全てが真っ赤に染まる。
一度ギュッと目を瞑り、羞恥で潤んだ目で2人を見た。
「だ」
声が上擦る。
「抱いて…」
言った途端気を失うかと思った。
2人のペニスが翔平の言葉にギュンと一気にイキリたつ。
もう言葉にすることも出来ず、そのまま翔平に覆い被さると、唇を貪るように重ね、舌を絡ませ吸い上げる。
「ショーヘー」
「ショーヘイさん」
2人の唇が舌が、手が翔平の全身を這い回る。
「ん、あ、あぁ」
あっと言うまにガウンをはだけられ、ロイに足を広げられると、その中心で2人の愛撫にピクピクと反応するペニスをベロリと舐め上げ、そのまま口に含まれてジュプジュプと口で扱かれた。
「あ、あ」
ディーの舌が乳首を舐め、転がし、パクッと吸い付いたかと思うとジュゥゥと吸われながら先端を舌先で舐められる。
ロイが翔平のペニスを頬張りながら、グググと腰を大きく持ち上げ、尻を真上に向けた。
ちゅぽんとを立てて口から離すと、今度はアナルへ舌を這わせ、唾液を塗り込めるように舌先で突きながら入口をほぐしていく。
「んぅ、んあ、や」
くすぐったいような快感に自然に腰が揺れるが、がっちりと押さえ込まれて、ビクビクと震えることしか出来なかった。
「ん、あ!」
アナルを舌で舐めながら、両手の人差し指を同時に挿入され、クパッと左右に開かされると、その間に舌を入れられた。
「ひぃ、は!あ」
ロイがアナルを解す間、ディーが服を脱ぎロイと交代する。
ロイが翔平の腰をゆっくり下ろすと、ディーが翔平の上半身を跨ぎ、そのまま足の間に顔を埋めてペニス含みながら、アナルを解す行為を再開する。
「あぁ、あ」
ペニスをしゃぶられながら指をアナルに入れられ、中をグリグリ弄られる快感に喘ぎが止まらない。
そして、ぺちっと頬に当たったものに目をあけ、目の前にディーのペニスを見つけるとそっと手を添えた。
「ん」
チュッとその鈴口にキスすると、ディーが声をあげ、ブルっと体が震えて感じていることがわかって嬉しくなる。
「ん、ん」
口を開け、ディーのペニスを口に含むと、口内で舌を動かして満遍なく舐め上げた。
「ディー、いいぞ」
ロイも服を脱ぎ、ディーに声をかける。
ディーが体を起こし、跨ぐのをやめて口からペニスを抜いた。
ロイが翔平の両足を抱え、大きく反り返ったペニスを翔平のアナルにあてがうと、ゆっくりと埋めるように挿入する。
「あぁ~…」
クプププ…と中を押し開くように入ってくるロイにブルブルと体を震わせた。
「あぁ…すっげ…」
ロイが中の熱さと締め付けに、はぁとため息を吐き、ゾクゾクと湧き上がる射精感を堪えた。
「動くぞ…」
改めて足を抱え直すと、軽く腰を動かす。
「ん、あ、あ」
トチュットチュッと軽く突き上げると、翔平が動きに合わせて喘ぐ。
ディーが片手で耳や首すじを撫で、片手で翔平の乳首を指で弾くと、翔平の全身に快感の波が押し寄せた。
「あ!あぁ、ん」
律動が早くなり、より奥まで挿入されると、その奥をトントンとつつくようにノックされる。
「ショーヘイさん…」
ディーがそっと翔平の頬を撫でると、その口に己のペニスを差し出した。
「ん」
快感に喘ぎながら、舌を出し、そのペニスを掴むと口に含んだ。
「ん、ん、ん」
ロイの律動に合わせて口淫も動き、2人の手も翔平の体を弄る。
フーフーとロイの呼吸が荒くなり、その締め付けに大きく腰を動かした。
「あ“!あぁ!あ!」
中を抉るような動きに変わり、前立腺を擦られ強烈な快感に襲われて口からペニスを離してしまうが、それでも手を離さず、喘ぎを漏らしながら舐め、手で扱いた。
バチュンバチュンと何度も翔平の奥を突き上げ、腰を打ちつけると、ロイが小さく呻き、中に射精する。
ディーも翔平の手淫と舌で追い上げられ、そのまま顔と口に射精した。
「あ…」
ハァハァと息を荒くしてその精液を舐める姿に、ディーのペニスがすぐに復活した。
余韻に浸る間もなく、翔平の体をうつ伏せにさせると、その上に覆い被さり、ロイのもので濡れたアナルに挿入する。
「んぅ!!」
グププと音を立てて入ってくるディーに、ギュッと枕を握りしめ、顔を押し付けた。
「あ、はぁ、あ」
グポグポと上から叩きつけられるように腰を動かされ、奥を突き上げられた。
「は、ん、あ」
不意に挿入されたまま後ろ手を掴まれ、そのまま引き上げられると、背後から抱きしめられる形で膝立ちにさせられた。
「おぁ!」
中で挿入の角度が変わって、その快感にチカチカと目の前が点滅する。
「あ”、あぁ」
「可愛い、ショーヘー」
ディーに突き上げられて喘ぐ翔平の正面に回ったロイが、その乳首に吸い付き、舌で指でクリクリと弄る。
「ひぁ、あ」
ビクビクと乳首への愛撫に反応し、閉じられない口から唾液がこぼれ落ちた。
「気持ちい?」
「あ、あん、き、気持ち、い」
ロイの舌が翔平の口を舐め、そのまま舌を吸い上げながら、ねっとりと絡ませた。
「もっと、気持ち良くしてやるから」
そう言いながら、ペニス同士を擦り合わせ、片手で竿部分を扱き、片手で鈴口をクリクリと撫でた。
「あ“!あ”ぁ!そ、それ、だ!め!」
アナルとペニスと強烈な快感が全身を駆け巡り涙が溢れる。
「ショーヘイさん…、奥まで、入れますよ」
ディーが奥をノックし、最奥が開きかけていることを確認し、翔平の腰を両手で掴むと、引き下ろすの同時に大きく突き上げた。
「!!!あ“あ“!!」
最奥の入口を押し広げ、ディーの亀頭部分がグポンとはまった。
その瞬間、目の前が真っ白になり、勢いよく射精する。
「あ、あぁ、ぁ…」
そのままディーの最奥への突き上げは止まらず、ずっと絶頂の感覚を味わって体が痙攣した。
その間もロイはペニスを擦り合わせた手を止めず、ぬちゅぬちゅと2本のペニスに翔平の精液を塗りつけるように扱き続ける。
「は…や、め…あぁ、イ、イッてる、から、はな、し…」
ガクガクと体を痙攣させて、上を仰いだ状態で翔平が喘ぐ。
「ショーヘイさん、奥に、出します」
ディーの腕が翔平の体をギュウっと抱きしめ、そのうなじを甘噛みすると、最奥に精液を注いだ。
「あ”ー!!」
その熱がダイレクトに腹の中に感じ、悲鳴に近い嬌声をあげ、再び絶頂の感覚に襲われる空イキを経験した。
「ショーヘー」
ロイも、合わせたペニスを強めに扱くと、ビューッと勢い良く射精した。
その瞬間、パシャッと翔平のペニスから精液ではない透明な液体が噴出する。
「は…ぁ…」
とんでもない快感に意識を飛ばしかける。
すでに力が入らず、そのまま正面のロイに体を預けてぐったりと倒れ込んだ。
ビクビクとその快感の強さに何度も痙攣を繰り返す。
ディーがゆっくりとペニスを引き出すと、トロリと2人分の精液がアナルからこぼれ落ち、太ももを伝った。
ロイがチュッチュッと唇に頬にキスの雨を降らせながら、ゆっくりと翔平をうつ伏せに横たえると、ロイとディーもその隣に倒れ込んだ。
ハァハァと洗い呼吸を繰り返し、目を閉じて快感の余韻にしばらく浸る。
やがて呼吸も落ち着き、目を開けた。
2人が俺の頭と背中を優しく撫で、触れた所から2人の温かい魔力を感じる。
それがすごく嬉しくて泣きたくなるほどだった。
「ショーヘー、愛してるよ」
「愛してます、ショーヘイさん」
ほぼ同時に左右から囁かれ、嬉しさと恥ずかしさに耳まで真っ赤に染める。
パフっと枕に顔を埋める。
ロイを、ディーを愛している。
こうして2人を受け入れるのも、愛しているから。
でも2人は…。
この世界のSEXの価値観を思い出す。
愛があってもなくても、この世界の人はSEX出来る。
性欲を発散するためだけにSEXする。
その大きな価値観の差は、きっとこれからも俺を苦しめる。
「あのさ」
顔を上げ、枕を手繰り寄せて抱え込み、左右の2人の顔を見る。
「どうした?」
「なんですか?」
2人が優しく俺の頬に肩に触れる。
「お前達は、俺だけで満足か?」
「…どういう意味だ?」
ピタリとロイの手が止まる。
「言葉通りだよ。俺とのSEXだけで満足出来るのかって聞いてんの」
真顔で2人に問う。
ロイもディーも性欲が強い。
絶倫で、一度のSEXで何回もイけるし、射精する。
しかも鍛えているだけあって、長時間のSEXに耐える体力もある。
だが、俺はいたって普通で平均的で、精力も体力も2人についていけないのが現状だ。
今までにもSEXの途中で何度気を失ったか。
2人の顔が驚いたように俺を見た。
「満足してないって言ったら、どうするんですか?」
逆にディーに聞かれ、何も答えられずに黙り込み俯いた。
2人がはぁとため息をつく。
「あのなぁ…はっきり言うけど、無茶苦茶大満足してるわ」
「そうですね。もうショーヘイさん以外とのSEXは考えられないです」
2人の言葉に顔を上げた。
「いや…でも、なんかまだ足りなさそうだし…。
よくもっかいって言うから…」
眉根を寄せて、2人に問いかける。
「そりゃぁ…好きな人とは何回でもSEXしたいですから…」
ディーの手が俺の頬を撫でる。
「お前とだったら何回でも出来る」
ニカッとロイが笑い、んーと口を突き出して、頬にむちゅっとキスされた。
好きなおかずで何杯でも食える、みたいな言い方をされて、はははと乾いた笑いを漏らした。
ディーが俺と同じようにうつ伏せになると、肩をくっつけて俺をじっと覗き込み、微笑む。
「貴方と両想いになって、生まれて始めてSEXで満足したんです」
「え…」
「あ、それわかる。俺もだわ」
ロイもうつ伏せになり、同じように肩や腕をくっつけてきた。
「気持ち良すぎて、今までのSEXは何だったんだって思っちまったわ」
ワハハと笑いながら言うロイに顔が赤くなった。
ロイが言ったことは、俺も以前思ったことがあった。
「多分、もう他の奴と出来ねーな。したいとも思わねーし」
「そうですね。多分勃ちません。萎える」
笑いながら言う2人にはさまれて、全身が熱くなり、顔も耳も真っ赤になった。
「ショーヘイさんのこと考えるだけで…ほら」
ディーが体の向きを変えると、腰に見事に復活したペニスが触れた。
「!」
そのままグリッと擦りつけられ、ゾクゾクと背筋に快感が走った。
「俺なんて匂い嗅ぐだけでこーなる」
ロイも横になると、スンスンと俺の匂いを嗅ぎながら、腰に怒張したペニスを擦りつけた。
「ショーヘーは?」
左右から擦りつけられ、先ほどの余韻が膨れあがり、2人の雄の匂いが強くなるのを感じた。
俺のペニスも再び勃ちあがろうとしているし、何よりもアナルも腹の中も疼き始めていた。
「シたい…です…」
両手で顔を覆い、プシューと湯気を出しながら全身を赤くした。
「よっしゃ!」
ロイがガバッと体を起こすと、俺の足元に跨り、尻を揉んだ。
「ん!」
ロイの親指がアナルに触れ、入口をなぞり確認する。
「柔らかい」
すぐに親指でアナルを左右に広げられると、ペニスが添えられ、ゆっくりと挿入された。
「ひゃぁ、あぅ、ん」
バチュバチュと濡れた音が響き、ロイを受け入れ、頭の方に座ったディーのペニスを口に含んだ。
気持ちいい。
上も下も同時に愛され、全身を2人の手で撫でられる。
「好き…、ロイ…ディー…、もっと…、もっと愛して…」
快感に喘ぎ、朦朧とする意識の中で2人に甘えた。
そのとろけるような心地良さに全身で喜び、震えた。
「アラン様に、食事会の報告に行って来ます」
「おー。また明日な」
帰って来なくてもいいぞ、と遠回しに言い、ロイが手をヒラヒラと振る。
そんなロイの仕草に俺もキースも顔を顰めた。
ドアまでキースを見送ると、キースが振り返って、そっと俺に耳打ちしてくる。
不安にさせられた分、思い切り甘えてくださいね。
その言葉にボッと一瞬で赤面した。
キースの奴。
火照った頬を摩りながら振り返ると、2人がじっと俺を見ていた。
「あー…、お、お帰り」
2人の視線が痛くて、帰ってからだいぶ時間が経っているのに、目を逸らしながら呟いた。
そんな俺に2人が笑う。
甘える、か…。
頑張ってみようかと思うが、どうしていいのかわからない。
勝手に照れて、勝手に気まずくなってしまった。
昔の彼女はどうしていたっけか…。
必死に昔の彼女にされた甘える行動を真似しようと考えるが、恥ずかしさで頭がぐるぐるし、さらに混乱することになってしまった。
だが、ドア付近で立ち尽くしたままの俺に2人が近付くと、そっと手を取り、肩を抱き寄せられ、耳元で囁かれた。
「着替えてくっから、待ってろ」
「すぐに戻りますから」
耳に唇が触れる距離で囁かれ、ゾクゾクと快感が走りながら、真っ赤になる。
「あ…はい…」
小さく返事をすると、2人が静かに部屋を出て行った。
1人ポツンと部屋に残され、2人が部屋からどんどん離れていくのがわかると、その場にしゃがみ込んだ。
「はあぁ~~…」
恥ずかし過ぎて死にそうだ。
両手で顔を覆いゴシゴシと擦りながら上昇した体温を下げようと必死になるが、そうすればするほど顔も体も火照ってどうしようもなくなった。
2人で王宮への道を並んで歩く。
「ショーヘイさん、無理してませんかね」
ディーが独り言のように言い、ロイがなんで?と聞き返す。
「だって、偽装だとはいえ、私たちがやっていることは浮気行為ですよ」
「…まぁな…」
翔平にも計画を話し合意を取り付けたとは言え、それでもやっていることは恋人を傷つける行為に違いない。
「きっと辛いですよね…」
「そうだな」
階段を駆け降りてきた時の翔平は、泣きそうになっていた。
そのまま俺達に抱きついてくるのかと身構えたが、そうはならなかった。
必死に我慢して、手前でスピードを落とし、触れられる位置まで来てから堪え切れなくなった涙が落ちた。
「もっと…素直になって欲しいと思うんですけどね…」
「まぁそれがショーへーらしいっちゃらしいけどな」
シシシとロイが笑うが、ふと思い出す。
「あ、素直と言えば昨日さ」
ロイが、昨日翔平に甘えられたとディーに教え、羨ましいだろうとドヤ顔を決めた。
「狡い!」
「可愛かったぞー。こーピタッとくっついてきてよぉ」
ロイの顔がだらしなく崩れ、デレデレしながら口元を歪ませ、体をくねらせる。
そんなロイにムッとして、歩きながらその足を蹴った。
「いってーなw」
「不公平だ。私にも今度甘えて貰わないと」
むぅっと怒りながら言うディーに笑う。
「まぁ今日は俺たちがたっぷり甘やかしてやろうや。
不安にさせた分、思う存分な」
「そうですね」
2人がそれぞれニヤニヤと笑いながら、どうやって甘やかそうかと思考を巡らせる。
寝室に入って、自分に念入りにクリーンをかけた。
本当は風呂に入ろうかと考えたが、2人がすぐに戻ってくると言っていたので諦めた。
寝夜着に着替え始めた所で動きを止める。
どうせ脱ぐことになるだろうと考えて、着るか着ないかを1人悶々と悩む。
「いや…でも、やっぱり」
上着を手に持ったままブツブツと呟き、ふと寝夜着と共に置いてあるナイトガウンが目が止まった。
「あー…」
これなら寝夜着より脱ぎやすいか、と普通に考え、袖を通した。
だが、脱ぎやすいと考えたことに対して真っ赤になり、1人で百面相を繰り返すことになった。
「何やってんだ俺」
ばたりとベッドにうつ伏せに倒れ込み自分に呆れた。
素肌にナイトガウンという姿がいかにもな臨戦体制状態で、これはこれでエロい。
昔、彼女にセクシーランジェリーで迫られたことを思いだし、さすがにそんな下着はないし、そこまでするかと自虐的に笑う。
昔の事を思い出したせいで、妙に頭が冷め起き上がった。
別にそこまで意識する必要あるか?と冷静になった。
「普通でいいじゃん」
そう思い至り、やっぱり寝夜着を着ようとベッドを降りた。
ガウンの紐を緩めて脱ぎかけた所で、ガチャリと寝室のドアが開く。
「あ、いた」
2人が正装を脱ぎ、ラフな服装になって戻ってきていた。
パチっと目が合う。
「あ…」
途端にカァァと真っ赤になりながら脱ぎかけたガウンを再び羽織った。
プツ
何かが切れる音がした。
「わあああ!」
その瞬間、あっという間に両脇から2人に抱えられてベッドに押し倒された。
「な、な」
上から見下ろしてくる2人の息がフーフーと荒くなっているのを知り、何がどうして一瞬でそうなるのか狼狽えた。
「待っててくれたんでしょ?」
「そんなエロいカッコして」
「ち、ちが…」
いや、違わない。
俺は2人を待っていた。
はっきりとSEXしようと思っていた。
抱かれたい、甘えたい。
おねだりしたりとか。
キースの言葉が蘇る。
2人の顔が紅潮し呼吸も荒いし興奮しているのがよくわかる。
そんな2人にあてられて心臓がバクバクと大きく跳ね上がった。
「あ、あの…」
顔も耳も、脱ぎかけたガウンから覗く肌の全てが真っ赤に染まる。
一度ギュッと目を瞑り、羞恥で潤んだ目で2人を見た。
「だ」
声が上擦る。
「抱いて…」
言った途端気を失うかと思った。
2人のペニスが翔平の言葉にギュンと一気にイキリたつ。
もう言葉にすることも出来ず、そのまま翔平に覆い被さると、唇を貪るように重ね、舌を絡ませ吸い上げる。
「ショーヘー」
「ショーヘイさん」
2人の唇が舌が、手が翔平の全身を這い回る。
「ん、あ、あぁ」
あっと言うまにガウンをはだけられ、ロイに足を広げられると、その中心で2人の愛撫にピクピクと反応するペニスをベロリと舐め上げ、そのまま口に含まれてジュプジュプと口で扱かれた。
「あ、あ」
ディーの舌が乳首を舐め、転がし、パクッと吸い付いたかと思うとジュゥゥと吸われながら先端を舌先で舐められる。
ロイが翔平のペニスを頬張りながら、グググと腰を大きく持ち上げ、尻を真上に向けた。
ちゅぽんとを立てて口から離すと、今度はアナルへ舌を這わせ、唾液を塗り込めるように舌先で突きながら入口をほぐしていく。
「んぅ、んあ、や」
くすぐったいような快感に自然に腰が揺れるが、がっちりと押さえ込まれて、ビクビクと震えることしか出来なかった。
「ん、あ!」
アナルを舌で舐めながら、両手の人差し指を同時に挿入され、クパッと左右に開かされると、その間に舌を入れられた。
「ひぃ、は!あ」
ロイがアナルを解す間、ディーが服を脱ぎロイと交代する。
ロイが翔平の腰をゆっくり下ろすと、ディーが翔平の上半身を跨ぎ、そのまま足の間に顔を埋めてペニス含みながら、アナルを解す行為を再開する。
「あぁ、あ」
ペニスをしゃぶられながら指をアナルに入れられ、中をグリグリ弄られる快感に喘ぎが止まらない。
そして、ぺちっと頬に当たったものに目をあけ、目の前にディーのペニスを見つけるとそっと手を添えた。
「ん」
チュッとその鈴口にキスすると、ディーが声をあげ、ブルっと体が震えて感じていることがわかって嬉しくなる。
「ん、ん」
口を開け、ディーのペニスを口に含むと、口内で舌を動かして満遍なく舐め上げた。
「ディー、いいぞ」
ロイも服を脱ぎ、ディーに声をかける。
ディーが体を起こし、跨ぐのをやめて口からペニスを抜いた。
ロイが翔平の両足を抱え、大きく反り返ったペニスを翔平のアナルにあてがうと、ゆっくりと埋めるように挿入する。
「あぁ~…」
クプププ…と中を押し開くように入ってくるロイにブルブルと体を震わせた。
「あぁ…すっげ…」
ロイが中の熱さと締め付けに、はぁとため息を吐き、ゾクゾクと湧き上がる射精感を堪えた。
「動くぞ…」
改めて足を抱え直すと、軽く腰を動かす。
「ん、あ、あ」
トチュットチュッと軽く突き上げると、翔平が動きに合わせて喘ぐ。
ディーが片手で耳や首すじを撫で、片手で翔平の乳首を指で弾くと、翔平の全身に快感の波が押し寄せた。
「あ!あぁ、ん」
律動が早くなり、より奥まで挿入されると、その奥をトントンとつつくようにノックされる。
「ショーヘイさん…」
ディーがそっと翔平の頬を撫でると、その口に己のペニスを差し出した。
「ん」
快感に喘ぎながら、舌を出し、そのペニスを掴むと口に含んだ。
「ん、ん、ん」
ロイの律動に合わせて口淫も動き、2人の手も翔平の体を弄る。
フーフーとロイの呼吸が荒くなり、その締め付けに大きく腰を動かした。
「あ“!あぁ!あ!」
中を抉るような動きに変わり、前立腺を擦られ強烈な快感に襲われて口からペニスを離してしまうが、それでも手を離さず、喘ぎを漏らしながら舐め、手で扱いた。
バチュンバチュンと何度も翔平の奥を突き上げ、腰を打ちつけると、ロイが小さく呻き、中に射精する。
ディーも翔平の手淫と舌で追い上げられ、そのまま顔と口に射精した。
「あ…」
ハァハァと息を荒くしてその精液を舐める姿に、ディーのペニスがすぐに復活した。
余韻に浸る間もなく、翔平の体をうつ伏せにさせると、その上に覆い被さり、ロイのもので濡れたアナルに挿入する。
「んぅ!!」
グププと音を立てて入ってくるディーに、ギュッと枕を握りしめ、顔を押し付けた。
「あ、はぁ、あ」
グポグポと上から叩きつけられるように腰を動かされ、奥を突き上げられた。
「は、ん、あ」
不意に挿入されたまま後ろ手を掴まれ、そのまま引き上げられると、背後から抱きしめられる形で膝立ちにさせられた。
「おぁ!」
中で挿入の角度が変わって、その快感にチカチカと目の前が点滅する。
「あ”、あぁ」
「可愛い、ショーヘー」
ディーに突き上げられて喘ぐ翔平の正面に回ったロイが、その乳首に吸い付き、舌で指でクリクリと弄る。
「ひぁ、あ」
ビクビクと乳首への愛撫に反応し、閉じられない口から唾液がこぼれ落ちた。
「気持ちい?」
「あ、あん、き、気持ち、い」
ロイの舌が翔平の口を舐め、そのまま舌を吸い上げながら、ねっとりと絡ませた。
「もっと、気持ち良くしてやるから」
そう言いながら、ペニス同士を擦り合わせ、片手で竿部分を扱き、片手で鈴口をクリクリと撫でた。
「あ“!あ”ぁ!そ、それ、だ!め!」
アナルとペニスと強烈な快感が全身を駆け巡り涙が溢れる。
「ショーヘイさん…、奥まで、入れますよ」
ディーが奥をノックし、最奥が開きかけていることを確認し、翔平の腰を両手で掴むと、引き下ろすの同時に大きく突き上げた。
「!!!あ“あ“!!」
最奥の入口を押し広げ、ディーの亀頭部分がグポンとはまった。
その瞬間、目の前が真っ白になり、勢いよく射精する。
「あ、あぁ、ぁ…」
そのままディーの最奥への突き上げは止まらず、ずっと絶頂の感覚を味わって体が痙攣した。
その間もロイはペニスを擦り合わせた手を止めず、ぬちゅぬちゅと2本のペニスに翔平の精液を塗りつけるように扱き続ける。
「は…や、め…あぁ、イ、イッてる、から、はな、し…」
ガクガクと体を痙攣させて、上を仰いだ状態で翔平が喘ぐ。
「ショーヘイさん、奥に、出します」
ディーの腕が翔平の体をギュウっと抱きしめ、そのうなじを甘噛みすると、最奥に精液を注いだ。
「あ”ー!!」
その熱がダイレクトに腹の中に感じ、悲鳴に近い嬌声をあげ、再び絶頂の感覚に襲われる空イキを経験した。
「ショーヘー」
ロイも、合わせたペニスを強めに扱くと、ビューッと勢い良く射精した。
その瞬間、パシャッと翔平のペニスから精液ではない透明な液体が噴出する。
「は…ぁ…」
とんでもない快感に意識を飛ばしかける。
すでに力が入らず、そのまま正面のロイに体を預けてぐったりと倒れ込んだ。
ビクビクとその快感の強さに何度も痙攣を繰り返す。
ディーがゆっくりとペニスを引き出すと、トロリと2人分の精液がアナルからこぼれ落ち、太ももを伝った。
ロイがチュッチュッと唇に頬にキスの雨を降らせながら、ゆっくりと翔平をうつ伏せに横たえると、ロイとディーもその隣に倒れ込んだ。
ハァハァと洗い呼吸を繰り返し、目を閉じて快感の余韻にしばらく浸る。
やがて呼吸も落ち着き、目を開けた。
2人が俺の頭と背中を優しく撫で、触れた所から2人の温かい魔力を感じる。
それがすごく嬉しくて泣きたくなるほどだった。
「ショーヘー、愛してるよ」
「愛してます、ショーヘイさん」
ほぼ同時に左右から囁かれ、嬉しさと恥ずかしさに耳まで真っ赤に染める。
パフっと枕に顔を埋める。
ロイを、ディーを愛している。
こうして2人を受け入れるのも、愛しているから。
でも2人は…。
この世界のSEXの価値観を思い出す。
愛があってもなくても、この世界の人はSEX出来る。
性欲を発散するためだけにSEXする。
その大きな価値観の差は、きっとこれからも俺を苦しめる。
「あのさ」
顔を上げ、枕を手繰り寄せて抱え込み、左右の2人の顔を見る。
「どうした?」
「なんですか?」
2人が優しく俺の頬に肩に触れる。
「お前達は、俺だけで満足か?」
「…どういう意味だ?」
ピタリとロイの手が止まる。
「言葉通りだよ。俺とのSEXだけで満足出来るのかって聞いてんの」
真顔で2人に問う。
ロイもディーも性欲が強い。
絶倫で、一度のSEXで何回もイけるし、射精する。
しかも鍛えているだけあって、長時間のSEXに耐える体力もある。
だが、俺はいたって普通で平均的で、精力も体力も2人についていけないのが現状だ。
今までにもSEXの途中で何度気を失ったか。
2人の顔が驚いたように俺を見た。
「満足してないって言ったら、どうするんですか?」
逆にディーに聞かれ、何も答えられずに黙り込み俯いた。
2人がはぁとため息をつく。
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「そうですね。もうショーヘイさん以外とのSEXは考えられないです」
2人の言葉に顔を上げた。
「いや…でも、なんかまだ足りなさそうだし…。
よくもっかいって言うから…」
眉根を寄せて、2人に問いかける。
「そりゃぁ…好きな人とは何回でもSEXしたいですから…」
ディーの手が俺の頬を撫でる。
「お前とだったら何回でも出来る」
ニカッとロイが笑い、んーと口を突き出して、頬にむちゅっとキスされた。
好きなおかずで何杯でも食える、みたいな言い方をされて、はははと乾いた笑いを漏らした。
ディーが俺と同じようにうつ伏せになると、肩をくっつけて俺をじっと覗き込み、微笑む。
「貴方と両想いになって、生まれて始めてSEXで満足したんです」
「え…」
「あ、それわかる。俺もだわ」
ロイもうつ伏せになり、同じように肩や腕をくっつけてきた。
「気持ち良すぎて、今までのSEXは何だったんだって思っちまったわ」
ワハハと笑いながら言うロイに顔が赤くなった。
ロイが言ったことは、俺も以前思ったことがあった。
「多分、もう他の奴と出来ねーな。したいとも思わねーし」
「そうですね。多分勃ちません。萎える」
笑いながら言う2人にはさまれて、全身が熱くなり、顔も耳も真っ赤になった。
「ショーヘイさんのこと考えるだけで…ほら」
ディーが体の向きを変えると、腰に見事に復活したペニスが触れた。
「!」
そのままグリッと擦りつけられ、ゾクゾクと背筋に快感が走った。
「俺なんて匂い嗅ぐだけでこーなる」
ロイも横になると、スンスンと俺の匂いを嗅ぎながら、腰に怒張したペニスを擦りつけた。
「ショーヘーは?」
左右から擦りつけられ、先ほどの余韻が膨れあがり、2人の雄の匂いが強くなるのを感じた。
俺のペニスも再び勃ちあがろうとしているし、何よりもアナルも腹の中も疼き始めていた。
「シたい…です…」
両手で顔を覆い、プシューと湯気を出しながら全身を赤くした。
「よっしゃ!」
ロイがガバッと体を起こすと、俺の足元に跨り、尻を揉んだ。
「ん!」
ロイの親指がアナルに触れ、入口をなぞり確認する。
「柔らかい」
すぐに親指でアナルを左右に広げられると、ペニスが添えられ、ゆっくりと挿入された。
「ひゃぁ、あぅ、ん」
バチュバチュと濡れた音が響き、ロイを受け入れ、頭の方に座ったディーのペニスを口に含んだ。
気持ちいい。
上も下も同時に愛され、全身を2人の手で撫でられる。
「好き…、ロイ…ディー…、もっと…、もっと愛して…」
快感に喘ぎ、朦朧とする意識の中で2人に甘えた。
そのとろけるような心地良さに全身で喜び、震えた。
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