私の若き恋物語

ヴォニョ

文字の大きさ
4 / 19

二度目の恋とあれそれと

しおりを挟む


ティムとは卒業後も接点はあった


生徒会の後輩とバイト先が同じな為


当時私は大学生


後輩達と遊ぶことがたまーにあった


私は、大学を1年で辞めてアルバイター、フリーターになり


週末はカラオケが定番だった


時々ティムとその彼女とご飯にも行った


そう、あれは、高校卒業後の、高校近くでの夏祭り


幸か不幸なのか、何なのか、私はティムと2人でお祭りを回り、カラオケにも行っていた


多分この頃はまだ、彼女いるしな、ってなっていたし、私もまだ大学生だった


転機はフリーターになってから


ティムのお母さんはキリスト教の牧師さんで、ミサをやっており、たまたま暇だから誘われて行った


その関係で、ミサ後遊んだりして


ダメな感情が出てきた


彼女の愚痴を電話口で聞いて、某歌のように、期待した


最初はティムも私も何もなかった


ただ、当時の私はうら若き10代


言葉巧みにティムと2人で出掛けた、毎月


やれ、電車で1時間のショッピングモールだの、やれ、パンダの有名な動物園だの


19歳になった、春頃には毎日メールや電話をした


楽しくて、気づいたら好きになっていた


そして、19歳の5月(早生まれ、ティムは高校卒業後フリーター)


いつもの通り、ショッピングモールに2人で行こうってなった、待ち合わせの朝、携帯に通知


その頃流行っていたSNSのメッセージ


相手はティムの彼女


実はティムの彼女には一度メッセージのやり取りをしていた


取れるものなら取れ(確か、ティムの高校卒業前)


その朝は違った


私とティムの距離があまりにも近いための牽制


はじめは油断して、私にならティムは揺らがない自信からか


そのやり取りは今も戒めで残っている


私はその頃は最低で

煽りに煽った


今思うと、バカなことをしたし、傷付けたなって


一言じゃ言えなかった


その後何事もなく遊び


毎日毎晩長話、週末にはカラオケ、アルバイトのギリギリまで会っていた


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

王妃様は死にました~今さら後悔しても遅いです~

由良
恋愛
クリスティーナは四歳の頃、王子だったラファエルと婚約を結んだ。 両親が事故に遭い亡くなったあとも、国王が大病を患い隠居したときも、ラファエルはクリスティーナだけが自分の妻になるのだと言って、彼女を守ってきた。 そんなラファエルをクリスティーナは愛し、生涯を共にすると誓った。 王妃となったあとも、ただラファエルのためだけに生きていた。 ――彼が愛する女性を連れてくるまでは。

10年前に戻れたら…

かのん
恋愛
10年前にあなたから大切な人を奪った

行き場を失った恋の終わらせ方

当麻月菜
恋愛
「君との婚約を白紙に戻してほしい」  自分の全てだったアイザックから別れを切り出されたエステルは、どうしてもこの恋を終わらすことができなかった。  避け続ける彼を求めて、復縁を願って、あの日聞けなかった答えを得るために、エステルは王城の夜会に出席する。    しかしやっと再会できた、そこには見たくない現実が待っていて……  恋の終わりを見届ける貴族青年と、行き場を失った恋の中をさ迷う令嬢の終わりと始まりの物語。 ※他のサイトにも重複投稿しています。

25年の後悔の結末

専業プウタ
恋愛
結婚直前の婚約破棄。親の介護に友人と恋人の裏切り。過労で倒れていた私が見た夢は25年前に諦めた好きだった人の記憶。もう一度出会えたら私はきっと迷わない。

彼女が望むなら

mios
恋愛
公爵令嬢と王太子殿下の婚約は円満に解消された。揉めるかと思っていた男爵令嬢リリスは、拍子抜けした。男爵令嬢という身分でも、王妃になれるなんて、予定とは違うが高位貴族は皆好意的だし、王太子殿下の元婚約者も応援してくれている。 リリスは王太子妃教育を受ける為、王妃と会い、そこで常に身につけるようにと、ある首飾りを渡される。

どうぞ、おかまいなく

こだま。
恋愛
婚約者が他の女性と付き合っていたのを目撃してしまった。 婚約者が好きだった主人公の話。

悪役令嬢の末路

ラプラス
恋愛
政略結婚ではあったけれど、夫を愛していたのは本当。でも、もう疲れてしまった。 だから…いいわよね、あなた?

処理中です...