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第1話 断然ノーマルの方がいいのに
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ピピピピ..... ピピピピ.....
昨日夜セットしていたアラームが俺の小さな部屋に響き渡る。
「う、ぅぅ....」 アラームが鳴り続ける中、俺はやる気のなさそうなうめき声をあげてまだ寝ようと試みるが、それを阻止するアラームがとてもウザく感じた。
「うるせぇーな!」
バーンという嫌な音が部屋の中に響く。
嫌な感じだ。
強く叩きすぎたか目覚まし時計はいつも俺の隣に置いてあるはずなのに、かなり離れた位置に転がっていた。
どうして朝のアラームがこんなにも鬱陶しく感じるのだろう。
セットしたのは自分のはずなのに
アラームは、朝自分で起きれないために手助けしてくれるのに...
こんな有難い発明までもが俺の中では、いつも鬱陶しく感じる。
カーテンからは、太陽の光が微かに漏れている。 眩しいくらいだ。 布団から起き上がると、カーテンをパッと勢いよく開ける。
かすかに漏れていた、太陽の光が勢いよく俺の暗い部屋を照らし始める。
「うう、眩しい」
太陽の光の攻撃が目にもろに食らってしまった俺は少し力んでしまった。
体からは、火が俺の体を覆う。
「やべぇ!火事になる!!」
急いで火を体の中に抑え込む。
「あぶねぇ!あぶねぇ」
高校2年仙道新は、普通の高校生じゃない!
ただ、一点を除くと普通の高校だが...
俺は、体から火を出せたり、操ったりできる能力fireなのだ。 つまり、日本では数少ないエスパーなのだ。
こんな能力を持ったせいで、家族からは化け物扱いを受け、今は一人暮らし。
昔いた、学校は即転校! ふざけるな!
俺は普通の生活がしたいだけなのに、こんな貧乏くじを引いてしまった。
喧嘩なんか、強くなるからいいって?
中学生じゃあるまいし、そんな事思わない。
たしかにこの能力を持ったばかりの頃は、俺も少しは混乱していたが。
俺はノーマルがいいんだ!
ノーマルの人が聞いたら嫌味か? などと、言われるかもしれんが、こんな不便な能力はいらないね 。
少しでも気を緩めたり、力んだり、ムカついたことが起きると火が体をどんどん覆い尽くす。
こんなもん日常生活でどう使うんだ?
今や街で能力を使うと、Banという法律で警察などのお世話になるのがオチだ。
下手に緊張しなければならない。 こんなん疲れる。
周りの目もよろしくない。
同じ人間なのに差別されてるみたいだ。 便利な点が知りたい? 便利な点は、虫などが寄ってこない! 冬は服着なくてもまっぱで過ごせる!
これだけ! 夏は地獄だけどね
これなら、まだノーマルの方が断然いい!
「クソ!嫌なこと考えちまった」
布団をタンスの中に入れ、キッチンから菓子パンを取り出し、テーブルにポイと投げ捨てリモコンを取り、テレビをつける。 いつもの行動パターンだ!
テレビを見ながら菓子パンをむしゃむしゃと食べていると、いつも7時50分から始まるニュースを可愛いニュースキャスター目当てに見る。
「ああ、学校行きたくねぇー」
菓子パンを口に運びながらただ、ダラダラとテレビに映し出されたニュースを見る。
すると、またもエスパーの失踪か?
気になるニュースが目に写り込んできた。
最近多い話だ。
エスパーがとつぜん行方不明になる。
最近この手のニュースが多い! テレビでも、ノーマルだのエスパーだのやめて欲しいものだ。
しかし、これはとても不思議なことに誘拐やら何やら言われているがどうしてエスパーだけなんだろうか?
ごく僅かにノーマルも行方不明になったりするが、エスパーばかりなのだ。
これは何やら怪しい気がする。
俺もエスパーだし、気をつけなくちゃな。
菓子パンを食べ終わると、テレビの電源を切り制服に着替え、学校に向かう。
「行ってきます....」
行ってらっしゃい!
と、言う返事がないが、一応言っておく。
「はぁ~」
深くため息をつく、いつもは当たり前のように親が玄関まで来て見送ってくれる。
こんな日々はもう帰ってこないだろう。
当たり前のように感じていたことも、懐かしく感じる。
本当に嫌になる、俺がノーマルならまた前の生活に戻れたのかな?
そんな事を思い、重くわ閉ざされた玄関の扉を勢いよく開ける。
昨日夜セットしていたアラームが俺の小さな部屋に響き渡る。
「う、ぅぅ....」 アラームが鳴り続ける中、俺はやる気のなさそうなうめき声をあげてまだ寝ようと試みるが、それを阻止するアラームがとてもウザく感じた。
「うるせぇーな!」
バーンという嫌な音が部屋の中に響く。
嫌な感じだ。
強く叩きすぎたか目覚まし時計はいつも俺の隣に置いてあるはずなのに、かなり離れた位置に転がっていた。
どうして朝のアラームがこんなにも鬱陶しく感じるのだろう。
セットしたのは自分のはずなのに
アラームは、朝自分で起きれないために手助けしてくれるのに...
こんな有難い発明までもが俺の中では、いつも鬱陶しく感じる。
カーテンからは、太陽の光が微かに漏れている。 眩しいくらいだ。 布団から起き上がると、カーテンをパッと勢いよく開ける。
かすかに漏れていた、太陽の光が勢いよく俺の暗い部屋を照らし始める。
「うう、眩しい」
太陽の光の攻撃が目にもろに食らってしまった俺は少し力んでしまった。
体からは、火が俺の体を覆う。
「やべぇ!火事になる!!」
急いで火を体の中に抑え込む。
「あぶねぇ!あぶねぇ」
高校2年仙道新は、普通の高校生じゃない!
ただ、一点を除くと普通の高校だが...
俺は、体から火を出せたり、操ったりできる能力fireなのだ。 つまり、日本では数少ないエスパーなのだ。
こんな能力を持ったせいで、家族からは化け物扱いを受け、今は一人暮らし。
昔いた、学校は即転校! ふざけるな!
俺は普通の生活がしたいだけなのに、こんな貧乏くじを引いてしまった。
喧嘩なんか、強くなるからいいって?
中学生じゃあるまいし、そんな事思わない。
たしかにこの能力を持ったばかりの頃は、俺も少しは混乱していたが。
俺はノーマルがいいんだ!
ノーマルの人が聞いたら嫌味か? などと、言われるかもしれんが、こんな不便な能力はいらないね 。
少しでも気を緩めたり、力んだり、ムカついたことが起きると火が体をどんどん覆い尽くす。
こんなもん日常生活でどう使うんだ?
今や街で能力を使うと、Banという法律で警察などのお世話になるのがオチだ。
下手に緊張しなければならない。 こんなん疲れる。
周りの目もよろしくない。
同じ人間なのに差別されてるみたいだ。 便利な点が知りたい? 便利な点は、虫などが寄ってこない! 冬は服着なくてもまっぱで過ごせる!
これだけ! 夏は地獄だけどね
これなら、まだノーマルの方が断然いい!
「クソ!嫌なこと考えちまった」
布団をタンスの中に入れ、キッチンから菓子パンを取り出し、テーブルにポイと投げ捨てリモコンを取り、テレビをつける。 いつもの行動パターンだ!
テレビを見ながら菓子パンをむしゃむしゃと食べていると、いつも7時50分から始まるニュースを可愛いニュースキャスター目当てに見る。
「ああ、学校行きたくねぇー」
菓子パンを口に運びながらただ、ダラダラとテレビに映し出されたニュースを見る。
すると、またもエスパーの失踪か?
気になるニュースが目に写り込んできた。
最近多い話だ。
エスパーがとつぜん行方不明になる。
最近この手のニュースが多い! テレビでも、ノーマルだのエスパーだのやめて欲しいものだ。
しかし、これはとても不思議なことに誘拐やら何やら言われているがどうしてエスパーだけなんだろうか?
ごく僅かにノーマルも行方不明になったりするが、エスパーばかりなのだ。
これは何やら怪しい気がする。
俺もエスパーだし、気をつけなくちゃな。
菓子パンを食べ終わると、テレビの電源を切り制服に着替え、学校に向かう。
「行ってきます....」
行ってらっしゃい!
と、言う返事がないが、一応言っておく。
「はぁ~」
深くため息をつく、いつもは当たり前のように親が玄関まで来て見送ってくれる。
こんな日々はもう帰ってこないだろう。
当たり前のように感じていたことも、懐かしく感じる。
本当に嫌になる、俺がノーマルならまた前の生活に戻れたのかな?
そんな事を思い、重くわ閉ざされた玄関の扉を勢いよく開ける。
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