Lv.1のチートな二人

Amane

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episode1

とりあえず魔法を学んでみた。

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教室を出て階段を降り、広い廊下を渡ると、講堂のような広々とした部屋がある。床には六つの魔法陣が描かれており、その中央に宝石のような輝きを放つクリスタルが浮いていた。

「綺麗…。」

思わずそう呟いてしまう程、それは美しい。

「ここにあるのは一部だけど、これが世界の源、エレメントだよ。火・水・風・土・光・闇の六つがある。」

エレメントは意思を持つ魔法石。継承者を選び、国を豊かにする力の源だ。
エレメントに選ばれた者は、国の王にならなければならない。というのが、この世界の掟なのだそうだ。

「オレは王になりたいんだ。」

風のクリスタルを撫でたリアンがそう言う。その表情が驚く程和やかで、俺は鼓動が早くなるのを感じる。知り合ったばかりでどんな性格かは分からないが、見た目は前世の自分のタイプなのだから。その顔でそんな意味深な顔をされると、変な感情が芽生えそうだ。
いや、今は男なのでそれは本当に勘弁してほしい所だが。

「王様って、王族が継ぐんじゃないの?」
「エレメントが選ぶ継承者は強き者。必ず王族が王になれる訳じゃないんだよ。」

王になれる素質は強さ。強さを認められた王とその血縁の者達はエレメントに守られ、その強さも増す。その結果、王族が王位を継ぐ現状が出来上がっている。
強さは文字通り力の強さを表しており、王族以外が王位を狙うには、王の首を取るか降伏させるかのどちらかだ。
下位の者が上位に勝つと、経験値が一気に手に入る。レベルが全てとはいえ、やはりそういう所は俺の持つ知識と同じようだ。

「今アリーヤには、七つの国がある。その中でも、この王都アナスタシアの王は、全ての王に認められた神様みたいな奴なんだ。オレの夢は、そいつをぶっ倒す事。」

リアンのその瞳には、怒りとも取れる色が宿っている。出会ってから今まで、リアンは嘘など一つも吐いていない。
何故それ程まで王になりたいのか、俺には皆目見当もつかないが、仲間であるはずのクロエとシロナは、そんなリアンの言葉をまるで冗談のように捉え笑っていた。

「それもう何回も聞いたよぉ。」
「そんなの夢のまた夢だって。」
「…さっさとクエスト終わらせようか。」

彼女達の言葉に、リアンが一瞬傷付いたような表情を見せた気がした。こんな顔もするんだな。と思ったのも束の間、その後はいつもの飄々とした笑顔を向ける。

「なんかあの3人、変じゃない?」

力を使わなくても、彼の言葉が本気な事くらいは分かる。だから、ティアもその関係に疑問を抱いたんだろう。
確かに、そんなリアンを超える者達がこの学園にはあと4人居る。しかも、一番上との差もかなりある。だけど、リアンは夢を口にした。思っているだけじゃ嫌なくらい、叶えたい夢だから言葉にしたのだ。

「我ながら馬鹿みたいな夢だからね、キミ達も笑っていいよ。」
「どうして?それだけ叶えたい夢って事でしょ?馬鹿になんてしないよ。」

目標はデカく持った方が良いと、俺もティアの言葉に賛同した。リアンが少し嬉しそうに笑った。
寧ろ、1年の頃からパーティを組んでいて、このリアンの気持ちは察してやれないのか。そこまでの関係ではないのか。
いろんな推測が過ぎるが、真相を聞くまで仲良くはないのも事実。
どちらにしても、初めて組んだパーティの気持ちがバラバラなんて、幸先不安だな。

魔法陣の奥に祭壇と掲示板があり、掲示板にはクエスト依頼の紙が大量に貼られている。その中から自分達のレベルに合った依頼を選び、遂行する。それが授業の内容だ。
本当にクエストを受けているみたいで、俺のテンションは少し上がっている。
リアンが余っているクエストを一つ選んでいる間、俺達はクロエ達と待つ。

「アンタ達、本当にスキル持ってんの?」
「どうして?」
「Lv.1の分際で、シロ達の邪魔だけはしないでよね。」
「レベルが上だったら実力も上だなんて、誰が決めたんだ?」

正直腹が立った。リアンはともかく、この二人は俺達と仲良くする気は全くないらしい。
単に負けず嫌いなだけかもしれないが、俺は前世から上から目線で物事を言われるのが大嫌いだ。
人を馬鹿にするような奴らには、絶対負けたくない。

「世界の理よ?そんな事も知らないで、よく学園に入れたものね。」
「じゃあ、リアンに王は倒せないと?」
「当たり前でしょ。レベルの差がありすぎるんだから。」
「レベルなんて関係ない。エレメントに選ばれる力さえ持っていればいい。」

途中から俺もムキになっていた。こうなったら、絶対引けない。
そう思っていると、ティアが俺の背中に手を置いた。

「ゼロ、落ち着いて。」

ティアの言葉は、俺を落ち着かせるには充分なくらい穏やかだった。少し…いや、大分大人気なかったか。
一旦深呼吸して、なんとか気持ちを落ち着かせた。

「今後もこーゆー事があったら、パーティから外すから。」
「パーティの話は、リーダーのオレが判断するよ。」

ティア悲しい顔をみて、更に俺は怒りが込み上げて来る。しかし、背中にあったティアの手が俺の服をギュッと握り締めたので、彼女も我慢しているのだと思い止まった。
完全に内輪揉め状態の俺達の間に、リアンが入って来る。

「ファース兄妹はオレが責任をもって守るよ。だからもう少しだけ、パーティとして組ませてほしい。」

そう言ったリアンの目は真剣だ。ここまで言われたら、俺達だって何も言えない。唯一、ティアだけは笑顔でリアンに返事をしていた。

「誘ってくれてありがとう。こちらこそ、よろしくね。」

ギクシャクした空気も、二人のお陰でなんとか変える事が出来た。いや、悪くしたのは俺なんだが。
今後は出来る限り発言を控えた方が良いかもしれない。
改めて魔法陣に入り、エレメントを囲むように並ぶ。
紙を近付けると、呑み込まれるように消えていった。

[エスポワール学園 クエスト
クレセントウルフ 30体討伐]

依頼内容らしき文字が浮かび上がり、魔法陣が光る。
目を閉じると、暖かい風が優しく包み込んだ。あとは、転移石を使用した時の感覚と同じだ。
目を開けると、緑生茂る森に五人は立っていた。

「クレセントウルフはアタシ達が狩って来るから、アンタ達はその辺で雑草摘みでもしてれば?」

そう言って、クロエとシロナな走って行ってしまった。その発言で、いかに期待されていないかが窺える。
ゼロはステータス画面からマップを表示させる。敵は赤、味方は青のアイコンが付いている。

(…なんでアイツら、敵を避けてるんだ?)

青いアイコン二つが赤いアイコンを左右で避けている。挟み撃ちにするつもりだろうか。

「よし、こんなもんか。」
「何してるの?」
「オレが調合した薬で魔法陣を描いた。これで外からの魔法攻撃は防げるよ。特別に、内側からの魔法も外には出ないようにしてある。」

見ると、地面には赤く光る魔法陣が描かれている。見た事のない文字が複数描かれていて、この短時間でどうやって描いたのか気になる所だ。

「魔法を使うには、それに見合った魔力と道具が必要なんだよ。オレの場合はトゥーブとガンマ。」

リアンのポケットに入った試験管と、腰に付いている銃を見る。
試験管の中身は一見色が何色も混ざった不気味な色をしているが、リアンが魔力を込めると色が変わる。
ガンマも魔力を込めるとリボルバーが赤く光り、普通の発砲音ではない。例えるなら、流れ星のような、キラキラと速さを足したような不思議な音だ。
森に向かって発砲された弾丸は、光の玉のような物体になり途中壁のようなものに飲み込まれた。

「オレも学園に入り始めた時は、ルーク達のパーティに入ってたから、防御壁なら任せてよ。」
「どうして今は違うパーティを組んでるの?」
「…それはまた今度ね。」

ティアの疑問は俺も気になった事だ。
だけど過去の事を詮索しているみたいで、あまり良い気分ではない。誰だって、話したくない事の一つや二つあるだろう。俺達もそれ以上は聞けなかった。

「さて、まずはキミ達の適性から調べようか。」

そう言って、リアンはポケットから巾着を取り出す。中には小さな水晶の欠片が入っていた。
赤、青、緑、橙、黄、紫の6色がある。多分、エレメントの数と比例しているんだろう。

「握るだけで良い。適性があれば光るよ。」

リアンが緑と黄のクリスタルを握ると、指の隙間から光が漏れる。その瞬間、リアンの背中にほんの一瞬翼が見えた気がした。本当に一瞬だったが、確かに翼だった。

「その光が適性があるかを知らせてくれるのね。」
「そ。痛くないから、触れてみて。」

リアンはティアの手を取って、その手の平に赤いクリスタルを乗せた。
ちょっと腹が立つが、やっぱり絵になるな。
ティアが握ったクリスタルは、眩しいほどの光が指の隙間から漏れる。次に青、緑と順番で握って行く。最後の一つを乗せる頃には、リアンはティアの手を握り締めたまま固まっていた。

「…全ての魔法が使える…?そんな人間、存在するのか…?」
「確かに俺達は、世界の常識ってやつを知らない。けど一つ言えるのは、これが現実だ。」

先程言い争っていた事を今思い出した。この世界は確かに狂ってる。誰もが出来ないと言えば、出来ないと思うからだ。
俺は全てのクリスタルを握りしめる。
案の定、俺の指の隙間から6色の光が漏れた。
女神は狂ったこの世界を変える力が、俺達にあると言っていた。世界の常識を覆す為に、俺達はきっと転生したんだと思う。

「…キミ達は、本当に何者なんだい?」
「嘘偽りなく、人間だ。ただ…生まれが特殊なんだと思ってくれ。」

嘘は付いていない。しかし詳しい事は、ついさっき知り合ったような奴には話せない。
そもそも女神の力が使えるなどと言った所で、頭のおかしい奴だと思われるのがオチだ。

「…武器は?」
「俺は全ての武器が使える。その代わり、魔法は一回だけしか使えない。」

試しに武器のアイコンを開き魔剣なるものを取り出す。地面に魔法陣が描かれ、漆黒の刃の剣が現れた。初めてやってみたが、意外にうまく出来るもんだな。
剣を持つと、自分がヒーローになったみたいでテンションが上がる。
試しに一振りすると、切れはしなかったが、台風のような風が木々をなぎ倒した。

「魔法はどうやるの?」
「あ、あぁ…まず、武器に魔力を通して、的を絞る。そこに向かって力を放つんだ。大事なのはイメージだよ。」
「…っ…なんか…フラフラする…。」

試しにリアンの武器をティアがフラついた。試しにティアのステータスを見ると、HPが減って行っている。ただでさえHP低いのに、これでは流石にヤバイ。急いで武器を取り上げてリアンに返した。

「武器拒否体質って触れるだけでダメなのか?」
「…ううん…魔力流すまでは、大丈夫だった…。」
「よく分からないけど、ヤバそうだね。これ呑んで。…大丈夫、毒じゃないよ。」

そう言ってリアンはトゥーブに魔力を流す。すると中の液体は黄色に変化した。それが何なのかは分からないが、とりあえず嘘は言っていない。
恐る恐るその液体を呑んだ。HPが元に戻って、ティアの顔色も良くなって行く。

「オレが作った回復薬。そんなに回復しないんだけど…レティシアちゃんには効いたみたいだね。」

確かに、回復自体はそんなにしていない。多分、5000くらいか?そもそも、ティアのHPって9千くらいだからそれだけでも充分なんだが。
Sクラス最下位のロンですらHPは2万あるんだから、5000回復した所で、あまり役には立たないかもしれない。

「もう一度、やってみるね。」

そう言って、今度ティアが魔力を貯めたのは手の平。前に手を出すと、球体が出来る。ある程度大きくなると、球体はリアンの作った結界に吸い込まれていった。

「やった。成功したよ。」
「キミ達には驚かされてばかりだな。」
「ねぇ、どうしてこんなに親切にしてくれるの?」

ティアが疑問を投げかける。俺もそれは気になる所だ。
今日出会ったばかりで、Lv.1でSクラスに転校してきて、クラスに馴染める訳のない俺達にここまでしてくれるなんて、お人好しにも程がある。
俺がそう言うと、リアンは面白そうに笑った。

「ははっ、出会ったばかりのオレを転送石で送ってくれた人が言う?」
「それは…まぁ、そうなんだが…。」
「簡単だよ。キミ達はオレの夢を馬鹿にしなかった。」

最初はちょっと興味がある程度だったようだが、それで気を許したんだそうだ。安いとも思うが、彼にとっては嬉しい事だったんだろう。この状況は、女神の時と似ている。

「信頼するかどうかの理由なんて、それで充分だよ。」

リアンは嬉しそうに笑った。こんなに無邪気な笑顔を見せるんだな。そう思ったら、俺もちょっと嬉しかった。
彼なら信用しても良いかもしれない。心の傷と戦いながら、少しだけ距離を縮めても良いと思った。

「!なぁ…今回の依頼、誰のレベルに合わせて選んだんだ?」
「?もちろん、クロエとシロナのレベルだよ。キミ達のレベルは問題外だし、オレのレベルに合わせたらみんな危険だからね。」

つまり、彼女らが失敗すれば、その反動は同じパーティであるこちらに向く可能性がある。いや、もしかすると想定外な事態を考えていないのかもしれない。

「彼女達ならこんな依頼どうって事ないはず…ー」
「いやぁーー。」

悲鳴が聞こえた。恐らく、シロナの声だ。
不意に感じ取った敵意。マップを確認すると、敵のアイコンが増えていた。完全に彼女達は取り囲まれている。
一体なんでこうなったんだ?

「ゼロ。」
「あぁ。」
「あ、ちょっと!」

経緯はわからないが、何故だか彼女達はピンチに陥っている。これで見捨てるなんて、出来るはずがない。
幸い、さっき魔法の使い方も教わった事だし、あとはもうなんとかするしかない。
俺とティアは目配せして走り出し、驚いたリアンも俺達の後を追った。




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