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その34☆
しおりを挟む洗顔をしてヒラヒラの服を着替え、夕飯を食べにリビングへ降りると、既にさえちゃん先生が食卓に着いていた。
「あれっ、さえちゃん先生だ!」
「当たり前でしょ。ここに住んでるのは、私。」
ふわっとしたワンピースに金髪のボブ、化粧も完璧だ。
「ボブ、似合いますねえ。髪型変えても何を着ても、すっごく可愛いです。」
「…ありがとう。」
複雑そうな顔を一瞬で隠し、両手を合わせた。
「いただきます。」
色んなことが一度に起きたから、千歳のお腹はペコペコだった。
「いただきまーす。」
由美子の作った夕食は、今日も全て絶品だった。
いつものルーティーンで入浴を済ませ、千歳の準備は完璧だった。
「…まあ、大丈夫でしょう。」
自室を出て廊下を渡り、目的地のドアをノックする。
「どーぞ。」
いつも通りの返事に、口元が緩む。
「さえちゃん先生ー!」
「えっ?!千歳?!」
普段と同じ、デスクで業務報告を書いていたさえちゃん先生と目が合う。
「な、何で?」
指を指された千歳は、もちろん下着姿だった。
「え?育乳タイムですけど。」
何か問題でも?と首を傾げると、さえちゃん先生の顔が真っ赤になった。
「だって、だって、分かったでしょ?その、色々と。」
「はいはい、さえちゃん先生はベッドに移動してください。そうしないと、膝の上に乗りますよ。」
「ううっ…」
逆らえ切れずベッドに移動した、さえちゃん先生の向かいに座り両手を広げる。
「お願いしまーす。」
「本当に?」
「だって、おっぱい大きいのが好きでしょう。」
体を少し揺らすだけで、胸が揺れる。さえちゃん先生の視線は正直だ。
「好きです…」
観念したように、育乳マッサージを始める。慣れたもので、手際が良い。ツボを押し流し肉を寄せる。サラッと終わって、手が離れた。
「1ヶ月くらい育乳したんですけど、大きくなりました?」
「それは、千歳が分かるでしょ。」
「毎日触ってるのは、さえちゃん先生だけですよ。微妙な違いは分かりません。」
ギュウッと目を瞑ってから、ゆっくり息を吐き出したさえちゃん先生は、千歳の胸を両手で覆った。
「…止められる自信がない。」
「はい、私は1ヶ月前からずっとそうです。」
両手がむにゅりと揉み始めた。
「ああっもう…!なんだよこのおっぱい!気持ち良すぎる。」
「前にも言いましたけど、これはさえちゃん先生のおっぱいですよ。いつでも触って良いんです。」
下からタプタプ揺らし、両脇から押して形を変えて楽しんでいる。
「私の?」
「はい、お好きにどうぞ。」
ゴクリと喉が動き、下着を持ち上げてぷるんとおっぱいを外に出した。
両手でがっつりと支え揉みしだき、手のひらで先端を擦ってくる。
「んっ…」
さえちゃん先生の目は真剣で、ツンと勃った乳首を口に含んだ。
「ひゃっ!」
ちゅぷちゅぷと舐めて吸われて、もう片方は指先でこねられる。美少女に搾乳をされているようで、千歳の背筋がゾクゾクした。
「はうう…さえちゃん先生…えっち。」
「んっ…千歳の方が、えっちだ。」
艶っぽい瞳に、そのまま押し倒された。
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