Condense Nation

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3章 東西都市国家大戦編

番外編第3話  雫石の栗鼠1

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イワテCN 墓地

 メイソンはイザベルの墓前で膝を曲げてしゃがみ込み、
目を細めて見続けていた。埋葬が終わったのはほんの数分前。
とむらいしていた人達もほとんど後にしていない。
ロストした者達は全て専用の土地で亡骸をしまわれている。

「・・・・・・」

言葉なんて何も口から出るわけもなく、名残惜しむ。
最後の肉親を失い、自身の苦痛は肉体の痛みを遥かに超える。
どうしてこんな目に遭わなければならなかったのか?
兵器製造の代償、僕達もそこの一派だったから狙われたかもしれない。
もう縁が無いのに思い当たる記憶を精一杯たどり返そうとした。


A.D90年 イワテCN拠点 開発室

 僕の家は兵器産業の一家で東北有力の1つ。
アドルフ司令を大きく推進させた家系でもあった。
部品、設計の精巧さはどこにも負けず、他CNから滅ぼされずに
今まで人口最多のここを管轄してこられた。
まだ10歳の頃、軍養成所に入れないにもかかわらず父の権限で
たまに妹と勝手に工房内を漁っていたりもした。

「こぃ、なーさ?」
「4Eの部品だ、わーらの住んでら東北はこぃで守ってらんだ」

EEEE、東北で最も重く、牽制として扱っている機銃。
どうしてこんな名称になったのか理由はあるけど、僕達にも分からない。
はるか昔から設計された物で工房責任者が父であり、
僕達も手伝いをさせられていた。
とは言っても、実戦に出られる年でもなくあくまでも部品運びや
設備見習いで学んでいるだけで、他の同期よりもより見聞きする立場。
世界もろくに理解できてない年頃からこういった類を観てきた。
そんな物珍しさに、子どもが色々と漁りだすのもよくある事。
時折、大人の目を忍んで国の物色していると。

ガラッ

いつの間にか父がやって来ていた。
下手にイタズラしていると怒られる。
その時、妹がとった行動は。

パクッ

「おい!?」

口に物を含む、衣服に隠しても全身検査させられる程チェックさせられると
知っていて無茶苦茶な方法をとる。
当時は僕も逆らえず、成り行きに身を任せるしかなかった。
怖い眼付きで僕達を見る、後の様は物理制裁が下った。


ベチィン

「うっ!?」
「口さ入れだ物出せ、中毒になるだ!!
 そった行為で誤魔化せるど思ったが、だはんで女は半径5m思考なんだ!」

妹にビンタをしてアッサリと見抜かれて出させる。
父は女をどこまでも卑下ひげにして見下す性格。
母と縁をもったはずなのに何もかも男を最優先としてみなし、
どんな細かい内容も軍国主義に当てはめて判断する。
父はアドルフ司令の右腕的存在、左腕のイングリッド隊長率いる鉄道兵団で
構成されたポジションに近く、とにかく神経を尖らせて厳しい教育も
性別に関係なくCN全優先的に欠かさず率先して行っていた。
対する僕はただの一兵だけに、関係者でも良い成果を出せずに
いつまでも非力で何もできなかった。


A.D95年 CN養成施設

 僕達が兵として働く数年前、15歳と13歳という成長段階に入る
最中もあまり平坦とは言えない人生だったかもしれない。
いつの日か、妹は周りに暴力を振るい始めた。
相手が男だろうと女だろうとおかまいなしに殴る。

「何すちゅんだ、イザベル!?」
「おいの物まで勝手さ使ったんだ。
 前もやっちゃーはんでい加減さ分がらへでやるべど思って」

レーションの取り合いで揉めていた。
配給された昼食を作る実践の時、残り物で別物を料理しようとして
同期が独り占めしようとして争いが始まったらしい。
監督員の教官がトイレに行った間に起きた。

「そった事すたってなんにもならな――!」
「黙ってろよ!」

ガスッ

「ぐふっ!?」

僕すら殴りつける、いつの日か妹はこんな性格になっていて
ものを言わせるようになっていた。
あのササキ家がこんな失態をしようものなら軽蔑けいべつの目はより強く。
家柄がそうなのか、教官も僕にきちんと面倒みろと接するように言われる。
兄妹で共に行動する傾向はもうここから始まっていたのかもしれない。


 とりあえず連れて帰るよう言われて近場を探して歩く。
1本の木がある草原の場にいたのをすぐ見つけられた。
気が重く、何をしているのか向かっていくと。

「動物?」

そこにはリスがいた。
側にあった物はあのレーション、イザベルは動物のためにやっていた事で
自身ではなくリスにあげようとして持っていった。

「この子にあげるつもりでそったのが」
「冬になってがらエサも無ぐなるもん。
 あいづら、利益の事すか考えでねす」

素っ気ない言い方であるけど、動物のためにそうしていた。
近年からあまり見かけなくなった生き物がここにいるのを知っていて、
季節の都合でどうしても食材を必要としたそうだ。
素直に言ってくれれば皆にも分かってくれるはずが、
暴れる程の事でもないのにそこまで気にかけているのも不思議だったが。

「確がにリスにあげるつもりで奪っても印象がわりぇね。
 ばって、事情話せば分がってもらえるはんで戻るべ!」
「やだ、もう養成所になんて行がね。
 あったふとで態度変える陰湿などご、ろぐな所でねす」

イザベルは自身の扱いが嘘を交えていた事に気付いていた。
他の子達には深く接して僕達には二言三言な助言のみ。
教官ももう完全に見放すようにあきらめて放置。
CNと相談した結果、工作兵及び関連する施設へ送る事になり
以来、妹は地元の工房に通うようになる。
僕は父に放っておくよう言われたけど、ここだけは押し切って
養成所と工房を行き来しながら面倒を見続ける。
あたかも自身の道を進もうとする姿勢に見えるような気がした。


イワテCN 武器工房

 ゲンさんが統括する備品を造る場所。
イザベルはここで寝泊まりする程通い詰めるようになって、
家を空ける機会も多くなっていった。
将来も一応何をしたいか決めていて工作兵の末端で身を置くらしく、
ササキ家から別枠に生きようとするようだ。
実はここも父の息がかかっていて、妹がこれ以上放浪者にならないように
隠れつつ面倒を見させていた。師匠もそこを理解していて父が来る時は
会わせないよう配慮してくれているらしい。
ついでに、僕は工作兵とは違う道を決めていたのだけど。

「で、おめは衛生兵なのが?」
「んですの、わっきゃ結局機械苦手のままおがって
 呆ぃられづづ看護の方ば担当するべど決めですだ」
「ほう、あの親父どはこごまで違えるものだな」
「褒め言葉ど受げ取りますよ。わっきゃわーだ、父のようにはいがねです」
「年なんてあっという間さ過ぎでいぐもんだ。
 わすはもう引退する、後5年以内には身引ぐつもりだ」
「跡継ぎはシュンスケさんだすね?」
「そうだな、奴はまだ未熟だが教えるものは全で教えだ。
 後は奴自身で学んでもらうだげだな」

この人はイワテもといヤマガタやミヤギの同盟に賛成はしてなく、
リソース劣化を心配して父の方針にも反対の意思をもっていた。
イザベルもそこに共感したのか、ここに来るようになっただろう。
こうして世代を回して人は何かを残してゆく。
機にイザベルも良い方向に変わってくれるのを期待。
そんな時、ゲンさんが何かを聞いてきた。

「そういえば聞ぎで事がある。
 ヨンイーの製造元東北のどごがおべでらが?」
「いえ、分がらねですげど。父がら知らさぃでいねがったですが?」
「すりんだー回す電動もーだーの規格発祥さ分がね。
 ひすとぺでぃあ見でも発明者の名載っていねじゃ」
「う~ん、さすがにわーらも分がね部分がありますす」
「そうが、上がらの指示で造れどいうしゃべり分ばすで、
 出元の真髄がいづまでも聞げずにいだんだ。
 おめんどは奴の息子娘だはんでおべでらど思っちゃー」
「こご、イワテでねの?」
「おそらぐ違う、先祖代々がら製造すてらこごも発明者不明だ。
 アオモリ、アキタ、ミヤギ、ヤマガタも無関与だど分がってら」
「襲わぃだフクスマも最初がら兵器の規格者がいねがったす。
 なら、別の地方の技術がら応用すてあったどしゃべるすかねがも」
「かもすれね、銃器は他地方にもゴマンどある。
 わすは結局上辺だげの職人だったのが、自作人の格言おべだがった」

話の通り、発明者は東北のどこにもいなかった。
まだ同盟していなかった周囲のCNもほとんど敵視していなく、
お互いの貿易事情は知りえて生産場はほぼ把握。
ゲンさんも発祥の者から知りたい事もあっただろう。
アドルフ司令による完全同盟から起きた事件もあったが、
取り合いは物だけでなく人も含む。
物造りはあくまでも人間だから、人がいなければ物だって出来ない。

「じゃあ、作業再開するべが」
「うん」

ガキンッ  ガキンッ

今日はバレルの製造に挑戦、熱した棒を僕が押さえて妹が叩く。
普通なら逆の役割のはずだけど、どうしてもやりたいようで
こういう時は邪魔しないのが良い。今やりたい事をやらせる。
子どもにとってそれが一番の伸びしろある道だと思うから。
ゲンさんと比べても手応えが弱い、元から女の子の仕事じゃないから
当たり前で男の世界に踏み込む姿勢は内心めてあげたい。
だけどそう上手くいかず、一部が曲がってしまう。

「あっ、そごへごみすぎでら!?」
「均等割りが重要だぞ、真っ直ぐ保づには同ず力加えるんだ」

当然、初心者だからまともに完成できっこない。
試し打ちとはいえ、こうして場を与えてもらえる。
今は自家製も少なくなってササキ家のような自動工場が主になり、
跡継ぎも減って引退するところも増えている。
10代で製造をさせてもらっている時点でありがたみが分かる。
寒い外で熱い物を中でこしらえる空気はまだ覚えている。
当時はそんなに深く考えていなかったけど、何気ない日常とか経験が
時間を過ぎてから頭の残陰ざんいんより浮かんでくるのが後々重たくなるから。
イザベルに手応えをうかがう。

「楽すいが?」
「向ぐべよりずっぱどい」

CN養成所よりも良い環境にいられたと喜ぶ。
この子もそう簡単に縁を離すわけにはいかない。
僕達もいずれは東北に留まるか、または別の所に移るのか。

(違う地方が、ササキ家が製造さ携わってら家系元々別の所がら
 やってぎで広めだがもすれねな)

確かに出元が東北にはない理由も疑問に残る。
銃の規格から考えても元は一緒なのはもう予想できていたが、
特徴がほんの少し差があるのは地方さながら。
こんな兵器なんてモノを扱えば確かにわだかまりが生まれるかもしれない。
元からの因縁、報復の類がどこから訪れる恐れもあるだろう。
東北まで伸びてきた闇の牙は最近に始まったわけでもない。
ある事件が起きて僕達の動向が決まっていった。


A.D98年 イワテCN拠点

「父が奇襲を!?」

 僕が18歳になり、CN拠点の衛生兵に配属された時。
まだ同盟していなかった近隣CNへ談判するラボリをしていた最中、
父のいた分隊が関東兵から攻撃されたという。
数か月もの間侵攻されていなかった安全性を見込んで昼間に出た
行動を読まれてしまったのか、警戒レベルを抑えていた一時期、
予想外の出来事に緊張を走らされた。
もちろん、僕達は外出許可を出されていない。
役員の親族は他と異なり大きく守られる立場で実働部隊に出される
年齢でもなかった。まだ怪我人も運ばれてなく待機するのみ。
しかし、先程から妹の姿が見かけない。
女同僚といたはずが、いつの間にかいなくなっていた。

「イザベルはどごさ?」
「おべねよ、わらは1時間前がら別々だったはんで」

部屋に行ってもやはりイザベルがいなかった。
当時は養成所に通わなかった妹はCN宿舎の一角に滞在していて、
僕の監視下を条件に住まわせていた。
だからといっても四六時中共にいない時もあるから、
うっかりと見逃す事だって起きる。
数分後、拠点から出ていったビークル内で何かを運ばせていた事が発覚。

(まさが・・・父のいる場所さ!?)

現地まで距離もあるから徒歩では間に合わない。
どうにか乗り物で向かう他になかった。
小型ビークルがある、拠点からキーを取って行けばすぐに追いつける。
でも、入口で検査される。リソースチェックセンサーを体に当てて
ラボリの数量測定のために義務付けられている。

(軍服は全で透過するはんで見づがる・・・他の肉質は?)

もはや考える時間もなく手っ取り早い方法しかない。
自然にふるまえば気付かれにくいのではとできる事は・・・思い出した。
あの方法、イザベルの真似まねをイチかバチかで試そうとした。

パクッ

キーを口に入れて隠す、体内まではとどかないはずだからどうにかなる。
結局は兄妹そろってろくな発想をもたずに同じ事をするのも遺伝か、
3cmと短いこれを意外そうなところにしまって抜けようとした。


イワテCN拠点 入口

「ササキさん、待ってけ! どごへ行がぃますか!?」
「モゴッ、いや、市民街で取ってくる物があって」

 予想通り、見張りに止められる。
名前呼びされているだけあって要注意人物扱いされているのは理解。
強引に抜けて逃げれば反逆罪として連行されてしまい、
これ以上方法もなく事が運べるのを祈った。

ピ~ッ

足元から赤い光を当てられる。
ラボリしにいく装備じゃなければだいたい警戒されないはず。
ただの外回りなら心配されないと思う。

「・・・異常無し、いってらっしゃいませ!」
「ああ・・・ほごほご」

偵察兵は頭まで照らしていなかったから上手くやり過ごせた。
顔に当てて文句言われるのを恐れたのか、とにかく助かる。
そして、車庫に忍び込みめぼしい物を拝借。
イザベルも無事に発見して現地付近でどうにか連れ戻せた。
しかし、悪い報告もそこで知らされてしまう。

父はロストした。
関東兵との交戦で現場指揮をしていた最中に攻撃を受けて終わる。
侵入はされなかったものの、流れ弾のいくつかに見舞われてしまった。
後一歩遅れていたらイザベルも同じ運命を辿っていただろう。
大雪で脚をとられてビークルもスタックする。
でも、悲しむ暇なんてない。誰よりも大切な人だけはこの手で
雑木林をかき分けて進まなければならないから。

「あそごさ建物がある、雪宿りするべ!」

ロッジ内は食料も暖房もなく、ベッドが1台だけある。
駐屯地ではなく民間の物で簡易施設の物のようだ。
山林沿いで物置小屋を点在させる習慣もあって休憩所などにも利用。
運が良い事に鍵がかかってなく普通に入れる。
ただ、火種もなく暖をとれるのは羽毛布団だけだった。

「上は脱いだ方がいな、軍服は濡れでらはんでそのまま入れね」
「でも・・・」

少しためらいがちな様子を見せる。
恥ずかしいのか、体を見られるのがイヤなようだ。
凍死する恐れがあるのに細かい事にかまっていられないはず。

「わー以外はだぃもいねはんで平気だべな?
 おめの裸なんて昔がらぇっぱい見ぢゃーすな」
「今ど昔は・・・違うす――」
「今はそった事しゃべってらぃね、さあ」

軍服を全て脱いで脱がして一緒にベッドに入る。
久しぶりの添い寝で救援が来るまで待機しようとする。
どんな動物だって歩き回る事なんてしない。
ここで特にする事もなく外に出るのは危険だから、
天候が治まるまで待ち続けようとした。
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