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2章 東日本県大会編
第25話 東北県大会開始
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ホッカイドウ 白閃小学校
メアリーはメンバーのみんなといっしょに
校門で集まっている。いよいよ今日から県大会。
アキタの学校と試合をする場所はどこかというと。
「アキタの乳足温泉か。
あそこもなかなか良いとこなんだよなぁ」
ムスティスラフが言う、今日行くところがそこ。
この人は東北のいろんなところへ回って
温泉めぐりをしているみたい。
オユバトのどこで有利になれるか教えてくれると言う。
みんなもプラチナカードをじょうずに使っている。
今のふんいきはべつに悪くないけれど。
「きんちょうしてる?」
「う、うん・・・」
プレッシャーはもちろんある。
もちろん大会に出ることを約束してここまできたから。
ダテにおふろで打たれてない(東北で習った言葉)。
そのために練習してきたからやるしかない。
そして、ガブリエル先生があいさつ。
「では行ってきます」
「気をつけて行って下さい」
レイチェル校長先生がわざわざ入口までお見送り。
さすがに学校で一番大切なポジションにいる人は
他エリアまで行けない。別の学校で部活をするなんて
本当にふしぎな人生だと思う。
それからバスに乗ってシートにすわる。
人数が少ないからどこにすわってもいっしょだけど、
となりにはミロン、いつもいっしょにいる。
ヘルマンが言った。
「お前メアリーのとなりか、熱心だな」
「べ、べつにそんなじゃないって!」
私はまったくイヤでもない、ほほえましい。
他はみんな男の子で当たり前だけど、
もうそんな感じもなれていた私もいた。
これは英語でハーレムというみたい、元はべつの国。
異性が1人だけで、みんなはもうかたほう。
女の子は私1人、べつに悪くはないけれど・・・。
「メアリー?」
「えっ!? い、いや、だいじょうぶ・・・」
「なんかボ~ッとしてるからなやみ事かなって。
試合の事? 今までやってた事をやるだけだって」
「し、試合はべつに、心配じゃ」
「そう? 君はあんまり話さなくてポーカーフェイスでも
気分のちがいはちょっと分かるようになってきたし」
「うぐっ」
「この国でいうツー・カーって本当ありえるもんだ。
それにしても、このバスもすごいよね」
「うん」
見た目ですぐにかなり大きなバスだと分かる。
後ろにトイレもある、イワテで通っている物とはちがう。
この国はオーストラリアよりも土地がせまいから、
たぶん日本で造られたタイプじゃないかもしれない。
動物にたとえるならクジラ、それくらい大きくて
レイチェル校長先生が手配してもらったみたい。
お金だってけっこうかかっているかも、
ここまでしてもらっては良い結果をださないと。
アキタ 乳足温泉
しばらくしてバスが止まる。
うっかり眠くなってどれくらい時間がすぎたか、
もうアキタまで来ていたみたい。
アナウンスが聞こえて私も目がさめた。
「「目的地までとうちゃくしました、
おわすれものにお気をつけてください」」
バスから降りてみんなとコートの方へ歩く。
見た目はふつうの1階建て民家。
外から温泉まで見えない、当たり前。
入口へ入ると。
「どうも、白閃小学校です」
「ようこそおこしくださいました、おかみです。
こちらへどうぞ」
管理をしている人が出て先生とあいさつ。
そして試合のためにすぐ更衣室。
女は私しかいないから1人でしないといけない。
ロッカーはオーストラリアでもふつうにあるから
説明なんて受けなくてもだいじょうぶ。
着替えてコートに出ると。
(うわぁ・・・白い)
思ったことがまずそれ、お湯が白い。
夏なのにここでは冬なのかと思ってしまう。
この国では雪が降るけど、まるで季節をまちがえた
温かさと冷たさが逆になった感じ。
バスクリンを入れているかと思ったけど、
そういう物などは入れていないみたい。
「ここ、乳足温泉は白いのがとくちょうです。
火山の物質が酸素にふれてそういった色になり、
おはだもキレイになりますよ」
「へえ」←ミロン
安全管理もとられて人にとっても良い効果。
ということは、もぐってかくれることもできる。
でも、私はできない。おふろに入れても頭まで
液体におおわれるのがどうしても無理。
そんな時、ヨハンが小声。
「「メアリー、無理をするな」」
「「う、うん」」
はげまし、もう試合はそこまでせまっている。
ここまでこられたのは先生とみんなのおかげ。
苦手だろうと練習の成果を出すだけ。
かんじんの地上はどうかというと、岩場がいくつか
まとまっている所がある。
もっとよく目を通してみると。
スウッ
直線が通るのはどこからどこまでかみる。
射線可能距離、ショットまでの時間、相手出現位置。
私の手がいつどこまでとどくのか予想。
1秒以内にできるだけ情報をおぼえる。
(タクティカルポイント、3つ)
まずはかくれられそうな場所が3つ。
見た感じ、苦手そうなフィールドは水辺だけで
上の方は悪い気がしない。
思ったように体が動かなくても目だけは動く。
前もって立体感だけは頭の中で意識する。
それを口に出さず、開始まで待っていると
おくの方からたくさんの人が来た。
「こんにちは白閃さん、千秋小学校のマイよ」
メアリーはメンバーのみんなといっしょに
校門で集まっている。いよいよ今日から県大会。
アキタの学校と試合をする場所はどこかというと。
「アキタの乳足温泉か。
あそこもなかなか良いとこなんだよなぁ」
ムスティスラフが言う、今日行くところがそこ。
この人は東北のいろんなところへ回って
温泉めぐりをしているみたい。
オユバトのどこで有利になれるか教えてくれると言う。
みんなもプラチナカードをじょうずに使っている。
今のふんいきはべつに悪くないけれど。
「きんちょうしてる?」
「う、うん・・・」
プレッシャーはもちろんある。
もちろん大会に出ることを約束してここまできたから。
ダテにおふろで打たれてない(東北で習った言葉)。
そのために練習してきたからやるしかない。
そして、ガブリエル先生があいさつ。
「では行ってきます」
「気をつけて行って下さい」
レイチェル校長先生がわざわざ入口までお見送り。
さすがに学校で一番大切なポジションにいる人は
他エリアまで行けない。別の学校で部活をするなんて
本当にふしぎな人生だと思う。
それからバスに乗ってシートにすわる。
人数が少ないからどこにすわってもいっしょだけど、
となりにはミロン、いつもいっしょにいる。
ヘルマンが言った。
「お前メアリーのとなりか、熱心だな」
「べ、べつにそんなじゃないって!」
私はまったくイヤでもない、ほほえましい。
他はみんな男の子で当たり前だけど、
もうそんな感じもなれていた私もいた。
これは英語でハーレムというみたい、元はべつの国。
異性が1人だけで、みんなはもうかたほう。
女の子は私1人、べつに悪くはないけれど・・・。
「メアリー?」
「えっ!? い、いや、だいじょうぶ・・・」
「なんかボ~ッとしてるからなやみ事かなって。
試合の事? 今までやってた事をやるだけだって」
「し、試合はべつに、心配じゃ」
「そう? 君はあんまり話さなくてポーカーフェイスでも
気分のちがいはちょっと分かるようになってきたし」
「うぐっ」
「この国でいうツー・カーって本当ありえるもんだ。
それにしても、このバスもすごいよね」
「うん」
見た目ですぐにかなり大きなバスだと分かる。
後ろにトイレもある、イワテで通っている物とはちがう。
この国はオーストラリアよりも土地がせまいから、
たぶん日本で造られたタイプじゃないかもしれない。
動物にたとえるならクジラ、それくらい大きくて
レイチェル校長先生が手配してもらったみたい。
お金だってけっこうかかっているかも、
ここまでしてもらっては良い結果をださないと。
アキタ 乳足温泉
しばらくしてバスが止まる。
うっかり眠くなってどれくらい時間がすぎたか、
もうアキタまで来ていたみたい。
アナウンスが聞こえて私も目がさめた。
「「目的地までとうちゃくしました、
おわすれものにお気をつけてください」」
バスから降りてみんなとコートの方へ歩く。
見た目はふつうの1階建て民家。
外から温泉まで見えない、当たり前。
入口へ入ると。
「どうも、白閃小学校です」
「ようこそおこしくださいました、おかみです。
こちらへどうぞ」
管理をしている人が出て先生とあいさつ。
そして試合のためにすぐ更衣室。
女は私しかいないから1人でしないといけない。
ロッカーはオーストラリアでもふつうにあるから
説明なんて受けなくてもだいじょうぶ。
着替えてコートに出ると。
(うわぁ・・・白い)
思ったことがまずそれ、お湯が白い。
夏なのにここでは冬なのかと思ってしまう。
この国では雪が降るけど、まるで季節をまちがえた
温かさと冷たさが逆になった感じ。
バスクリンを入れているかと思ったけど、
そういう物などは入れていないみたい。
「ここ、乳足温泉は白いのがとくちょうです。
火山の物質が酸素にふれてそういった色になり、
おはだもキレイになりますよ」
「へえ」←ミロン
安全管理もとられて人にとっても良い効果。
ということは、もぐってかくれることもできる。
でも、私はできない。おふろに入れても頭まで
液体におおわれるのがどうしても無理。
そんな時、ヨハンが小声。
「「メアリー、無理をするな」」
「「う、うん」」
はげまし、もう試合はそこまでせまっている。
ここまでこられたのは先生とみんなのおかげ。
苦手だろうと練習の成果を出すだけ。
かんじんの地上はどうかというと、岩場がいくつか
まとまっている所がある。
もっとよく目を通してみると。
スウッ
直線が通るのはどこからどこまでかみる。
射線可能距離、ショットまでの時間、相手出現位置。
私の手がいつどこまでとどくのか予想。
1秒以内にできるだけ情報をおぼえる。
(タクティカルポイント、3つ)
まずはかくれられそうな場所が3つ。
見た感じ、苦手そうなフィールドは水辺だけで
上の方は悪い気がしない。
思ったように体が動かなくても目だけは動く。
前もって立体感だけは頭の中で意識する。
それを口に出さず、開始まで待っていると
おくの方からたくさんの人が来た。
「こんにちは白閃さん、千秋小学校のマイよ」
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