まおうさまの勇者育成計画

okamiyu

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第七章:椿は鋼に咲く、忠誠の銃声とともに――女帝と三将軍のプロトコル

第136話:模擬戦開戦――平等と友情、割れるのはどちらか

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公平会と平等会の模擬戦が、今日ついに始まる。

全校を舞台にした、全生徒参加の一大イベント。

人数的には平等会が有利だが、公平会の方が全体的なメンバーの質は高い。

くじ引きの結果、平等会は東エリア

――旧校舎、食堂、校舎の半分を陣地とする。

一方、公平会は西エリア

――体育館、プール、残りの半分の校舎を陣地とした。

勝敗は、一日の終了時に占領した陣地面積の大きさで決まる。

ただし、大将が“撃ち取られた”場合、即座に敗北が決定する。

東軍の大将は言うまでもなく、平等会会長を名乗るガブリエル。

西軍の大将は、この戦いを見越していたかのように転校してきた全知の悪魔、モリア。

使用できる武器はペンキ弾や規定に沿ったもののみ。

殺傷力の高いものは禁止。重傷を負わせたり、死に至らしめることはご法度だ。

ペンキが頭部や胸部など要害部分に付着した者は、即退場となる。

審判は、かつて帝国を偉大ならしめた貪狼将軍、ドクター――

のはずだったが…。

「え? エンプラがまたやらかした? 今すぐ行くから、あの子に『覚悟をだけ先にしておいて』と伝えなさい。」

貪狼の名を継いだエンプラのトラブルの後処理と再教育のため、彼は来られなかった。代わりに審判を務めることになったのは…。

「皆さん、怪我だけはなさらないでくださいね」

元皇帝、ティアノ・ブラッドムーン。ツバキに無理を言ってこの役を引き受けたのだ。

「だめよ、模擬戦とはいえ戦場なんだから、危ないでしょう」

ツバキは強く反対したが、ティアノは譲らなかった。

「僕が行かなければ、代わりにツバキが行くんでしょう? 今日は病院で検査の日じゃないか」

ツバキのお腹の赤ちゃんは安定しているものの、月に一度の検査は欠かせない。調整してようやく取れた休み。今日を逃せば、来月まで検査ができなくなってしまう。

「僕もこの子の父親だ。情けないところばかり見せられないよ」

「わかったわ。あなた、気を付けてね」

二人は口づけを交わし、それぞれの道へと向かった。

一方、平等会の本営では――

ガブリエルが士気高揚の演説をしていた。

「神を信じる同志たちよ! 残念な知らせと、喜ばしい知らせが一つずつある!

残念なことに、我が同志リディア・エクイノクスは我らの理想を裏切り、悪魔に魂を売った! 彼女はもはや同志ではない。撃つべき敵だ! 戦場で見かけたら容赦するな――天誅を下せ!」

沸き立つような叫び声。「殺せ! 殺せ! 裏切り者に死を!」 合わせたわけでもないのに、声は一つに聞こえた。

「しかし、神は我々を見捨ててはいなかった! 新たなる同志、ミリアム・エクスコミュニカが我らに加わってくれた! 彼女がいれば、裏切り者リディアの欠落を補うに足るだろう! さあ、温かい歓迎の挨拶を!」

雷鳴のような歓声が、ガブリエルの合図とともに会場を爆発させた。

しかし、当のミリアムはその熱気に全く染まっていない。悲しげな表情を浮かべたまま、隅に座り込んでいた。拍手の渦の中で、ミリアムはまるで水槽の外からこの世界を眺めているようだった。自分だけが違う場所に立っている──そんな感覚が体の芯に張り付いて離れない。

「先輩、帰ろーデース」

彼女の影から、ベリアルの声がした。どうやらこっそり付いて来たらしい。

「何しに来ました? 大切な姉さんを裏切るつもりですか?」

「ベルが悪かったデース…。あの時、ベルがわがままをしなければ、先輩はガブリエルに会うことなんてなかった。もしベルが姉さんのように話せたら、ガブリエルに言い負かされることもなかったデース…」

その声には悔しさのほか、泣き声を押し殺したような響きがこもっていた。

「あなたは悪くないです。今までが馴れ合いすぎていたのが間違いでした。今はただ…お互い、元の立場に戻っただけ。なんでもないことですよ」

(…なんでもないこと。なのに、どうして、あの時アスモデウスが泣いていた顔が頭から離れないの)

ミリアム自身、思っていたほど割り切れてはいないらしい。

一方、公平会の陣営では、また別の光景が広がっていた。

モリアから指示を受けた能力の高い面々は、その意図をすぐに理解し、作業に取り掛かる。

リディアは平等会を脱退したが、公平会の思想に同意したわけではない。故に今回は戦闘には参加せず、医療班として自身の信念を貫く。

しかし、一人だけ違った。部屋の隅で静かに涙を流す悪魔がいた。アスモデウスである。

「うぐっ…うぐっ…ミリリン…」泣きすぎて声が枯れているのに、それでも彼女は名前を呼び続けた。

ガムテープで不器用に補修した、彼女とミリアムの写真を大切に抱え、あの日からずっと泣いていた。

「涙は女の武器よ。でも、ここまで流し続けると、武器の価値が下がっちゃうわ」

背後からモリアがアスモデウスの頭を抱え、優しく撫で上げた。

「モリリン…! モリリンは全知の力を持っているんでしょ!? なら、仲直りする方法を教えて! お願い、一生のお願いだから!」

モリアの手を掴み、荒波の中の唯一の浮き藁のように、アスモデウスは必死だった。

「私と縁を切れば、あの子と元に戻れるわ。元々、彼女は私を妬んで、あなたに当たり散らしていただけのようなものよ。私から離れさえすれば、すべて元通り。大丈夫、たとえそうなっても、私は恨みなんかしないわ」

「モリリン、バカ! 何でも知っているなら、モリリンを失うことが、ミリリンを失うのと同じくらい辛いってわかっているでしょ! どちらか一人しか選べないなんて…あたし、そんなの嫌!」

モリアの手をさらに強く握り、逃げられないように強く縛り付ける。

「ごめんなさい、意地悪な答え方をしてしまったわ。大丈夫、あなたはただまっすぐに、あの子と向き合えばいい。あとは全部、私に任せて」

モリアの指が触れた瞬間、写真は破れる前の時間へと戻った。

ガムテープも傷も跡形もなく、最初から壊れていなかったかのように。



ン――――――――!!

防空警報が合図となり、帝国大学付属高校は一瞬にして戦場と化した。

校舎のざわめきは消え、全員の足が戦場の音に変わった。

数の上で優位に立つ平等軍は、その勢いを利用し、積極的な侵攻を開始する。

「兵力ではこちらが有利です。分散してその優位性を損なうべきではありません。確実に陣地を落としていきましょう」

指揮官は言うまでもなくミリアム。百年前、王国の民を率いて帝国の侵略を撃退した彼女が、今や帝国の生徒を指揮するとは、何とも皮肉なものだ。

平等軍は兵力の半分を分遣し、まずプールを攻撃目標とした。当然の選択である。プールには隠れる場所がほとんどなく、三つの陣地の中で最も防御が難しい。

しかしミリアムは油断しない。必要十分以上の人員をプール攻撃に投入した。

しかし、そこには誰一人として敵の姿はなかった。静まり返ったプールは、まさに「空城」の計。ただ、プールの水はいつもより不自然に青く光っていた。

(兵力が少ないから、防御困難なプールはあっさり放棄したのか?)

「探せ! 敵の待ち伏せがあるかもしれない」

この広く開けた場所で大軍が待ち伏せするはずはないが、念には念を入れ、万全を期したいミリアム。

(水がおかしい…こんなに青かったか?)

プールの水の不自然さに気づき、彼女は少しだけ水をすくい上げた。

(これは…?!)

水ではない。青いペンキだ。これはまさか――

「同志ミリアム! ジャンプ台に敵を発見! 元公平会会長のアレックスだと思います。ただちに捕縛にかかります!」

「やめなさい! 今すぐそこから離れろ!」

しかし、その命令は遅すぎた。

20メートルの高さを誇るジャンプ台。ふんどし一丁のアレックスは横木に立ち、迫り来る平等軍の兵士たちに微塵も恐れる様子を見せない。

「そのまま撃てばいいんじゃないですか? なぜわざわざ捕まえようと?」

「分からないのか? 元とはいえ公平会の会長だ。囮として使えるのよ。単に敵戦力を1減らすだけなら、ここまでの仕掛けは割に合わない」

「ははっ! やはり会長の予想通りだ! 卑しい神の僕どもは甘い蜜に群がるハチと同じよ! だが、このアレックスは数の暴力などには屈しない! 我が魂の帰る場所は、広き海にあるのだ!」

そう叫ぶと、彼は横木の上で大きく跳躍した。

「バカ! 止まれ! 下に逃げ場はないぞ!」

横木のバランスが崩れ始め、そこにいる平等軍の兵士たちは激しい揺れに抗う術もない。

「笑止千万! 群れなければ何もできないお前たちに、このアレックスが逃げると思うか! これは我らが会長に勝利を捧げるための、潔きジャンプだ!!」

彼は最大級のジャンプを披露し、プールへと飛び込んだ。

横木のバランスは完全に崩れ、平等軍の生徒たちは次々と落下する。パニックに陥った兵士たちは、必死に隣の者に掴まり、結果としてさらに多くの兵士が落下の渦に巻き込まれた。しかし、これでもまだ序章に過ぎない。

(大丈夫…水と違ってペンキは粘度が高い。簡単に大きな波は立たないはず!)

しかし、アレックスの落下に続く、次々と投げ込まれる「人間爆弾」は、プールに見事な大波を発生させた。

(あのふんどし…! 呪文が書いてあった。モリアの仕業だ!)

そう、ただ落下しただけでは、ペンキのプールに沈むだけだ。しかし、モリアが水魔法でこのペンキに「水の性質」を付与していたら?

結果は見ての通り――大波の発生だ。魔法がかけられた分、波はさらに荒々しい。

ミリアムは旗を素早く回転させ、迫り来るペンキの波を防ぎきった。しかし、他の兵士たちにはそれができなかった。全身を青く染め上げた彼らは、見事に退場となった。

青く染まった生徒たちが、次々と退場ゲートへ運ばれていく。

この一戦で、平等軍はプールを制圧した。しかし、代償は大きすぎた。ミリアムを除く、投入兵力の実に五分の一しか生き残れなかったのである。



(これはまずい……)

ミリアムの当初の計画は、数の優位を活かしてプールを制圧し、そのまま防衛ラインを固めて次のエリアへ進むことだった。しかし、生き残った兵力では……。

(ここは……捨てるしかない)

公平会が奪還に来れば、この人数でプールを守り切るのは不可能だ。兵を残しても無駄死にさせるだけなら、いっそここは捨てるべきだ。食堂と旧校舎はどちらも防御に適している。少人数で守りを固められる。全軍で食事を取って体力を回復した後、体育館を攻めればいい。

そう、平等軍にはもう一つ有利な点があった。食堂を押さえていることだ。食料が豊富に蓄えられている。人数が多い分、補給の重要性は大きい。一日限りの模擬戦とはいえ、この差は決して小さくない。

(ひとまず食堂で兵を休め、軍を再編成しよう)

「ここを放棄するなんて!? あれだけの犠牲を払って手に入れた戦果じゃないか!」

しかしミリアムの決定は、平等軍の反感を買ってしまった。

「今の兵力ではここを守り切れません。だからこそ──」

「最初にここを攻めろと言ったのはあんただろうが!それでこの結果だぞ?今日来たばかりの分際で何が指揮だ!うっぜえ」

「では、平等会らしく投票をしましょう。食堂に戻りたい人は手を挙げて」

挙がった手は──ミリアム以外、誰もいなかった。

「というわけだ。同志ミリアム、我々はここを守る。ご随意にランチをお取りください」

「でも、それでは──」

「これが皆の決定よ。同志なら従うべきじゃない?それとも、あなたも公平会連中と同じ個人英雄主義を貫くおつもり?同志がヴェインに報告するわよ」

ミリアムは何も言えなかった。今回の彼女の判断が大失敗を招いた。もはや彼女の言葉に耳を貸す者はいない。実質クビされたのも当然。



「もしもし、同志ミリアム!我々は現在、食堂と旧校舎の両方から同時攻撃を受けています!至急、支援をお願いします!」

悪い知らせは、つい悪いタイミングで舞い込むものだ。

平等軍が動けば、公平軍も動くのは当然のこと。数の劣勢を逆手に取り、少数精鋭の遊撃部隊を編成したのだ。彼らは戦場を縦横に駆け巡り、平等軍の秩序を混乱に陥れる。



「さあ、平等軍の連中に、彼らが大好きな『平等』を授けてやろうじゃないか──射撃、よーし!」

遊撃部隊の主力は、帝大付属高校の射撃部員たちである。

将来、軍での栄達を約束されたエリートたちが、平等などという理念を心底支持するわけがない。

校舎の窓から掩体えんたいを探り、巧みに平等軍を狙い撃つ。そして、平等軍が接近しようものなら、素早く撤退する。

「等しく」退場へと導く──これが公平軍による、彼らへの皮肉な「平等」の贈り物であった。



「落ち着いて!外に飛び出すな!防御に集中しろ!すぐに向かって指揮を取る!」

しかし、両方から同時に攻められている今、ミリアムは一方を選ばなければならない。そう簡単に陣地が落ちるはずはないが、悠長に構えている時間的余裕もない。

合理的に考えれば、辺ぴな旧校舎より、食料が豊富な食堂の方が戦略的価値が高い。だが──。

「相手の指揮官は分かっているのか?」

「はい!旧校舎側は公平軍会長のモリア、食堂側は……アスモデウスです」

その名前を聞いた瞬間、ミリアムは食堂へ向かおうとした足を止めた。

食堂にアスモデウスがいる。どんな顔をして会えばいいのか──ミリアムにはまだ分からなかった。昨日絶交を言い渡したばかり。次に会う時は敵として、と言ったのは自分自身だ。

「先輩、店長に会いに行くデース。そして仲直りするのデース」

影から聞こえるベリアルの声が、ミリアムの心を揺さぶる。戦略的にも食堂に行くのが正しい。だけど──。

(アスモデウスの泣いている顔を見たら……私の決意は、果たして保てるだろうか?)

不安がよぎるミリアムは、結局、旧校舎へと足を向けた。



「やー、楽な仕事やわ~」

ヘッドフォンを外し、先ほどまでミリアムと連絡を取っていた平等軍の通信係は、周囲を確認すると、懐から小さな小切手を取り出し、満足げに眺めた。

「いやー、モリアさん太っ腹すぎるわ~。これで今年の演劇部も安泰やわ」

彼女は演劇部の部長であり、平等会と公平会の二重スパイを務めていた。表向きは両方にいい顔をする機会主義者──だが、モリアはガブリエルよりも、人間の「欲」をよく知っていた。

「マネ♪マネ♪マネ♪」

金は人を動かす最強の駆動力だ。

食堂にアスモデウスがいるという偽情報を流すくらい、彼女にとっては朝飯前の仕事なのである。



「これ、本当に大丈夫なのか? ルール違反にならないよな?」

野球部部長は、奇妙な装置を手に取り、難色を示した。

「大丈夫、大丈夫! 変な成分は入ってないからね。安全第一の《学習用催涙ガス》だよ。検査もパスしてるし、吸いすぎない限りは全然安全。お母さんも安心、今なら3本買うと1本おまけしちゃう!」

そう自慢げに発明品を紹介するのは、食堂攻略の真の指揮官・科学部部長。

貪狼将軍ドクターの熱狂的ファンで、彼に倣って白衣と仮面を装着し、自称「ドクターZ」。モリアはドクターの直筆サインを餌に、彼を完璧に手懐けていた。

「分かりますか、この筆跡に滲む叡智と狂気……モリア様と出会えて本当によかったぁ~ぐへへへ……」

「なんだか気持ち悪いな……。これを中に投げ込めばいいんだろ?」

「ええ、私の発明は完璧です! そっちこそ、人に当てないでくださいよ。死人が出ちゃいますから!」

野球部部長は帽子を深く被り、自信に満ちた笑みを浮かべる。

「誰に向かって言ってるんだ? 俺が投げる球がそんなヘマをするわけないだろ!」

言葉より速い一球が食堂の窓ガラスを粉々に破り、壁に見事にめり込んだ。そして、装置は催涙ガスを噴射し始める。

「次っ! こうして学校の窓ガラスを全部割りたかったんだよな~、野球部に入って一度はやってみたかったぜ!」

「いやいや、普通はバットで割るもんじゃないのか!?」

野球部といえば足も速い。中にいる平等軍が状況を理解する前に、窓ガラスは次々と破られ、ガスはあっという間に食堂内に充満していった。

「な、なにこれ……目が……!」

「涙で何も見えない! 窓を開けろ!」

「バカ! 窓は全部割れてるんだ! 外に出るぞ!」

ガスに燻られ、苦しむ平等軍の兵士たちは我先にと外へ脱出しようとする。

しかし、そこで待ち構えていたのは──。

「平等軍の団体様、ご案内いたします!!」

射撃部による容赦ない狙撃の嵐。出口が限定されているため、狙いはより容易い。

「さて、今日の昼ご飯は……学園定食のAランチにしますか?」

昼食の雑談を交わすような余裕すら見せながら、射撃部は冷静に標的を仕留めていく。

こうして、あっけなく食堂は陥落した。



旧校舎

戦略的価値は低いが、校内で最も防御に適した難関――

しかし、

「……陥落、している」

公平軍の旗がはためく。ここもまた、見事に公平軍の手中に落ちていた。

ミリアムは無駄足を運ばせてしまった。しかし、それ以上に彼女の心を動揺させたのは、

「ミリリン、来てくれたんだね」

そこに立っていたのは、アスモデウスだった。

「アスモデウス……様?」

模擬戦、午後の――

後半戦、いま、幕が上がる。

果たして、勝利の行方は?

そして、アスモデウスとミリアムの関係の行く末は?

次回へ続く!
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