まおうさまの勇者育成計画

okamiyu

文字の大きさ
152 / 190
第八章:散るは忠誠、燃ゆるは誇り――約束の交差点、勇者計画の終焉

第142話:戦争一日目、帝国、進軍す。

しおりを挟む
太陽が昇り、一月を待ちわびたこの日がついに訪れた。戦争だ!
三将軍の部隊が出征するこの日、中央広場には見送りの民衆が集い、無数の松明が揺らめいていた。銀髪の女帝が黒と金の軍服姿でバルコニーに現れると、群衆の熱狂が一気に爆発する。歓声が収まった瞬間、ツバキの冷たくも熱を帯びた声が広場に響き渡った。
「帝国の同胞たち! 我が子たちよ!」
「今日、我々は歴史の分岐点に立っている。我々の眼前に、魔族の影が迫る。彼らは我々の土地を貪り、我々の子供を喰らおうとしている」
ツバキは拳をゆっくりと掲げ、静かな怒りを込めて続ける。
「彼らは我々を『侵略者』と呼ぶ。では、彼らに問おう――」
「我々が荒野に都市を築き、魔法に科学を融合させ、この不毛な大地に繁栄をもたらした時、魔族は何をしていた?」
「我々が病に苦しむ者を癒し、貧しき者に仕事を与え、弱者に教育を施した時、魔族は何をしていた?」
観衆の息遣いが次第に熱を帯びていく。
「彼らは暗黒の洞窟で奸計を巡らせ、我々の文明を妬み、我々の進歩を憎んだ! 我々の輝きを、彼らは許せないのだ!」
群衆の怒りの叫びを受けて、ツバキの語調が急転する。
「だが、彼らには分かっていない。我々帝国人は、逆境によってのみ真の力を発揮することを!」
ツバキは両手を広げ、演説の頂点へと達する。
「魔族どもは我々を『冷酷』と非難する。ならば、そう言ってやれ――」
「我々は確かに冷酷だと。我々は進化のために感情を制御し、未来のために個人を犠牲にする。これが帝国の道だ!」
「我々は優しい母でありながら、敵には鉄の拳となる。我々は子供を愛しながら、魔物には容赦ない刃となる!」
「我々帝国の未来のために――」
突然、群衆の中から叫び声が上がる。帝国大学付属の公平会会長アレックスだ。
「帝国万歳!」
その言葉に触発されるように、観衆の声が雷のように轟く。
そしてツバキは問いかける。
「我は問う! 諸君は戦えるか?!」
「もちろんだぜ!」破軍将軍アリスト・クロノスが軍礼をしながら応える。「この破軍将軍アリスト・クロノス、粉骨砕身、最後の最後まで戦ってみせるぜ!」
「我は問う! 諸君は守れるか?!」
「当然です」七殺将軍ミラージュ・アナトメが凛とした軍礼で答える。「この七殺将軍ミラージュ・アナトメ、この身を盾にしても、守り抜いてみせます」
「我は問う! 諸君は勝てるか?!」
「愚問であります!」貪狼将軍エンタープライズCVN-6が力強く宣言する。「この貪狼将軍エンタープライズCVN-6がいれば、どの戦場も勝利以外の結果がないであります!」
「女帝に向かって『愚問』はないだろう」隣のドクターが軽く拳骨をくれる。
群衆の笑い声が起こり、緊張の中にもほっとする空気が流れる。そして最後の決意を示して、ツバキが締めくくる。
「ならば、進もう! 魔族に我々の刃の鋭さを思い知らせよう! 我々の科学の力を見せつけよう! 我々帝国人の不屈の魂を見せてやろう!」
「この戦いで、我々は歴史を塗り替える。我々の子供たちが、誇り高く『我は帝国人なり』と言える世界を築くのだ!」
観衆全員が拳を突き上げ、天地を揺るがす絶叫で応える。
「帝国万歳! 勝利万歳! 我らが未来万歳!」

巨大な熱が去った後、軍議の室内には異様な静けさが満ちていた。
さっきまでの歓声が嘘のように、将軍たちの呼吸だけが響く。
「さて、お遊戯は終わりだ。作戦を言い渡す」
ツバキの演説が終わり、部隊が進軍を始める中、将軍たちの作戦会議が開かれた。
「大将、冷めてるね。ツバキちゃんがあの膨らみ始めたお腹を抱えながら頑張ったのに」
「あれは兵士に向けた言葉だ。将軍である我々まで熱に浮かされたらどうする……心は熱く、頭は冷静に。熱情だけでは戦争に勝てない」
アリストの言葉にも動じず、ドクターは淡々と地図を広げた。
「今回の作戦は魔王ダークソウルの討伐。斬首行動で彼一人を撃破するのが理想だが、簡単にはいくまい」
「四天王がいるから」ミラージュは魔界大陸の地図を見つめ、深く考え込む。
「そうだ。魔王ダークソウルには四天王がいる。そいつらを倒せなければ、ダークソウルのもとには辿り着けぬ」
「あの?」エンプラが手を挙げた。「直接魔王城を襲撃すればいいじゃありませんか」
「従来の魔王城は20年前、不明な魔法攻撃で地図から消えた。新しい魔王はそれを警戒し、偽装工作を施している」
「不明な魔法攻撃ね……大将がやったんだろ? エンプラちゃんが死んだと聞いて、怒りと悲しみのあまりに」
「ドクターも頭は冷静と言いながら、熱くなりやすいでありますね。あ!」間違ったことを言ったと気づき、エンプラは拳骨を避けるため頭を両手でガードした。しかし拳骨は来ない。代わりに、ドクターの優しい大きな手がエンプラの頭に触れた。
「そうだな……もし頭が冷静だったなら、君が死んだなどと勝手に思い込んで手放すはずがなかった。すまない」
「大将が謝った……」
「明日は槍が降るわね」
驚いて口を開けたままの二人とは違い、エンプラは何も言わず、ただ両手でドクターの手をしっかりと握りしめた。二時間後、いやいやながらようやく離した。

「茶々入れすぎだ。本題に入る。今回の作戦の要は、いち早く四天王を倒し、魔王城の位置を確定させることだ」
「確定だけ? 魔王はどうする?」アリストは不満そうに抗議した。
「勇者セリナ一行に任せよ。魔王ダークソウルは個人の強さが突出している。軍を使うより少数精鋭の方が効率がいい。正直なところ、我が軍が四天王戦の後、魔王と戦えるだけの余力を残せるか疑問だ」
「あの小娘たちに魔王が倒せる? 失礼だが、魔王ダークソウルは歴代最強と言われる。その判断は冷静さからか、ドクター?」ミラージュはセリナたちへの不信を隠さない。決戦直前に突然加わった勇者一行。彼女の予想の外だった。
「歴代の勇者たちがそれを証明してきたではないか。それより、彼女たちを心配するより、我々が四天王を倒せるかの方が心配だ。エンプラ、資料を」
「はい、であります!」まだドクターの手を握りしめたまま、エンプラの目から映像が投影される。
「まずは四天王の一人、万年亀のエンシェント・シェルガイア。巨体で地震を起こせるが、防空には弱い。ドラゴン種でブレスを使うが、発動までに時間がかかり、空中部隊には十二分に回避可能だ。エンプラに任せよう」
「吾輩でありますか!」
「そうだ。爆撃機でひたすら爆弾を投下すれば、いくら無敵の防御でも耐えられまい。なにより、地上部隊を投入しない分、損害を最小限に抑えられる」
「えげつない……反撃できない敵を一方的に攻撃するとか、大将らしいな」
「弾薬や燃料が尽きそうなら本陣に戻れ。第二班を向かわせる。敵に余裕を与えるな」
「了解であります!」
ドクターは次のページをめくる。
「四天王の一人、キングスライムのグロムス=ザ=オメガ。その粘液と再生能力は厄介だが、スライムには弱点がある――海水だ」
「なぜそう思う?」ミラージュでさえその情報を知らない。元魔王コハクですら、スライムにそんな弱点があるとは。
「浸透圧だ。スライムは淡水に依存している。様々なスライムがいるが、奴らの体は塩に弱い。海に入れば脱水して死ぬ」
「ナメクジみたいな生き物か。ぬるぬるして、俺は嫌いだな」
「だから、海軍のミラージュに任せよう。海岸で海水を撃ちまくれば、いずれ分裂体も全滅させられる。幸い、『弾薬』に困ることはない」
「なるほど、勉強になったわ」そう言いながら、ミラージュの心中でドクターへの警戒心がさらに高まる。
(20年前、あの男を駆逐して正解だった……もし彼が生きていたら、わらわの仮死を見破り、今ここにはいないだろう)
「次は四天王の一人、クインフラワーのベノムローズ=デライラ。グロムス同様再生力が高く、毒花粉と寄生胞子を使うが……それは生物に対する話だ。つまり、戦車には弱い」
「ここで俺の部隊の出番ってわけだな」アリストは待ちきれないようにベノムローズの映像を睨む。「今回で決着をつけようぜ、部下たちの仇……利子を付けて返してやる」
ベノムローズとの戦いで、アリストは多くの部下を失っていた。胞子に寄生され、助けられず、アリスト自身の手でとどめを刺さなければならなかった。
「頭を冷静にしろ、アリスト。我々は熱くなったらどうする。この戦場は死に場所ではない」
「大将、すまないが、俺はどうしてもこいつだけは許せない。あいつを討たずには……」
ドクターは杯の水をアリストの顔にかけた。
「冷静になったか? 将軍は千万の兵士の命を背負っている。自殺したいなら勝手だが、彼らには帰りを待つ家族がいる。将軍として、彼らを無事に送り返す責任があるだろうが」
「……ありがとうございます。冷静になりました。お手数をおかけして申し訳ございません」深く頭を下げ、アリストは謝罪した。
「よかった。では続ける。現在アリスト軍の戦車隊には空気浄化装置を実装済みだ。花粉や胞子の遮断はばっちりだろう。戦車の履帯も植物の妨害に耐えられるよう強化した。主武装は火炎放射器と除草剤。必ず仕留めて来い。報告を待っている」
「感謝する、大将」アリストは拳を握りしめ、覚悟を固めた。
「最後の四天王、ヴァンパイアロードのノクターン・クロムウェル。ヴァンパイアとは……まだいるのか。前代魔王の四天王だったはずだ。前代勇者は何をしていた? 尻拭いをさせるな。真祖とはいえ、昼間は活動できないだろう。故に短期決戦だ。夜が来る前に他の三天王を倒せ。そして最後にやって来る奴を袋叩きにする」
「あなたは何もしないの? ただ後方で見物するだけ? いい身分ね」ミラージュは少しでも場の雰囲気を変え、将軍たちの間に亀裂を入れようとする。
「今のドクターはもう貪狼将軍ではない。あくまでエンプラの副官よ。そんな副官が意気揚々と将軍である私たちを使い、自分は安全な後方でのんびりするつもり?」
「ドクターは悪くないであります。きっと考えがあって……」
「エンプラ、あなたも将軍よ。彼の言いなりにならなくていいの。もう20年も軍を離れた彼より、あなたの方が戦争経験があるはず。古い時代の遺物に従う必要はないのよ」
「ミラージュ、お前今日はどうした? 普段ならそんなこと言わないはずだ」ミラージュの突然の態度変化に、アリストも看過できなかった。
「だってそうでしょ? なぜ将軍たちを前線で戦わせ、副官が後方でのんびりしているの? 前将軍だから? それは傲慢すぎるわ」
(ここでドクターの威信を挫けば、軍に影響が出る。いくら優れた指示でも、従う者がいなければドクターも恐れるに足らない)
ミラージュの中のコハクは、ドクターを軍の指揮系統から引きずり下ろそうとしている。
「なるほど……これが20年ぶりの帝国の新風か。なかなか痛いところを突く。だが、こう考えたことはないか――『誰が四天王は四人だけだと言った?』」
「え? 四天王だから、四人じゃないでありますか?」
「それが思考の慣性だ。四天王だから四人いるのが当然。だが、そうとは限らない。五人目がいてもおかしくない」
(気づかれた?! まさか攻めすぎて、わらわの存在に気づかせたのか)
心中は冷や汗で濡れるが、女優並みの演技力を誇るコハクは平静を装う。
「それはあくまであなたの想像よ。何を根拠に?」
「先日、ダンジョンのレアアース工場で魔獣騒動があったな。奴らは自然発生ではなく、人為的に仕組まれた。最初は四天王の誰かと思ったが、奴らが使役できる魔獣には限界がある。エンシェントはドラゴン系、グロムスはスライム系、ベノムローズは植物系、ノクターンはアンデッド系。だが、ミミック、シャドウ、地震大ナマズ、ドッペルゲンガー……これほど多様な魔獣を操れる者は、いったい誰だ?」
「それは……魔王ダークソウルかもしれないじゃない? ほら、まだ魔王の情報は何も掴んでいないし」コハクの緊張は頂点に達する。ドクターの力量を試すつもりが、逆に尻尾を掴まれる。最悪、この場で正体が暴かれ戦闘になる可能性すらある。三人の将軍を相手に、勝つ自信はない。なによりドクターの実力は未知数だ。
「その可能性は確かにある。であれば、そこまで策略を弄する魔王が、この後方を襲わないわけがない。我々は帝国から魔界大陸まで、どのくらいの距離があると思う? 魔王軍が我々の補給路を襲えば、兵站が絶たれた我が軍は一週間も持たず全滅だ。さらに、我々はこの戦争に大量の兵士を本土から動員している。魔王軍が我々を避け本土を襲えば、兵士たちは帰る家を失う。それを踏まえて、私は後方の守りを選んだ。兵力も武装も前線に劣る中、敵の襲撃に備え、絶対に守り抜かねばならない。君にその役目が務まるか、ミラージュ・アナトメ?」
「……できません。失礼しました」
“できる”と言えなかった。コハクが今最も気にするのは、ドクターがどこまで知っているかだ。自分が彼の役目を引き受け、言われた通り後方から帝国軍を崩すこともできる。しかし、それも彼の罠だったら? 彼は既に全てを知り、他の将軍たちで自分を罠にはめようとしているのでは? いずれにせよ、この男は危険だ。魔族が勝とうと帝国が勝とうと、彼が生きている限り、安全はない。
殺さなければならない
コハクは心の中で強く決意する。
戦争一日目、終了。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!

神崎あら
ファンタジー
運動も勉強も特に秀でていないがめっちゃ運が良い、ただそれだけのオルクスは15歳になり冒険者としてクエストに挑む。 そこで彼は予想だにしない出来事に遭遇する。 これは初期ステータスを運だけに全振りしたオルクスの豪運冒険譚である。  

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

巻き込まれた薬師の日常

白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。 剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。 彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。 「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。 これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。 【カクヨムでも掲載しています】 表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

大和型戦艦、異世界に転移する。

焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。 ※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~

月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』 恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。 戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。 だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】 導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。 「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」 「誰も本当の私なんて見てくれない」 「私の力は……人を傷つけるだけ」 「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」 傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。 しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。 ――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。 「君たちを、大陸最強にプロデュースする」 「「「「……はぁ!?」」」」 落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。 俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。 ◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!

いわゆる異世界転移

夏炉冬扇
ファンタジー
いわゆる異世界転移 森で目を覚まし、虫や動物、あるいは、魔物や野盗に襲われることなく 中規模な街につき、親切な守衛にギルドを紹介され さりげなくチート披露なパターンA。 街につくまえに知る人ぞ知る商人に 訳ありのどこぞの王族に会うパターンBもある。 悪役令嬢なるパターンCもある。 ステータスオープンなる厨二病的呪文もかなり初歩にでてくる。 ゲームの世界で培った知識が役に立つこともある、らしい。 現実問題、人はどうするか?

迷宮遊戯

ヘロー天気
ファンタジー
ダンジョンマスターに選ばれた魂が生前の渇望を満たすべく、迷宮構築のシステムを使って街づくりに没頭する。 「別に地下迷宮である必要はないのでは?」

処理中です...