129 / 190
第七章:椿は鋼に咲く、忠誠の銃声とともに――女帝と三将軍のプロトコル
第119話:鉄血の女帝は、今夜だけ“姉”に戻る
しおりを挟む
夕陽が沈み、闇が臨時王宮を包み込んだ。元・学校職員用家族寮を改装したこの粗末な王宮で、カズキは重い溜息をつく。
「あの無口で優しかったツバキが…どうしてあのような鉄血の女帝になってしまったのか」
傍らで、レンが拳を握りしめる。幼い頃から常に姉と比較されてきた彼女は、男勝りで地味な自分と、完璧な王女として振る舞えたツバキの差にずっと苦しんでいた。
「信じられない…あの優しかったツバキ姉様が…」
ユウキが生まれる少し前だった。ツバキの婚約が帝国の王子ティアノ・ブラッドムーンに決まったとき、誰もが「これで戦争の火種が消える」と信じていた。その外交的成果により、帝国は長きにわたり王国に干渉することはなかった。
(誰が想像できただろうか…)
(自ら軍を率いて故国を攻めるときの、あの姫の姿を)
ドン、ドン。
不意に響いたドアのノック音に、室内の空気が張り詰める。
(母様か? 買い出しから戻ってきたのか?)
マサコが警戒しながらもドアへ手を伸ばす。扉が開く──
「ツバキ……姉!?」
そこに立っていたのは、なんと、幼いユウキを軽々と抱き上げたツバキその人だった。軍服姿の彼女は、まるで血塗られた戦場など存在しなかったかのように、くすりと笑う。
「やっほ~♪ 久しぶりね、みんな。ちょっと遊びに来ちゃった」
ユウキは無邪気に「ばあ!」と手を振り、ツバキの頬に頬ずりする。その姿は、かつての優しい王女の面影を色濃く残していた。
「何しに来た!……昼の会議の続きでもするつもりか?」
カズキ王の声には、王としての警戒と、父親としての複雑な感情が混ざっていた。眼前に立つのは、もはや「娘」ではなく、帝国の女帝——敵国の支配者だ。
しかし、ツバキは軽く肩をすくめ、ユウキを抱いたままくすりと笑う。
「嫌だわ、もう勤務時間は終わったもの。今はプライベートよ?」
「マサコとレンに会いたかったの。それに……」
「まだ会ったことのない弟、ユウキにも。」
彼女の目は、かつてのまま——優しく、どこか寂しげだった。
「お父様も、少し肩の力を抜いてはどうです?」
……悪意はない。少なくとも、今この場に限っては。
もし彼女が本当に何かを強いるつもりなら、こんな風に一人で訪ねてくるはずがない。
帝国軍が王都を制圧した今、彼女にわざわざこんな芝居をする必要などないのだ。
沈黙が数秒続き、カズキは深いため息をついた。
「……上がれ。」
そう言って、彼は道を開けた。
「あら、マサキ……本当に女の子みたいになったのね?」
ツバキは悪戯っぽく微笑むと、マサコをぎゅっと抱きしめた。その仕草は、まるで本当の姉妹のように自然で、どこか懐かしい温もりを感じさせた。
「やめろ!俺は男だ……!ツバキ姉ったら、そんな性格だったっけ?昔はもっと『高嶺の花』みたいな、近寄りがたいお嬢様だったはずだぞ!」
「あれは全部演技よ」
ツバキは軽く目を細め、楽しそうに答える。
「お母様があの『お姫様像』を気に入ってたから、いい娘でいようと演じてただけ。正直、あれは結構疲れるのよね~」
「だから、帝国に嫁いでよかったかも? あっちの方が、私らしくいられたから」
彼女の言葉には、どこか解放されたような軽やかさがあった。
ツバキは天才だった。
社会が求める「理想の女性像」を瞬時に見抜き、完璧に演じきる才能。
王国では「高貴で優雅な王女」として、
帝国では「鉄血の女帝」として。
彼女はただ、与えられた舞台で、最高の役を演じ続けているだけなのだ。
「レン~その髪型、とても似合っているわよ」
ツバキは懐かしむように妹の髪に触れる。その指先は、かつて王宮で共に過ごした日々を思い出させるようだった。
「お母様はすぐ『姫らしくない』とか『剣など持つべきではない』とか言うでしょう?でも、レンの剣の才能は本物よ。どう?一緒に帝国へこない?帝国なら、性別や身分なんて関係なく認めてあげられるのに」
レンは照れくさそうに顔を赤らめ、視線をそらした。
「いいよ。俺はもう母様と和解できたし...それに、剣を認めてくれる人も見つけたから」
ツバキの目が鋭く光る。
「まさか...男ね」
「は?なんでそうなる!いや、それは...」
「お姉ちゃんに隠し事なんて百年早いわよ。で、誰なの?」
レンはしばし黙り込んだ後、小さく呟いた。
「...マオウだよ」
「ああ、ドクターね」ツバキはため息をつく。「あの男、偽名をいくつ持っているのかしら。お父様が勇者だった時代から、すでに帝国の将軍として活躍していたのよ。年齢的にはおじさんに近いわ。昔少し話したことがあるけど、理屈ばかりでつまらない男だったわ。有能だけど」
「それでもいい」レンの声には熱がこもっていた。「俺はあいつのそんなところまで好きなんだ。...それにドクターって、帝国でも好き放題やってたんだな。あいつらしい」
「そうね。ちなみに...」ツバキは思わせぶりに微笑んだ。「仲の良い女性はいなかったわよ。アリストとは違って、浮いた話は一つもなかった。あそこまで鉄壁だから、ホモなんじゃないかという噂まで...あ、そうそう。彼が作ったエンタープライズCV-6のロボットには、随分手をかけて育てていたわ。でもあの子は機械だから性別はないけどね」
「セリナが二人に増えたか...」レンは苦笑した。「俺ももっとダメな娘だったら、もっと可愛がってもらえるのかな。自分の才能が憎い...」
「男って言うとね、うちのダメ亭主もさ……」
ツバキはユウキを膝に乗せ、ふと本音を零した。
「優しくて、気遣いもできて、料理も家事も完璧。主夫としては文句ないんだけど……」
「皇帝としては弱いのよ。だから、私が守ってあげないと。この実力主義の帝国じゃ、あの人が生きていく場所がなくなっちゃうから」
「ツバキお姉ちゃん……?」
ユウキは初めて会った一番上の姉を、不思議そうに見上げる。
(悪い人じゃない……)
子供の直感は、彼女の本質を鋭く見抜いていた。
「お姉ちゃんはね、ユウキを抱きしめていると……」
ツバキの声が少し震える。
「自分の子どもが欲しくなっちゃう。でも今、私が妊娠したら弱くなる。旦那も、生まれてくる子も守れなくなるくらいに」
「そんなの……許されないわ」
彼女の目に、一瞬だけ光るものが浮かぶ。
これは――家族にしか見せない、鉄血の女帝の「弱さ」だった。
ユウキは、姉を不思議そうに見つめていた。
「ツバキお姉ちゃん……泣いているの?」
小さなその声が、静かな夜に響いた。
「お父様……?」
カズキ王は無言でハンカチを差し出す。
「お前は帝国の女帝、わしは王国の王。その敵対関係は変わらん」
「だが、今この部屋の中だけは……ただの『娘と父』だ。大変だったな、ツバキよ」
(明日になれば、またあの鉄血の女帝に戻らなければならない)
(だからこそ、今夜だけは――)
ツバキは静かにハンカチを受け取り、父の温もりに少しだけ身を委ねた。
その時、玄関で音がする。
「ただいま~。あら?靴が一つ増えているわね。お客さんかしら?」
「母上、お帰りなさい」
「ねえ、ツバキ姉の分、ご飯足りるかな……」
カズキがふと立ち上がり、どこか楽しそうに言う。
「みんなで分け合えば、一人分なんとかできるじゃろう。ついでに……」
「校長先生が隠していた秘蔵の酒の在り処も、わしは知っておる。こっそり開けてみるか?」
ツバキは苦笑いして首を振った。
「いいえ、明日も仕事ですので。酒は……遠慮しておくわね。」
「あの無口で優しかったツバキが…どうしてあのような鉄血の女帝になってしまったのか」
傍らで、レンが拳を握りしめる。幼い頃から常に姉と比較されてきた彼女は、男勝りで地味な自分と、完璧な王女として振る舞えたツバキの差にずっと苦しんでいた。
「信じられない…あの優しかったツバキ姉様が…」
ユウキが生まれる少し前だった。ツバキの婚約が帝国の王子ティアノ・ブラッドムーンに決まったとき、誰もが「これで戦争の火種が消える」と信じていた。その外交的成果により、帝国は長きにわたり王国に干渉することはなかった。
(誰が想像できただろうか…)
(自ら軍を率いて故国を攻めるときの、あの姫の姿を)
ドン、ドン。
不意に響いたドアのノック音に、室内の空気が張り詰める。
(母様か? 買い出しから戻ってきたのか?)
マサコが警戒しながらもドアへ手を伸ばす。扉が開く──
「ツバキ……姉!?」
そこに立っていたのは、なんと、幼いユウキを軽々と抱き上げたツバキその人だった。軍服姿の彼女は、まるで血塗られた戦場など存在しなかったかのように、くすりと笑う。
「やっほ~♪ 久しぶりね、みんな。ちょっと遊びに来ちゃった」
ユウキは無邪気に「ばあ!」と手を振り、ツバキの頬に頬ずりする。その姿は、かつての優しい王女の面影を色濃く残していた。
「何しに来た!……昼の会議の続きでもするつもりか?」
カズキ王の声には、王としての警戒と、父親としての複雑な感情が混ざっていた。眼前に立つのは、もはや「娘」ではなく、帝国の女帝——敵国の支配者だ。
しかし、ツバキは軽く肩をすくめ、ユウキを抱いたままくすりと笑う。
「嫌だわ、もう勤務時間は終わったもの。今はプライベートよ?」
「マサコとレンに会いたかったの。それに……」
「まだ会ったことのない弟、ユウキにも。」
彼女の目は、かつてのまま——優しく、どこか寂しげだった。
「お父様も、少し肩の力を抜いてはどうです?」
……悪意はない。少なくとも、今この場に限っては。
もし彼女が本当に何かを強いるつもりなら、こんな風に一人で訪ねてくるはずがない。
帝国軍が王都を制圧した今、彼女にわざわざこんな芝居をする必要などないのだ。
沈黙が数秒続き、カズキは深いため息をついた。
「……上がれ。」
そう言って、彼は道を開けた。
「あら、マサキ……本当に女の子みたいになったのね?」
ツバキは悪戯っぽく微笑むと、マサコをぎゅっと抱きしめた。その仕草は、まるで本当の姉妹のように自然で、どこか懐かしい温もりを感じさせた。
「やめろ!俺は男だ……!ツバキ姉ったら、そんな性格だったっけ?昔はもっと『高嶺の花』みたいな、近寄りがたいお嬢様だったはずだぞ!」
「あれは全部演技よ」
ツバキは軽く目を細め、楽しそうに答える。
「お母様があの『お姫様像』を気に入ってたから、いい娘でいようと演じてただけ。正直、あれは結構疲れるのよね~」
「だから、帝国に嫁いでよかったかも? あっちの方が、私らしくいられたから」
彼女の言葉には、どこか解放されたような軽やかさがあった。
ツバキは天才だった。
社会が求める「理想の女性像」を瞬時に見抜き、完璧に演じきる才能。
王国では「高貴で優雅な王女」として、
帝国では「鉄血の女帝」として。
彼女はただ、与えられた舞台で、最高の役を演じ続けているだけなのだ。
「レン~その髪型、とても似合っているわよ」
ツバキは懐かしむように妹の髪に触れる。その指先は、かつて王宮で共に過ごした日々を思い出させるようだった。
「お母様はすぐ『姫らしくない』とか『剣など持つべきではない』とか言うでしょう?でも、レンの剣の才能は本物よ。どう?一緒に帝国へこない?帝国なら、性別や身分なんて関係なく認めてあげられるのに」
レンは照れくさそうに顔を赤らめ、視線をそらした。
「いいよ。俺はもう母様と和解できたし...それに、剣を認めてくれる人も見つけたから」
ツバキの目が鋭く光る。
「まさか...男ね」
「は?なんでそうなる!いや、それは...」
「お姉ちゃんに隠し事なんて百年早いわよ。で、誰なの?」
レンはしばし黙り込んだ後、小さく呟いた。
「...マオウだよ」
「ああ、ドクターね」ツバキはため息をつく。「あの男、偽名をいくつ持っているのかしら。お父様が勇者だった時代から、すでに帝国の将軍として活躍していたのよ。年齢的にはおじさんに近いわ。昔少し話したことがあるけど、理屈ばかりでつまらない男だったわ。有能だけど」
「それでもいい」レンの声には熱がこもっていた。「俺はあいつのそんなところまで好きなんだ。...それにドクターって、帝国でも好き放題やってたんだな。あいつらしい」
「そうね。ちなみに...」ツバキは思わせぶりに微笑んだ。「仲の良い女性はいなかったわよ。アリストとは違って、浮いた話は一つもなかった。あそこまで鉄壁だから、ホモなんじゃないかという噂まで...あ、そうそう。彼が作ったエンタープライズCV-6のロボットには、随分手をかけて育てていたわ。でもあの子は機械だから性別はないけどね」
「セリナが二人に増えたか...」レンは苦笑した。「俺ももっとダメな娘だったら、もっと可愛がってもらえるのかな。自分の才能が憎い...」
「男って言うとね、うちのダメ亭主もさ……」
ツバキはユウキを膝に乗せ、ふと本音を零した。
「優しくて、気遣いもできて、料理も家事も完璧。主夫としては文句ないんだけど……」
「皇帝としては弱いのよ。だから、私が守ってあげないと。この実力主義の帝国じゃ、あの人が生きていく場所がなくなっちゃうから」
「ツバキお姉ちゃん……?」
ユウキは初めて会った一番上の姉を、不思議そうに見上げる。
(悪い人じゃない……)
子供の直感は、彼女の本質を鋭く見抜いていた。
「お姉ちゃんはね、ユウキを抱きしめていると……」
ツバキの声が少し震える。
「自分の子どもが欲しくなっちゃう。でも今、私が妊娠したら弱くなる。旦那も、生まれてくる子も守れなくなるくらいに」
「そんなの……許されないわ」
彼女の目に、一瞬だけ光るものが浮かぶ。
これは――家族にしか見せない、鉄血の女帝の「弱さ」だった。
ユウキは、姉を不思議そうに見つめていた。
「ツバキお姉ちゃん……泣いているの?」
小さなその声が、静かな夜に響いた。
「お父様……?」
カズキ王は無言でハンカチを差し出す。
「お前は帝国の女帝、わしは王国の王。その敵対関係は変わらん」
「だが、今この部屋の中だけは……ただの『娘と父』だ。大変だったな、ツバキよ」
(明日になれば、またあの鉄血の女帝に戻らなければならない)
(だからこそ、今夜だけは――)
ツバキは静かにハンカチを受け取り、父の温もりに少しだけ身を委ねた。
その時、玄関で音がする。
「ただいま~。あら?靴が一つ増えているわね。お客さんかしら?」
「母上、お帰りなさい」
「ねえ、ツバキ姉の分、ご飯足りるかな……」
カズキがふと立ち上がり、どこか楽しそうに言う。
「みんなで分け合えば、一人分なんとかできるじゃろう。ついでに……」
「校長先生が隠していた秘蔵の酒の在り処も、わしは知っておる。こっそり開けてみるか?」
ツバキは苦笑いして首を振った。
「いいえ、明日も仕事ですので。酒は……遠慮しておくわね。」
0
あなたにおすすめの小説
木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!
神崎あら
ファンタジー
運動も勉強も特に秀でていないがめっちゃ運が良い、ただそれだけのオルクスは15歳になり冒険者としてクエストに挑む。
そこで彼は予想だにしない出来事に遭遇する。
これは初期ステータスを運だけに全振りしたオルクスの豪運冒険譚である。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。
剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。
彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。
「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。
これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。
【カクヨムでも掲載しています】
表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
いわゆる異世界転移
夏炉冬扇
ファンタジー
いわゆる異世界転移
森で目を覚まし、虫や動物、あるいは、魔物や野盗に襲われることなく
中規模な街につき、親切な守衛にギルドを紹介され
さりげなくチート披露なパターンA。
街につくまえに知る人ぞ知る商人に
訳ありのどこぞの王族に会うパターンBもある。
悪役令嬢なるパターンCもある。
ステータスオープンなる厨二病的呪文もかなり初歩にでてくる。
ゲームの世界で培った知識が役に立つこともある、らしい。
現実問題、人はどうするか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる