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冒険者登録
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「ほらよ、修理できたぞ」
店主はわずか10分程度で、私の鎧を修理し切った。
私は素直に感動してしまった。
「すごいぞ店主!!こんなに速く修理し終えるなんて!」
「あぁ!?うっせーな、こんくらい普通だろ、フツー」
「いやいや、こんなに速く修理できるのは、店主くらいだぞ!」
「そ···そうか?」
「あぁ、絶対そうだ!」
褒め過ぎたせいか、店主が若干引いてはいたが、
凄いものは凄いのだ。
私は修理された防具を装備して、店主に声を掛ける。
「店主は先程、冒険者になるのも良いかもと言っていたな」
「あぁそうだよ、それがどうした?」
「今から私は、冒険者ギルドに行って冒険者登録をするつもりなんだが、店主も一緒に行ってみないか?」
「···行ってやっても良いが、店を閉じんの手伝ってけ」
「本当か?では、片付けを手伝おう」
店を片付けていて思ったが、この鍛治屋は結構
大きかったんだな。
この大きさの店を出そうとしたら、いったいどれだけの金額が必要になるんだろうか。
私には、検討もつかなかった。
「店主、この店は結構大きいが、どれくらいの場所代が掛かったんだ?」
「あ?···確か、500万ゴールドくらいだろ?
···まったく、お陰で私の財布と貯金は空っぽだよ···」
「私も全然ないんだ」
「言わなくても、そのナリ見たらわかんだよ」
そんな話をしている間に、店の片付けが終わってしまった。
やはり複数人でやると、早く終わるな。
「よし、終わったな···じゃあ、冒険者登録をしに行こう!店主!」
「ヘイヘイ、着いてってやるよ」
こうして二人は冒険者ギルドへ歩いて行く。
いっとき歩いていると、何やら巨大な建物が見えてくる、あれが冒険者ギルドなのだろう。
ギルドの近くは冒険者でとても賑わっていた。
「げ···転生者が大量にいやがるな···」
転生者が沢山居るのを見て、店主がとても嫌そうな声で私に話し掛けてきた。
「店主も、転生者はあまり好きでは無いのか?」
「あぁ、そうだよ···お前も嫌いか?」
「あまり転生者を好きにはなれないな」
「そうかよ···意外な所で気が合うじゃねーか」
「ハハハ、そうだな」
そんな話をしながら、二人は冒険者ギルドへ脚を踏み入れるのであった。
「おいおい、冒険者ギルドってこんなに豪華な建物である必要ってあんのかよ?」
「さぁ···私も詳しくは無いが、正直ここまで豪華である必要は無いな」
「だ、だよなぁ?王族の城じゃあるまいし···」
この冒険者ギルドはこの世界でも2、3位を争うほどの、有名ギルドだそうだ。
「この豪華さは、順位の為なのか···?」
聞いた所によれば、ギルドの順位というのは、
ギルドの建物の大きさ、質の高い冒険者の数、
月々の依頼数や、受付の対応の良さ、などで争うそうだ。
「色々言いたい事はあるが、今は冒険者登録が最優先事項だな」
「あぁ、そうだな」
そう言って二人はギルドの受付嬢の所へ向かった。
「すまない、冒険者登録をしに来たんだが···」
「はい!冒険者登録でしたら、あちらの赤い制服の受付嬢の所で出来ますよ」
「了解した」
私達は、言われた赤い制服の受付嬢の場所へ移動して話し掛ける。
「冒険者登録をしに来た、登録のしかたを教えてくれ」
「はい、冒険者登録は明後日に行われる、ダンジョン攻略型の試験に合格すると、登録完了となります」
「なるほど」
「また、試験での点数が高い人は登録時に、最低ランクのDランクよりワンランク上のCランクになれます···説明は以上です」
「了解した、私達もその試験を受けるぞ」
「でしたら、こちらの名簿に記名してください」
「あぁ」
こうして二人は冒険者登録の試験への参加が決定した。
店主はわずか10分程度で、私の鎧を修理し切った。
私は素直に感動してしまった。
「すごいぞ店主!!こんなに速く修理し終えるなんて!」
「あぁ!?うっせーな、こんくらい普通だろ、フツー」
「いやいや、こんなに速く修理できるのは、店主くらいだぞ!」
「そ···そうか?」
「あぁ、絶対そうだ!」
褒め過ぎたせいか、店主が若干引いてはいたが、
凄いものは凄いのだ。
私は修理された防具を装備して、店主に声を掛ける。
「店主は先程、冒険者になるのも良いかもと言っていたな」
「あぁそうだよ、それがどうした?」
「今から私は、冒険者ギルドに行って冒険者登録をするつもりなんだが、店主も一緒に行ってみないか?」
「···行ってやっても良いが、店を閉じんの手伝ってけ」
「本当か?では、片付けを手伝おう」
店を片付けていて思ったが、この鍛治屋は結構
大きかったんだな。
この大きさの店を出そうとしたら、いったいどれだけの金額が必要になるんだろうか。
私には、検討もつかなかった。
「店主、この店は結構大きいが、どれくらいの場所代が掛かったんだ?」
「あ?···確か、500万ゴールドくらいだろ?
···まったく、お陰で私の財布と貯金は空っぽだよ···」
「私も全然ないんだ」
「言わなくても、そのナリ見たらわかんだよ」
そんな話をしている間に、店の片付けが終わってしまった。
やはり複数人でやると、早く終わるな。
「よし、終わったな···じゃあ、冒険者登録をしに行こう!店主!」
「ヘイヘイ、着いてってやるよ」
こうして二人は冒険者ギルドへ歩いて行く。
いっとき歩いていると、何やら巨大な建物が見えてくる、あれが冒険者ギルドなのだろう。
ギルドの近くは冒険者でとても賑わっていた。
「げ···転生者が大量にいやがるな···」
転生者が沢山居るのを見て、店主がとても嫌そうな声で私に話し掛けてきた。
「店主も、転生者はあまり好きでは無いのか?」
「あぁ、そうだよ···お前も嫌いか?」
「あまり転生者を好きにはなれないな」
「そうかよ···意外な所で気が合うじゃねーか」
「ハハハ、そうだな」
そんな話をしながら、二人は冒険者ギルドへ脚を踏み入れるのであった。
「おいおい、冒険者ギルドってこんなに豪華な建物である必要ってあんのかよ?」
「さぁ···私も詳しくは無いが、正直ここまで豪華である必要は無いな」
「だ、だよなぁ?王族の城じゃあるまいし···」
この冒険者ギルドはこの世界でも2、3位を争うほどの、有名ギルドだそうだ。
「この豪華さは、順位の為なのか···?」
聞いた所によれば、ギルドの順位というのは、
ギルドの建物の大きさ、質の高い冒険者の数、
月々の依頼数や、受付の対応の良さ、などで争うそうだ。
「色々言いたい事はあるが、今は冒険者登録が最優先事項だな」
「あぁ、そうだな」
そう言って二人はギルドの受付嬢の所へ向かった。
「すまない、冒険者登録をしに来たんだが···」
「はい!冒険者登録でしたら、あちらの赤い制服の受付嬢の所で出来ますよ」
「了解した」
私達は、言われた赤い制服の受付嬢の場所へ移動して話し掛ける。
「冒険者登録をしに来た、登録のしかたを教えてくれ」
「はい、冒険者登録は明後日に行われる、ダンジョン攻略型の試験に合格すると、登録完了となります」
「なるほど」
「また、試験での点数が高い人は登録時に、最低ランクのDランクよりワンランク上のCランクになれます···説明は以上です」
「了解した、私達もその試験を受けるぞ」
「でしたら、こちらの名簿に記名してください」
「あぁ」
こうして二人は冒険者登録の試験への参加が決定した。
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