推し様の幼少期が天使過ぎて、意地悪な義兄をやらずに可愛がってたら…彼に愛されました。

櫻坂 真紀

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「……ん。」

 目を開ければ、そこは俺の部屋のベッドの上で……その横には、俺の手を握り眠るジュリアスが居た。

「ジュ、ジュリアス……!」

「……兄上。良かった、目覚められたんですね。」

「ジュリアス、胸は!?聖剣で胸を突いたって──!」

 するとジュリアスは服のボタンを外し、涙を滲ます俺に胸元を見せた。

「傷が……ない?」

「マルスさんに言われたんです。聖剣は、悪しき者の命しか奪わないから大丈夫だと。生死の世界をさ迷う事になるが、死にはしない……必ず、復活できると。」

「よ、良かった……本当に、良かった~!」

 俺は、ジュリアスにギュッと抱き着いた。

「兄上……あなたを騙すような形になり、申し訳ありませんでした。ですが、そうしてでもあなたを取り戻したかったのです。」

 そしてジュリアスは、俺の頬に手を添えると……俺にそっと口づけた。

「……ん……ッ……。」

「兄上……どうかもう、俺の元から居なくならないで下さい……!この世界にあなたが居なければ、俺という存在はないのです……!」

「ジュリアス、泣かないで?ね、泣き止んでよぉ……!」

 俺は涙を流すジュリアスの眼もとに、チュ、チュッと何度も口づけた。

 いつもはしっかり者の頼れるジュリアスが……あの幼少期の、可愛らしく天使なジュリアスに戻ってしまった様だ。

「ジュリアス……お兄ちゃん、何でもするから……だからもう泣かないで?」

 するとジュリアスは、俺の目を見てこう言った。

「ならば、あなたを下さい。あなたの全てを、俺に捧げて下さい。」

「……あ、それって……。」

「あなたと、身も心も一つになりたいのです。どうか今この場で、あなたを私のものに──。」

「……分かったよ、ジュリアス。あなたの愛を、俺の身体に……魂に刻み付けて?俺がもう二度と、この世界から消えない様に──。」

※※※

「んッ……ふ、ッ──ん。」

 ジュリアスは俺に深いキスを落とすと、そっとベッドに押し倒した。

 そして俺の服のボタンを外すと、俺の胸の飾りにチュウッと吸い付いた。
 
「あッ!」

 ジュリアスは俺の胸を吸い上げたり、口の中で優しく甘噛みしてくる。

 ユジンに触れられた時は、あんなに嫌だったのに……なのに今は──。

「あぁ……じゅり、あ……な、んか、へん……ッ──!」

「兄上は、胸も感じるのですね。何て可愛らしい。」

「か、かわいく、は……あッ!ね……じゅりあす、そこばっかり、いやぁッ──!」

「そうですね……そろそろ、こちらも可愛がってあげねば。」

 ジュリアスは、緩く勃ち上がった俺のソレを、服の上からグニグニと揉みしだいた。

「あぁ!……んあッ……や、もう、直接してよぉ……!」

 するとジュリアスは、俺のズボンと下着を取り払うと……フルフルと震える俺のソレを、パクリと口に含んだ。

「ッ──!?」

 嘘……俺、ジュリアスに口でして貰って──!

 ジュリアスは俺のソレを舌で愛撫したり、ジュプジュプと吸い上げる。

「んぁッ……や、あッ……ダメ、も、イッちゃう、から……あ……も、あ、ああぁ──ッ!」

 俺はジュリアスの口の中に、ぶしゅりとその熱を放った。

 そしてソレを……ジュリアスは、迷う事なくゴクリと飲み込んだ。

「あ、あ……ごめ、じゅりあす……。」

「何を謝るのです、兄上。あなたがこんなにも感じてくれて、俺はとても幸せですよ。」

「しあわ、せ……?」

 恥ずかしいけど……ジュリアスが幸せになってくれるなら、それでいいかぁ──。

 ジュリアスは俺の零したソレを指に取ると、俺の閉じられた蕾に塗り付けた。

「んンッ……!」

 そして、フニフニと周りに触れていたジュリアスの長い指が……ツプリと一本、俺の中へ差し入れられた。

「あ……んぅッ……!」

「すみません、兄上。でも、ちゃんと良くしますから──。」

 そう言ってジュリアスは、俺に深いキスを落とした。

「ッ……ん、ふッ……んぅッ!」

 ジュリアスの舌が俺の舌に絡み、上あごをくすぐったり……何かもう気持ち良くて、頭がボーっとする……。

 そうしている間に、俺の中に入っている指はいつの間にか二本に……そして、三本へと増えていた。

「ぁッ……あ、ぅッ……んあぁッ!?」

 その指がある一点を掠めた時、俺の身体はビクリと揺れた。

「あ……な、何……?」

「ここが、兄上のイイ所ですね。」

 ジュリアスはニコリと笑うと、ソコを指で押したり、挟み込んだりしてくる。

「あ!ダメ……やめ、イッちゃう、から……!じゅりあ、あぅ……イ、クなら、あなたので、イかせて……!」

「ッ──!」
 
 一瞬息を飲んだジュリアスは、俺の中からグチュリと指を引き抜くと……自身の猛ったソレを、蕾に押し当てた。
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