ハナキリンの恋

お粥定食

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11.

シャルルはとても快適に眠り、しっかりと身体を休ませる事が出来、街の人々に別れを告げる。
シャルル「皆さん、ありがとうございます。では僕はこれで。」 
ミトは顔を真っ赤にしながら、シャルルが見えなくなるまで、シャルルに手を降った。
シャルルは踵を返し街を出て、数時間歩いてこの近くの村に深い山の中に入る。
山の中は深い霧で覆われており、その先が見えなくなる程霧が濃い。
シャルル「迷わないように、しっかりと進まなきゃ。」
その時、ガサッと草むらから葉っぱを掻き分ける音が聞こえる。
シャルルは剣を手に掛け、音の主を待ち構える。
音の主はヒタヒタとシャルルに近付く。
???「そんなに身構えるなよ。」
眼の前にいるのは大きい犬の耳を生やした獣人だった。
ナキ「俺はナキお前は?」
シャルル「シャルル。」
ナキ「俺はこの近くの村に住んでいるんだ。お前も来るか?」 
シャルル「うん。」
シャルルはナキの案内で深い霧の中を出て、村を見る。
ナキ「ここはフーモ村っていうんだ。俺は主に薬草を取って生計を立てている。」
ナキはシャルルを自分の家に案内しながら、村の説明をする。
シャルル「ここの人達は全員獣人族?」
シャルルは不思議に思う。
ナキ「故郷を追われたんだ。ドラギオンとかいう集団に。」
シャルル「ドラギオン!」
ナキ「知っているのか?」
シャルルはマリーがドラギオンに連れ去られた事を全てナキに話した。
ナキ「だったら、話は早い。ついてこい。」
ナキはシャルルを自分の家の地下室に案内する。
コツコツと地下の階段を下りながら、ナキはシャルルに話し出す。
ナキ「俺の種族である獣人族はかつて故郷の土地があったんだが、ドラギオンに襲撃され、ここまで逃げてきたんだ。
ここなら霧も深いし、中々人も来ないから安全ちゃあ安全だ。」
ナキは地下室の鍵を開け、シャルルを中に通す。
ギイイイイイイッ。
地下室の中はあちらこちらに武器がしまい込んでいて、どれも重火器が多かった。
ナキ「俺はな、ドラギオンを自分なりに調べてあいつらを倒そうとして、武器を仕入れてきたんだ。」
ナキは武器達の中から大きい重火器を手にする。
ナキ「シャルル、俺をドラギオン退治の仲間に入れてくれ。この手で故郷を取り戻したいんだ。」
シャルル「分かった。確かドラギオンがいる場所はディロガンテ危険な旅になるけどそれでもついてくる?」
ナキ「ああっ!故郷を取り戻すまで俺は諦めない!」
シャルルとナキはお互いに拳と拳を握りしめ固く誓いあった。
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