ハナキリンの恋

お粥定食

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12.

シャルルは自分の仲間になったナキと共に山の中を歩きながら、ナキはシャルルにこんな提案をした。
ナキ「もうそろそろ、休憩にするか?」
シャルル「うん、ここらで休憩にしよう。」
水筒を取り出し、仮面を少し上に上げ、シャルルは水筒の中の水を飲む。
ナキ「そういえば何で仮面を着けているんだ?」
ナキにそう聞かれ、シャルルはこう答える。
シャルル「色々あって、この仮面をつけているの。」
ナキ「そうか、まあ人にも色々あるから気にするな。それよりお前の探しているマリーていう女とは付き合っているのか?」
シャルルは顔を真っ赤にしながら、否定をする。
シャルル「違う!違う!そういう仲じゃないよ!その、僕の恩人て感じ。」
シャルルは顔を掻きながら、ナキにそう言う。
ナキ「ふーん、まあシャルルそのマリーて女をいつまでも大事にしろよな。」
シャルル「うん。」
ナキ「そういえば、村を出る前に俺特製のクッキーがあるんだ。食べてみるか?」
シャルルは笑顔でナキに言う。
シャルル「食べる!」

一方とある街では
街の至る所で火花が飛び散り、人々は逃げ惑い化け物達が人々を襲っている。
兵士1「おのれ!お前達今すぐ、降伏をしろ!そうすれば命だけは助けてやる!」
兵士達はドラギオンの団長に向けて、剣の刃を向けながら、睨みをきかせている。
団長「全く、私ではなくてお前達が私に命乞いをするべきなのに。」
兵士「何を!お前達コイツを八つ裂きにしろ!」
兵士達は一斉に団長に向けて、剣で切り裂こうとしたその時、
パアンッ!
兵士達の頭が西瓜のように砕け散った。
団長「やれやれ、手荒な事はしたくないのだか。」
団長はただの肉の塊となった兵士達の亡骸を後にして、右腕であるリガリドの下に向かう。
団長「どうだ?魂はもう集まったか?」
リガリド「はい、ギデリオン様。既に魂達はこの籠の中に沢山集めてきました。」
リガリドの手にしているものは直径30cmの鳥籠の様な鉄でできた物で、中には魂達が蠢いている。
ギデリオン「そうか、この街にまだ生き残っている人間を片っ端から殺して、魂を集めてこい。」
リガリド「はい分かりました。」
リガリドは部下達を引き連れて、人間狩りに向かう。
ギデリオン「………。」
ギデリオンは首に掛けているロケットの蓋を開いて、ロケットにつけられている女性の顔を見る。
ギデリオン「オリヴィア、後もう少しで君を生き返らせる事が出来る。」
ギデリオンは悲しげにオリヴィアという女性の顔を信念に満ちた目で見つめながらそう言う。
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