ハナキリンの恋

お粥定食

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18.

シャッ!
ギルゼンの鞭がシャルルの剣を弾き、シャルルに向けて鞭を振り下ろす。
キインッ!
シャルルはそれを剣で受け止める。ギルゼンの鞭は鋼で出来ており所々に棘が着いている。
ギルゼン「中々やるな、だがそれがいつまで持つかな?」
ギルゼンは鞭を自分の所に戻して、更にシャルルに向けて、鞭の連撃を開始する。
シャルルはそれを剣で次々と薙ぎ払っていく。
シャルル「くっ!」
シャルルは後ろに下がりながら、ギルゼンの攻撃を剣で防御していく。
ギルゼン「どうした?守るだけでは俺は倒せんぞ!」
シャルル(何か、何かあるはずだ!このピンチを切り抜ける何かが!)
その時、ズドオンッと銃声が響く、ナキがギルゼンに向かって発泡をしたのだ。
しかし、ギルゼンは指でナキの銃弾を受け止めた。
ギルゼン「俺に小細工は効かん。」
ギルゼンはナキに向かって光弾を放つ。
シャルル「ナキッ!危ないっ!」
シャルルはナキを庇い、光弾が地面を抉る。
ナキ「シャルル!無事か!」
シャルル「何とか無事。」
ナキ「アイツをどう倒すかが問題だ!」
シャルル(一体どうすればっ!?)
その時、天井の一部がギルゼンに向かって落ちてきて、ギルゼンの首にぶつかる。
ギルゼン「いったっ!」
ギルゼンは自身の首を擦りながら、天井を見上げる。
シャルル「いいナキ、作戦があるんだ。君がアイツの気を引いて、僕がアイツの首を斬る。」
ナキ「それは良い作戦だ。俺がアイツの気を引き付ける。」
ナキ「やい、この魔獣使い!俺の銃弾を受けろ!」
ナキはギルゼンに向かって銃弾を発砲するも、容易くギルゼンに鞭で跳ね返され、壁に銃弾がめり込んでいく。
ギルゼン「クックックッ!威勢の良い奴は嫌いじゃないぞ!」
ギルゼンは上機嫌にナキに向けて、鞭を振るう。
ナキはギルゼンの鞭を翻し、再びギルゼンに向けて、銃弾を発砲する。
シャルル(ナキ、頑張って!)
シャルルはギルゼンに素早く駆け寄り、剣でギルゼンの首を刎ねようとした時、
化け物「グオオオオオオオオオオオオオオッ!」
化け物がシャルルの身体を壁に向けて自身の毛深く太い剛腕で叩きつける。
ガッシャアンッ!
シャルルは血反吐を吐きながら、壁にもたれ掛かる。
ナキ「シャルル!?」
ギルゼン「そうか、お前は囮か。」
ギルゼンは素早く、鞭でナキの首を締め付け壁に叩きつける
ナキ「ぐはあっ!」
ギルゼンはシャルルに向かっていく。
ギルゼン「シャルル、お前は大した男だよ。女の為にギデリオン様に刃向かうとは中々出来ないぞ?」
ギルゼンはシャルルに向けて、右の手のひらで光弾を作りながら、シャルルに言う。
ギルゼン「まあ、これでお前の旅はここで終わりだがな。」
シャルルは頭の中でマリーと初めて会った時の事を思い出していた。
マリー「始めまして、私の名前はマリー。貴方は?」
シャルル「僕の名前はリック。」 
マリー「私は生まれつき眼が見えないから、貴方の顔を見る事は出来ないけど、私に何でも言ってね。」
マリーは手をシャルルに差し出す。それを握り返すシャルル。
リック「僕の事が怖くないの?そのこれから君と暮らすのに危なくない?」
マリー「大丈夫よ、貴方はとっても心が優しい人だって分かるわ!」
シュッ! 
ギルゼンの右手をシャルルは斬る。
ギルゼン「お前の今の攻撃は中々速かったぞ。」
右手を再生しながら、ギルゼンはシャルルを褒める。
シャルル「勝負はこれからだ!ギルゼン!」
ギルゼン「クックックッそうでなくっちゃな!」
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