一途

お粥定食

文字の大きさ
3 / 4

幼少期 2

しおりを挟む
僕はあの後、あの子に抱かれ続け、何度も白い精を吐き出した。
あんな行為がαからのΩへの愛とは僕は到底思えず、ラットで己の身体が勝手に火照り始め、目の前のαに積極的に剥かれる事を望んだこの浅ましくて淫らな自分の身体に何処か寒気を覚えた。
その時、僕のいる部屋に扉を開けて誰かが入って来た。
βの女性使用人「あの、真尋様。そろそろお夕食のお時間です。」
βの女性使用人は僕の寝具を素早く私服に着替えさせ、食堂へと僕を案内した。

食堂にはあのαの女の子が座っていて僕の方を見ていた。
αの女の子「ようやく、起きたのね。まだ慣れないのは無理もないわ。」
αの女の子は僕の方に近づきそっと、僕の横髪を掴んだ。
αの女の子「中々、手触りがいいわね。絹のように滑らか。」
まるで愛玩動物を愛でるかの様な手つきに僕は堪らずその女の子に名前を聞いた。
真尋「あの、貴方の名前は?」
αの女の子は僕の問に返事を返した。
αの女の子「めきみよ。」
めきみはこの家の主は自分で、他に家族がいない事を僕に打ち明けた。
真尋「若くしてこの家を継いだの?」
めきみ「まあね、貴方も直にここでの生活に慣れるわ。二月後には私達との結婚式を上げるから。私好みの妻になってね。」
僕はふと気になっていた事を眼の前のめきみに聞いてみた。
真尋「…何故、初対面の僕を…番に?」
めきみ「“運命の番”であるからに決まっているじゃない。
それにただの番に比べたら、断然αの子供達を沢山産めるのよ。」
そう僕に告げると、眼の前のめきみと名乗る少女は僕の下腹部にそっと手を添える。
その時僕のお腹を何か熱いものが疼いた。
僕の後孔から何かヌメヌメとしたものが滴り、下着を汚した。
僕はめきみから逃れようと後ずさろうとしたが、めきみが凄い力で僕を床に組み敷いた。
その時、更に僕の下腹部の奥が熱く溶けてしまいそうなほど主張した。
めきみ「これから沢山、貴方に私のαの子供達を産んでもらってこの家を繁栄させてもらうからね。」
めきみの眼は獣のように鋭い眼光で僕の顔を見つめていた。

地下室にて
めきみはまた、僕の身体を蹂躙し子種をお腹の奥に植え付けた。
めきみはただ自分の欲に真っ直ぐ忠実に僕の身体を蹂躙した。
αのめきみは体力や知力は遥かに僕よりも優れているから僕は直ぐに果てて気を失ってしまう、それをめきみは僕の双臀を叩き無理やり僕を起こした。
めきみ「まだ、本番はこれからよ。ここで気を失うのは駄目。」
めきみはそう言って、僕の下腹部を掴み、激しく腰を動かした。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

診察室の午後<菜の花の丘編>その1

スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。 そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。 「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。 時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。 多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。 この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。 ※医学描写はすべて架空です。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...