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第7章:新春、急展開
第21話:エルフとアメニティー
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魔道具の専門家が来たということで、家を快適にしようという話になりました。
「頑張るよ~」
エリが気合いを入れますが、あまり入っていないように思えるのは話し方のせいですね。
「エリ、お前が作ったんだよな?」
「そうだよ~」
「ものすごく大変な作業だって聞いたんだけど、やっぱりそうなのか?」
「実は抜け道があるんだよね~」
エリは概略図を紙に書きながら説明を始めました。
「これがこの設計図ね~。ここにあるのが基板で~、これに術式を刻み込むんだよ~」
エリが取り出したのはポストカードサイズの薄い金の板です。それが二枚あります。
「術式は何かに刻み込まなければならないんだけど~、それが歪んだらダメなんだよ~」
「だから基本は石か金属なのか」
「木でも~、できなくはないけどね~」
エリは魔法円に似た模様を彫り、その中に細かな文字を刻み始めました。
「術式って~、文法みたいなものがあって~、決まった描き方があるんだけど~、それって何語でもいいんだよね~」
「何語って、日本語でもか?」
「そうだよ~。だからこのへんは漢字だよ~」
レイが覗き込むと、そこにはパズルのような文字が刻まれているのが見えました。
「これも漢字か?」
「九畳篆っていう~、中国の官印に使われた書体だよ~」
「そういうのが好きだったな。っていうか、これを探したのは俺だったか」
エリはサラとは違った意味で中二病にかかっていました。小さなころからエルフが好きで、多くの伝承を読み、独自のエルフ文化を作り、精霊魔法の呪文を考案し、エルフ文字まで作っていたのです。
エルフ文字を作るまでには多くの装飾性の高い文字にあたりました。たとえば、ドイツ文字、アイルランド文字、梵字、甲骨文字などです。さらには可愛いという理由でビルマ文字も参考にしました。
これらに関する文献を探すのは簡単ではありません。当然ながらレイも資料集めと文献を読むのを手伝わされました。そのせいで、高校時代のレイに、遅れてやってきた中二病疑惑がかかったこともあったのです。
~~~
「なあ、ヤマガタ」
「どうした?」
クラスメイトのサナダがレイの肩に優しく手を置きました。彼とは中学からの付き合いになります。
「ようやくお前もこっち側か」
「こっち側?」
サナダの横には、同じくクラスメイトのタケダがいます。この二人は幼馴染です。
「最近お前が魔法の呪文を考案していると聞いたんだ」
「ようこそ、我らが同盟へ。我々は君を歓迎する」
「仲間に入れるな」
「恥ずかしがる必要などないだろう。とりあえず、部室で話を聞こう」
「なに、ちょっと真名を書いてくれればいい」
「待て、巻き込むな」
~~~
「それで~、もう一枚のほうにはダミーに使うんだよ~」
「ダミー?」
「中が見えないようにね」
エリは先ほどのものよりもさらに細かい文字を使ってダミーのほうに彫り込んでいきます。
「ダミーだから~、間違えても問題ないから適当にね~。は~い、ダミーの完成~! 一度刻んじゃえば~、隠しても効果は同じだから~、こうやって本物のほうを内側にして~、ダミーを外に向けるようにして~、二枚を貼り付けて~、隠す~」
薄い金の板を二枚貼り合わせ、本物の術式は内部に隠して、ダミーを外から見えるようにします。そのままでは二枚の板だとわかってしまいますので、道具を使って側面をなめらかにして、まるで一枚の板のように見せました。
「これなら一枚の板としか思えないな」
レイは渡された金の板を調べてみました。まさかこれが二層構造になっているとは思えません。
「そうだよ~。さすがにこの中に術式があるって思う人はいないでしょ~?」
いくら魔道具に詳しくても、厚さ一ミリほどの金の板の内部に術式が刻まれているとはなかなか思えないでしょう。
「ちょっとレアそうな魔道具は~、こうやって誤魔化すんだよ~」
「誤魔化すって……」
著作権や版権などない世界です。パクられたほうが悪いという考えすらあるんです。ドライクの浄水器のように、それに負けずに頑張っている商品もありますが。
「シーヴさんの持ってるマジックバッグって、時間が進むやつでしょ~」
「そうですよ。もしかしてエリが作ったんですか?」
「そうだよ~。マジックバッグって高いでしょ~? もう少し安くならないかなって~、壊れたってことにして売ったらどうかなって思って~」
エリはマジックバッグをはじめ、魔道具の値段の高さを知って驚きました。もちろん購入するのは貴族が多く、平民で買うのは裕福な人だけです。だから高いのは当然ですが、値段を下げられるのなら下げたいと考えていました。
内部が広く、重さを感じず、さらに時間が進まないというのはすごいのですが、この世界では生鮮食品を遠くまで大量に運ぶということは多くはありません。そういうものは近場で消費されるからです。
たとえばミルクですが、村で飼われている牛や山羊、羊から搾ったものが町で売られます。町で飼われることもありますが、飼料の関係などで、村のほうが圧倒的に多いでしょう。野菜も同じです。村で作られたものが朝市で売られます。
そうなると、生鮮食品をマジックバッグで運ぶのは、日常的に口にするようなものではなく、嗜好品の類です。貴族でも商人でも、そういうものをあまり大量に購入することはありませんので、小さなマジックバッグを二つ三つ使えば十分なことがほとんどです。そう考えると、大型のマジックバッグは、いっぱい入って重さを感じなければそれで十分なのです。
「なんとなくユーズド感があるように加工して~、時間が止まる部分だけはなくしたんだよね~。だから壊れてるんじゃなくて~、最初からそうなってるんだよ~。だからそれ以上壊れる心配はないからね~。回り回って~、遠いところまで行ったんだね~」
「それなら安心して使えますね」
リビングや個室にはエアコン代わりの魔道具が置かれました。エリはここなら遠慮はいらないとばかりに、ドライヤーはもちろん、カールドライヤーやヘアアイロン、美顔スチーマーなど、美容家電、もとい美容魔道具を次々と作っていきます。
「エリ、マッサージチェアは作れないか?」
「部品があれは作れるんだけどね~」
「部品は俺のほうでどうにかするから、図面を描いてくれるか? サイズがわからないとできないんだ」
「いいよ~」
エリは頭の中で設計図を作り、そこから部品を取り出します。それを図面に起こします。
「でも~、どうやって部品にするの~?」
「こうやってな。エリス」
ペカ
エリスは銀の塊に乗り移ると、指先の形を変えて切り離しました。
「へ~、ゴーレムって~、そんなことまでできるんだ~」
ペカ
エリに褒められると、エリスは「いや~、そんな~」と頭をかきました。
「名前が似てるし、エリスはエリの専属にするか。部品作りだけじゃなく、持ち上げたり固定したり、なんでもしてくれるぞ」
「それじゃ~、お願いね~」
エリスは銀から金にコアを移し替えると、基盤用の金の板を、正確なサイズで作り出しました。さらに、魔道具に使う金属部品の製造、さらには組み立てまで、術式を彫り込むこと以外はなんでもするようになりました。
その後も、みんなのリクエストに応じて、日常生活を便利にする魔道具を作り続けます。そうなると手が足りなくなり、エリスも含めて交代で二、三体のゴーレムがエリの近くに控えることになりました。
さらに、広い場所がいいからと、空いている建物を一つ、工房として使い始めました。エリン魔道具工房がオープン……はしません。あくまで自分たち用ですからね。ただ、あまり調子に乗ると大変なことになりますよ。
「頑張るよ~」
エリが気合いを入れますが、あまり入っていないように思えるのは話し方のせいですね。
「エリ、お前が作ったんだよな?」
「そうだよ~」
「ものすごく大変な作業だって聞いたんだけど、やっぱりそうなのか?」
「実は抜け道があるんだよね~」
エリは概略図を紙に書きながら説明を始めました。
「これがこの設計図ね~。ここにあるのが基板で~、これに術式を刻み込むんだよ~」
エリが取り出したのはポストカードサイズの薄い金の板です。それが二枚あります。
「術式は何かに刻み込まなければならないんだけど~、それが歪んだらダメなんだよ~」
「だから基本は石か金属なのか」
「木でも~、できなくはないけどね~」
エリは魔法円に似た模様を彫り、その中に細かな文字を刻み始めました。
「術式って~、文法みたいなものがあって~、決まった描き方があるんだけど~、それって何語でもいいんだよね~」
「何語って、日本語でもか?」
「そうだよ~。だからこのへんは漢字だよ~」
レイが覗き込むと、そこにはパズルのような文字が刻まれているのが見えました。
「これも漢字か?」
「九畳篆っていう~、中国の官印に使われた書体だよ~」
「そういうのが好きだったな。っていうか、これを探したのは俺だったか」
エリはサラとは違った意味で中二病にかかっていました。小さなころからエルフが好きで、多くの伝承を読み、独自のエルフ文化を作り、精霊魔法の呪文を考案し、エルフ文字まで作っていたのです。
エルフ文字を作るまでには多くの装飾性の高い文字にあたりました。たとえば、ドイツ文字、アイルランド文字、梵字、甲骨文字などです。さらには可愛いという理由でビルマ文字も参考にしました。
これらに関する文献を探すのは簡単ではありません。当然ながらレイも資料集めと文献を読むのを手伝わされました。そのせいで、高校時代のレイに、遅れてやってきた中二病疑惑がかかったこともあったのです。
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「なあ、ヤマガタ」
「どうした?」
クラスメイトのサナダがレイの肩に優しく手を置きました。彼とは中学からの付き合いになります。
「ようやくお前もこっち側か」
「こっち側?」
サナダの横には、同じくクラスメイトのタケダがいます。この二人は幼馴染です。
「最近お前が魔法の呪文を考案していると聞いたんだ」
「ようこそ、我らが同盟へ。我々は君を歓迎する」
「仲間に入れるな」
「恥ずかしがる必要などないだろう。とりあえず、部室で話を聞こう」
「なに、ちょっと真名を書いてくれればいい」
「待て、巻き込むな」
~~~
「それで~、もう一枚のほうにはダミーに使うんだよ~」
「ダミー?」
「中が見えないようにね」
エリは先ほどのものよりもさらに細かい文字を使ってダミーのほうに彫り込んでいきます。
「ダミーだから~、間違えても問題ないから適当にね~。は~い、ダミーの完成~! 一度刻んじゃえば~、隠しても効果は同じだから~、こうやって本物のほうを内側にして~、ダミーを外に向けるようにして~、二枚を貼り付けて~、隠す~」
薄い金の板を二枚貼り合わせ、本物の術式は内部に隠して、ダミーを外から見えるようにします。そのままでは二枚の板だとわかってしまいますので、道具を使って側面をなめらかにして、まるで一枚の板のように見せました。
「これなら一枚の板としか思えないな」
レイは渡された金の板を調べてみました。まさかこれが二層構造になっているとは思えません。
「そうだよ~。さすがにこの中に術式があるって思う人はいないでしょ~?」
いくら魔道具に詳しくても、厚さ一ミリほどの金の板の内部に術式が刻まれているとはなかなか思えないでしょう。
「ちょっとレアそうな魔道具は~、こうやって誤魔化すんだよ~」
「誤魔化すって……」
著作権や版権などない世界です。パクられたほうが悪いという考えすらあるんです。ドライクの浄水器のように、それに負けずに頑張っている商品もありますが。
「シーヴさんの持ってるマジックバッグって、時間が進むやつでしょ~」
「そうですよ。もしかしてエリが作ったんですか?」
「そうだよ~。マジックバッグって高いでしょ~? もう少し安くならないかなって~、壊れたってことにして売ったらどうかなって思って~」
エリはマジックバッグをはじめ、魔道具の値段の高さを知って驚きました。もちろん購入するのは貴族が多く、平民で買うのは裕福な人だけです。だから高いのは当然ですが、値段を下げられるのなら下げたいと考えていました。
内部が広く、重さを感じず、さらに時間が進まないというのはすごいのですが、この世界では生鮮食品を遠くまで大量に運ぶということは多くはありません。そういうものは近場で消費されるからです。
たとえばミルクですが、村で飼われている牛や山羊、羊から搾ったものが町で売られます。町で飼われることもありますが、飼料の関係などで、村のほうが圧倒的に多いでしょう。野菜も同じです。村で作られたものが朝市で売られます。
そうなると、生鮮食品をマジックバッグで運ぶのは、日常的に口にするようなものではなく、嗜好品の類です。貴族でも商人でも、そういうものをあまり大量に購入することはありませんので、小さなマジックバッグを二つ三つ使えば十分なことがほとんどです。そう考えると、大型のマジックバッグは、いっぱい入って重さを感じなければそれで十分なのです。
「なんとなくユーズド感があるように加工して~、時間が止まる部分だけはなくしたんだよね~。だから壊れてるんじゃなくて~、最初からそうなってるんだよ~。だからそれ以上壊れる心配はないからね~。回り回って~、遠いところまで行ったんだね~」
「それなら安心して使えますね」
リビングや個室にはエアコン代わりの魔道具が置かれました。エリはここなら遠慮はいらないとばかりに、ドライヤーはもちろん、カールドライヤーやヘアアイロン、美顔スチーマーなど、美容家電、もとい美容魔道具を次々と作っていきます。
「エリ、マッサージチェアは作れないか?」
「部品があれは作れるんだけどね~」
「部品は俺のほうでどうにかするから、図面を描いてくれるか? サイズがわからないとできないんだ」
「いいよ~」
エリは頭の中で設計図を作り、そこから部品を取り出します。それを図面に起こします。
「でも~、どうやって部品にするの~?」
「こうやってな。エリス」
ペカ
エリスは銀の塊に乗り移ると、指先の形を変えて切り離しました。
「へ~、ゴーレムって~、そんなことまでできるんだ~」
ペカ
エリに褒められると、エリスは「いや~、そんな~」と頭をかきました。
「名前が似てるし、エリスはエリの専属にするか。部品作りだけじゃなく、持ち上げたり固定したり、なんでもしてくれるぞ」
「それじゃ~、お願いね~」
エリスは銀から金にコアを移し替えると、基盤用の金の板を、正確なサイズで作り出しました。さらに、魔道具に使う金属部品の製造、さらには組み立てまで、術式を彫り込むこと以外はなんでもするようになりました。
その後も、みんなのリクエストに応じて、日常生活を便利にする魔道具を作り続けます。そうなると手が足りなくなり、エリスも含めて交代で二、三体のゴーレムがエリの近くに控えることになりました。
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