38 / 92
第七章【死に至る呪い】
第三十八節 呪いの正体
しおりを挟む
「――ビアンカ」
「……なに?」
不意にハルに名前を呼ばれたビアンカは、不思議そうにしてハルを見上げた。
ビアンカが見上げたハルは、優しげな笑みを浮かべていた。
そんなハルの表情を目にしたビアンカは、自身の胸がドキリと高鳴る感覚を覚える。
ハルは優しい笑みを見せてはいるものの、その赤茶色の瞳に何かの決意を宿していることをビアンカに窺わせていた。
「目を閉じて、耳を塞いでいろ。――これから起こることを、何も見聞きするな」
ハルは静かに――、優しげな声音でビアンカに囁いた。
ハルの決意を含んだ瞳、そうして優しげな声音に含まれる決意の色――、それらはビアンカを戸惑わせた。
「――何をする、の……?」
ビアンカはハルの何かの決意を抱いた雰囲気に、思わず問いかけの言葉を言う。
普段の見知ったハルとは違う気配を、ビアンカは聡く感じ取っていた。
だが、ハルはビアンカの問いに答えず、かぶりを振る。
「――早くするんだ」
戸惑った様子を見せるビアンカを急かすように、ハルは声を掛ける。
ハルに急かされるように声を掛けられたビアンカは戸惑いを見せつつも、その言葉に従って耳を両手で塞ぎ目を閉じた。
ビアンカの行動を見とめたハルは無言のまま、ビアンカの身体を自身の身の陰に隠すように――、その右腕で抱き込む。
ハルの突然の抱擁にビアンカは驚いたようで、閉じていた目を再び見開き、ハルを見上げる。
ビアンカの見上げたハルは、普段の気さくで明るい少年であるハルからは想像もつかないような――、酷く冷めた眼差しをホムラに向けていた。そのことが再度ビアンカを困惑させる。
閉じさせた瞳を驚きから再び開けていたビアンカに気が付いたハルは、冷めた眼差しのまま、ビアンカの耳元に口を寄せる。
「……目、閉じていろ」
ハルに耳元で囁かれたビアンカは頷き、強く瞳を瞑った。
ビアンカが完全に耳を塞ぎ目も閉じたことを確認すると、ハルは自身より低い位置にあるビアンカの頭に顎を乗せるようにして覆い被さり――、ビアンカが頭を動かせないように固定する。
そうして、ハルは常に嵌めている左手を覆う革のグローブを、器用に口に咥えて外した。
外されたグローブがハルの口元から離れ、無造作に地面へと落ちていく。
革のグローブが外されたハルの左手の甲――。
そこには不思議な紋様をした赤黒い色をした痣が刻まれていた。
それはまるで――、死神が鎌を抱えるような姿を象ったものに見える紋様であり、禍々しい印象を見る者に錯覚させるものだった。
ハルは、その左手の甲に刻まれる痣に、静かに意識を集中させる――。
すると、辺り一帯にぞわりとした――寒気ともつかない空気が漂い始めた。
それと同時にハルの痣から仄暗い黒い影のような何かが、ザワザワと蠢き溢れ出す気配を発し始める。
「な……、なんだ……、それは――」
ホムラが畏怖を含んだ震える声音で慄く様を見せる。
その場から動けずに傍観をしていたホムラであったが、ハルの周りを中心として辺りに漂い始めた寒気と禍々しい空気を受け、嫌な汗が噴き上がってくる感覚を覚えていた。
ホムラは毒が回って死ぬかも知れないという思いをも忘れ――、今すぐその場を逃げ出したい焦燥感に打ち震えた。
それほどハルから漂い始めた気配は――、辺り一面に恐ろしいほどの黒い影を落とす。
「死に至る呪いを――」
まるで左手の甲に語りかけるようにハルが小さく言葉を零す。
「……あんたに慈悲はいらない。永劫の苦しみを与えてやろう」
ハルは冷え切った眼差しでホムラを一瞥し、口角を上げる笑みを作る。
「さあ、“喰神の烙印”よ。飯の時間だ――っ!」
ハルの言葉に呼応したように――、彼の左手の甲に刻まれた痣から溢れ出そうと蠢いていた気配が飛び出すように這い上がっていった。
飛び出していったその気配は黒い影となり、ホムラに向かって駆け抜けていく――。
「う――、うわああぁぁっ!!?」
ホムラが必死さと慄きを含んだ形相で叫び声を上げ、走り出した。
ホムラは自分自身へと向けて放たれた――、禍々しい黒い気配に居ても立ってもいられなくなってしまったのだった。
だが、その黒い影となった気配はホムラを逃さず――、ホムラに纏わりつくようにして彼の全身を包んでいく。
「うお――っ!! やめろ……っ!!」
ホムラは闇に纏わりつかれ、大きく吠えるように叫ぶ。
纏わりつく正体のわからない気配を振り払うように、ホムラは大きく腕を振るう仕草を見せるのだが――、それはホムラの手で触れることができず彼の腕をすり抜けていく。
「うあっ!! うおああぁぁ……っ!!」
大きく暴れるように動いていたホムラは、次第に動きと声を小さくしていった。
暫くすると――、ホムラは突如白目を向き、糸が切れた操り人形のようにその場に膝をつき倒れ込み、ピクリとも動かなくなる。
ハルはホムラが倒れていく様を、酷く苦々しげな表情を浮かべ眺めていた――。
「――悪いな。ホムラ師範代……」
ハルは小さく呟くと、自らの左手を強く握りしめる。
ハルのその動作に反応をするように、ホムラを包んでいた黒い影の気配が、ハルの左手の甲に刻まれた痣の中へ吸い込まれるようにして姿を消した。
辺りには、先ほどの騒然たる雰囲気とは真逆の――、静寂が支配をし始める。
静寂の中、ハルは自らの左手の甲に目を移す。
ハルがホムラと対峙して増悪にも似た感情を抱いていた際に、自らの左手の甲に刻まれる赤黒い痣からは、今にも闇の気配が溢れ出さんばかりの蠢きを見せていた。
だがしかし――、今はその鳴りを潜めて静かになっていた。
(――魂を喰って満足したのか。お前は……)
ハルはリベリア公国のあるこの地――東の大陸に訪れて、初めて自らの意思で人を死に至らしめる呪いの力を行使した。
自らが忌み嫌う呪いの力――。
その呪いの正体である痣――“烙印”の刻まれる左手の甲を見据え、ハルは深い溜息を吐き出す。
けれども――、ハルの思いは、次の瞬間にはビアンカを無事に奪還できたことに対しての安堵感で、胸がいっぱいになっていた。
ハルは未だに自らの右腕で抱き竦めているビアンカの身体を両手で抱きしめる。
(――助けられて、良かった……)
ビアンカを抱きしめ、ハルは安心感で力が抜けそうなほどの感覚を自覚していた。
六百年以上の永きを生き続け、全てに対して諦めや割り切る考えを持っていた自分自身にできた――、本当に大切に想える存在。
そんなビアンカを守ることができて良かったと――、ハルは強く感じていたのだった。
「……なに?」
不意にハルに名前を呼ばれたビアンカは、不思議そうにしてハルを見上げた。
ビアンカが見上げたハルは、優しげな笑みを浮かべていた。
そんなハルの表情を目にしたビアンカは、自身の胸がドキリと高鳴る感覚を覚える。
ハルは優しい笑みを見せてはいるものの、その赤茶色の瞳に何かの決意を宿していることをビアンカに窺わせていた。
「目を閉じて、耳を塞いでいろ。――これから起こることを、何も見聞きするな」
ハルは静かに――、優しげな声音でビアンカに囁いた。
ハルの決意を含んだ瞳、そうして優しげな声音に含まれる決意の色――、それらはビアンカを戸惑わせた。
「――何をする、の……?」
ビアンカはハルの何かの決意を抱いた雰囲気に、思わず問いかけの言葉を言う。
普段の見知ったハルとは違う気配を、ビアンカは聡く感じ取っていた。
だが、ハルはビアンカの問いに答えず、かぶりを振る。
「――早くするんだ」
戸惑った様子を見せるビアンカを急かすように、ハルは声を掛ける。
ハルに急かされるように声を掛けられたビアンカは戸惑いを見せつつも、その言葉に従って耳を両手で塞ぎ目を閉じた。
ビアンカの行動を見とめたハルは無言のまま、ビアンカの身体を自身の身の陰に隠すように――、その右腕で抱き込む。
ハルの突然の抱擁にビアンカは驚いたようで、閉じていた目を再び見開き、ハルを見上げる。
ビアンカの見上げたハルは、普段の気さくで明るい少年であるハルからは想像もつかないような――、酷く冷めた眼差しをホムラに向けていた。そのことが再度ビアンカを困惑させる。
閉じさせた瞳を驚きから再び開けていたビアンカに気が付いたハルは、冷めた眼差しのまま、ビアンカの耳元に口を寄せる。
「……目、閉じていろ」
ハルに耳元で囁かれたビアンカは頷き、強く瞳を瞑った。
ビアンカが完全に耳を塞ぎ目も閉じたことを確認すると、ハルは自身より低い位置にあるビアンカの頭に顎を乗せるようにして覆い被さり――、ビアンカが頭を動かせないように固定する。
そうして、ハルは常に嵌めている左手を覆う革のグローブを、器用に口に咥えて外した。
外されたグローブがハルの口元から離れ、無造作に地面へと落ちていく。
革のグローブが外されたハルの左手の甲――。
そこには不思議な紋様をした赤黒い色をした痣が刻まれていた。
それはまるで――、死神が鎌を抱えるような姿を象ったものに見える紋様であり、禍々しい印象を見る者に錯覚させるものだった。
ハルは、その左手の甲に刻まれる痣に、静かに意識を集中させる――。
すると、辺り一帯にぞわりとした――寒気ともつかない空気が漂い始めた。
それと同時にハルの痣から仄暗い黒い影のような何かが、ザワザワと蠢き溢れ出す気配を発し始める。
「な……、なんだ……、それは――」
ホムラが畏怖を含んだ震える声音で慄く様を見せる。
その場から動けずに傍観をしていたホムラであったが、ハルの周りを中心として辺りに漂い始めた寒気と禍々しい空気を受け、嫌な汗が噴き上がってくる感覚を覚えていた。
ホムラは毒が回って死ぬかも知れないという思いをも忘れ――、今すぐその場を逃げ出したい焦燥感に打ち震えた。
それほどハルから漂い始めた気配は――、辺り一面に恐ろしいほどの黒い影を落とす。
「死に至る呪いを――」
まるで左手の甲に語りかけるようにハルが小さく言葉を零す。
「……あんたに慈悲はいらない。永劫の苦しみを与えてやろう」
ハルは冷え切った眼差しでホムラを一瞥し、口角を上げる笑みを作る。
「さあ、“喰神の烙印”よ。飯の時間だ――っ!」
ハルの言葉に呼応したように――、彼の左手の甲に刻まれた痣から溢れ出そうと蠢いていた気配が飛び出すように這い上がっていった。
飛び出していったその気配は黒い影となり、ホムラに向かって駆け抜けていく――。
「う――、うわああぁぁっ!!?」
ホムラが必死さと慄きを含んだ形相で叫び声を上げ、走り出した。
ホムラは自分自身へと向けて放たれた――、禍々しい黒い気配に居ても立ってもいられなくなってしまったのだった。
だが、その黒い影となった気配はホムラを逃さず――、ホムラに纏わりつくようにして彼の全身を包んでいく。
「うお――っ!! やめろ……っ!!」
ホムラは闇に纏わりつかれ、大きく吠えるように叫ぶ。
纏わりつく正体のわからない気配を振り払うように、ホムラは大きく腕を振るう仕草を見せるのだが――、それはホムラの手で触れることができず彼の腕をすり抜けていく。
「うあっ!! うおああぁぁ……っ!!」
大きく暴れるように動いていたホムラは、次第に動きと声を小さくしていった。
暫くすると――、ホムラは突如白目を向き、糸が切れた操り人形のようにその場に膝をつき倒れ込み、ピクリとも動かなくなる。
ハルはホムラが倒れていく様を、酷く苦々しげな表情を浮かべ眺めていた――。
「――悪いな。ホムラ師範代……」
ハルは小さく呟くと、自らの左手を強く握りしめる。
ハルのその動作に反応をするように、ホムラを包んでいた黒い影の気配が、ハルの左手の甲に刻まれた痣の中へ吸い込まれるようにして姿を消した。
辺りには、先ほどの騒然たる雰囲気とは真逆の――、静寂が支配をし始める。
静寂の中、ハルは自らの左手の甲に目を移す。
ハルがホムラと対峙して増悪にも似た感情を抱いていた際に、自らの左手の甲に刻まれる赤黒い痣からは、今にも闇の気配が溢れ出さんばかりの蠢きを見せていた。
だがしかし――、今はその鳴りを潜めて静かになっていた。
(――魂を喰って満足したのか。お前は……)
ハルはリベリア公国のあるこの地――東の大陸に訪れて、初めて自らの意思で人を死に至らしめる呪いの力を行使した。
自らが忌み嫌う呪いの力――。
その呪いの正体である痣――“烙印”の刻まれる左手の甲を見据え、ハルは深い溜息を吐き出す。
けれども――、ハルの思いは、次の瞬間にはビアンカを無事に奪還できたことに対しての安堵感で、胸がいっぱいになっていた。
ハルは未だに自らの右腕で抱き竦めているビアンカの身体を両手で抱きしめる。
(――助けられて、良かった……)
ビアンカを抱きしめ、ハルは安心感で力が抜けそうなほどの感覚を自覚していた。
六百年以上の永きを生き続け、全てに対して諦めや割り切る考えを持っていた自分自身にできた――、本当に大切に想える存在。
そんなビアンカを守ることができて良かったと――、ハルは強く感じていたのだった。
1
あなたにおすすめの小説
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
欠席魔の公爵令嬢、冤罪断罪も欠席す 〜メイリーン戦記〜
水戸直樹
ファンタジー
王太子との婚約――それは、彼に恋したからでも、権力のためでもなかった。
魔王乱立の時代。
王も公爵も外征に出ている王都で、公爵令嬢メイリーンは“地味な婚約者”として王城に現れる。
だが、王太子は初顔合わせに現れなかった。
にもかかわらず、記録に残ったのは「公爵令嬢の欠席」。
抗議はしない。
訂正もしない。
ただ一つ、欠席という事実だけを積み上げていく。
――それが、誰にとっての不合格なのか。
まだ、誰も気づいていない。
欠席から始まる、静かなるファンタジー戦記。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
~春の国~片足の不自由な王妃様
クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。
春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。
街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。
それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。
しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。
花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??
根暗令嬢の華麗なる転身
しろねこ。
恋愛
「来なきゃよかったな」
ミューズは茶会が嫌いだった。
茶会デビューを果たしたものの、人から不細工と言われたショックから笑顔になれず、しまいには根暗令嬢と陰で呼ばれるようになった。
公爵家の次女に産まれ、キレイな母と実直な父、優しい姉に囲まれ幸せに暮らしていた。
何不自由なく、暮らしていた。
家族からも愛されて育った。
それを壊したのは悪意ある言葉。
「あんな不細工な令嬢見たことない」
それなのに今回の茶会だけは断れなかった。
父から絶対に参加してほしいという言われた茶会は特別で、第一王子と第二王子が来るものだ。
婚約者選びのものとして。
国王直々の声掛けに娘思いの父も断れず…
応援して頂けると嬉しいです(*´ω`*)
ハピエン大好き、完全自己満、ご都合主義の作者による作品です。
同名主人公にてアナザーワールド的に別な作品も書いています。
立場や環境が違えども、幸せになって欲しいという思いで作品を書いています。
一部リンクしてるところもあり、他作品を見て頂ければよりキャラへの理解が深まって楽しいかと思います。
描写的なものに不安があるため、お気をつけ下さい。
ゆるりとお楽しみください。
こちら小説家になろうさん、カクヨムさんにも投稿させてもらっています。
あなたの隣は私ではないけれど、それでも好きでいてもいいですか、レオナルド様
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢エリアーナには、三年間ずっと抱えてきた秘密がある。
婚約者であるヴァルフォード公爵・レオナルドへの、誰にも言えない恋心だ。
しかし彼の隣にいるのは、いつも幼馴染の伯爵令嬢・ソフィア。
儚げな笑顔と上目遣いで男性を虜にするあざとい彼女に、レオナルドも例外ではないようで——
「レオ、私のこと嫌いにならないでね?」
「……そんなことにはならない」
また始まった二人の世界。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる