3 / 13
第2話 『少女』
しおりを挟む
「っは!」
目を覚ましたエイジの目前には、見ず知らずの天井があった。
「…ここは…どこだ…さっきまでのは…ああ…いつもの夢か…」
見たところどこかの医務室のようだ。しかし、WRT内のものではない。
身体には無数のチューブが繋がれており、その先々の点滴袋や酸素吸入器がベッドを囲むように置かれている。
「やっと目を覚ましましたね…ご主人様」
聞き馴染みのある声が聞こえた。何度も頭のなかに語りかけてきたあの声だ。しかし、今までとは違いそれは耳から入ってきた。
声が聞こえる方向に顔ごと目線を動かすと、
そこには1人の少女が立っていた。
綺麗な白色の髪、顔立ちは人形のように整っている。背は155cmくらいだろうか、容姿からおそらく10代後半であると推測できる。そしてなぜか、メイド服をモデルに作ったであろう服装をしていた。
少女のあまりの美しさに思わずエイジは息を飲んだ。
その吸い込まれるような綺麗な瞳を見ていると、
「…なんでしょうか?」
と、不思議そうに見つめながら喋った。その表情からは、一切の感情が感じられない。
とても可憐ではあったが少女の雰囲気には何か小さな違和感があり、エイジは職業柄すぐにそれに気づいた。
「お前は…アンドロイドか…」
「はい、ご主人様」
少女は無機質な返事をする。
「教えてくれ…ここはどこなんだ…」
「すみません、詳しくは分かりませんが恐らく何らかの研究施設かと」
あまりに予想外の言葉にエイジは驚きながらもすぐにGPSのことを思い出した。
「標準装備にGPS機能は無いか ? それを使えば現在の位置情報なり施設名なりがわかるんだが…」
「あるのですが…基盤が損傷しており使用不可能です」
そう答えアンドロイドの少女は首を横に振る。
「なんだと ? 定期メンテナンスは受けていないのか?」
「…はい。内部履歴によると起動直前の初期メンテナンス以降一度も…」
と、少女は答える。
そう聞いたエイジは憤りを感じた。目の前のアンドロイドにではなく、その製造者に。
自分の仕事に誇りと責任を持っていた彼は、身を削る思いで必死に研究・開発に取り組んできた。
今までに多く人々から天才と謳われてきた彼だが、その裏には絶え間ない努力と多くの失敗があったのだ。
トライアンドエラーは研究者にとって付き物であり、天才と評された彼もまた例外ではない。
そうして紆余曲折を重ねた結果出来上がった製品は、最早我が子同然というまでに大切であった。
だから、産んで終わりでそれっきりというのは愛する我が子を育児放棄することと同義だった。
例えそれがよその子でも、親から棄てられた子どもを見るのは誰だって胸糞悪いはずだ。
もともと責任感が強い性格である彼には、尚更強い嫌悪を抱かせることになった。
釈然としない思いでいっぱいのエイジだったが突如、胸に痛みが走る。
「あぁ…ぐぅッ…」
"痛い"というよりかは"熱い"に近い感覚だった。
「大丈夫ですか?ご主人様 」
苦しむエイジを心配した少女はすぐそばに寄る。
悶えるエイジだったが、10秒ほどで胸の痛みはすっかり消えていった。
「ハァ…ハァ…もう…収まった…」
落ち着きを取り戻し呼吸を整えたエイジは、さっきからの会話でずっと引っ掛かっていた言葉について聞こうとした。
「なぁ、さっきから気になってたんだが…その"ご主人様"ってなんだ?俺はお前の主人になった覚えはないんだが…」
「管理者欄にはご主人様、貴方のお名前が設定してあります。したがって、私の管理者権限はすべて貴方にございます」
あまりに突拍子もない話に"ご主人様"の頭はショート寸前だった。
「誰がそんなことを……お前、型式番号と個体番号は ? 」
「はい、型式番号"WB-461-104"個体識別番号は"000-001"です」
「…聞いたことがないな…少なくともうちの製品ではないか…」
聞けば聞くほどに謎は深まるばかりである。
分からないことは一旦置いておくことにした。
「…すまない、話が脱線していたな。今はここが何処か知りたいんだった。悪いが誰か呼んできてくれないか ? 手が空いてそうなら誰でもいい。あと、お前の製造者も居たらついでに連れて来てくれ。個人的に説教してやりたい」
エイジがそう言うと、アンドロイドの少女は下を向いてしまった。何か都合の悪いことがあるのだろうか。
少女は少し黙ったあと、決心がついたのかようやく話し始めた。
「誰もいません……」
「……え?」
「寝たきりだったご主人様を看病する医療スタッフも、壊れたGPSの基盤を直せるメカニックも、私を作ったはずの誰かも、ここには誰ひとりとしていません」
「…何を言ってるんだ ? 冗談はよしてくれよ」
少女の様子を見るに嘘ではないことは分かっていたが、状況の整理がまったくつかない不安からエイジは少女にそう言った。彼の頭はひどく混乱していた。
「…じゃあ、お前は何でここにいるんだ、何処から来たっていうんだ ? 」
「…わかりません。意識が宿ったときから既にここにいました。それ以前の記憶はございません。誰か居ないかと施設内を歩き回った結果、医務室のベッドで昏睡状態の貴方を見つけたのです」
「……それはいつの話だ?」
「……4年前…西暦2126年の5月のことです…」
理解が全く追い付かなかった。身体から血の気が引いていくのを感じる。
「…じゃあ俺は…最低でも4年は眠っていたことになるのか?…その間お前はずっと俺の看病を……夢で聞こえた声はそういうことだったのか……」
「……夢…ですか?」
「ああ、人生で一番忙しかったときの夢だ。よくそのときの夢を見るんだ。いや、そんなことはどうでもいい、今必要なのは眠る直前の記憶だ」
エイジは直前の記憶を必死に思い出そうとした。なぜ、4年以上も目が覚めないような昏睡状態に陥ったのか。しかし、いくら思い出そうとしても頭にかかった靄は晴れることはなかった。
「…くっ…ダメだ、思い出せない…」
やるせなさに苛まれるエイジをよそに、少女は話し始めた。
「ご主人様、どうか落ち着いて聞いてください」
「…今から私の知っていることを全てはなします…4年前貴方の身に何があったか…この4年の間に世界が大きく変わったことも……貴方にとってとてもショッキングで残酷な事実ですが」
「なんだと?なぜ知ってるんだ?」
「私の内部ライブラリにご主人様に関する記事がございましたので読ませていただきました」
そう答えたあと、少女は真剣な眼差しで、
「話す前に約束して欲しいことがあります」
と言う。
「…なんだ?」
「事実から決して目をそらさずに全て受け止めることです」
少女の物言いから恐らく、今からはじまる話はきっと自分にとってあまり良くないものだと推測し、エイジは少し怖じ気づいた。
しかし、このままだと埒があかないと考えた彼は
「ああ、約束する」
と答え、事実に向き合う決意を固めた。
その姿を見たアンドロイドの少女は、一呼吸置いたあとに全てを話し始めた。
目を覚ましたエイジの目前には、見ず知らずの天井があった。
「…ここは…どこだ…さっきまでのは…ああ…いつもの夢か…」
見たところどこかの医務室のようだ。しかし、WRT内のものではない。
身体には無数のチューブが繋がれており、その先々の点滴袋や酸素吸入器がベッドを囲むように置かれている。
「やっと目を覚ましましたね…ご主人様」
聞き馴染みのある声が聞こえた。何度も頭のなかに語りかけてきたあの声だ。しかし、今までとは違いそれは耳から入ってきた。
声が聞こえる方向に顔ごと目線を動かすと、
そこには1人の少女が立っていた。
綺麗な白色の髪、顔立ちは人形のように整っている。背は155cmくらいだろうか、容姿からおそらく10代後半であると推測できる。そしてなぜか、メイド服をモデルに作ったであろう服装をしていた。
少女のあまりの美しさに思わずエイジは息を飲んだ。
その吸い込まれるような綺麗な瞳を見ていると、
「…なんでしょうか?」
と、不思議そうに見つめながら喋った。その表情からは、一切の感情が感じられない。
とても可憐ではあったが少女の雰囲気には何か小さな違和感があり、エイジは職業柄すぐにそれに気づいた。
「お前は…アンドロイドか…」
「はい、ご主人様」
少女は無機質な返事をする。
「教えてくれ…ここはどこなんだ…」
「すみません、詳しくは分かりませんが恐らく何らかの研究施設かと」
あまりに予想外の言葉にエイジは驚きながらもすぐにGPSのことを思い出した。
「標準装備にGPS機能は無いか ? それを使えば現在の位置情報なり施設名なりがわかるんだが…」
「あるのですが…基盤が損傷しており使用不可能です」
そう答えアンドロイドの少女は首を横に振る。
「なんだと ? 定期メンテナンスは受けていないのか?」
「…はい。内部履歴によると起動直前の初期メンテナンス以降一度も…」
と、少女は答える。
そう聞いたエイジは憤りを感じた。目の前のアンドロイドにではなく、その製造者に。
自分の仕事に誇りと責任を持っていた彼は、身を削る思いで必死に研究・開発に取り組んできた。
今までに多く人々から天才と謳われてきた彼だが、その裏には絶え間ない努力と多くの失敗があったのだ。
トライアンドエラーは研究者にとって付き物であり、天才と評された彼もまた例外ではない。
そうして紆余曲折を重ねた結果出来上がった製品は、最早我が子同然というまでに大切であった。
だから、産んで終わりでそれっきりというのは愛する我が子を育児放棄することと同義だった。
例えそれがよその子でも、親から棄てられた子どもを見るのは誰だって胸糞悪いはずだ。
もともと責任感が強い性格である彼には、尚更強い嫌悪を抱かせることになった。
釈然としない思いでいっぱいのエイジだったが突如、胸に痛みが走る。
「あぁ…ぐぅッ…」
"痛い"というよりかは"熱い"に近い感覚だった。
「大丈夫ですか?ご主人様 」
苦しむエイジを心配した少女はすぐそばに寄る。
悶えるエイジだったが、10秒ほどで胸の痛みはすっかり消えていった。
「ハァ…ハァ…もう…収まった…」
落ち着きを取り戻し呼吸を整えたエイジは、さっきからの会話でずっと引っ掛かっていた言葉について聞こうとした。
「なぁ、さっきから気になってたんだが…その"ご主人様"ってなんだ?俺はお前の主人になった覚えはないんだが…」
「管理者欄にはご主人様、貴方のお名前が設定してあります。したがって、私の管理者権限はすべて貴方にございます」
あまりに突拍子もない話に"ご主人様"の頭はショート寸前だった。
「誰がそんなことを……お前、型式番号と個体番号は ? 」
「はい、型式番号"WB-461-104"個体識別番号は"000-001"です」
「…聞いたことがないな…少なくともうちの製品ではないか…」
聞けば聞くほどに謎は深まるばかりである。
分からないことは一旦置いておくことにした。
「…すまない、話が脱線していたな。今はここが何処か知りたいんだった。悪いが誰か呼んできてくれないか ? 手が空いてそうなら誰でもいい。あと、お前の製造者も居たらついでに連れて来てくれ。個人的に説教してやりたい」
エイジがそう言うと、アンドロイドの少女は下を向いてしまった。何か都合の悪いことがあるのだろうか。
少女は少し黙ったあと、決心がついたのかようやく話し始めた。
「誰もいません……」
「……え?」
「寝たきりだったご主人様を看病する医療スタッフも、壊れたGPSの基盤を直せるメカニックも、私を作ったはずの誰かも、ここには誰ひとりとしていません」
「…何を言ってるんだ ? 冗談はよしてくれよ」
少女の様子を見るに嘘ではないことは分かっていたが、状況の整理がまったくつかない不安からエイジは少女にそう言った。彼の頭はひどく混乱していた。
「…じゃあ、お前は何でここにいるんだ、何処から来たっていうんだ ? 」
「…わかりません。意識が宿ったときから既にここにいました。それ以前の記憶はございません。誰か居ないかと施設内を歩き回った結果、医務室のベッドで昏睡状態の貴方を見つけたのです」
「……それはいつの話だ?」
「……4年前…西暦2126年の5月のことです…」
理解が全く追い付かなかった。身体から血の気が引いていくのを感じる。
「…じゃあ俺は…最低でも4年は眠っていたことになるのか?…その間お前はずっと俺の看病を……夢で聞こえた声はそういうことだったのか……」
「……夢…ですか?」
「ああ、人生で一番忙しかったときの夢だ。よくそのときの夢を見るんだ。いや、そんなことはどうでもいい、今必要なのは眠る直前の記憶だ」
エイジは直前の記憶を必死に思い出そうとした。なぜ、4年以上も目が覚めないような昏睡状態に陥ったのか。しかし、いくら思い出そうとしても頭にかかった靄は晴れることはなかった。
「…くっ…ダメだ、思い出せない…」
やるせなさに苛まれるエイジをよそに、少女は話し始めた。
「ご主人様、どうか落ち着いて聞いてください」
「…今から私の知っていることを全てはなします…4年前貴方の身に何があったか…この4年の間に世界が大きく変わったことも……貴方にとってとてもショッキングで残酷な事実ですが」
「なんだと?なぜ知ってるんだ?」
「私の内部ライブラリにご主人様に関する記事がございましたので読ませていただきました」
そう答えたあと、少女は真剣な眼差しで、
「話す前に約束して欲しいことがあります」
と言う。
「…なんだ?」
「事実から決して目をそらさずに全て受け止めることです」
少女の物言いから恐らく、今からはじまる話はきっと自分にとってあまり良くないものだと推測し、エイジは少し怖じ気づいた。
しかし、このままだと埒があかないと考えた彼は
「ああ、約束する」
と答え、事実に向き合う決意を固めた。
その姿を見たアンドロイドの少女は、一呼吸置いたあとに全てを話し始めた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる