44 / 228
第44話 人生ゲーム エアホッケー
しおりを挟む
ローストビーフをたらふく食べた僕達は今ボードゲームカフェにいる。
トコヨが弱い念力しか使えないのでボーリングなどができない、せっかくだからみんなで遊ぼうとボードゲームをする事になり、
「人生ゲーム?なんじゃこれは」
この一言から人生ゲーム(異世界版)が始まった。
「なるほどのう…人の短い一生を体験するのか、面白そうじゃ」
「別の人生っすね!面白そうなゲームっす!」
「わっちも人間として出来るというわけでありんすね!」
「私も違う人生…どんな人生になるんでしょう」
まあそうなのだがなんかこのゲームのマス…僕の知ってるのと少し違うような。
ルールは簡単なのでみんなすぐに覚えてゲーム開始!
幼少期からだ。
「妾からじゃな、数字は…5じゃ!5つ進めて…なになに?魔獣に襲われ怪我をした。治療費金貨1枚!?ぼったくりじゃろこんなもん!唾付けとけば治るじゃろ!」
「あら大変っすね、人間は弱いっすからね。私は7っす!えーっと、落とし穴を作ったら獲物をゲット、金貨2枚もらう!やったっす!」
「わっちは3でありんす!えーっと、キノコを拾って食べてお腹を壊す、一回休み…わっち不死身でありんす…お腹も壊さないのに…」
「私の番ですね、10です。助けた犬がお金を届けて恩返し、金貨10枚頂きました。出来た犬ですね。」
「次は僕だな、4か、えー、偽物のツボを買わされる、金貨3枚払う。おい嘘だろ?まだ子供だぞ?」
こんな感じで世知辛い、異世界は過酷だ。
「なんじゃと!妾の夫が戦死?弱すぎじゃろ魔王軍如きに!」
「やったっす!賞金首を捕まえて金貨100枚っす!」
「わっちの子供達優秀でありんす、どんどん稼いでくれるでありんす!」
「正義の味方を倒してコイン100枚奪う?私こんな事しませんよ!」
「おいなんだこれ!もう結婚3回目だぞ?生活費で毎回いくら飛んでくんだよ!」
そんな調子でとりあえず終了。
一位は悪の幹部になったレイさん。
「正義の味方だと思ったら悪の組織だったなんて…沢山の罪を犯しました…。」
最後は詐欺とかしてたよね。勇者にも偽物の剣売りつけてたし。
二位は冒険者になったノアちゃん。
「ギルド受付辞めて冒険者も良いっすね」
今から?絶対怪我するよ?
三位は金物屋を開業したトコヨ
「わっちの子供15人もいるでありんす、幸せでありんす」
出産祝いで根こそぎ奪われたんだけど、僕のお金。
四位は僕、武器屋で働く社畜、三人の妻に生活費として給料全額持っていかれる。
そして五位は…
「なぜじゃぁあああ!勇者になったのにぃい」
勇者になったのは良いが不幸が続き結局借金まみれになった可哀想な人、ルナ。
全員新しい人生を謳歌したようだ。
「次は身体を動かしたいのじゃ、何かないかの」
トコヨもせっかくだし一緒に遊びたいよな…
アレあるかな、あったらビリヤードの隣にでも…
あった。エアホッケー。これならトコヨも遊べるんじゃない?
とりあえず二台交換しよう。10ポイントなんて安いもんだ。
「BARに新しい遊び出したからそっち行こうか、きっと楽しいよ。」
全員でゾロゾロと移動、微笑ましいったらありゃしない。
「エアホッケーって言うんだけどこの白いのを手に持ってディスクを打ち合って相手のゴールに入れたら1ポイントっていう単純なゲームだよ。」
「楽しそうっす!トコヨちゃんとやるっす!」
「やるでありんす!」
「これは面白そうじゃのう…レイとならいい勝負ができそうじゃ。」
「そうですね、負けられません」
僕はちょっと観戦するか、余っちゃったし。
ノアちゃんとトコヨは…なんかデパートのゲームコーナーのような微笑ましい光景だな。
「トコヨちゃん嫌な場所打つっすね!私も!おりゃ!」
「甘いでありんす!次はこっちでありんす!」
白熱してるなぁ、実力は同じくらいみたい、トコヨは見えてはいるけど念力の調節が難しいのかな?
それもあって互角っていうのはある。
そして後ろからすごい速さでカンカン聞こえるんだけ、振り返ったらディスク飛んできて僕死んだりしない?
後ろを振り返るととんでもない速さでディスクを打ち合っている、もう僕には見えないよ。
「おお、やるもんじゃの、レイは見込みがあるぞ」
「今勝ってるのは私ですよ?油断してると私の勝ちになりますが宜しいので?」
一瞬の油断が勝負を分ける、一瞬で勝負がつく事もあれば10分以上打ち合ってる事もある。
こんなんもうオリンピックじゃん。
5ポイント先取なのに1時間近くやってレイさんが勝利した。
「ぐぬ、悔しいが妾の負けじゃ…この飛び出さないようにする力加減が難しいのう」
「いい勝負でした、確かに本気で打つと飛んでいってしまいますからね、力の調整の訓練にもなりました。」
そんな特殊訓練するゲームじゃないんだけどなぁ…
試しにレイさんとやってみたが勝負にならない、早すぎる、きっとディスクが飛び出さない限界のスピードだろう。
レイさんってなんでも出来すぎでは?
動いてお腹が空いたとみんなが言い出したので晩御飯にする事にした。
夜は鉄板焼きだ。レイさんが調理ならお任せをと言うので僕はカウンター席、お客様気分だね。
そして焼く側は焼いたそばからルナが食べてしまうから大忙し。
「ちょっとルナさんそれ私の肉っす!返すっす!」
「わっちのイカ焼きも取られたでありんす!」
「早い物勝ちじゃ!どんどん食べるぞ!」
「まあどんどん焼きますのでケンカしないで下さい」
カクテルを大ジョッキで豪快に飲みながら肉を焼くメイド…新ジャンルだ…。
それにしてもカメとドラゴンと人間が楽しそうに食事してるのか。
僕の地下室でこうやって家族みたいに騒いでくれると嬉しくなるな。
これからも色んな縁を大事にしよう。
そしてそれは僕の肉だ、返せ。
今日は全員泊まりか、騒がしくなりそうだ…
トコヨが弱い念力しか使えないのでボーリングなどができない、せっかくだからみんなで遊ぼうとボードゲームをする事になり、
「人生ゲーム?なんじゃこれは」
この一言から人生ゲーム(異世界版)が始まった。
「なるほどのう…人の短い一生を体験するのか、面白そうじゃ」
「別の人生っすね!面白そうなゲームっす!」
「わっちも人間として出来るというわけでありんすね!」
「私も違う人生…どんな人生になるんでしょう」
まあそうなのだがなんかこのゲームのマス…僕の知ってるのと少し違うような。
ルールは簡単なのでみんなすぐに覚えてゲーム開始!
幼少期からだ。
「妾からじゃな、数字は…5じゃ!5つ進めて…なになに?魔獣に襲われ怪我をした。治療費金貨1枚!?ぼったくりじゃろこんなもん!唾付けとけば治るじゃろ!」
「あら大変っすね、人間は弱いっすからね。私は7っす!えーっと、落とし穴を作ったら獲物をゲット、金貨2枚もらう!やったっす!」
「わっちは3でありんす!えーっと、キノコを拾って食べてお腹を壊す、一回休み…わっち不死身でありんす…お腹も壊さないのに…」
「私の番ですね、10です。助けた犬がお金を届けて恩返し、金貨10枚頂きました。出来た犬ですね。」
「次は僕だな、4か、えー、偽物のツボを買わされる、金貨3枚払う。おい嘘だろ?まだ子供だぞ?」
こんな感じで世知辛い、異世界は過酷だ。
「なんじゃと!妾の夫が戦死?弱すぎじゃろ魔王軍如きに!」
「やったっす!賞金首を捕まえて金貨100枚っす!」
「わっちの子供達優秀でありんす、どんどん稼いでくれるでありんす!」
「正義の味方を倒してコイン100枚奪う?私こんな事しませんよ!」
「おいなんだこれ!もう結婚3回目だぞ?生活費で毎回いくら飛んでくんだよ!」
そんな調子でとりあえず終了。
一位は悪の幹部になったレイさん。
「正義の味方だと思ったら悪の組織だったなんて…沢山の罪を犯しました…。」
最後は詐欺とかしてたよね。勇者にも偽物の剣売りつけてたし。
二位は冒険者になったノアちゃん。
「ギルド受付辞めて冒険者も良いっすね」
今から?絶対怪我するよ?
三位は金物屋を開業したトコヨ
「わっちの子供15人もいるでありんす、幸せでありんす」
出産祝いで根こそぎ奪われたんだけど、僕のお金。
四位は僕、武器屋で働く社畜、三人の妻に生活費として給料全額持っていかれる。
そして五位は…
「なぜじゃぁあああ!勇者になったのにぃい」
勇者になったのは良いが不幸が続き結局借金まみれになった可哀想な人、ルナ。
全員新しい人生を謳歌したようだ。
「次は身体を動かしたいのじゃ、何かないかの」
トコヨもせっかくだし一緒に遊びたいよな…
アレあるかな、あったらビリヤードの隣にでも…
あった。エアホッケー。これならトコヨも遊べるんじゃない?
とりあえず二台交換しよう。10ポイントなんて安いもんだ。
「BARに新しい遊び出したからそっち行こうか、きっと楽しいよ。」
全員でゾロゾロと移動、微笑ましいったらありゃしない。
「エアホッケーって言うんだけどこの白いのを手に持ってディスクを打ち合って相手のゴールに入れたら1ポイントっていう単純なゲームだよ。」
「楽しそうっす!トコヨちゃんとやるっす!」
「やるでありんす!」
「これは面白そうじゃのう…レイとならいい勝負ができそうじゃ。」
「そうですね、負けられません」
僕はちょっと観戦するか、余っちゃったし。
ノアちゃんとトコヨは…なんかデパートのゲームコーナーのような微笑ましい光景だな。
「トコヨちゃん嫌な場所打つっすね!私も!おりゃ!」
「甘いでありんす!次はこっちでありんす!」
白熱してるなぁ、実力は同じくらいみたい、トコヨは見えてはいるけど念力の調節が難しいのかな?
それもあって互角っていうのはある。
そして後ろからすごい速さでカンカン聞こえるんだけ、振り返ったらディスク飛んできて僕死んだりしない?
後ろを振り返るととんでもない速さでディスクを打ち合っている、もう僕には見えないよ。
「おお、やるもんじゃの、レイは見込みがあるぞ」
「今勝ってるのは私ですよ?油断してると私の勝ちになりますが宜しいので?」
一瞬の油断が勝負を分ける、一瞬で勝負がつく事もあれば10分以上打ち合ってる事もある。
こんなんもうオリンピックじゃん。
5ポイント先取なのに1時間近くやってレイさんが勝利した。
「ぐぬ、悔しいが妾の負けじゃ…この飛び出さないようにする力加減が難しいのう」
「いい勝負でした、確かに本気で打つと飛んでいってしまいますからね、力の調整の訓練にもなりました。」
そんな特殊訓練するゲームじゃないんだけどなぁ…
試しにレイさんとやってみたが勝負にならない、早すぎる、きっとディスクが飛び出さない限界のスピードだろう。
レイさんってなんでも出来すぎでは?
動いてお腹が空いたとみんなが言い出したので晩御飯にする事にした。
夜は鉄板焼きだ。レイさんが調理ならお任せをと言うので僕はカウンター席、お客様気分だね。
そして焼く側は焼いたそばからルナが食べてしまうから大忙し。
「ちょっとルナさんそれ私の肉っす!返すっす!」
「わっちのイカ焼きも取られたでありんす!」
「早い物勝ちじゃ!どんどん食べるぞ!」
「まあどんどん焼きますのでケンカしないで下さい」
カクテルを大ジョッキで豪快に飲みながら肉を焼くメイド…新ジャンルだ…。
それにしてもカメとドラゴンと人間が楽しそうに食事してるのか。
僕の地下室でこうやって家族みたいに騒いでくれると嬉しくなるな。
これからも色んな縁を大事にしよう。
そしてそれは僕の肉だ、返せ。
今日は全員泊まりか、騒がしくなりそうだ…
87
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
転生?したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる