【R18版】豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜

自来也

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第149話 麻雀大会 Aチーム

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「ツモ!6300オールだよ!お母さん飛んじゃったね!」
地下室に降りると丁度サイカお母さんが飛んじゃったところだった。
すごい悔しそうな顔、鬼みたいだね。

楽しそうで何よりです。

「丁度キリのいいところみたいだしみんなで麻雀大会しようか。大会と言っても賞品とか無いんだけど」

「ショウを一日自由に出来る権利がいい」
聞いていたかいシロ、賞品はないんだ。良いね?

いや、あるな…。使い道が分からないのが…。

「じゃあこれで良い?世界樹の種なんだけど…」

「「「世界樹の種!!?」」」
どうしたのみんな、そんな通販みたいな驚き方して。

「ショウ、世界樹の種は神々しか持っていないんだよ、どこで手に入れたんだい?」

「いや、その神に貰ったんだよ。色々あってさ」

「世界樹がある地域は世界樹が枯れるまで土壌が肥えるんだよ?」

「あとその実を食べると寿命が伸びるとか…」

「あと最強の力を手に入れるっても聞いたよ!」

「食べると一生モテモテになると聞いたのじゃ」

「売ったら億万長者になれるらしいよ!」

「人気者になれるって聞いたかも!」

なんだその雑誌の裏の怪しい広告みたいな樹木。
絶対ウソだろ、噂だよ。

「じゃあこれで良いね、勝ったらこれあげるよ。どうせ使い道無いし」

そして怪しい広告樹木の種を賭けて熱い戦いが始まる。
二チームに別れて一着と二着が勝ち抜け、そして決勝戦で一着になったら勝ち。単純明快だね。

「拙狐は初めてかも!不公平かも!」
「私だってやり方知らないわ!」
エムエムはそうだがホノカは何回教えても理解出来なかっただけだろ。知らないんじゃ無くて分からないんだ。正直に言え。

エムは私と組みましょう。打ちながら覚えれば良いですよ。

「ホノカは私と組む…?」
組んだところで結局シロしか出来ないと思うけど…

「あの…ゼルは麻雀強いの?もし良かったらその…教えてくれないかな?」
お、グイグイ行くじゃん。流石勇者様だ。

「僕は強いよ!この前だってすごい大きいの上がったんだから!良いよ!一緒にやろうか!」
勇者魔王ペアか。良いじゃないか平和で。でもゼルは決して強くないけどね。

しかしシロはゼルにホノカを取られて寂しくないのだろうか…。
そう思ってシロに目をやると嬉しそうに二人を見守っていた。心配ないようだな。

でもこれだと一人余るよね。
「私はショウの後ろで見てる。悪い事しないように」

シロがそう言うので僕の後ろには大魔道のシロ様が付く事になった。悪い事なんてしないよ?

そしてくじ引きの結果。

Aチーム、僕とシロペア、サイカさん、レイさんエムペア、アカネちゃん。

Bチーム、魔王勇者ペア、シンシアさん、ルナ、チヒロちゃん。

みんな強いからなぁ…魔王勇者ペア以外は…。
そして全員飲酒をしながらの激闘が始まったのだ。

しかし…レイさんの膝に座って楽しそうにしているエム…なんだあの癒し空間、僕もお邪魔したい。

そしてゼルの脚の間に顔を真っ赤にして座っているホノカ…あそこまで密着する意味ある?
なんかこう…良いなぁあれ!!

「私も座っていい?」

「いや、うーん…良いけど良くない事が起こる気がする!前回の二の舞になりかねない!」

「あっ…。じゃ、じゃあ今日は見てる!今度にする!」
シロの顔は少し赤い、まあ前回の事は忘れよう。あの水族館では何も無かった。ただ幸せな時間があっただけだよ。

【Aチーム】
僕自身久しぶりに打つ気がするんだけどやっぱりワクワクするな。配牌も悪くない。

「レイ!ここいっぱい同じの揃ってるかも!数字が書いてるヤツ!えっと…いち、さん、よん、ご、ななかも!」
おいおいエムちゃん、それはもう敵の所業だよ。レイさんだってきっと困惑して…

「そうですね、この数字を三つ揃えたりしていくんですよ。しっかり読めて偉いですね」
レイさんは優しく微笑んでエムに麻雀を教えていた。優しいなぁ…僕はエムの事敵とか思ったのに。

「分かってきたかも!頑張るかも!!」

「ええ、頑張って勝ちましょうね」
微笑ましい、そうだよ。麻雀は楽しく打つもんだよね。

「なるほど…それではここは出そうにないですね…」

「じゃあこっちをこうしてっと…」
サイカさんとアカネちゃん?口に出さなければ無罪だったよ?

そして数巡後…

「ロンです!!平和イーペードラドラ!チッチです!」
サイカさん慣れすぎじゃない?7700点でしょ?チッチとかもうオッサンみたいだよ。

直撃したのはレイさん、まあエムが手牌バラしちゃうからなぁ…。

「やられましたね…。しかしエムも少し分かってきましたか?」

「分かったかも!次は負けないかも!」

そして次の局…

「ロンだよ!リータンピンドラドラ!満貫!」
今度はアカネちゃんか…直撃はまたしてもレイさん。容赦ねぇなあこの人達。

「うーん、ここが通れば熱かったかも…」

「そうですね、でも少し危なすぎましたね」
少し練習してからやった方が良かったかな…なんか少し可哀想なんだけど…でもレイさんは楽しそうにしてるんだよね。

そして次の局。

「レイ、今回はバラバラかも…でも頑張るかも!」

「そ、そうですね。頑張りましょう」

ん?なんだ今の間は。

「レイさんは今回なかなかに不利かも知れませんね」
「でも真剣勝負だからね!容赦しないよ!」
いやいやしろよ、少しくらい見逃したってバチ当たんないから!

「これで終わりかも知れませんね、リーチです」

あまりリーチをしないサイカさんがリーチ!よほど自信があるのか?これは逃げようかな…。

「ロンかもぉ!!ロンロンロンかもぉ!!白混一色ドラ3で跳満かもぉ!!」

「え?いやだってさっきバラバラだって…」

「実際にはもうほぼ出来上がった状態だったのですが…エムが口からでまかせを…」
レイさんが一瞬戸惑ったのはそれか、別にズルではないよね。フェアプレイではないだけで。

「さっきまで拙狐の言う事聞いて先にロンしたのはそっちかも!拙狐悪くないかも!」

「ぐっ…確かにそう言われてしまうと…」

「良かったぁ、私も出すところだったよ。危なかったなぁ」

「まあ次からはフェアプレイでやろうよ、エムもルール分かったみたいだし」

そしてフェアプレイを誓った次の局。

「ツモ!!タンピンドラドラ!満貫!」
今まで空気だったけど今日は調子いいぞ!

「ショウすごい!」
すごいだろう、全部運なんだぜ、これ。

「ツモ!タンピンイーペー4000オール!!」

「ツモ!白混一色!満貫は4200オール!!!」
遂に来たか僕の時代…正直地下室の設備で輝いてるの今くらいのもんじゃない?

「リーチかも!!流石に止めるかも!」

「私もリーチです、このまま負けられません」

「怖いなぁ…私は逃げようっと」

いくら調子が良くても今は逃げだな。僕は思慮深い男なのだよ。
そうして牌をツモり手配に加えようとした瞬間。

「あー、レイの胸柔らかいかもー、フカフカかもー」
おい何してるんだ!今は真剣勝負の…いやその、散々脚派とか言ってたけど胸もなかなか…。

「ショウ!見過ぎ!」
何かシロが言ってるな…。
僕はレイさんの胸に気を取られ脳死状態でツモった牌をそのまま河に捨て……るわけねぇだろ!

「危ない!フェアプレイって言ったじゃん!」

「ダメでしたね…」
「甘かったかも…」

「ショウ偉い、でも見過ぎ」
いやセーフだよ今のは…。

レイさんもグル?いや、二人はニコニコしながら笑い合っている。仲良いんだなぁ。
フェアプレイ!!とかガチで言ってたけど結局麻雀は遊びだからね。

僕は少し暖かい気持ちになりながら手牌から選んだ牌を河に捨てたのだった。

「ロンかもぉ!!!!!」

こっちかよ!!!

結果的に僕は振り込み、その後の激戦の末レイさんとエムチームは一着となった…。
二着はアカネちゃん、固く守った末の勝利だ。
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