【R18版】豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜

自来也

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第152話 ノア バッティングマシーン

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夕方になったのでギルドに向かうと、ノアちゃんは丁度準備ができて出てきた所だった。

「お待たせ、どうする?すぐに王都行く?」

「全然待ってないっす!そうっすねぇ…せっかくショウさんに護衛を頼んだんだからまずお風呂入らせて貰うっす!」

「じゃあお風呂入ってる間に王都に向かっておくよ、ちなみに王都で何するの?」

「噂の図書館に行くのとまあ遊びっすね。せっかくの休みだし、まあ地下室にお邪魔するっす!」

本当後輩みたいな子だよな。まあ僕部活とかした事無いんだけど。

「来る度に色々追加されてるっすね…。あそこはなんすか?」
ノアちゃんが指差したのはガンシューティングゲーム。そういやルナと遊んで以来遊んでないが…。

「あれは怖いゴーストを倒すゲームだよ、怖いからやらない方が良いよ」

「ショウさんゴーストとか怖いんすか?この地下室あるのに」

「地下室とゴーストは関係ないよ。僕は女の子に抱きつくゲームとして見ているけどそれを差し引いてもやりたく無いね」

「頑なっすね…。でも身体動かすゲームしたいっす!汗かいてからお風呂入ってお酒飲みたいっす!」
遠慮が無いのはこの地下室において美徳だが…身体動かすかぁ…。

最近何もアクティベートしてないし何か出そうかな。
これなんかどうだろうか…。
バッティングセンター!
そしてついでにアップデート!麻雀大会で出た脳汁分のポイントで交換だ!

「楽しそうなの出しました。行きましょう」

「なんすか急にかしこまって…でも行くっす!私が初めて遊ぶ人になるんすね!」

この世界で初めてバッティングをする人類になるのだろうか。そう考えるとなにかすごい事のように思えてくる。

「で、何をするんすか?」

「棒で球をぶっ叩くゲームだよ」

「お?エッチなヤツっすか?」
万が一エッチなヤツだとして棒で玉をぶっ叩かれるゲームは男として勘弁願いたいね。

扉を開けるとそこは…。

「うおおお!なんすかこれ!!なんのお祭りっすか!!」

巨大なドーム、大勢の観衆!大声援!まるでプロ野球の試合に今から出る気分だ。
観衆は同じ動きをするモブだけど…。

「多分だけど棒で球を打って走るんだよ」

「走るが追加されただけで何も最初の説明と変わってないっす…」
まあやってみようという事で僕はヘルメットを被りバッターボックスに入る。

野球ってやった事ないんだけどまあ僕レベル高いしなんとかなるだろ。

『ピッチャー、振りかぶって…投げた!!』
お、ゲームのような実況付きか!これはテンション上がるな!

そして僕は力一杯バットを振り、見事に空振りをした。意外に難しいなこれ…。

「ショウさーん!当たって無いっすよー!」

「今のは相手のクセを見たんだよ!大事でしょ?そういうの」

「知らないっすー!」
まあ知らないよね。僕もそんなの聞いた事ないっす。

『ピッチャー、第二球!振りかぶって…投げた!』

「遅いぜ!!止まって見えらぁ!!」
ブンッ!!

「ショウさーん!止まってないっすー!」
まあそうだよね、ちょっと後ろ向いてて貰える?結構恥ずかしいから。

『ピッチャー、第三球!振りかぶって…投げた!」
おいおい結構なスパンで来るじゃん、まだ心の準備が出来てないよ!

「貰ったぁあああ」
カキン!
運良く引っかかったが結果は内野ゴロ、全力で走ったが余裕のアウトだった…。

「なんとなく分かったっす!次は私もやるっす!あと結構ドンマイっす!!」

ちくしょう…。

よく見ると入り口にパネルがあるじゃ無いか、難易度設定もできるんだね。そして今のが初級か…
やるじゃん、あのピッチャー。

「私こういうの得意なんすよね!」
いやいや、僕って結構強いんだよ?僕が打てなかったのにノアちゃんがそんなそんな…。

カキーン!!

「お!当たったっす!向こうに走れば良いんすね!」

えー…。ノアちゃんは一塁に走って余裕のセーフ。するとバッターボックスが一塁に現れ、投手がノアちゃんの方を向いた。

なるほど、無駄が無い無駄な仕様だ。球場も回るから目が回りそう。

「まだまだいくっすよー!!!」

結局ノアちゃんはヒットを重ね、14塁出塁で3アウトになったのだった。
こういうポイント性なのね。ホームランの飛距離ボーナスとかもあるみたい。

景品もあるみたいだしゴウケツさんあたり大変な事になりそう。

「これ面白いっす!打った瞬間歓声がワーって聞こえて…なんかすごい気持ちいいっす!!」

「確かにね!うんうん!確かにね!!」

「ショウさんもやってみるっす!コツは球をよく見る事っす!」
いや知ってるっす…。普通に当たらないんす…。

「ここだぁあああ!!!」
ブンッ…。

結局僕はまともに当てる事ができずに今ノアちゃんのバッター姿を見守っている。
ショウ監督はフォームより脚を見る!

うーん、汗だくで走って打つ女の子もなかなか…。

「ショウさーん!もうヘトヘトなんでお風呂入るっすー!これで最後っす!!」
カッキーン!!

おお、今までで一番の当たりだ!ライト手前まで飛んでったな。

「走り抜けるっすよーー!!」
しかしここまで25塁走り回っているノアちゃんは脚がもつれて派手に転んでしまった。

「ノアちゃん!?大丈夫!?」
あとスカートがめくれてすごい格好になってるけどそっちは大丈夫だと僕は思う!

「いた…くないっすね。なんか転んだ瞬間地面がクッションみたくなったっす!」

流石安心安全な僕の地下室!転んでも安心!

「でもショウさんに恥ずかしいところ見られたっすね!みんなには内緒っすよ!」

「え?まあ言わないよ、別にバット振ってた時からチラチラ見えてたから」

「そっちじゃないっす…まあ別に減るもんじゃないし見られて恥ずかしいのは履いてないっす…」

「なるほど!どうりで大人っぽいヤツを…」

「流石にその…口に出して言われると恥ずかしいっす!!」

さーせん…。

「25塁の賞品で缶ジュース貰えるみたいだよ」

「缶ジュースってなんすか?」

ノアちゃんがパネルを触り賞品受け取りボタンを押すと缶のスポーツドリンクが現れた。

「おお!格好いいっす!この入れ物!」

「中にジュースが入ってるんだよね。飲んでみたら」

「いや…これは記念に持って帰るっす!まずはビールとお風呂っす!」

確かに…ノアちゃんは汗でベタベタだ。さぞかしお風呂が染み渡る事だろう。

「あの…あんまり汗だくの女の子をジロジロ見るもんじゃないっすよ…」

さーせん…。

僕は汗かいてないけど風呂入っとくか…少しだけ冷や汗かいたし。
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