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6月6日投稿作品
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「もう元カノと関わらない」
三日月李衣
僕と別れた元カノ 外資系で働く元カノは黒髪ロングのピンクのアイシャドウが似合う美人
年収二千万円の元カノは平凡な僕に豪華なディナーをごちそうしてくれた 僕にいつも尽くしてくれる彼女はお金がなかった
スマホ代が毎月8千円 食費が毎月十万円 サプリメント代が毎月五万円 家賃が二十万円 高給取りのはずの彼女は浪費しまくって 借金五千万円にまで膨れ上がった
借金地獄の彼女は 僕に 「お金貸して」と泣きついてくる
だけど僕も年収五百万しかない 貯金しないといけないのに お金貸せない
彼女は金が欲しくて夜はキャバクラで働く 金の為に好きでもない男に媚びて 悲しい
週一回彼女のアパートに借金取りが来て怒鳴られる 「金返せや!」
僕に助けを求めてきて「私を助けて! 私にはあなたしかいないの!」と泣きついてくる
そんなの浪費する君が悪いじゃん 他人の目を気にして 見栄張っているからだよ
サプリメントやめて 格安スマホにして 毎日自炊して
田舎の家賃安い所に引っ越して
節約生活のせも知らない 彼女ともうやっていけない
僕も浪費家になるくらいなら 彼女とサヨナラした
彼女と一緒に撮ったテーマパークの写真も捨てて 彼女からもらったハイブランドの時計も捨てた
彼女とサヨナラしてからずいぶん経つけど 元カノはどうしているのかな?
まあ 僕には関係のない話だけどね
「エメラルドグリーンの気仙沼の海」
三日月李衣
宮城県気仙沼市にあるエメラルドの宝石の様に美しい海
エメラルドグリーン色の海には生命(いのち)があふれている
可愛いお魚や貝や海藻、色とりどりの生命(いのち)が海で生きている
エメラルドグリーン色の美しい海に赤い髪の透明感あふれる美人のマーメイドが、海から上がって僕を誘っている
赤い髪のマーメイドがピンクの唇からマリア・カラスの様な麗しい歌を歌っていた
平凡な僕は今までマーメイドを見たことが無い
このマーメイドは幻の王国アトランティスのお姫様か? それとも僕を騙す詐欺師か?
こんな綺麗なマーメイドは、潤んだ瞳で僕を見つめる 僕は女の子にそんな目で見つめられたことなんてない
細い指先で僕を手招きするマーメイドは、「あなたの人生を変えてア・ゲ・ル」と、呼んでいる
もう僕のハートが熱くヒートして、飛び上がってマーメイドに飛びついた!
僕はマーメイドの細い腰を抱きしめ熱くキスをする
気仙沼の海に飛び込んだ僕はマーメイドに誘われてエメラルドグリーンの宝石の海で魚たちと共に歌い舞う
タラッタタ タラッタタ ラララ
夢の世界に誘われた僕は、セロトニンとオキシトシンが分泌しまくって、幸せだ
マーメイドは僕の体に絡みついて、熱く僕を幸福感を与えてくれる そして僕は人間をやめて海の王国の王になった
「東京タワーの夜景を見たい」
三日月李衣
ああ 見たい 見たい
東京都にそびえ立つ赤い東京タワー
戦後日本に建てられた芸術的な赤の東京タワー
東京タワーの最上階から見える何百色の光が輝く夜景を見たい
高い高い所から見える大都市の夜景はみんなの憧れ
あの赤い建物は日本を守るために建てられた結界
赤いタワーが僕らを災いから守ってくれる
美しい大都会の夜景が見れるのは東京タワーが守ってくれるからだよ
だけど 僕には東京タワーの夜景を見れない 僕はただのミックス犬だから東京タワーに入れない
盲導犬じゃない僕は東京タワーの夜景が見れない
僕は東京タワーの入り口でポツンと座っている
誰か 僕を東京タワーの夜景を見させてくれる人が現れるのを待って
「豚はKoiしてる」
三日月李衣
豚の瞳はとってもキュート つぶらなお目眼にまつ毛がふさふさでマスカラ付けている様
まん丸の体に似合わず少女漫画みたいなまつ毛がキュートな豚
ブー ブー ブーと鼻を鳴らして のどかな牧場でのんびりする豚はいつも夢を見ていた
いつか白馬に乗った王子様が現れて華やかな夢の国へ連れてってくれる夢を見ていた
豚の黒い瞳にたくさん星が輝いていてまるで夜の星空の様
細いしっぽを振って赤いツツジの花を愛でている
ブー ブー ブーと鼻を鳴らして 少女漫画のヒロインみたいな豚
豚の瞳に映る赤いツツジの花はまるでルビーの宝石
丸い体の豚はルビーの宝石に憧れている 豚は夢の国のお姫様に憧れている
ブー ブー ブーと鼻を鳴らしてまだ見ぬKoiに憧れている
そんなのは無理と分かっていながらも豚はKoiを夢見ている
いつかな? いつなの? 豚は夜空を見上げて鼻を鳴らす
切ない豚の長いまつ毛がふるふると震えて 眼を閉じる
三日月李衣
僕と別れた元カノ 外資系で働く元カノは黒髪ロングのピンクのアイシャドウが似合う美人
年収二千万円の元カノは平凡な僕に豪華なディナーをごちそうしてくれた 僕にいつも尽くしてくれる彼女はお金がなかった
スマホ代が毎月8千円 食費が毎月十万円 サプリメント代が毎月五万円 家賃が二十万円 高給取りのはずの彼女は浪費しまくって 借金五千万円にまで膨れ上がった
借金地獄の彼女は 僕に 「お金貸して」と泣きついてくる
だけど僕も年収五百万しかない 貯金しないといけないのに お金貸せない
彼女は金が欲しくて夜はキャバクラで働く 金の為に好きでもない男に媚びて 悲しい
週一回彼女のアパートに借金取りが来て怒鳴られる 「金返せや!」
僕に助けを求めてきて「私を助けて! 私にはあなたしかいないの!」と泣きついてくる
そんなの浪費する君が悪いじゃん 他人の目を気にして 見栄張っているからだよ
サプリメントやめて 格安スマホにして 毎日自炊して
田舎の家賃安い所に引っ越して
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まあ 僕には関係のない話だけどね
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エメラルドグリーン色の海には生命(いのち)があふれている
可愛いお魚や貝や海藻、色とりどりの生命(いのち)が海で生きている
エメラルドグリーン色の美しい海に赤い髪の透明感あふれる美人のマーメイドが、海から上がって僕を誘っている
赤い髪のマーメイドがピンクの唇からマリア・カラスの様な麗しい歌を歌っていた
平凡な僕は今までマーメイドを見たことが無い
このマーメイドは幻の王国アトランティスのお姫様か? それとも僕を騙す詐欺師か?
こんな綺麗なマーメイドは、潤んだ瞳で僕を見つめる 僕は女の子にそんな目で見つめられたことなんてない
細い指先で僕を手招きするマーメイドは、「あなたの人生を変えてア・ゲ・ル」と、呼んでいる
もう僕のハートが熱くヒートして、飛び上がってマーメイドに飛びついた!
僕はマーメイドの細い腰を抱きしめ熱くキスをする
気仙沼の海に飛び込んだ僕はマーメイドに誘われてエメラルドグリーンの宝石の海で魚たちと共に歌い舞う
タラッタタ タラッタタ ラララ
夢の世界に誘われた僕は、セロトニンとオキシトシンが分泌しまくって、幸せだ
マーメイドは僕の体に絡みついて、熱く僕を幸福感を与えてくれる そして僕は人間をやめて海の王国の王になった
「東京タワーの夜景を見たい」
三日月李衣
ああ 見たい 見たい
東京都にそびえ立つ赤い東京タワー
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東京タワーの最上階から見える何百色の光が輝く夜景を見たい
高い高い所から見える大都市の夜景はみんなの憧れ
あの赤い建物は日本を守るために建てられた結界
赤いタワーが僕らを災いから守ってくれる
美しい大都会の夜景が見れるのは東京タワーが守ってくれるからだよ
だけど 僕には東京タワーの夜景を見れない 僕はただのミックス犬だから東京タワーに入れない
盲導犬じゃない僕は東京タワーの夜景が見れない
僕は東京タワーの入り口でポツンと座っている
誰か 僕を東京タワーの夜景を見させてくれる人が現れるのを待って
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豚の瞳はとってもキュート つぶらなお目眼にまつ毛がふさふさでマスカラ付けている様
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ブー ブー ブーと鼻を鳴らして のどかな牧場でのんびりする豚はいつも夢を見ていた
いつか白馬に乗った王子様が現れて華やかな夢の国へ連れてってくれる夢を見ていた
豚の黒い瞳にたくさん星が輝いていてまるで夜の星空の様
細いしっぽを振って赤いツツジの花を愛でている
ブー ブー ブーと鼻を鳴らして 少女漫画のヒロインみたいな豚
豚の瞳に映る赤いツツジの花はまるでルビーの宝石
丸い体の豚はルビーの宝石に憧れている 豚は夢の国のお姫様に憧れている
ブー ブー ブーと鼻を鳴らしてまだ見ぬKoiに憧れている
そんなのは無理と分かっていながらも豚はKoiを夢見ている
いつかな? いつなの? 豚は夜空を見上げて鼻を鳴らす
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