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インスタ女子の裏の顔
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「インスタ女子の裏の顔」
今日の東京は雪が降ってて最悪だ。
東京は東北や北陸地方と違って、積雪対策の設備が整っていない。だから、雪が降った時に道路で滑ったり、交通事故も多い。
「あー。雪、最悪だよ。何で雪が降っている時に仕事行かなきゃいけないのよ?」
満員電車に乗っている星は厚いコートを着ているから、満員電車の熱気で汗かいていた。
やっと、電車から降りて品川区のオフィスに着いたときは、汗で化粧が落ちて最悪だった。
品川区の化粧品会社に勤めている星は、オフィスに入ってすぐのトイレに入って、必死に化粧直ししていた。
さっそく仕事を始めた星は、今日は新しい乳液のパッケージをデザインすることになった。
新しい乳液のコンセプトは出来るだけ環境に優しく、無駄のないデザインだった。
星は何のデザインにしようか、参考のためにスマホでインスタグラムを眺めていた。
インスタグラムを見てみると、華やかな花の写真や、美味しそうな食べ物、可愛い女の子の写真がアップされていた。
綺麗な写真を眺めて、幸せそうな顔をする星はいいな、自分もこんなかわいい写真を撮れたらいいなと、羨んでいた。
しばらくして、インスタグラムを見ていたら、ある女優のインスタグラムにアップされていた写真を目にする。
『皆さんー! 私のメイクアップ写真を見てくれてありがとうございます! 私がこうして芸能活動出来るのは皆様の応援があってこそです! これからも応援してください!』
そのインスタにあげていた女優は小神かなえという、モデル出身で抜群のスタイルと、愛くるしい顔と抜群の演技力で人気の女優だ。
インスタグラムのいいねが五十万も付いていて、コメントもすごくかわいいです!とか書かれていた。
「小神かなえかぁー。私よりかわいくていいな」
星は小神かなえのインスタグラムの写真を眺めていた。
小神かなえのインスタグラムは、綺麗なバラの写真をアップしていたり、美味しそうなフランス料理をアップしていたり、可愛いアンティーク人形の写真がアップされていた。
この女優の顔は目がパッチリしていて、肌もツヤツヤでぷっくりとした赤い唇が魅力的だった。
スタイルもウエストがくびれていて、足もキュッとしまっていてカッコよかった。だからデニム姿も映えていた。
「良いな、小神かなえちゃん。こんなキラキラした生活していて、あたしなんか安月給で食事は月一万円、おもちゃすら変えない貧乏人だよ」
こんなかわいくてお金持ちな女優のライフスタイルを見て、星は良いな、私にもそのお金を分けてくれと嘆きたくなった。
小神かなえのインスタグラムをさらに見ると、エルメスの財布やバーキンのバッグ、オメガの時計を身につけていた写真がアップされていた。
『今日はエルメスの財布とバーキンのバッグ、オメガの時計をつけてバーで飲みに行ってきます!』
と、笑顔で自撮りしていた写真を見て、
「エルメスかよ。私なんかジップロックの財布だよ。くおおおお! くやしー!」
と星はかなえがお金持ちアピールしている所にムカついて思わず大声で叫んでしまった。
「おい! 岸本! 早く仕事終わらせろよ!」
上司に鬼のような形相で仕事をさぼっている星に怒鳴られてしまった。
「すみません! 仕事します!」
上司に怒られた星はスマホをしまって、仕事を再開する。
七時まで仕事をして、会社を出た星はまた満員電車の中にいた。
満員電車の中の人達はすっかり疲れていて、邪気がこもっていて嫌な気持ちになっていた。
ようやく家に着いた星は、スマホを取り出して、ニュースを観ていた。
ニュースを観ていたら、人気女優の小神かなえが売春して逮捕されたという、ニュースで騒がれていた。
小神かなえがセレブな生活が出来るのは、売春して相当の収入があったからだと、ニュースでやっていた。
ああ、キラキラした生活を送っている人って悲しいなと、星は思った。
今日の東京は雪が降ってて最悪だ。
東京は東北や北陸地方と違って、積雪対策の設備が整っていない。だから、雪が降った時に道路で滑ったり、交通事故も多い。
「あー。雪、最悪だよ。何で雪が降っている時に仕事行かなきゃいけないのよ?」
満員電車に乗っている星は厚いコートを着ているから、満員電車の熱気で汗かいていた。
やっと、電車から降りて品川区のオフィスに着いたときは、汗で化粧が落ちて最悪だった。
品川区の化粧品会社に勤めている星は、オフィスに入ってすぐのトイレに入って、必死に化粧直ししていた。
さっそく仕事を始めた星は、今日は新しい乳液のパッケージをデザインすることになった。
新しい乳液のコンセプトは出来るだけ環境に優しく、無駄のないデザインだった。
星は何のデザインにしようか、参考のためにスマホでインスタグラムを眺めていた。
インスタグラムを見てみると、華やかな花の写真や、美味しそうな食べ物、可愛い女の子の写真がアップされていた。
綺麗な写真を眺めて、幸せそうな顔をする星はいいな、自分もこんなかわいい写真を撮れたらいいなと、羨んでいた。
しばらくして、インスタグラムを見ていたら、ある女優のインスタグラムにアップされていた写真を目にする。
『皆さんー! 私のメイクアップ写真を見てくれてありがとうございます! 私がこうして芸能活動出来るのは皆様の応援があってこそです! これからも応援してください!』
そのインスタにあげていた女優は小神かなえという、モデル出身で抜群のスタイルと、愛くるしい顔と抜群の演技力で人気の女優だ。
インスタグラムのいいねが五十万も付いていて、コメントもすごくかわいいです!とか書かれていた。
「小神かなえかぁー。私よりかわいくていいな」
星は小神かなえのインスタグラムの写真を眺めていた。
小神かなえのインスタグラムは、綺麗なバラの写真をアップしていたり、美味しそうなフランス料理をアップしていたり、可愛いアンティーク人形の写真がアップされていた。
この女優の顔は目がパッチリしていて、肌もツヤツヤでぷっくりとした赤い唇が魅力的だった。
スタイルもウエストがくびれていて、足もキュッとしまっていてカッコよかった。だからデニム姿も映えていた。
「良いな、小神かなえちゃん。こんなキラキラした生活していて、あたしなんか安月給で食事は月一万円、おもちゃすら変えない貧乏人だよ」
こんなかわいくてお金持ちな女優のライフスタイルを見て、星は良いな、私にもそのお金を分けてくれと嘆きたくなった。
小神かなえのインスタグラムをさらに見ると、エルメスの財布やバーキンのバッグ、オメガの時計を身につけていた写真がアップされていた。
『今日はエルメスの財布とバーキンのバッグ、オメガの時計をつけてバーで飲みに行ってきます!』
と、笑顔で自撮りしていた写真を見て、
「エルメスかよ。私なんかジップロックの財布だよ。くおおおお! くやしー!」
と星はかなえがお金持ちアピールしている所にムカついて思わず大声で叫んでしまった。
「おい! 岸本! 早く仕事終わらせろよ!」
上司に鬼のような形相で仕事をさぼっている星に怒鳴られてしまった。
「すみません! 仕事します!」
上司に怒られた星はスマホをしまって、仕事を再開する。
七時まで仕事をして、会社を出た星はまた満員電車の中にいた。
満員電車の中の人達はすっかり疲れていて、邪気がこもっていて嫌な気持ちになっていた。
ようやく家に着いた星は、スマホを取り出して、ニュースを観ていた。
ニュースを観ていたら、人気女優の小神かなえが売春して逮捕されたという、ニュースで騒がれていた。
小神かなえがセレブな生活が出来るのは、売春して相当の収入があったからだと、ニュースでやっていた。
ああ、キラキラした生活を送っている人って悲しいなと、星は思った。
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