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夏の魔物
ライフガード
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ライフガードの仕事は多忙だ。
迷子の子供に話しかけられたら母親を探してやり、しつこいナンパを見つければ脅しに行き、溺れている人がいたら助けてやり、しつこいナンパを見つければ脅しに行き、怪我人や急病人を医療テントまで運んで、しつこいナンパを見つければ脅しに行く。
「あっちでもナンパ! こっちでもナンパ! 挙句の果てに止めに入ったあたしまで口説こうとするのよ! ほんっとやになっちゃう!」
カイヴァリビーチの細かな砂をバタ足で蹴ると、カステットは僕の買ってきたお昼――マグロとタコとアボカドの入った海鮮丼とクリームの代わりにヨーグルトが入ったフルーツパフェ、海色が鮮やかなカイヴァリワインベースのカクテル――を頬張りながらぼやく。
僕が被害者に逆ナンされるように、カステットはナンパ男達に声をかけられまくっていた。中には怪我人や溺れたふりをして気を引こうとする奴までいるから同情する――悪質なナンパには容赦なく制裁を加えているけど、とにかく数が多い。
いい時間だったし、かなりイラついているようだったから、お昼休憩を取る事にした――並んでいる間にナンパされそうだったから僕が買い出しに行った。
今はライフガードが見張りに使う脚の長い椅子の横にパラソルを広げて、並んでご飯を食べている。
「困っちゃうよね」
肩をすくめる僕をカステットが疑うような半眼で見返した。
「そんな事言って、ハルだって年上の女の人に口説かれて満更でもないんじゃない」
的外れな考えが面白くて僕は笑ってしまう。
「なにがおかしいのよ」
「そんな事思いもしなかった。カステットには僕がそんな風に見えたんだ?」
カステットは赤くなると、バツが悪そうにストローを咥えた。
「……見えないけど。ナンパ野郎の相手ばっかりしてたら、男の人ってみんなそんななのかなって気がしちゃって……」
もごもごと歯切れ悪く言う。
「一緒にされたら心外かな。僕も、ああいう人達の考える事は理解出来ないし」
「わかってるけど……でも、ハルだって少しはそういうの良いなって思ったりするでしょ?」
意味もなくスプーンで具とご飯を混ぜ合わせながらカステットが尋ねる。
「そういうのって?」
「だからその……好きとか、嫌いとか……」
「あの人達は別に好きとか嫌いとかで声をかけてるわけじゃないと思うけど」
誰でもいいんじゃないかと思う。あの不良達だって、別にあの女の人達じゃなくても全然良かったと思うし、あの女の人達だって、僕でなくたって全然良かったはずだ。
「そうだけど……わかるでしょ?」
「わかんないよ。他の人がなにを考えてるかなんて。カステットにはわかるの?」
「わかんないけど……そういう事じゃなくて……あぁもう! なんでわかんないかな!」
「夏の魔物」
「ぇ?」
カステットが聞き返す。我ながら僕も唐突だったと思う。
「夏になるとみんなおかしくなっちゃうから。夏の魔物に憑りつかれたみたいだなって」
「たしかにね……って、あ、あたしは別に憑りつかれてなんかないし!」
大袈裟に否定するカステットが面白くて、僕はまた笑ってしまう。
「確かに。カステットがおかしいのはいつもの事だもんね」
真面目そうというか、お堅い感じに見えるんだけど、実はかなりの天然系なんじゃないかと感じる事が多い。
「あんたにだけは言われたくないわよ」
カステットがジト目を向ける。
「そうかな。僕はつまらないくらい平凡で普通だと思うけど」
女神さまの甘やかしで色んなスーパーパワーを授かったけど、根本的な部分は変わらない。どこにでもいるような普通の16歳なんじゃないかと僕は思っている。
「……そういう所。本当にハルって……はぁ」
カステットは呆れたように溜息をつく。
海の方から悲鳴が響き、僕達は食べかけの食事を敷物の上に置いて騒ぎのする方向に駆けだした――状況確認は走りながらでも出来る。
「もう、お昼もゆっくり食べられないじゃない!」
ボヤきながらもカステットは素早く目に魔力を集め遠くを見る。僕も同じ事をしながら人々の悲鳴に耳を傾けた。
「サメだ! サメだ! 助けてくれ!」
「いやああああ!」
「急げ! 海から上がるんだ!」
浜辺に近づく黒い背ビレと悲鳴の内容から、僕達は状況を理解する。
どちらともなく――というか同時に――身体強化をかけて速度を上げる。
「ライフガードよ! 今すぐ道を開けなさい!」
魔力を帯びたカステットの声が軽い強制力を伴って遊泳客を動かす。それは声に魔力を乗せて相手の精神に直接訴えかける命令《オーダー》という術だ。それ程強い強制力はないけど、抗う意思がなく、魔力的な抵抗力を持たない一般人にはそれなりに効果がある。
白狼亭のルーキーと呼ばれるだけの事はあり、カステットはとても優秀で多彩な魔術士だ。
「サメは任せて。カステットはお客さんを!」
「しかたないわね! 氷道《アイスロード》!」
アンダースローを放るように、カステットの指先が海面を撫でる。彼女の魔力が一直線に走ったかと思うと、後を追うようにして水面が長い絨毯のように凍り付き、その上をカステットが滑る――サンダルの裏にスケート靴のような氷の刃を生やしている。
僕は収納腕輪からサーフボードを取り出し、海面を滑らせるように投げ込んで飛び乗る。水流を操って加速すると、一気に黒い背ビレへと向かった。
「た、助けてくれ!」
「後の女の子に言って!」
パニクって溺れた人が何人もいて助けを求められるけど無視して通り過ぎる。そっちはカステットがどうにかするから心配ない。それよりサメだ。被害が出る前に仕留めないと。
本物のサメを生で見るのは初めてだけど、海面から透ける身体は思っていた以上に大きい。小さな子供なら一口で飲み込んでしまいそうだ。
下手に刺激して暴れられると厄介だ。出来れば遠くに誘導してから仕留めたい。
一瞬振り返ると、カステットが溺れている人達の手元に一抱え程の氷の浮きを作って回っている。冷たそうだけど、溺れるよりはマシだろう。
収納腕輪には肉食の獣を呼び寄せる魔薬がある。こいつを垂らして誘導する手もあるけど、余計な生き物までおびき寄せるかもしれない。
最悪仕留め損なっても後ろに控えたカステットがどうにかしてくれる。遊泳客の安心を考えるなら、目の届く場所で仕留めた方がいいかもしれない。
そうと決まれば無形剣を構える。刃を長く伸ばし、虫歯の妖精――って言えばわかるよね――が持っていそうな三又の槍を作る。すれ違いざまにこいつを脳天に打ち込めば綺麗に終わる。駄目だったら内側から刃を伸ばしてバラバラにすればいい。一面血の海になって肉食の生き物が寄って来そうだから、出来れば綺麗に仕留めたい。
黒い背ビレは一直線にこちらへと――というか、僕の背後の浜辺に――向かっている。視線を下げてカウントを取る。
3
2
1
「――ッ!?」
突然サメが跳ねて僕は驚く。トラバサミみたいな口をぱっくり開いて、僕をお昼にしようと飛び掛かってきた。すっかり狩る側のつもりでいた僕は虚を突かれ、無意識に無形剣の刃を刀のように長くと伸ばす。
腰を落とし、下から掬い上げるように振り上げると、僕はサメの体内を斬り裂きながら進むという貴重な体験をした。尾まで抜けると、綺麗に真っ二つになったサメが断面を空に向けて浮かび上がる。
「やっちゃった……」
鼻から抜けるような溜息と共に呟く。
僕も海も血みどろだ。とてもじゃないけど綺麗な殺し方とは言えない。こいつを陸まで引っ張って行ったら、グロテスクな光景にみんなを驚かせてしまうだろう――でもそうしないと肉食の何かが集まってきそうだし。
でも、やっちゃったものはしょうがない。僕は気持ちを切り替えて、サメって美味しいのかなとか考える。なにかの料理漫画で、サメの肉は死後時間が経つと急速にアンモニア臭くなるけど、新鮮なら美味しく食べられるというような事が描いてあったような気がする――うろ覚えだけど。
砂浜には海の家が沢山あって、釣った魚を料理してくれるお店もあった。そこに持ち込めば調理してくれるかもしれない。ライフガードは大変な仕事だし、それくらいの楽しみがあってもいいだろう。帰って黒猫亭のみんなに自慢できるし。
とか考えていると、サメの死体は内側から焼かれたように黒く変色し、焦げた土のようなぼそぼそになって海に散った。後には魔力の込められた大きな歯が一本置き土産のように浮かんでいる。
死体が滅びドロップが残ったという事は、どうやらこのサメは魔物だったらしい。
振り返るとカステットと目が合った。
やっかいな事になりそうね。
しかめた顔がそう言っていた。
迷子の子供に話しかけられたら母親を探してやり、しつこいナンパを見つければ脅しに行き、溺れている人がいたら助けてやり、しつこいナンパを見つければ脅しに行き、怪我人や急病人を医療テントまで運んで、しつこいナンパを見つければ脅しに行く。
「あっちでもナンパ! こっちでもナンパ! 挙句の果てに止めに入ったあたしまで口説こうとするのよ! ほんっとやになっちゃう!」
カイヴァリビーチの細かな砂をバタ足で蹴ると、カステットは僕の買ってきたお昼――マグロとタコとアボカドの入った海鮮丼とクリームの代わりにヨーグルトが入ったフルーツパフェ、海色が鮮やかなカイヴァリワインベースのカクテル――を頬張りながらぼやく。
僕が被害者に逆ナンされるように、カステットはナンパ男達に声をかけられまくっていた。中には怪我人や溺れたふりをして気を引こうとする奴までいるから同情する――悪質なナンパには容赦なく制裁を加えているけど、とにかく数が多い。
いい時間だったし、かなりイラついているようだったから、お昼休憩を取る事にした――並んでいる間にナンパされそうだったから僕が買い出しに行った。
今はライフガードが見張りに使う脚の長い椅子の横にパラソルを広げて、並んでご飯を食べている。
「困っちゃうよね」
肩をすくめる僕をカステットが疑うような半眼で見返した。
「そんな事言って、ハルだって年上の女の人に口説かれて満更でもないんじゃない」
的外れな考えが面白くて僕は笑ってしまう。
「なにがおかしいのよ」
「そんな事思いもしなかった。カステットには僕がそんな風に見えたんだ?」
カステットは赤くなると、バツが悪そうにストローを咥えた。
「……見えないけど。ナンパ野郎の相手ばっかりしてたら、男の人ってみんなそんななのかなって気がしちゃって……」
もごもごと歯切れ悪く言う。
「一緒にされたら心外かな。僕も、ああいう人達の考える事は理解出来ないし」
「わかってるけど……でも、ハルだって少しはそういうの良いなって思ったりするでしょ?」
意味もなくスプーンで具とご飯を混ぜ合わせながらカステットが尋ねる。
「そういうのって?」
「だからその……好きとか、嫌いとか……」
「あの人達は別に好きとか嫌いとかで声をかけてるわけじゃないと思うけど」
誰でもいいんじゃないかと思う。あの不良達だって、別にあの女の人達じゃなくても全然良かったと思うし、あの女の人達だって、僕でなくたって全然良かったはずだ。
「そうだけど……わかるでしょ?」
「わかんないよ。他の人がなにを考えてるかなんて。カステットにはわかるの?」
「わかんないけど……そういう事じゃなくて……あぁもう! なんでわかんないかな!」
「夏の魔物」
「ぇ?」
カステットが聞き返す。我ながら僕も唐突だったと思う。
「夏になるとみんなおかしくなっちゃうから。夏の魔物に憑りつかれたみたいだなって」
「たしかにね……って、あ、あたしは別に憑りつかれてなんかないし!」
大袈裟に否定するカステットが面白くて、僕はまた笑ってしまう。
「確かに。カステットがおかしいのはいつもの事だもんね」
真面目そうというか、お堅い感じに見えるんだけど、実はかなりの天然系なんじゃないかと感じる事が多い。
「あんたにだけは言われたくないわよ」
カステットがジト目を向ける。
「そうかな。僕はつまらないくらい平凡で普通だと思うけど」
女神さまの甘やかしで色んなスーパーパワーを授かったけど、根本的な部分は変わらない。どこにでもいるような普通の16歳なんじゃないかと僕は思っている。
「……そういう所。本当にハルって……はぁ」
カステットは呆れたように溜息をつく。
海の方から悲鳴が響き、僕達は食べかけの食事を敷物の上に置いて騒ぎのする方向に駆けだした――状況確認は走りながらでも出来る。
「もう、お昼もゆっくり食べられないじゃない!」
ボヤきながらもカステットは素早く目に魔力を集め遠くを見る。僕も同じ事をしながら人々の悲鳴に耳を傾けた。
「サメだ! サメだ! 助けてくれ!」
「いやああああ!」
「急げ! 海から上がるんだ!」
浜辺に近づく黒い背ビレと悲鳴の内容から、僕達は状況を理解する。
どちらともなく――というか同時に――身体強化をかけて速度を上げる。
「ライフガードよ! 今すぐ道を開けなさい!」
魔力を帯びたカステットの声が軽い強制力を伴って遊泳客を動かす。それは声に魔力を乗せて相手の精神に直接訴えかける命令《オーダー》という術だ。それ程強い強制力はないけど、抗う意思がなく、魔力的な抵抗力を持たない一般人にはそれなりに効果がある。
白狼亭のルーキーと呼ばれるだけの事はあり、カステットはとても優秀で多彩な魔術士だ。
「サメは任せて。カステットはお客さんを!」
「しかたないわね! 氷道《アイスロード》!」
アンダースローを放るように、カステットの指先が海面を撫でる。彼女の魔力が一直線に走ったかと思うと、後を追うようにして水面が長い絨毯のように凍り付き、その上をカステットが滑る――サンダルの裏にスケート靴のような氷の刃を生やしている。
僕は収納腕輪からサーフボードを取り出し、海面を滑らせるように投げ込んで飛び乗る。水流を操って加速すると、一気に黒い背ビレへと向かった。
「た、助けてくれ!」
「後の女の子に言って!」
パニクって溺れた人が何人もいて助けを求められるけど無視して通り過ぎる。そっちはカステットがどうにかするから心配ない。それよりサメだ。被害が出る前に仕留めないと。
本物のサメを生で見るのは初めてだけど、海面から透ける身体は思っていた以上に大きい。小さな子供なら一口で飲み込んでしまいそうだ。
下手に刺激して暴れられると厄介だ。出来れば遠くに誘導してから仕留めたい。
一瞬振り返ると、カステットが溺れている人達の手元に一抱え程の氷の浮きを作って回っている。冷たそうだけど、溺れるよりはマシだろう。
収納腕輪には肉食の獣を呼び寄せる魔薬がある。こいつを垂らして誘導する手もあるけど、余計な生き物までおびき寄せるかもしれない。
最悪仕留め損なっても後ろに控えたカステットがどうにかしてくれる。遊泳客の安心を考えるなら、目の届く場所で仕留めた方がいいかもしれない。
そうと決まれば無形剣を構える。刃を長く伸ばし、虫歯の妖精――って言えばわかるよね――が持っていそうな三又の槍を作る。すれ違いざまにこいつを脳天に打ち込めば綺麗に終わる。駄目だったら内側から刃を伸ばしてバラバラにすればいい。一面血の海になって肉食の生き物が寄って来そうだから、出来れば綺麗に仕留めたい。
黒い背ビレは一直線にこちらへと――というか、僕の背後の浜辺に――向かっている。視線を下げてカウントを取る。
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「――ッ!?」
突然サメが跳ねて僕は驚く。トラバサミみたいな口をぱっくり開いて、僕をお昼にしようと飛び掛かってきた。すっかり狩る側のつもりでいた僕は虚を突かれ、無意識に無形剣の刃を刀のように長くと伸ばす。
腰を落とし、下から掬い上げるように振り上げると、僕はサメの体内を斬り裂きながら進むという貴重な体験をした。尾まで抜けると、綺麗に真っ二つになったサメが断面を空に向けて浮かび上がる。
「やっちゃった……」
鼻から抜けるような溜息と共に呟く。
僕も海も血みどろだ。とてもじゃないけど綺麗な殺し方とは言えない。こいつを陸まで引っ張って行ったら、グロテスクな光景にみんなを驚かせてしまうだろう――でもそうしないと肉食の何かが集まってきそうだし。
でも、やっちゃったものはしょうがない。僕は気持ちを切り替えて、サメって美味しいのかなとか考える。なにかの料理漫画で、サメの肉は死後時間が経つと急速にアンモニア臭くなるけど、新鮮なら美味しく食べられるというような事が描いてあったような気がする――うろ覚えだけど。
砂浜には海の家が沢山あって、釣った魚を料理してくれるお店もあった。そこに持ち込めば調理してくれるかもしれない。ライフガードは大変な仕事だし、それくらいの楽しみがあってもいいだろう。帰って黒猫亭のみんなに自慢できるし。
とか考えていると、サメの死体は内側から焼かれたように黒く変色し、焦げた土のようなぼそぼそになって海に散った。後には魔力の込められた大きな歯が一本置き土産のように浮かんでいる。
死体が滅びドロップが残ったという事は、どうやらこのサメは魔物だったらしい。
振り返るとカステットと目が合った。
やっかいな事になりそうね。
しかめた顔がそう言っていた。
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