ゴブリン転生【完結】

ちゃむにい

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屈しない者

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エリーという名前の貴族の娘は、数日もの間、ゴブリンの嬲り者となっていたから、精神的におかしくなるだろうかと思ったが、そうではなかった。

ゴブリンに突っ込まれ、悦ぶ体になってしまっているのに、その目は虚ろでない。
もしや貴族だから精神負荷に耐えうる特殊なスキルでも持っているのかと思い、ステータスを確認すれば、特にそれらしいスキルを保有していなかった。
まだ妊娠していなかったようなので興味を惹かれ、宴の場から連れ出し、自分の巣穴へと連れ込んだ。ギャアギャア騒ぐ女を藁の上の寝床に投げつけて、犬のように這いつくばらせた。

悪態をつきながらエリーが腹を大きくしてる姿を想像すると、たまらなく愛おしい。彼女の小さな尻を掴むと、未だ精液がしたたり落ちる秘部に、固く膨れ上がった肉棒を挿入した。

「いやぁッ、奥に!! 奥に当たるうううう!!! ――あああああ!!!??」

ここ最近無沙汰だったから、さっさと出してスッキリしたい。少し乱暴に腰を叩きつけ、彼女の胎内に射精した。

小刻みに怒りで肩を震わせる彼女の後頭部が、なんと可愛らしいことか。頬はバラ色に染まり、目は釣りあがって、ギラギラと燃え盛っているが、涙目である。嫌がれば嫌がるほど男を煽るタイプだな、と思いつつ、欲望に駆られて、彼女の鎖骨をベロリと舐めた。

「あ、ぁ、あ、…ぜ、ぜったい殺してやる!!」

高すぎる鼻を折ってやろうと、彼女にとってはきっと屈辱的な行為になるであろう愛撫を、人間であった頃の知識(主にゴミ捨て場にあったエロ本)も生かしてやってみたが、プライドが山のように高いせいか、いまだ心は折れない。これが貴族のプライドかと逆に感心する。
愚かな女だ。
嘘でも快楽に屈しておけば、楽になれるものを、と舌打ちした。どんな女でも貴重な財産だ。怪我をさせたいわけではない。
拘束具を付けても暴れるので手を焼いて、ついこう呟いた。

「ギャギャア、ギャー(股を開け、女)」
「……え…!? な、なんで…!!?」
「……ギャ?」

思いかけず、すんなりと股を開けた女に驚く。
本人も不本意なのか、ぽかんと口を開けて、俺を見ていた。

「あんたッ、私に何をしたの!?」

股は広げたままなので無防備だが、威勢が良いのは変わらないようだ。何もしてないのだが、と思いながら、このチャンスを逃すまいと、彼女の中のぬくもりを期待しながら、自慢の逸物をあてがった。

エリーとの性交は騒がしいが、それも愛嬌だろう。
無反応の女よりは、よっぽどいい。
あまり顔は好みではなく、悲しくなるぐらい貧乳だが、薄いピンク色の乳首が感じやすいようで反応が楽しかった。夜通し可愛がってやったら、面白いぐらいに鳴いた。翌日も翌々日も、ハートリアが出産を迎えるまで、幾夜ともなく彼女と過ごした。

「待って!!?? もう無理!! 無理よ、これ!!!? あんたほんとにゴブリンなの!!?」
「ギャギャ(そうだぞ)」

言われなくても、正真正銘ゴブリンだ。むしろ人間だった時の記憶は葬りたい過去かもしれない。

「ギャッ、ギャア、ギャー!(いくッ、いく、いくぞー!)」
「ああッ、あああ、死ねッ、今すぐ死ねッ、ひッああぁッ!」

何度目かの精を中に吐き出し、ステータスを確認する。
すこし腹が大きくなってきたなと思ったら、やはり妊娠していたようだ。
その事を彼女に身振りで伝えると、「この私が、ゴブリンの子供なんて!!!」とこの世の終わりかのように泣き叫んだ。

「ギャギャギャ、ギャ(喜べ、女)ギャーギャ(俺との子だぞ)」

胎教に悪いかと思って、そんな事を言うと、エリーがにっこりと笑った。
エリーの笑顔なんて初めて見たから、意表を突かれた。
しかも、心底嬉しそうな顔なのだ。
だが、それも数秒の事で、「は!? 今、私なんで」と我に返っていた。どうやら本人の意に反しての表情だったようで、すぐに般若のような形相に様変わりした。

そういえば以前にも同じような事が前にもあった気がする。

思い当たることがあった。
自分のステータスを見て、もしかしてこれの影響だろうかと考え込んだ。

「精神操作レベル4」

どう使うか分からなかったスキルだ。

レアなスキルだとは分かっていたが、精神操作と口に出してみても、何の変化がなく、こうでもないああでもないと何とか使えるようになりたくて調べていたが、暗礁に乗り上げて、放置していたやつだ。
ふと、エリーの魂の輝きが、先ほどより薄くなっていることに気が付いた。そして魂が触れることが出来るようになっていることに気が付いた。
なぜ、と思いながらも、べろり、エリーの魂を舐めてみる。

「ひぃ!?」
「ギ、ギイー(ほう、感じるのか)」

ほのかにエリーの魂のあたたかさを舌に感じて、俺は考え込んだ。
どうやら生者の魂を食う場合は、前提として精神操作の状態にある事が条件のようだ。
だが、効果としては死者も生者も、あまり変わらなそうだ。

これはと思い、捕まえたばかりの村娘で実験してみる。

「ギャギャーギャ(ぐるっと回ってワンと言え)」
「ワン! ……え!?」
「ギャーギィ。ギャギャーギャ(半信半疑ではあったが。出来た…)」

ゴブリン語を理解できる人間なんて、そうそう存在しないだろう。

精神操作は、中出しをしたら効果が出るスキルのようだった。
使ってもいないのにレベルも徐々に上がってるから不思議だったのだが、どうやら自分はこのスキルを無意識に使っていたようだ。
自害などを妨害するのに有効で、地味に使えるスキルだ。
嫌がっていても、「尻を突き出せ」と指示すれば、体は指示通りに動く。
また試すには勇気が必要だったが、それは男であっても有効だった。

「パパッ、いやッ、いやぁ」
「ごめんッ、ごめんよ、サーニャ!!」

男は48歳農夫の人間だ。
女は14歳の農夫の娘だ。童顔だが、服を着ていても分かるほど胸が豊かで、18ぐらいかと思っていたが、予想は外れた。
2人は夜盗に襲われ、隠れ家に連れ込まれものの、運悪くゴブリンと遭遇。
女は夜盗が楽しんだ後だったようだが、年齢の割に豊満な肉体を有していたので十分楽しめた。男も夜盗がそうゆう趣味だったのか、使用済みであったが、我慢して尻穴を使った。年齢の割には髪もフサフサだったし、イケメンだったので、まだ気持ち的にもマシだ。

しばらくしてから特に期待もせず、俺が命令すると気絶したままの男が立ち上がったので少々驚いた。そのまま意識のない娘に中出しするように指示をした。
途中で2人とも目を覚まして騒ぎだしたが、そのまま性交を続けていたから、精神操作の効果の強さをうかがい知ることが出来る。

「ギャギャギャ(もっと激しく)」

俺の言葉に反応するように、男が腰を激しく揺らし始める。
パンッ、パンと乾いた音が響いた。
女の乳房が揺れる。胸が揺れ動く様は見ものだった。
いったい何人の純朴な村の男をたぶらかしていたのだろう。

「でるッ、でるッ、くそおおおお」
「やめて、パパ!! 外に出して!!! いやぁあああ、中に、中にでてるッ、でてるうううう!! 赤ちゃんできちゃうよおおおお!!!」
「ギャギャア、ギャッ、ギャーア(明日まで性交しろ)

はあはあと舌を絡み合わせる2人を見て、俺はニヤリと嗤った。
男の肉棒はすぐに勃起して、ガチガチになっていた。
嫌だと言いながらも、豊満で卑猥な体だ。
親子とはいえ、それこそ体の相性は抜群なんじゃないだろうか。
第二ラウンドも、すぐに始まった。

「ギャギャ(これは使えるな)」

肉を食べながら、精神操作をした村の男と、その娘の交尾を岩に座りながら見て、そう思った。
14歳の娘は妊娠可能とステータスには書かれているが、妊娠の文字は踊っていない。
いくら俺が先に中出ししたとしても、1度の交わりだけで妊娠するものではない。
精神操作スキルに、どの程度持続性があるのかは分からないが、いくらでも時間はある。この親子には実験台になってもらおう、と思いながら配下のゴブリンに指示を飛ばすのだった。


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