女冒険者ミレイアの秘密【完結】

ちゃむにい

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ミレイアは数か月前のことを思い出して、泣きそうになった。

(私が近道したいなんて言い出さなければ、あんなことにはならなかったのに……)

その発言は、怪我をした仲間を慮っての提案だったが、まさか全員が命を落とすような悲劇に繋がるとは、思いもしなかった。

(これは天罰なの? 仲間はみんな死んだのに、私だけが生き残ったから……)

考えれば考えるほど、深みに嵌っていく。

故郷に恋人がいる仲間もいた。夢もまだ道半ばだった。みんなまだ生きたかったはずだった。死んだ仲間のことを思い出すと、ミレイアは何時も罪悪感で押し潰されそうになった。

『なんだ!? 暗い顔をしているな、ミレイア!! そうゆう時はなっ、美味い飯をいっぱい食べると元気になるんだぞ! ほら、最近開店した美味いパン屋を知ってるから、一緒に行こう!!』
『こらっ!! ミレイアが、あんたみたいに太ったら、どうする気だい!?』

ミレイアはユーモアがあって陽気な仲間が大好きだった。彼らと一緒にいると、後ろ向きな性格のミレイアでも気持ちが明るくなり、前向きになれた。

(みんなが居た、あの頃に戻りたい……)

ミレイアは顔を両手で覆った。

あの時までは、誰にでも股を開くような女ではなく、どこにでもいるような普通の人間の少女だった。

右も左も分からない、駆け出しの冒険者だったが、仲間に恵まれた。パーティのランクもCからBに上がり、冒険者として着実な成長を実感し、自信がつき始めていた。

だからだろうか。油断していたのかもしれない。

――見張り役の仲間が、居眠りをした。
――依頼の魔物を討伐した後の帰り道だったので、アイテムも殆ど尽きていた上、仲間が怪我をしていて、本調子ではなかった。
――襲ってきた魔狼がボス級で、平均的な個体より遥かに強かった。

まだミレイアの仲間では倒せるレベルの敵ではなかった。

いくつもの不運が重なった。

(私なんか、見捨てれば良かったのに……!)

あの時のことを思うと、ミレイアの胸は何時も張り裂けそうになった。

仲間は攫われそうになったミレイアを助けようとした。しかし、ミレイアという獲物を奪われそうになり、魔狼の逆鱗に触れた。

激怒した魔狼の反撃により仲間は全滅し、ミレイアは魔狼の捕囚となった。

「いやあぁああ!? こんなのいやあ!」

魔狼の巣穴でミレイアは這いつくばり、魔狼の雌となった。ミレイアはまだ男性経験はなく、その処女は無残にも魔狼に奪われ、執拗に犯された。

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