秘密~新米召喚師ソフィーは召還する魔物と交わることで強くなる【完結】

ちゃむにい

文字の大きさ
3 / 4

しおりを挟む

最近では近隣の村や町から定期的に女が貢がれるようになり、宴が開かれるようになった。

ゴブリンたちは怯える花嫁衣裳の女たちに群がると、激しく陵辱した。
女たちの無垢な体が暴かれ、処女が無様に散る様を眺めながら、ソフィーはゴブリンのボスに抱かれ、歓喜の声を上げた。

「あ、あ……! 奥に当たって、気持ちいい……!」

ゴブリンのボスはソフィーを孕ませる度に進化し、天災級のキングゴブリンに成長を遂げていた。
そのことにソフィーは疑問が湧くこともあった。

(……おかしくない? 私を抱くだけで、なんでこんなに進化してるの?)

ボスのゴブリンは部下のゴブリンに指示を出すだけで、ほとんど洞窟の外に行かない。
時間の大半をソフィーを抱く時間に費やしている。
そのため、経験値を得ていないはずなのに、どのゴブリンよりも進化し、屈強な肉体と異常な強さを手に入れていた。

「あーっ…!!」

ソフィーは激しく攻められ、白目を剥いた。

キングゴブリンは射精後も確実にソフィーを妊娠させるために、抜かずに腰を動かし、何度もソフィーに種付けをした。

獣のように交尾を続けていると、キングゴブリンの精子がソフィーの卵子に授精したことを知らせるアナウンスが頭の中に響いた。

(わたし……また妊娠した。これで何回目だろう。このお腹の中に、またゴブリンの赤ちゃんが……)

キングゴブリンの赤子は、通常よりも大きく、その腹部は、他の女に比べても大きく膨らんだ。

そしてまた新たな命が産声を上げた。ゴブリンの赤子は、肥大化したソフィーの乳首に吸い付き、母乳を飲みながら、カクカクと腰を動かし、先走りの汁をソフィーの柔らかい体に擦り付けた。

放心状態のソフィーの頭の中に、キングゴブリンの経験値がカンストとしました、というアナウンスが流れたが、ソフィーはそれどころではなかった。

(何も考えたくない……! 今はただ、あのキングゴブリンとセックスして、種付けされたい……!)

ソフィーにとって、異形のゴブリンの子を腹に宿すという行為は、最も強い快楽を得られる瞬間だった。

ソフィーは授乳が終わると、キングゴブリンと濃厚なキスを交わし、繁殖行為に没頭した。

(アイシテイル……! オレのご主人サマ……!)

キングゴブリンはソフィーの心を手に入れるために、頻繁にプレゼントをした。

大粒の宝石、金貨が詰まった宝箱、高級なドレス。

冒険者として働いても一生手に入らないであろう金品の山を、ソフィーはキングゴブリンに贈られ、手に入れた。

(ゴブリンにとって、私はただの人間の雌なはずなのに……もしかして、このキングゴブリンって、私のこと……?)

山のような贈り物に、当初は目的を訝しんだソフィーだったが、どんどん増えていく贈り物とキングゴブリンの態度に、ようやくキングゴブリンの真意を理解し、頬を赤らめた。

キングゴブリンとソフィーが相思相愛となったその夜、祝福するかのように、アナウンスが鳴り響き続けた。

ーースキル真実の愛が発生しました。キングゴブリンの間に唯一無比の特別な縁が生じました。スキル効果により、キングゴブリンの経験値の上限値が大幅に拡張されました。経験値が上限に達した場合、神に至ります。

ソフィーはキングゴブリンとの間に無数のゴブリンを産み、近隣の国々に甚大な被害を与え、ゴブリンの生母という悪名を馳せた。  

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました

らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。 そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。 しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような… 完結決定済み

「ご褒美ください」とわんこ系義弟が離れない

橋本彩里(Ayari)
恋愛
六歳の時に伯爵家の養子として引き取られたイーサンは、年頃になっても一つ上の義理の姉のミラが大好きだとじゃれてくる。 そんななか、投資に失敗した父の借金の代わりにとミラに見合いの話が浮上し、義姉が大好きなわんこ系義弟が「ご褒美ください」と迫ってきて……。 1~2万文字の短編予定→中編に変更します。 いつもながらの溺愛執着ものです。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

強面夫の裏の顔は妻以外には見せられません!

ましろ
恋愛
「誰がこんなことをしろと言った?」 それは夫のいる騎士団へ差し入れを届けに行った私への彼からの冷たい言葉。 挙げ句の果てに、 「用が済んだなら早く帰れっ!」 と追い返されてしまいました。 そして夜、屋敷に戻って来た夫は─── ✻ゆるふわ設定です。 気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

黒騎士団の娼婦

イシュタル
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。 異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。 頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。 煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。 誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。 「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」 ※本作はAIとの共同制作作品です。 ※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。

処理中です...