旧転生者はめぐりあう

佐藤醤油

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3部ジルベール幼少期2

3.16 マリア・ラルクバッハ 教会でのお祈り

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王宮内の教会はこの庭の端に作ってある。

普段は誰もいない教会だが、ベントがある時に近くの聖堂から大司教様がやってくる。
時間になると私はお父様とお母様方と一緒に中に入った。
今日は1妃さまと私のお母様の3妃様が一緒。
他の兄妹たちは後ろに並んでます。
このところ2妃様、体調が悪く、こういう行事は出れない日が続いています。

私の家族は前世で読んだ小説などにある王位の敬称争いや王妃同士のいがみ合いなど全く無く、3人の王妃全員仲が良い。
子供たち同士もいつも一緒に遊んでいる。
とても仲良し家族。
平和で良い家族です。

私はお祈りの前に、後ろにいる家族と国の偉い方々にお辞儀をした後お祈りをはじめました。

この国は政教分離していない。
国教としてメリーナ様を中心とする3神を崇める宗教です。
この国では3神の中でメリーナ様を崇拝しています。
そして、3,5,7歳の時にメリーナ様に成長を報告し、メリーナ様の加護に感謝するお祈りをします。

お祈りを開始すると、以前のメリーナ様が出てきた時と同じ感覚がありました。

そして頭の中に声がしてきました。
『7歳の誕生日おめでとう!!』

2年ぶりのメリーナ様の声?が頭の中に響いてきました。

『おひさしぶりです。メリーナ様、おかげさまで7歳まで無事に成長できました。
ありがとうございます』
『うん、とても上手に挨拶もできるようになったし、体も順調に成長したみたいですね』と、そこに突然。

『メリーナ様?』と別の少年と思われる声が頭に響いてきました。

メリーナ様も驚いていたみたいです。
しかし、メリーナ様は何事も無かったかのように淡々と話を進めます。

私の聖魔法の封印を解除してもらい目の色が変わりました。
強い聖魔法が使える人は総じて目の色が紫なんだそうです。

あと、大きくなるまでは回復魔法をあまり使わないように注意点を説明してもらい。
メリーナ様はお戻りになられました。

私は祈りを終えて立ち上がり後ろを向いたら、皆がこちらを見て呆然と立っています。
横に立っていたお母様の手を握るとお母様が気がつきました。
そして私に「メリーナ様、なにかおっしゃていた?」と聞いてきました。

今のメリーナ様の姿は自分だけでは無くて、みんな見えていたことを知った。
どうしよう少し悩んだが正直に答えたほうが良いと思い、答えた。

「聖魔法が使える様にしたって言ってた」と伝える。

皆が「聖女様だ」と。

後ろにいたのは家族だけでなく高位の貴族達も数名をいました。
彼らのところで少し整然とし始めた。

お父様が
「静粛に。ここで見たことは公言禁止である」
と宣言され、一斉に解散となりました。

その後王室に戻りお父様、1妃様、お母様と少し話をして部屋に戻りました。

今日の夕食会は、おじいさまであるメルミーナ様も一緒でした。

今日の夕食会もメルミーナ様が企画してくれました。
夕食会は以前から聞いていたとおり日本食が出されました。
毎年誕生日に日本食が出ます。
今年は。さらにに種類も増え料理もグレードアップしたそうです。

最後にフルーツを混ぜたアイスクリームが出てきたのがすごく嬉しくて、ちょっと多めに入れてもらい久しぶりのアイスクリームを堪能しました。
さすがにおかわりは無理でした。

夕食会が終わった時に、王様とメルミーナ様が
婚約者がどうのこのと話始めたところで、私たち子供は部屋に戻されました。

第1王子は、すでに婚約者が決まっています。
その下は、13歳双子で、お兄様とお姉さま。
第2王子のお兄様も先日婚約者が決まりましたが、お姉さまの婚約者はまだです。
そろそろだなとの話があったのでその事でしょう。

まさかそれが自分の事とは思わず気楽に考え、先ほどの話を記憶から消し去りベッドに入る。

今日であった男の子、そしてメリーナ様との会話の途中で入ってきた男の子。
おそらく同一人物じゃないかな。と勝手に想像。
カッコよかった。
また会えないかなと。
運命の日と思う、今日1日でした。
そして彼のことを思いながら眠った。
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