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アッシュ・テイラー、捜索する
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「……お前ら、なんで」
訳の分からないまま、現れた同僚たちを見る。
俺の腕を掴んでいたドートルが大きなため息を吐いた。
「なんで、じゃねぇだろ。何、女に手上げようとしてんだよ。馬鹿」
「……すまない」
完全に我を忘れていた。
いくら何でも最低すぎる。
慌てて俺の腕に巻き付いた女の顔を見る。
殴られると思った恐怖で固まっていた女が、「ヒッ!」と言って、腰が抜けたらしく尻餅をついた。
同僚たちが女の腕を掴み立たせて俺の傍から離す。
代わりにドートルとアルト、マークが俺の周りに集まる。マークがドートルの肩に手を乗せた。
「それにしても、ドートル。よく間に合ったな。流石、最速の鳥」
「あ~。ちょっと野暮用でな。たまたまさっきの場面に出くわしたんだよ」
ドートルは何故か恥ずかし気に、左頬を指でポリポリと掻いた。
マークがいやらしい笑みを浮かべてドートルをからかう。
「はっは~ん。お前が最近ご執心のねえちゃんか」
「うっせ! そういうお前らはなんでここにいるんだよ!?」
「俺たちは、昼飯食いに来たんだよ。アッシュたちに遭遇したら揶揄ってやろうと思って」
「そんなことだろうと思ったぜ!」
「まぁ、からかい半分、例の件もあっての護衛半分ってところかな。ねぇアッシュ、何があったの? サクラちゃんは?」
「それは——」
俺は、サクラとの間にあったことを話した。
サクラに過去の素行がバレて嫌われたことを。
ドートルが同情した視線を俺に向ける。
「イケメンは嫌いって言われて逃げられたのか……」
「で? サクラはどこ行った? 追わなかったの?」
「それは……止めようとして振り払われた」
「全く。アッシュからサクラちゃんが離れた時点で、マーチが連絡をしてきた。今どこにいるかは分らないけれど、マーチがいるなら心配ないと思う。次の連絡待ちだって」
「そうか、マーチがいたんだった。サクラの方についてくれているなら安心だ」
「俺らも手分けして捜してやるから、さっさと見つけてやろうぜ」
「悪いな」
突如、同僚に拘束されていた女の一人が、俺達の話を聞いて大声で笑い始めた。
「あっはっはっは! バッカじゃないの? あの泥棒猫は今頃、死んでるかもしれないわよ!?」
「は!? どういうことだ!」
声を荒げて問い詰めた俺を、嫌そうに一瞥してから女は狂ったように笑い声をあげた。
そして醜く顔を歪める。
「きっと今頃、あの兄弟に捕まって始末されてるはずよ!」
その一言に、とてつもなく嫌な予感がする。
周囲にいた同僚たちも、それを聞いてざわついた。
「あの兄弟? っ! まさか、異世界指名手配中の凶悪犯か!」
アルトが珍しく焦った声を出す。
「まさか、ただの民間人が凶悪犯を雇うなんて……」
「信じられん」
「女こわっ」
信じられない、俺の心境もその一言に尽きる。
コイツにはしっかり話を聞きたいが、今はサクラの方が心配だ。
何がショックだ。
たとえ嫌われたとしても、サクラの傍から離れるべきじゃなかった!!
あの時ちゃんと追いかけていればよかった。次々と後悔が沸き上がる。
「サクラっ! 今すぐに捜さないと!」
焦った俺は、あてもなく探しに行こうとして、マークに技を決められた。
「だから落ち着けって! そのために俺たちがいんだろうが!」
同僚たちの言葉に深く頭を下げる。
「すまない……いや、ありがとう」
とん、と肩を叩かれて、顔を上げると、それぞれマークとアルトが手を乗せて笑っている。
後ろには他の同僚たちがいる。
呆れた顔や自信満々な表情等、彼らは一様に俺をみて、首を縦に振った。
手を貸してくれるという仲間たちに、こみ上げるものがあったが、それより先にやるべきことがある。
お調子者のドートルが俺の背中を叩いて、いつものように楽観的な、それでいて頼もしい笑いを見せる。
「いいってことよ! おら、皆行くぞ!!」
「おうっ!!」
こうして俺たちのサクラ捜索が始まった。
まず、俺達は団長へ連絡し、女たちから事情を聴く班と捜索班に分かれて行動することになった。
俺はもちろん捜索班だ。
捜索班を三人一組にして街中を探すことにする。
俺はマークとアルトと組んで捜索を開始した。
ちなみに、マーチからの連絡はマークのところに届く手はずになっている。
俺達は立ち並ぶ無数の商店、公園、広場等を回り、人々にサクラの特徴を伝えては、見なかったかと尋ねるという地道な作業を繰り返す。
暫くして、街外れの住宅街でサクラを見たという証言を得た。
俺達はそこから匂いをたどり、昼にも訪れた林に辿り着いた。
しかし、新しいサクラの匂いがするのは、俺達が昼間に通っていない方向の林道からである。
俺はくんくんと鼻を動かし、サクラの匂いのする方向を確認した。
「こっちから匂いがする」
警戒状態のまま周囲を見渡すと、地面に何か光ったのが見えた。
光った物からサクラの匂いがするので、不思議に思って拾い上げる。
それは、深い赤色の丸い石だった。
「これ! 俺が昨日サクラにプレゼントした首輪の石だ!! サクラの匂いがする!!!」
その周囲を探すと別のところにも同じような石が複数落ちていて、どんどん林の奥へと続いているようだ。
「サクラちゃんが目印に落としていったのかな?」
「だろうな。こんな等間隔で落とすなんて偶然じゃありえないし、アッシュから逃げたいなら、アッシュにわかるものを痕跡に残さないだろ」
「そうだな。それにこの道、サクラの匂いだけじゃなく複数の匂いがする。間違いなく誘拐されて連れてこられたんだろう」
「そうか。とりあえず、先に進むぞ」
俺達は石を目印に林の中を進む。
サクラの安否が不安で仕方ない。
冷静に、冷静に、自分に言い聞かせながら、徐々に色を失っていく石を追跡した。
10分程だろうか、ひたすらに石を辿っていくと、くたびれた小屋が見えてきた。
遊歩道や川から逸れた場所で、人も寄り付かない場所なのだろう。
他の場所よりも緑が深く生い茂っている。
最後と言わんばかりにエルのモチーフが、目立たない様に地面に転がっていた。
一先ず、俺達は茂みに隠れて小屋の様子を窺うことにした。
「とりあえず団長や皆に連絡はしておこう。マーク、マーチからの連絡はまだ?」
アルトが通信用端末を使って報告を入れる。
マークも連絡の有無を確認して、まだだ、と言って首を横に振る。
「それはちょっとおかしいね。まだ連絡がこないなんて」
「確かに遅いな。例の兄弟と遭遇していれば、アイツなら連絡するはずだろ? まさか……」
サクラを守るために凶悪犯と交戦した結果、連絡が出来なかったりして?
ひやりと冷たいものが背筋を伝う。
もう今すぐにでも突入したいが、相手は異世界指名手配犯。
冷静さを欠いてしまえば、さらにサクラを危険にさらすことにもなりえる。
マーチを倒したのかもしれない以上、下手に行動するのは得策ではない。
拾い上げたエルのモチーフをギュッと握り締めた。
「応援を待とう」
「そうだね。ん、マーク?」
顎に手を当てて考え込んでいたマークの顔が曇ったような気がした。
「アイツ、まさか……いや、なんでもない。俺も待つのがいいと思う」
意見が一致したので俺たちは、応援が来るまでその場で待機することを選択した。
そして、俺たちが突入することになったのは、それから30分後のことだった。
訳の分からないまま、現れた同僚たちを見る。
俺の腕を掴んでいたドートルが大きなため息を吐いた。
「なんで、じゃねぇだろ。何、女に手上げようとしてんだよ。馬鹿」
「……すまない」
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殴られると思った恐怖で固まっていた女が、「ヒッ!」と言って、腰が抜けたらしく尻餅をついた。
同僚たちが女の腕を掴み立たせて俺の傍から離す。
代わりにドートルとアルト、マークが俺の周りに集まる。マークがドートルの肩に手を乗せた。
「それにしても、ドートル。よく間に合ったな。流石、最速の鳥」
「あ~。ちょっと野暮用でな。たまたまさっきの場面に出くわしたんだよ」
ドートルは何故か恥ずかし気に、左頬を指でポリポリと掻いた。
マークがいやらしい笑みを浮かべてドートルをからかう。
「はっは~ん。お前が最近ご執心のねえちゃんか」
「うっせ! そういうお前らはなんでここにいるんだよ!?」
「俺たちは、昼飯食いに来たんだよ。アッシュたちに遭遇したら揶揄ってやろうと思って」
「そんなことだろうと思ったぜ!」
「まぁ、からかい半分、例の件もあっての護衛半分ってところかな。ねぇアッシュ、何があったの? サクラちゃんは?」
「それは——」
俺は、サクラとの間にあったことを話した。
サクラに過去の素行がバレて嫌われたことを。
ドートルが同情した視線を俺に向ける。
「イケメンは嫌いって言われて逃げられたのか……」
「で? サクラはどこ行った? 追わなかったの?」
「それは……止めようとして振り払われた」
「全く。アッシュからサクラちゃんが離れた時点で、マーチが連絡をしてきた。今どこにいるかは分らないけれど、マーチがいるなら心配ないと思う。次の連絡待ちだって」
「そうか、マーチがいたんだった。サクラの方についてくれているなら安心だ」
「俺らも手分けして捜してやるから、さっさと見つけてやろうぜ」
「悪いな」
突如、同僚に拘束されていた女の一人が、俺達の話を聞いて大声で笑い始めた。
「あっはっはっは! バッカじゃないの? あの泥棒猫は今頃、死んでるかもしれないわよ!?」
「は!? どういうことだ!」
声を荒げて問い詰めた俺を、嫌そうに一瞥してから女は狂ったように笑い声をあげた。
そして醜く顔を歪める。
「きっと今頃、あの兄弟に捕まって始末されてるはずよ!」
その一言に、とてつもなく嫌な予感がする。
周囲にいた同僚たちも、それを聞いてざわついた。
「あの兄弟? っ! まさか、異世界指名手配中の凶悪犯か!」
アルトが珍しく焦った声を出す。
「まさか、ただの民間人が凶悪犯を雇うなんて……」
「信じられん」
「女こわっ」
信じられない、俺の心境もその一言に尽きる。
コイツにはしっかり話を聞きたいが、今はサクラの方が心配だ。
何がショックだ。
たとえ嫌われたとしても、サクラの傍から離れるべきじゃなかった!!
あの時ちゃんと追いかけていればよかった。次々と後悔が沸き上がる。
「サクラっ! 今すぐに捜さないと!」
焦った俺は、あてもなく探しに行こうとして、マークに技を決められた。
「だから落ち着けって! そのために俺たちがいんだろうが!」
同僚たちの言葉に深く頭を下げる。
「すまない……いや、ありがとう」
とん、と肩を叩かれて、顔を上げると、それぞれマークとアルトが手を乗せて笑っている。
後ろには他の同僚たちがいる。
呆れた顔や自信満々な表情等、彼らは一様に俺をみて、首を縦に振った。
手を貸してくれるという仲間たちに、こみ上げるものがあったが、それより先にやるべきことがある。
お調子者のドートルが俺の背中を叩いて、いつものように楽観的な、それでいて頼もしい笑いを見せる。
「いいってことよ! おら、皆行くぞ!!」
「おうっ!!」
こうして俺たちのサクラ捜索が始まった。
まず、俺達は団長へ連絡し、女たちから事情を聴く班と捜索班に分かれて行動することになった。
俺はもちろん捜索班だ。
捜索班を三人一組にして街中を探すことにする。
俺はマークとアルトと組んで捜索を開始した。
ちなみに、マーチからの連絡はマークのところに届く手はずになっている。
俺達は立ち並ぶ無数の商店、公園、広場等を回り、人々にサクラの特徴を伝えては、見なかったかと尋ねるという地道な作業を繰り返す。
暫くして、街外れの住宅街でサクラを見たという証言を得た。
俺達はそこから匂いをたどり、昼にも訪れた林に辿り着いた。
しかし、新しいサクラの匂いがするのは、俺達が昼間に通っていない方向の林道からである。
俺はくんくんと鼻を動かし、サクラの匂いのする方向を確認した。
「こっちから匂いがする」
警戒状態のまま周囲を見渡すと、地面に何か光ったのが見えた。
光った物からサクラの匂いがするので、不思議に思って拾い上げる。
それは、深い赤色の丸い石だった。
「これ! 俺が昨日サクラにプレゼントした首輪の石だ!! サクラの匂いがする!!!」
その周囲を探すと別のところにも同じような石が複数落ちていて、どんどん林の奥へと続いているようだ。
「サクラちゃんが目印に落としていったのかな?」
「だろうな。こんな等間隔で落とすなんて偶然じゃありえないし、アッシュから逃げたいなら、アッシュにわかるものを痕跡に残さないだろ」
「そうだな。それにこの道、サクラの匂いだけじゃなく複数の匂いがする。間違いなく誘拐されて連れてこられたんだろう」
「そうか。とりあえず、先に進むぞ」
俺達は石を目印に林の中を進む。
サクラの安否が不安で仕方ない。
冷静に、冷静に、自分に言い聞かせながら、徐々に色を失っていく石を追跡した。
10分程だろうか、ひたすらに石を辿っていくと、くたびれた小屋が見えてきた。
遊歩道や川から逸れた場所で、人も寄り付かない場所なのだろう。
他の場所よりも緑が深く生い茂っている。
最後と言わんばかりにエルのモチーフが、目立たない様に地面に転がっていた。
一先ず、俺達は茂みに隠れて小屋の様子を窺うことにした。
「とりあえず団長や皆に連絡はしておこう。マーク、マーチからの連絡はまだ?」
アルトが通信用端末を使って報告を入れる。
マークも連絡の有無を確認して、まだだ、と言って首を横に振る。
「それはちょっとおかしいね。まだ連絡がこないなんて」
「確かに遅いな。例の兄弟と遭遇していれば、アイツなら連絡するはずだろ? まさか……」
サクラを守るために凶悪犯と交戦した結果、連絡が出来なかったりして?
ひやりと冷たいものが背筋を伝う。
もう今すぐにでも突入したいが、相手は異世界指名手配犯。
冷静さを欠いてしまえば、さらにサクラを危険にさらすことにもなりえる。
マーチを倒したのかもしれない以上、下手に行動するのは得策ではない。
拾い上げたエルのモチーフをギュッと握り締めた。
「応援を待とう」
「そうだね。ん、マーク?」
顎に手を当てて考え込んでいたマークの顔が曇ったような気がした。
「アイツ、まさか……いや、なんでもない。俺も待つのがいいと思う」
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