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川西美和子の場合
川西美和子、ケイと動物園デート続きます
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パンダランチを美味しく頂きお腹も心も満足したところで、次に向かったのは、ケイくんお待ちかねのふれあいコーナー。
かなり広い敷地内に沢山の動物がいる。
犬と触れあうコーナーで大型犬とフリスビーをしたり、小動物コーナーでうさぎやモルモットを抱っこする。
「うさぎ可愛い!ケイもおいで」
「うん。ふわふわしてるね」
「私の世界ではこういうのをもふもふって言うんだよ」
「……もふもふ」
ケイはうさぎを撫でながら、ゆるゆる笑っている。
はい! 『もふもふ』いただきましたー!
ケイが可愛すぎて身悶えしそうだ。
膝の上にうさぎを乗せていると、ケイは私の膝に乗ったうさぎをじっと見つめている。
「ケイ、抱っこしてみる?」
「う、うん」
私は膝にいた黒いうさぎを抱き上げ、ケイの胸に抱えさせる。
ケイはまるで初めて我が子を抱っこする父親のように、わたわたと何か言っている。
「え、えと、あ、……ど、どどうしたら……ああっ」
「ふふ。大丈夫だよ。優しく抱っこしてあげて」
「う……ん…………」
初めはうさぎもケイの不安を感じて逃げようとしていたが、ケイが落ち着いてきたら大人しくなった。
「はっ……かわいい……」
「ほんとだね」
ケイとうさぎ、私は心のシャッターを切りまくる。
暫く、ケイをそのままにして私はモルモットを触っていると、ケイの微かな悲鳴が聞こえた。
「うわ……ん、やめて……助けてミワコ」
「ん? どうしたの、ってああっ! 前髪食べられてるじゃない」
ケイは抱いているうさぎの襲撃にあい、長い前髪をかじられていた。
うさぎのむしゃむしゃ動く可愛い口から、紫の毛がはみ出している。
すぐさまケイの髪の毛をうさぎから離す。
そして、うさぎを地面におろしたとき、いいことを思いついた。
「ねぇケイ。前髪邪魔じゃない? 結んでもいい?」
さっき女の子たちに貰ったヘアゴムは、新しく生まれたパンダの記念品だったようで、可愛くデフォルメされたパンダの顔のマスコットが付いた一品だ。
ケイが付けたら、さぞ可愛いだろうと思いついてしまった。
「…………ミワコならいいよ」
随分長い沈黙だった。
「いいの? 嫌だったらいいんだよ?」
「……目を、見られるのが嫌。けど、ミワコならいい」
「結んだらみんなに見えちゃうよ? やっぱりやめとこっか」
「ううん、大丈夫……」
「そう? じゃあ結ぶね」
ケイにかがんでもらって、前髪で束を作る。
そのままパンダのヘアゴムで結んで後ろに倒し、持っていたヘアピンで髪が浮かないように止める。
パンダちゃんの位置を調整して完成だ。うん、可愛い!
「はい、完成」
「ありがと……」
パンダを付けたケイを堪能しようと視線をケイの顔へ向けてみると、いつも見えていなかったケイの目がじっとこっちを見つめている。
視線が合わさって、ばちっと音がした気がした。
頭ばかり見ていて気付かなかったけれどケイの目線は今、私のそれより少し下にある。
やや上目遣いで、合わさった視線は思ったよりも近距離で、どくんっと心臓が大きく跳ねる。
本当に宝石みたいに綺麗な瞳。アメジスト色の中に私が映っているのが見える。
余りにじっと見てくるので、私は、吸い込まれてしまいそうで、思わず目をつぶった。
ケイが動く音が聞こえた――――
「……ミワコ? 大丈夫?」
目を開けると立ち上がったケイが心配そうに私を見ていた。途端に体中を熱が駆け巡る。
私今、何を——うわぁぁぁ!!!
き、キス、されるかと思ったなんて……羞恥心で体中に火が付きそうだ。
恐る恐るケイを見ると、ガラスに映る自分の前髪を見て、マスコットを触っている。うん、可愛いよ。
変わった様子はない。
気付いてなさそうだ。失礼だがケイが鈍くてよかった……。
その後は私が思い出してしまうので急いでその場を後にする。
他にも鳥やミニブタやいろんな動物と触れ合い、十分に堪能してからふれあいコーナーを出た。
ふれあいコーナーの後はパンダの赤ちゃんを見に行く。
人気だけあって長蛇の列ができていたが、何とか無事に見ることができた。
私もケイも大満足の可愛さだった。
その次はアニマルショー。爬虫類館、猿山、象、カバにえさやり等々。
私たちは夕暮れ時の閉館間際まで動物たちを見て回った。
動物園を満喫した私たちは最後にお土産を選ぶことにして、ファンシーなグッズが並ぶ売店を訪れる。
ケイは付き人さんにペンギンサブレを、私は紬さんと渉さんにパンダの絵が描かれたラングドシャを買って動物園を後にした。
ちなみにケイの前髪あげは園内限定だ。
解散は近くの喫茶店で仲人さんたちが待っている予定だったので、その喫茶店まで歩く。
今日は楽しかった。アキラのことを考えてしまう回数も少なく、何とかなった気がする。
「……ねぇ、ミワコ。まだ時間あるよね。少しだけいいかな?」
「うん、いいよ」
動物園のエントランスの隅にあるベンチに2人並んで腰を下ろす。
「あの……今日は楽しかったよ」
「私も楽しかったよ。来てくれてありがとね」
「ううん。あ、の、渡したいものがあって……」
前髪を下ろしてしまったので顔が見えにくいが、どこか緊張してるような雰囲気を感じる。
「何かな?」
「さっき、買ったんだけど、これ」
随分と挙動不審になりながら渡してくれたのは、動物園のロゴとイラストが描かれたビニール袋。
中には手のひらサイズの紙袋が入っている。
開けていいか確認するためにケイの顔を見ると、彼は視線に気づいてこくんと頷いた。
それを見て、紙袋を開ける。
中に入っていたのは、紫色のくまのぬいぐるみだった。
ぬいぐるみの首元には、同色の雫型をした石が付いたネックレスが付いている。
「そのネックレス、外すとブレスレットとして使えるんだって。これを見て僕のことを思い出してほしくて……」
「すっごく可愛い! ケイ、ありがとう。大事にするね。ケイは思い出してほしいって言うけど、何回か会ってるし忘れたりしないよ?」
「うん……喜んでもらえてよかった。でもね、ミワコ」
「僕たちは違う世界に生きてるんだよ。普段は、いくら会いたくても、世界中探しても、絶対会えない。だから、覚えていて欲しいんだ。たとえ、他の人と会う時でも……」
辺りは暗くなり、ケイの表情はいつもよりわからない。声色もあまり変わらない。
なのに、ただ、どうしようもなく胸が締め付けられる。
焦りのような、喜びのような、寂しさのような、抗いがたい想いで心の中がいっぱいになる。
「私が他の人と会ってる事、知ってたんだね……」
「うん……別にダメって言ってるんじゃないんだ。僕にはそんな権利ないし……。僕の世界でも、『あえ~る』では普通は何人かと会ったり、ご飯食べたりするものらしいから。――だからきっとそうなんだろうなって。ミワコ今日元気なかったし」
「え?」
「気付いてた? ミワコ、目を離すとすぐに困った顔してた。僕には見せないようにしてたでしょ? でもわかるよ、ミワコのことだから……他の人のことで悩んでるって。これから、悩みがあるなら相談して欲しいな。他の男の人の事でもいいから……」
正直、そんなにもバレバレだとは思わなかった。
そんなに悩んでいたのか自分でも自覚はない。
今日は楽しかったから、自分ではそんなに思い出していないと思っていた。
けれど私はケイを悲しませたのだろう。
申し訳なく思うと同時に、心に灯がともったように温かくなった。
私はケイが心配してくれて嬉しいのかもしれない。
「ありがとう。今度から何か困ったことがあったら言うね」
「うん……ミワコ……」
「どうしたの?」
「…………何でもない」
「……そっか」
そのあとは、2人して黙り込んだまま、喫茶店で解散した。
そして翌日から、ケイからの連絡に変化が訪れた。
毎日、秒で返信してきていたケイが、3日に1回しか連絡をくれなくなった。
かなり広い敷地内に沢山の動物がいる。
犬と触れあうコーナーで大型犬とフリスビーをしたり、小動物コーナーでうさぎやモルモットを抱っこする。
「うさぎ可愛い!ケイもおいで」
「うん。ふわふわしてるね」
「私の世界ではこういうのをもふもふって言うんだよ」
「……もふもふ」
ケイはうさぎを撫でながら、ゆるゆる笑っている。
はい! 『もふもふ』いただきましたー!
ケイが可愛すぎて身悶えしそうだ。
膝の上にうさぎを乗せていると、ケイは私の膝に乗ったうさぎをじっと見つめている。
「ケイ、抱っこしてみる?」
「う、うん」
私は膝にいた黒いうさぎを抱き上げ、ケイの胸に抱えさせる。
ケイはまるで初めて我が子を抱っこする父親のように、わたわたと何か言っている。
「え、えと、あ、……ど、どどうしたら……ああっ」
「ふふ。大丈夫だよ。優しく抱っこしてあげて」
「う……ん…………」
初めはうさぎもケイの不安を感じて逃げようとしていたが、ケイが落ち着いてきたら大人しくなった。
「はっ……かわいい……」
「ほんとだね」
ケイとうさぎ、私は心のシャッターを切りまくる。
暫く、ケイをそのままにして私はモルモットを触っていると、ケイの微かな悲鳴が聞こえた。
「うわ……ん、やめて……助けてミワコ」
「ん? どうしたの、ってああっ! 前髪食べられてるじゃない」
ケイは抱いているうさぎの襲撃にあい、長い前髪をかじられていた。
うさぎのむしゃむしゃ動く可愛い口から、紫の毛がはみ出している。
すぐさまケイの髪の毛をうさぎから離す。
そして、うさぎを地面におろしたとき、いいことを思いついた。
「ねぇケイ。前髪邪魔じゃない? 結んでもいい?」
さっき女の子たちに貰ったヘアゴムは、新しく生まれたパンダの記念品だったようで、可愛くデフォルメされたパンダの顔のマスコットが付いた一品だ。
ケイが付けたら、さぞ可愛いだろうと思いついてしまった。
「…………ミワコならいいよ」
随分長い沈黙だった。
「いいの? 嫌だったらいいんだよ?」
「……目を、見られるのが嫌。けど、ミワコならいい」
「結んだらみんなに見えちゃうよ? やっぱりやめとこっか」
「ううん、大丈夫……」
「そう? じゃあ結ぶね」
ケイにかがんでもらって、前髪で束を作る。
そのままパンダのヘアゴムで結んで後ろに倒し、持っていたヘアピンで髪が浮かないように止める。
パンダちゃんの位置を調整して完成だ。うん、可愛い!
「はい、完成」
「ありがと……」
パンダを付けたケイを堪能しようと視線をケイの顔へ向けてみると、いつも見えていなかったケイの目がじっとこっちを見つめている。
視線が合わさって、ばちっと音がした気がした。
頭ばかり見ていて気付かなかったけれどケイの目線は今、私のそれより少し下にある。
やや上目遣いで、合わさった視線は思ったよりも近距離で、どくんっと心臓が大きく跳ねる。
本当に宝石みたいに綺麗な瞳。アメジスト色の中に私が映っているのが見える。
余りにじっと見てくるので、私は、吸い込まれてしまいそうで、思わず目をつぶった。
ケイが動く音が聞こえた――――
「……ミワコ? 大丈夫?」
目を開けると立ち上がったケイが心配そうに私を見ていた。途端に体中を熱が駆け巡る。
私今、何を——うわぁぁぁ!!!
き、キス、されるかと思ったなんて……羞恥心で体中に火が付きそうだ。
恐る恐るケイを見ると、ガラスに映る自分の前髪を見て、マスコットを触っている。うん、可愛いよ。
変わった様子はない。
気付いてなさそうだ。失礼だがケイが鈍くてよかった……。
その後は私が思い出してしまうので急いでその場を後にする。
他にも鳥やミニブタやいろんな動物と触れ合い、十分に堪能してからふれあいコーナーを出た。
ふれあいコーナーの後はパンダの赤ちゃんを見に行く。
人気だけあって長蛇の列ができていたが、何とか無事に見ることができた。
私もケイも大満足の可愛さだった。
その次はアニマルショー。爬虫類館、猿山、象、カバにえさやり等々。
私たちは夕暮れ時の閉館間際まで動物たちを見て回った。
動物園を満喫した私たちは最後にお土産を選ぶことにして、ファンシーなグッズが並ぶ売店を訪れる。
ケイは付き人さんにペンギンサブレを、私は紬さんと渉さんにパンダの絵が描かれたラングドシャを買って動物園を後にした。
ちなみにケイの前髪あげは園内限定だ。
解散は近くの喫茶店で仲人さんたちが待っている予定だったので、その喫茶店まで歩く。
今日は楽しかった。アキラのことを考えてしまう回数も少なく、何とかなった気がする。
「……ねぇ、ミワコ。まだ時間あるよね。少しだけいいかな?」
「うん、いいよ」
動物園のエントランスの隅にあるベンチに2人並んで腰を下ろす。
「あの……今日は楽しかったよ」
「私も楽しかったよ。来てくれてありがとね」
「ううん。あ、の、渡したいものがあって……」
前髪を下ろしてしまったので顔が見えにくいが、どこか緊張してるような雰囲気を感じる。
「何かな?」
「さっき、買ったんだけど、これ」
随分と挙動不審になりながら渡してくれたのは、動物園のロゴとイラストが描かれたビニール袋。
中には手のひらサイズの紙袋が入っている。
開けていいか確認するためにケイの顔を見ると、彼は視線に気づいてこくんと頷いた。
それを見て、紙袋を開ける。
中に入っていたのは、紫色のくまのぬいぐるみだった。
ぬいぐるみの首元には、同色の雫型をした石が付いたネックレスが付いている。
「そのネックレス、外すとブレスレットとして使えるんだって。これを見て僕のことを思い出してほしくて……」
「すっごく可愛い! ケイ、ありがとう。大事にするね。ケイは思い出してほしいって言うけど、何回か会ってるし忘れたりしないよ?」
「うん……喜んでもらえてよかった。でもね、ミワコ」
「僕たちは違う世界に生きてるんだよ。普段は、いくら会いたくても、世界中探しても、絶対会えない。だから、覚えていて欲しいんだ。たとえ、他の人と会う時でも……」
辺りは暗くなり、ケイの表情はいつもよりわからない。声色もあまり変わらない。
なのに、ただ、どうしようもなく胸が締め付けられる。
焦りのような、喜びのような、寂しさのような、抗いがたい想いで心の中がいっぱいになる。
「私が他の人と会ってる事、知ってたんだね……」
「うん……別にダメって言ってるんじゃないんだ。僕にはそんな権利ないし……。僕の世界でも、『あえ~る』では普通は何人かと会ったり、ご飯食べたりするものらしいから。――だからきっとそうなんだろうなって。ミワコ今日元気なかったし」
「え?」
「気付いてた? ミワコ、目を離すとすぐに困った顔してた。僕には見せないようにしてたでしょ? でもわかるよ、ミワコのことだから……他の人のことで悩んでるって。これから、悩みがあるなら相談して欲しいな。他の男の人の事でもいいから……」
正直、そんなにもバレバレだとは思わなかった。
そんなに悩んでいたのか自分でも自覚はない。
今日は楽しかったから、自分ではそんなに思い出していないと思っていた。
けれど私はケイを悲しませたのだろう。
申し訳なく思うと同時に、心に灯がともったように温かくなった。
私はケイが心配してくれて嬉しいのかもしれない。
「ありがとう。今度から何か困ったことがあったら言うね」
「うん……ミワコ……」
「どうしたの?」
「…………何でもない」
「……そっか」
そのあとは、2人して黙り込んだまま、喫茶店で解散した。
そして翌日から、ケイからの連絡に変化が訪れた。
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