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(2) 西暦年について教えてください。
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【歴史】(2) 西暦年について教えてください。
西暦年とは、グレゴリオ暦で使用される年号のことです。
西暦年は、イエス・キリストの誕生を基準にしています。例えば、2023年は西暦2023年と表記されます。
西暦を作った人は誰ですか?
答えは、ローマ法王グレゴリウス13世です。
実は、春分の日が3月21日頃になるよう、1582年にローマ法王グレゴリウス13世によって、ユリウス暦から「グレゴリオ暦」への改暦が行われたのです。この改暦では、ユリウス暦の1582年10月4日の翌日をグレゴリオ暦の1582年10月15日として、春分の日を調整しました。また、うるう年の入れ方も、ユリウス暦での4年に一度から、暦の1年の長さが実際の1年の長さにより近くなるよう、400年に97回という入れ方に変更したのです。
グレゴリオ暦は、世界各国に徐々に受け入れられていき、日本では、明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日(グレゴリオ暦の1873年1月1日)として、グレゴリオ暦が導入されたのです。このときから、現在の1月1日が1年の最初の日になったニッポンなのです。
1年の最初の日が1月1日というのは、古代ローマ時代の暦の上で、いろいろな変更を経ながらも現在まで続いてきたという、長い歴史的経緯で決まったものです。特に、天文学上の理由があって「1月1日をこの日とする」と決めたものではなかったのです。
では、1年を365日と決めたのは誰でしょうか?
たびたびのナイル川の氾濫に悩まされ、どうにか予測できないだろうかと古代エジプトで試行錯誤を重ね、古代ローマの政治家ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が、1年を365日って決めたんです。
西暦年とは、グレゴリオ暦で使用される年号のことです。
西暦年は、イエス・キリストの誕生を基準にしています。例えば、2023年は西暦2023年と表記されます。
西暦を作った人は誰ですか?
答えは、ローマ法王グレゴリウス13世です。
実は、春分の日が3月21日頃になるよう、1582年にローマ法王グレゴリウス13世によって、ユリウス暦から「グレゴリオ暦」への改暦が行われたのです。この改暦では、ユリウス暦の1582年10月4日の翌日をグレゴリオ暦の1582年10月15日として、春分の日を調整しました。また、うるう年の入れ方も、ユリウス暦での4年に一度から、暦の1年の長さが実際の1年の長さにより近くなるよう、400年に97回という入れ方に変更したのです。
グレゴリオ暦は、世界各国に徐々に受け入れられていき、日本では、明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日(グレゴリオ暦の1873年1月1日)として、グレゴリオ暦が導入されたのです。このときから、現在の1月1日が1年の最初の日になったニッポンなのです。
1年の最初の日が1月1日というのは、古代ローマ時代の暦の上で、いろいろな変更を経ながらも現在まで続いてきたという、長い歴史的経緯で決まったものです。特に、天文学上の理由があって「1月1日をこの日とする」と決めたものではなかったのです。
では、1年を365日と決めたのは誰でしょうか?
たびたびのナイル川の氾濫に悩まされ、どうにか予測できないだろうかと古代エジプトで試行錯誤を重ね、古代ローマの政治家ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が、1年を365日って決めたんです。
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