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池袋254線立体車線・絶体絶命!放置自動車で完全封鎖!!
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その日の午後から、東京証券取引所は閉鎖し、取引は大阪や名古屋などに臨時に同時取引となり、日経平均株価はみるみる¥15,000を割る局面にまで今現在、なっている。
(今の日経平均株価は1万円を割り込んでいるらしい)
そして、東京都内には戒厳令が敷かれたが、実際は何が戒厳令か分からないし、この狂人たちの暴動が、ウイルスであることが判明したのは発生から5日目(と言う事は、私はゆうに5日間はあのカプセルの中にいたのか?)で、その頃には、大体の日本全国の人々は分かっていたようだった。
5日目までに、自衛隊や警察官が、都内で感染者から身を守っている民間人を救助すべく、まずは近隣の駐屯地の自衛隊が、そして徐々に全国の自衛隊が動員されたが、犠牲も多く!
先程の日比谷公園のような惨状が、何回も起きているらしい。
そして、Cウイルスは、もう既に東京都は突破され、日本全国に散らばっているようだし、世界にも、もしかしたら?
そんな状態だ。
何度でも言うが、私が何も知らずにあのカプセル内で瞑想?に浸っていた時に、私の直ぐ下の直下地点でCウイルスが拡散し始めたなんて?
恐ろしい!としか言えなかった。
そんな話を気持ちよく、ここからが本当の意味で話したいこと?
と、吉田が得意げになっていた時、254号の立体道路の下り坂が、放置自動車の山(文字通り車の上に車みたいな)と言うか、例えるのなら積み木状態、なんとブルドーザーも置きっぱなしになっている光景が目の前に現れ装甲車をゆっくりと停めた。
多分、撤去作業中に感染者に襲われ、そのまま放置して逃げたか、捕食されたか、仲間になったか、と思われた。
ただ今!言えるのは、軽装甲機動車で押して道を作れるほど、簡単な状態では無かった。
吉田は元来た道を引き返そうか?と考えていたが、軽装甲車が停まった状態を確認しているのか?感染者らしい人影が遠巻きに現れた。
感染者達が集まっては来るが、今の人数ならば、早めにUターンして、別ルートからの道で練馬駐屯地に行くか?
と、お互いが相談していた時に、信じられない事が、起こった。
いや、起こってしまった。
なんと、感染者達が力を合わせて、放置自動車を押して、今来た道を塞ごうとしているのだった。
吉田は何が起きたのか?訳が分からなくなり、もしかしたら、感染者では無く、健常者ではないか?と言い出した。
しかし、私には感染者にしか見えない。
(例の頭の脳辺りがぼんやりと蛍光色!光っていたからだが、当然!吉田や健常者には見えない)
奴ら、もしかして進化し始めたのか?
私らがもたもたしている間に後ろの道路は1台の乗用車によって塞がれてしまった。
この軽装甲機動車を置いて、ここからは徒歩で向かうか?とも考えたが、なんと、OL風の感染者数名が、今、とうせんぼ、な、形で移動した車に唾を吐きかけていたのだ。
その、衝撃的な行動に目を奪われていると、他の感染者達も同じように、唾を辺りの車やガードレール、そして、道路にも吐きかけて進んできた。
前方の放置車をよく見ると、そこら中も、感染者の体液・汚物!蛍光色(あくまでも私だけ見える)が付着していて、放置自動車やガードレールを乗り越える事も、素手では出来なくなり、実際!不可能であった。
万事休す!この軽装甲機動車の中でじっとしながら、ひたすら救援を待つか?
しかし、ここは池袋の立体道路であり、この道路の上を運悪く首都高速5号線が道路の屋根状態なごとく覆われているのだ。
救援のヘリも見付けられないだろう!
何よりも、この感染者集団は不気味だ。
確実に進化している。
吉田は真っ青な顔になり、ぶるぶると震えだした。
私だって怖い!が、兎に角!何とかしなくては、と車内を見まわし、後部座席の奥にある長い筒上の物を目ざとく見つけ、吉田にあれはバズーカーか?と聞いた。
【ああ、84mm無反動砲だ。】
「だ・か・ら!バズーカーでいいのか?」
私は、そんなイチイチ専門用語で話すな!みたいな感じで語気を強めていた。
【そうだ、それで、どうするんですか?】
私は、このバズーカーで前方の放置自動車の山をふっ飛ばして、爆破させ!逃げ道を作る事を提案した。
(今の日経平均株価は1万円を割り込んでいるらしい)
そして、東京都内には戒厳令が敷かれたが、実際は何が戒厳令か分からないし、この狂人たちの暴動が、ウイルスであることが判明したのは発生から5日目(と言う事は、私はゆうに5日間はあのカプセルの中にいたのか?)で、その頃には、大体の日本全国の人々は分かっていたようだった。
5日目までに、自衛隊や警察官が、都内で感染者から身を守っている民間人を救助すべく、まずは近隣の駐屯地の自衛隊が、そして徐々に全国の自衛隊が動員されたが、犠牲も多く!
先程の日比谷公園のような惨状が、何回も起きているらしい。
そして、Cウイルスは、もう既に東京都は突破され、日本全国に散らばっているようだし、世界にも、もしかしたら?
そんな状態だ。
何度でも言うが、私が何も知らずにあのカプセル内で瞑想?に浸っていた時に、私の直ぐ下の直下地点でCウイルスが拡散し始めたなんて?
恐ろしい!としか言えなかった。
そんな話を気持ちよく、ここからが本当の意味で話したいこと?
と、吉田が得意げになっていた時、254号の立体道路の下り坂が、放置自動車の山(文字通り車の上に車みたいな)と言うか、例えるのなら積み木状態、なんとブルドーザーも置きっぱなしになっている光景が目の前に現れ装甲車をゆっくりと停めた。
多分、撤去作業中に感染者に襲われ、そのまま放置して逃げたか、捕食されたか、仲間になったか、と思われた。
ただ今!言えるのは、軽装甲機動車で押して道を作れるほど、簡単な状態では無かった。
吉田は元来た道を引き返そうか?と考えていたが、軽装甲車が停まった状態を確認しているのか?感染者らしい人影が遠巻きに現れた。
感染者達が集まっては来るが、今の人数ならば、早めにUターンして、別ルートからの道で練馬駐屯地に行くか?
と、お互いが相談していた時に、信じられない事が、起こった。
いや、起こってしまった。
なんと、感染者達が力を合わせて、放置自動車を押して、今来た道を塞ごうとしているのだった。
吉田は何が起きたのか?訳が分からなくなり、もしかしたら、感染者では無く、健常者ではないか?と言い出した。
しかし、私には感染者にしか見えない。
(例の頭の脳辺りがぼんやりと蛍光色!光っていたからだが、当然!吉田や健常者には見えない)
奴ら、もしかして進化し始めたのか?
私らがもたもたしている間に後ろの道路は1台の乗用車によって塞がれてしまった。
この軽装甲機動車を置いて、ここからは徒歩で向かうか?とも考えたが、なんと、OL風の感染者数名が、今、とうせんぼ、な、形で移動した車に唾を吐きかけていたのだ。
その、衝撃的な行動に目を奪われていると、他の感染者達も同じように、唾を辺りの車やガードレール、そして、道路にも吐きかけて進んできた。
前方の放置車をよく見ると、そこら中も、感染者の体液・汚物!蛍光色(あくまでも私だけ見える)が付着していて、放置自動車やガードレールを乗り越える事も、素手では出来なくなり、実際!不可能であった。
万事休す!この軽装甲機動車の中でじっとしながら、ひたすら救援を待つか?
しかし、ここは池袋の立体道路であり、この道路の上を運悪く首都高速5号線が道路の屋根状態なごとく覆われているのだ。
救援のヘリも見付けられないだろう!
何よりも、この感染者集団は不気味だ。
確実に進化している。
吉田は真っ青な顔になり、ぶるぶると震えだした。
私だって怖い!が、兎に角!何とかしなくては、と車内を見まわし、後部座席の奥にある長い筒上の物を目ざとく見つけ、吉田にあれはバズーカーか?と聞いた。
【ああ、84mm無反動砲だ。】
「だ・か・ら!バズーカーでいいのか?」
私は、そんなイチイチ専門用語で話すな!みたいな感じで語気を強めていた。
【そうだ、それで、どうするんですか?】
私は、このバズーカーで前方の放置自動車の山をふっ飛ばして、爆破させ!逃げ道を作る事を提案した。
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