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照井智恵の隠れキリシタンの里「黒川村」伝説を語る!
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1600年代よりももはや何百年も昔から、ここ、黒川村には多くの外国人、それも南蛮人が多く住んでいた。起源的には今の山形県に漂流したり渡ってきたロシア人が主に多く、山形近辺ではあまり歓迎されなかったみたいで、今の宮城県黒川村まで移動しながらやがて定住したようだった。
また、昔から仙台や平泉としては白人系外国人には寛大であり、反対に朝鮮からの帰化人を、あまり歓迎してはいなかったみたいだ。
一時期、朝鮮系の人種も黒川村に住んだ時期もあったが、多分、生活様式の違い、ハッキリ言うと、朝鮮の人々の生活や文化が汚い感じにロシア・西洋の人々には映り、相反(あいはん)していなくなったらしい。
反対に、日本人は基本的に清潔な民族であり、長い年月が経つにつれて日本人と西洋ロシア人、そして、太平洋側にも奇跡的に漂流して助かったオランダ人やスペイン人も黒川村に流れ着き、住みついたのでしょう。
ですから、この黒川村は、最初は西洋ロシア村、そして、そんな白人外人村に少しずつ日本人が住みつき、混血が始まり、今では生粋のロシア人やオランダ人、スペイン人はいないそうです。
しかし、ここはある意味、東北陸地の出島的存在であり、しかも最近ではキリシタンの布教により、迫害されたり逃げてきた日本人キリシタンたちの聖地にもなったのです。
また、ここは、最近では仙台藩、伊達正宗の命を受け、密かにスペイン・オランダ村構想もあり、太平洋側の港ではスペインとの貿易を密かに謀ろうと船と港が建設されているとか!
それが黒川村の大まかな実態であったという。
「ですから、私も含めて、黒川村の女性は混血児のように、西洋風の顔になり、サナエの瞳は緑だし、ヨウコの瞳は青いんです。」
男衆は、改めてまじまじと二人の瞳を交互に見比べたので、流石、まだまだ乙女の西洋美女乙女らは白い顔をほんのりと桃色に染めて、照れた感じで下を向いた。
この仕草が、また、愚直なほど真面目な侍や武士風情には堪らなく、単純に可愛いと思った筈だ(萌えの元祖?)。間違いない!
「だから、この黒川村を行き来する村人の顔が南蛮風で、身長も大きいのですね?」
「そうですね!ですから、ここの村を周りからは南蛮の村とか、キリシタンの村、そして巨人の村とまで言われたりします」
「たまに、美女の村とも言われるわ!」
ヨウコが突然口をはさんだ。
「こら!」
智恵が、怒ったが、また舌を出すだけで、その仕草が周囲を和ませた。
「いや、あなたが言ったことは間違いない、ここの女性はみながみな美しい、南蛮のおなごはこうも美しいのか?そして、なんとも脚が!腕が長く、格好が良いものだ!?」
と、伊東九平が、男衆が、みながみな思っていたことを口走った。
「その事もあってか、以前から伊達正宗候が、たまにお忍びで、遊びに来るんですよ!」
ガラシャはなるほど、と、その話で分かった様な気がした。
大阪や江戸では余り有名では無いキリシタンの里の黒川村が、それでも迫害を逃れているのには、一つに伊達正宗の南蛮人好きであり、南蛮美女好きがあったればこそなのかもしれなかった。
照井智恵には、ガラシャから、事の経緯を話し、そして、出来れば、来てそうそうだが、教会に行きたいとの胸を話した。
「教会はこの中にあります。」
智恵はそう言って、ソファーから立ち上がり、ガラシャを奥の部屋に誘った。屋敷の奥に行くと大きな鉄の扉があり、そこを開けると、大きな地下階段があり、それは石畳で頑丈に出来ており、階段の下は暗いのかと思えば明るく、どうも天井がガラス張りになっていて、昼過ぎの日光が燦々と教会内隅々まで行き届き、聖母マリア像と、キリストの十字架が飾られていた。
「なんとも綺麗な地下風教会なのでしょう」
「見つからないようにと、先代の先祖が作ったのですね。今ではこんな厚いガラスを作る職人はこの村にも、他の日本全国の職人でもいないでしょう。あとは海の向こうの南蛮人だけです。そしてこの石畳の空間も全て」
なんとも創玄な雰囲気に武士である男衆も不思議な宗教的な空間に言葉を失った。
「この扉を今日から開けっぱなしにしておきます。実は、ガラシャ様が今日来られるまで、ここは私専用の考える、もしくは瞑想の部屋としか使わなく、もうミサもなにもしていないのですよ」
「はあ、なんとも勿体ない!」
「これも、それも、この村を守るためには仕方が無いことですし、もはやここの村の人々はあまりキリスト教に熱心ではなく、もしかしたら無神論者なのかもしれません」
「まあ、なんでまた?」
「多分、多分ですが、先祖代々の話を聞き、それは多分異国のことなのでしょう、その異国の状況と、今の日本の戦乱の世の中での余りの違いように、段々と信仰離れが始まったのかもしれません。そして、その知識を持った人々も次々に亡くなり、今では西洋文化を忌み嫌う世相が主流になってきたのですから、当たり前と言えば当たり前ではないかと、私も思うようになりまして、お恥ずかしい話ですが」
ガラシャにとっても、実はそんなに驚くべき話しでは無かった。
今では、ガラシャ本人も昔ほど、熱心なキリスト教徒ではないのでは?ともたまに考えたりもする。
それは今回の、大坂玉造の細川屋敷での小笠原と清原マリアの身代わり事件が最大の原因かも知れなかった。
私の為に、なにも大事な命を粗末にするなんて、しかも、このような私の為に・・・
あのまま、ガラシャは一緒に死んでしまえば良かったのではないのかと、この道中でも考えない日はなかった。
だから、無謀とも取れる、武芸者との立ち合いを行ったのだ。そうも考える。
そんな、ガラシャの心の葛藤を察したのか?照井智恵は、ガラシャになのか自分自身になのか分からないが
「でも、全ては神の御意向かもしれませんね!私はね!ガラシャ様にお会い出来て心底嬉しいのですよ!今の日本に絶対に必要な存在なのですから!」
その言葉に、なぜだかガラシャは無性に勇気づけられた。
そして、熱い眼差しを南蛮美女のサナエとヨウコからも受け、思わず笑みがこぼれた。
男衆も微笑んでいるかに思えたが、残念ながらそうではなかった。
そうです、彼らはサナエとヨウコの生脚をしげしげと見続けて、ニヤニヤしていただけだったのです。
恐るべきエロのなせる技です。侍日本男児、残念!
また、昔から仙台や平泉としては白人系外国人には寛大であり、反対に朝鮮からの帰化人を、あまり歓迎してはいなかったみたいだ。
一時期、朝鮮系の人種も黒川村に住んだ時期もあったが、多分、生活様式の違い、ハッキリ言うと、朝鮮の人々の生活や文化が汚い感じにロシア・西洋の人々には映り、相反(あいはん)していなくなったらしい。
反対に、日本人は基本的に清潔な民族であり、長い年月が経つにつれて日本人と西洋ロシア人、そして、太平洋側にも奇跡的に漂流して助かったオランダ人やスペイン人も黒川村に流れ着き、住みついたのでしょう。
ですから、この黒川村は、最初は西洋ロシア村、そして、そんな白人外人村に少しずつ日本人が住みつき、混血が始まり、今では生粋のロシア人やオランダ人、スペイン人はいないそうです。
しかし、ここはある意味、東北陸地の出島的存在であり、しかも最近ではキリシタンの布教により、迫害されたり逃げてきた日本人キリシタンたちの聖地にもなったのです。
また、ここは、最近では仙台藩、伊達正宗の命を受け、密かにスペイン・オランダ村構想もあり、太平洋側の港ではスペインとの貿易を密かに謀ろうと船と港が建設されているとか!
それが黒川村の大まかな実態であったという。
「ですから、私も含めて、黒川村の女性は混血児のように、西洋風の顔になり、サナエの瞳は緑だし、ヨウコの瞳は青いんです。」
男衆は、改めてまじまじと二人の瞳を交互に見比べたので、流石、まだまだ乙女の西洋美女乙女らは白い顔をほんのりと桃色に染めて、照れた感じで下を向いた。
この仕草が、また、愚直なほど真面目な侍や武士風情には堪らなく、単純に可愛いと思った筈だ(萌えの元祖?)。間違いない!
「だから、この黒川村を行き来する村人の顔が南蛮風で、身長も大きいのですね?」
「そうですね!ですから、ここの村を周りからは南蛮の村とか、キリシタンの村、そして巨人の村とまで言われたりします」
「たまに、美女の村とも言われるわ!」
ヨウコが突然口をはさんだ。
「こら!」
智恵が、怒ったが、また舌を出すだけで、その仕草が周囲を和ませた。
「いや、あなたが言ったことは間違いない、ここの女性はみながみな美しい、南蛮のおなごはこうも美しいのか?そして、なんとも脚が!腕が長く、格好が良いものだ!?」
と、伊東九平が、男衆が、みながみな思っていたことを口走った。
「その事もあってか、以前から伊達正宗候が、たまにお忍びで、遊びに来るんですよ!」
ガラシャはなるほど、と、その話で分かった様な気がした。
大阪や江戸では余り有名では無いキリシタンの里の黒川村が、それでも迫害を逃れているのには、一つに伊達正宗の南蛮人好きであり、南蛮美女好きがあったればこそなのかもしれなかった。
照井智恵には、ガラシャから、事の経緯を話し、そして、出来れば、来てそうそうだが、教会に行きたいとの胸を話した。
「教会はこの中にあります。」
智恵はそう言って、ソファーから立ち上がり、ガラシャを奥の部屋に誘った。屋敷の奥に行くと大きな鉄の扉があり、そこを開けると、大きな地下階段があり、それは石畳で頑丈に出来ており、階段の下は暗いのかと思えば明るく、どうも天井がガラス張りになっていて、昼過ぎの日光が燦々と教会内隅々まで行き届き、聖母マリア像と、キリストの十字架が飾られていた。
「なんとも綺麗な地下風教会なのでしょう」
「見つからないようにと、先代の先祖が作ったのですね。今ではこんな厚いガラスを作る職人はこの村にも、他の日本全国の職人でもいないでしょう。あとは海の向こうの南蛮人だけです。そしてこの石畳の空間も全て」
なんとも創玄な雰囲気に武士である男衆も不思議な宗教的な空間に言葉を失った。
「この扉を今日から開けっぱなしにしておきます。実は、ガラシャ様が今日来られるまで、ここは私専用の考える、もしくは瞑想の部屋としか使わなく、もうミサもなにもしていないのですよ」
「はあ、なんとも勿体ない!」
「これも、それも、この村を守るためには仕方が無いことですし、もはやここの村の人々はあまりキリスト教に熱心ではなく、もしかしたら無神論者なのかもしれません」
「まあ、なんでまた?」
「多分、多分ですが、先祖代々の話を聞き、それは多分異国のことなのでしょう、その異国の状況と、今の日本の戦乱の世の中での余りの違いように、段々と信仰離れが始まったのかもしれません。そして、その知識を持った人々も次々に亡くなり、今では西洋文化を忌み嫌う世相が主流になってきたのですから、当たり前と言えば当たり前ではないかと、私も思うようになりまして、お恥ずかしい話ですが」
ガラシャにとっても、実はそんなに驚くべき話しでは無かった。
今では、ガラシャ本人も昔ほど、熱心なキリスト教徒ではないのでは?ともたまに考えたりもする。
それは今回の、大坂玉造の細川屋敷での小笠原と清原マリアの身代わり事件が最大の原因かも知れなかった。
私の為に、なにも大事な命を粗末にするなんて、しかも、このような私の為に・・・
あのまま、ガラシャは一緒に死んでしまえば良かったのではないのかと、この道中でも考えない日はなかった。
だから、無謀とも取れる、武芸者との立ち合いを行ったのだ。そうも考える。
そんな、ガラシャの心の葛藤を察したのか?照井智恵は、ガラシャになのか自分自身になのか分からないが
「でも、全ては神の御意向かもしれませんね!私はね!ガラシャ様にお会い出来て心底嬉しいのですよ!今の日本に絶対に必要な存在なのですから!」
その言葉に、なぜだかガラシャは無性に勇気づけられた。
そして、熱い眼差しを南蛮美女のサナエとヨウコからも受け、思わず笑みがこぼれた。
男衆も微笑んでいるかに思えたが、残念ながらそうではなかった。
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