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キサナ国も身分制全面撤廃への違和感

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そんなチエノフが何回イッていようがお構いなく、俺は一応、ストロー舌の性能を点検する為、気持ち直径を膣穴5cm地点で広げ、次の挿入距離合計10cmまでスコスコと微妙なピストン運動をしながらマルラの膣穴奥へ、膣壁の皺を点検確認しながら挿入を開始した。

マルラ改めチエノフは俺のエロ長舌ストロー状が5cm時点でも、もう快感が一杯、クンニのイクイクなエクスタシーがいっぱいなのに、その奥、普通の異世界男性なら辿(たど)りつくことが難しい膣穴トンネル10cm長まで到達したから、さあ大変。

マルラの膣穴の中の膣(ちつ)皺(しわ)部分(ぶぶん)も、この位まで棒状のモノが差し込まれると、嬉しい勘違いをしだし、なんと俺のエロ長舌に向かって膣内のシワシワが蠕動(ぜんどう)運動(うんどう)を開始し、俺の舌がまさにチンポと誤認して、子宮深くまで膣内シワシワを使って飲み込む運動に変わって行った。

俺は当然、今は喋れないが、それでもマルラの瞳に向かって、
その瞳の奥のチエノフに向かって
《まだ、あと5cmは俺のエロエロ長舌探検隊が奥深く行けますよ~》
と、目は口ほどに物を言うバージョン的に厭らしくガン見したので、
チエノフはその俺のヴィジュアル行為だけで、軽くイッたのか、膣圧が俺の舌の10cm部分、所謂、膣口筋肉を重点的に締めたので、俺はれれれのれ~となったが、後は問題無いっす。

俺はひとまずマルラの膣道と蠕動粘膜皺までも舐め回し、快楽で手懐け始めていった。

その頃には、マルラを憑依している筈のチエノフも完全に頭がイキ過ぎた快楽地獄でショートしたのか、常時繋げっぱなしの単なる変態エロババアに成り下がっていた。

もはや、この状態で80%以上は完堕ちした魔女チエノフに対し、
俺は舌攻めが飽きてきたのと、自分のペースに、いつもマルラとやる感じに戻すために、膣内のストロー舌をスッポンと、本当の音はヌチャっっと抜いて、その形でだけど舌ストローの先っちょをマルラの勃起ビンビンなクリトリスの大きさまで窄(すぼ)めてから、ローズピンクのクリちゃんにドッキングして吸い始めました。

と言うことで、マルラの勃起クリトリスに俺のストロー舌がドッキングした舌に摩(さす)られたクリの快感はやっぱり半端じゃないですから、
今まで、ここまでの初めてのクンニで、初めてのクンニ快感にようやく慣れ始めてきた矢先に、快楽の総本山であり超敏感クリをしかも勃起したから今では無防備に成った剥き出しのクリちゃんに、
衝撃のエロストロー舌がまさかのドッキングスリスリですから、
クリちゃんから背骨を通り、所謂(いわゆる)、延髄目掛けて超快感の神経が大脳に突っ走り、瞬く間に快感量のキャパを越え、脳内処理がシャットダウンして、イってるのに、
もう何回もイっているのに、が何回も続き、脳内はまるで狼が来たぞ~状態で、
これ以上凄い快感は来ないでしょうと、タカをくくっていたら、マグネチュード9.0以上の大地震が起きたみたいに、想定外、未曾有(みぞう)の事態になってしまい、
チエノフは早くも脳内麻薬が溢(あふ)れだし、あたま真っ白なのに幸福の鐘の音、真っ白い純白のウェディングドレスを来た花嫁が結婚の絶頂に、二穴同時挿入状態された感じにショートし、ブラックアウトしたのが、現在のマルラ&チエノフの失神ぐにゃぐにゃで膝ガクガクになって、俺の胸に溶けて蕩けてぐったり状態でした。

俺たちは、俺が初めてちゃんと目覚めたキサナ国の王宮に今しがた到着した。

半分以上残っていた衛生班の若き白人女性達と、
10名位しかいないのか、今そこにいるのが10名なのか?
の騎士兵団甲冑組が所定の場に立ち、
警護なのか番兵状態でその辺をウロウロしていた。

俺たちの軍馬車が到着すると、まず先に衛生班の女たちが駆け寄ってきて、今ではすっかり意識を、正気を取り戻したマルラが凱旋帰国した先輩みたいに残留組に声を掛けていた。

俺は、滞在中や出発時の雰囲気、ジュリアスが統括で居た頃は、それなりに統制が取れていると言うか、ピリッとした雰囲気だったようだが、所謂、うるさいお偉いさんがいなくなった工場や職場状態のように、のんびりと言うか、穏やかと言うか、衛生班の女たちには笑い声までチラホラ聞こえた。

昔の、現世ニッポンでの俺だったら、中身オッサンだから、
(今時の若者らは!)
とか
(目を話すと、直ぐに弛(たる)みやがって)
と言っていたかもだけど、今じゃ異世界の俺は外見も肉体的感覚も20代中頃、しかも体力精力絶倫の195cmの白人男性ですから、気持ちは完全に残留組の感覚です。

それに今の処、なんか不機嫌なのはシャルルだけで、先輩のマルラでさえ友好的に残留組と接しています。

俺は兎も角、道中のガタガタで、ところどころ凸凹道で、
座布団やクッション代りに寝具を椅子部分に敷いて座っていたけど、
やっぱりお尻は痛いですし、なんと言っても、野宿が数日あり、
身体は濡れた手拭でマルラに拭いて貰ってはいたけど、やっぱり大浴場!
キサナ国街中の王宮内浴場で身体を洗ってさっぱりしたいです。

兎に角、今日は久し振りに、ふかふかのベッドで眠れるのが超嬉しいね。

監視兵の男達は軍馬車から必要最低限の荷物を王宮に運び込もうとすると、慌てて衛生班の一人が駆け付け、王宮は全部埋まっているとの事。

なんでも、ジュリアス視察隊が出発後直ぐに、
ここの王宮施設はキサナ国民に解放となり、観光がてらに宿泊する者や、
衛生班に許可書を出し、決められた規定に沿う場合は住むことまで出来るとか、
で、俺たちは何処に泊ればいいのか?

「今、開いているのは衛生班の宿舎だけですわ。
衛生班の半分は今カスナ国で従事してますので、宿舎の半分の部屋は開いてます。
ので、こちらまで移動願います」

俺はその件に関してはどっちでもイイの精神で、しかも、基本エロエロな俺は、この機会に衛生班の白人美女達の秘密の花園に堂々と潜入出来るとあり、顔がどうにもこうにもニヤけてきます。

そんな俺の微妙な表情や気持ちの揺れ、
所謂、浮気心を鋭く感ずくのも女の特殊能力なんですか?
この能力は現世ニッポンの女と異世界女も基本変わりません。

なので、マルラは俺の腕というより手の甲を抓(つね)っています。

身長差で、俺の手の甲が丁度イイ高さなのが可愛い感じだが、こんな時、マルラにチエノフが憑依してくれたら助かるのだが、と邪(よこしま)だが思った。

そう言えば、マルラに憑依する時はどんな時に憑依する、出来るシステムなのだろうか?
あの時は、走る馬車の中で座位エッチしていた時で、マルラが連続イキしていた時だったから、やっぱりオルガズム的トランス状態、
恍惚状態の時に憑依し易いのか、
ま、なんにしても正気のマルラだとしても、早めに駅弁体位で、
ベッドの上とか俺自身がジャンプしての、
所謂、ジャンピング駅弁ファックで子宮口に俺の亀頭鈴口がめり込んでの、激射、射精をゼロ距離発射させて、即ブラックアウト的失神させて、それから衛生班の白人美女がわんさかいる女の花園にエロエロ探検隊しよ~
と、今日のモチベーションが出来て良かったっす。

シャルルは相変わらず、なんか不機嫌そうだったので、俺は

「どうしたシャルル、欲求不満か?
それとも女の日か?
最近、やってんのか?
溜まってんじゃね~のか?」

そう、減らず口を叩くと、それには、今までにも散々俺にセクハラ暴言を浴びせられていたので、軽く無視し、

「ザギアナの女王が、また遠隔で発令したようだ」

と、俺に言う訳でもないが、独り言のように喋りながら、衛生班の宿舎へと移動した。

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