僕は人を堕落させる(予定の)悪魔だお\(´・ω・`)

おげんや豆腐

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お菓子もしゃもしゃ

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「さて……そろそろ休憩するか」
「む?」
おじさん……もとい団長さんの溜息まじりの言葉に雑誌を読む手を止め顔を上げれば訝し気な目と合う。


「なんだ、まだいたのか」
「……見ての通りで?」
私物の本とかクッション持って来てまったりとくつろいでますとも。

ソファの上で我が家の如くくつろぐ僕におじさんは参った顔で手を当てる。

「はあ~……」
「溜息なんてついてどうしたんですか……過労? 」
「ちがう」
「そんな仕事が恋人みたいな事するからあ……」
「だから違うと言っているだろうが、……お前がいるからだろう」
「まあ確かに……こんな可愛い子早々いないよねー」
「違う違う違う」
「え、小悪魔的には可愛いでしょ僕」
「それも違う、話が噛み合ってないじゃないか」
「なにそれエロいニュアンス?」
「黙れ」
「へい(・ω・)」
僕の向かいのソファーに腰を下ろしたおっさんはごきごきと首を鳴らすとジトリ僕をみる。


「満喫……してるな」
「居心地最高ですぜ旦那」
「菓子もなんか増えてないか……?」
「家から持ってきた(´・ω・`)」
「え?」
「え?(´・ω・`)」
ぱちくりと瞬きをするおっさん、

丁度お菓子もなくなってきたし、おかわりだすか。

よいしょ。
「なんかだしやがった……」
裏世界からイチゴのホールケーキを取り出し足の低いテーブルの上に乗せる。


それをじっと見ていたおっさんは更に目を丸くする、そんなおっさんに心優しい僕はそっとフォークを渡した。

「疲れてるときは甘い物が良いので、僕からのささやかなプレゼント」
にっこりと言えばおっさんは手に持つフォークとケーキを見比べる。

「……怪しい物は」
「入ってないよ、それ僕も食べるもん」
「本当だな……?」
ジッと疑心暗鬼に僕を見るおっさんの目の前で一口食べる、うん、美味しい。

「堕落させようとしてるのに毒なんて盛るわけないじゃん、ほら食べて食べて」
「む……、まあ、いいだろう」
疑心暗鬼な顔で僕と手元のケーキを見比べたおっさんは少し悩んだ末、恐る恐るフォークで切り分け、ケーキを口にいれた。

「どう? 口に入れた瞬間舌の上で溶けて消えるクリームに程よく甘いバウンドケーキに甘いイチゴの黄金比率、美味しいでしょ?」
じぃっとおっさんを見ていると、目を閉じゆっくりと咀嚼していたおっさんは少しため息をついた。

「………あぁ、うまい」

「でしょ!  明日はまた違うお菓子持ってくるね!」
苦笑して頭をかいたおっさんに笑顔でケーキを頬張れば、今日何度目かのおっさんのため息をつく声が耳に入る。

「………明日も来るのか」


聞こえナーイ!





※※※

こちらの方も他以上にのんびりですが更新いたします、お読み頂きありがとうございます。




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