Blackheart

高塚イツキ

文字の大きさ
17 / 61
聖女のつくりかた

第6話

しおりを挟む
 行列が跳ね上げ橋を渡った。窪地のあぜ道を北に向かう。
 カイはセルヴとリュシアンの後ろについていた。子供用の剣を肩に乗せている。下の広場に差しかかったところで主人が呼んだ。剣を渡して言った。おまえと同じ年のころに佩いていた剣だ。なかなかの名刀だぞ。両手持ち、刀身の長さは肘から指先ほど。両刃は鋭く切っ先は尖っている。革を巻いた柄はしっとりと手になじんだ。主人が使っていた剣だ。引き返しながらこっそり胸に押し当てた。じんわりと温かくなった。
 リュシアンが振り返った。女の人のように微笑んだ。
「いざとなったら魔法で助けてあげますよ。まずは戦の雰囲気に慣れることです」
 セルヴがつづけた。
「いちばんいいのは戦わないことだ」
「それだと武勲を上げられません」
「そうだな。まあ、好きにやれ。骨は拾ってやる」
 兜を脱いで差し出した。
「いまのうちに剣を知れ。兜をたたいて、手に響かない箇所を見つけろ。そこで斬れば楽だ。おまえが思っている以上に殺しは疲れる」
 受け取った。兜に左手を入れる。柔らかい羊毛の内張り。剣先で軽く打つ。手に響く。少しずつ根元に寄せながらかんかんとたたいていく。手応えのない箇所があった。剣先に近いほう。
 何度もたたいて場所を覚える。魔物に出くわしたらどうなるだろうか。勇ましく戦うだろうか。おびえて逃げ出すだろうか。主人が見ているなかで。
 考えても仕方がない。声をひそめてセルヴにたずねた。
「ケッサさんとは、どうですか。日々の野良仕事で」
 セルヴは顎髭を掻いた。
「一度も触れてない。向こうはどうか知らないが、おれは愛してる。だから問題ない」
「無理やりやらないんですか」
「背に短剣の一撃、それで終わりだ。おれはロベールとちがってなんの後ろ盾もないんでね。おまえも偉くなったら気をつけろよ。酒に女。虚しい生活だ。大事なのは愛、無償の愛を送りつづけることだ」
 目の前にいるのに大声で言う。ケッサが横顔を見せた。傷があるほう。口の端を持ち上げて小さなしわをこしらえた。
「戦、楽しみね。また祝福ブレッシングしてあげる。そっちのおちびさんもどう? はじめての口づけがあたしでも構わない?」
 緩やかにうねる休耕地を進む。長い畝がいくつもできている。燕麦の緑がまばらに生えている。ふと父さんを思い出した。遠征には馬の餌がいる。だから休みの畑にも種をまいた。父さんがまいたのだろうか。元気だろうか。母さんは。こっそり目を拭った。思い出したくなかった。腹を空かせて晩まで働いている。そのうち死ぬ。主人が殺すようなものだ。剣を兜に打ちつける。かんかんと音が鳴る。ひどい女だと思うか。主人を愛している。おのれの幸せだけを考えろ。兜を打つ。鼻をすすった。親なんかはじめからいなければいいのに。
 冒険者たちがあぜ道を逸れて畑に入った。武運を祈って麦を踏んでいく。カイも足を上げては踏みつけた。しっかり育ってほしい。もう農奴じゃない。魔物をたくさん殺して一人前になる。ベアトリーチェの騎士になる。人を蹴落としてでも幸せになる。
 橋を越えると死んだ集落に出た。
 家はどれも燃え尽きていた。カイは襟で口を覆った。胸が悪くなるにおいが立ち込めている。焦げた柱がぽつんと立ち尽くしている。剥き出しになった土間に女と子供の死体が転がっていた。蠅が群がっていた。
 無言で進む。烏が仲間を呼んでいる。痩せた牛が血まみれで横たわっている。黒焦げの死体。手足のない男の胴体。槍に刺した生首の行列。カイはむせた。朝飯をもどしそうだ。卵に、焼いた塩漬け肉に、血入りの腸詰め。急いで口を押さえた。
 壊れた垣根を越えた。教会堂の前庭に集まった。坊さんが数人、草地に転げて死んでいた。どれも女の着物を着て尻をまくっていた。壊れた穴から糞と臓物があふれ出ていた。菜園は荒らし放題、石壁には血と糞の落書きがあった。ダークエルフがいる。
 声が上がった。全員が同じほうに顔を向けた。冒険者だらけで先が見えない。
 遠くで主人が叫んだ。
「わたしにつづけ。豚顔オークどもを蹴散らせ」
 リュシアンがセルヴに言った。
「守りはいりますか」
「豚ならいらない。それより魔法で操れないかな。小僧のいい練習台になる」
 馬がいなないた。冒険者たちがそれぞれの武器を抱えて駆け出した。カイもついていく。垣根を抜けて引き返していく。豚とはなんだろう。強いのだろうか。
 道を外れて林に入った。豚の鳴き声が聞こえる。いくつも。仲間とともに駆ける。すぐに林を出た。ひらけた。緑が広がる。牧草地だ。豚があちこちで鳴いている。あっちも豚、こっちも豚。カイは剣を両手で握った。手のひらが汗ばんでいる。
 鋼鉄が鳴り響いた。豚がわめく。戦がはじまった。どうすればいいんだ。主人は戦っているのか。冒険者たちが広がっていく。わけがわからないまま見まわした。
 豚が見えた。人間のように二本足で立っている。茶色い毛むくじゃらの顔。下顎から二本、反り返った牙が生えている。手斧ハンドアックスを振りまわして冒険者に襲いかかる。人と豚の怒声が入り交じる。
 気づけばひとり立ち尽くしていた。セルヴはどこかに行ってしまった。主人を探した。いた。木の柵の向こう、右の林に向かって駆けている。逃げ出したのか。まさか。
 先に男が走っていた。従士だ。小男のベルジ。
 主人は片手で長剣を掲げた。ベルジに追いつく。背に振り下ろす。ベルジは草地に倒れた。白馬が駆け抜ける。林の奥に消える。
 豚が鳴いた。われにかえった。一匹が正面から向かってくる。滑稽なほど短い脚。小さな黒い目。牙。みすぼらしい皮鎧を着けている。だれも助けてくれない。
 短い腕で手斧を振り上げた。カイはあわてて剣を構えた。大切なのは間合いだ。まちがえれば死ぬ。正しくても死ぬ。死にたくない。
 手斧を振り下ろした。カイは剣を持ち上げた。
 がきんと当たった。手が痺れて剣が落ちた。豚の手からも斧がすっぽ抜けた。
 斧がゆっくりとまわりながら飛んでくる。顔に迫る。地面に伏せなければ。
 頭の後ろに固いものが当たった。草地に伏せる。頭がじんじんする。豚はどこだ。剣は。
 豚が背に乗った。鼻を鳴らして背嚢にしがみついている。カイはもがいた。腕を縮めて革帯から腕を抜く。豚の重みから這い出す。
 剣を探す。あった。手を伸ばせば届く。カイは膝を立てた。
 豚が体当たりしてきた。カイは仰向けに転んだ。目の前に顔があった。口を開けてむしゃぶりついてくる。押し返す。湿った息が顔を濡らす。黒い目が見つめている。なにかを考えていそうな目だった。どうしてこんな魔物がいるんだ。
 豚が口を動かす。牙が頬をなでる。近すぎて殴れない。カイは膝で腹を蹴った。豚はぶうと鼻を鳴らした。効いていない。
 目の端に鋼鉄の光がちらついた。カイは左手で豚の鼻面をつかんだ。腕をねじ入れる。ぐいと押す。少し離れた。牙が腕に突き刺さった。
 右手を剣に向けて伸ばす。踵で芝を蹴る。体をよじる。少し近づいた。さらに手を伸ばす。
 指の先に触れた。切っ先だ。たぐり寄せる。豚が顎を動かす。そのたびに牙が腕に突き刺さる。切っ先をつまんだ。力を入れて引き寄せる。
 豚が横面を殴った。目が見えなくなった。はじめて城に来た日を思い出した。従士のこぶしより弱い。豚は弱い。豚を殺せ。剣の重み。切っ先を強く握った。思い切り振り上げる。
 豚の背に柄を打ちつけた。鬱陶しそうにうめいた。カイは豚の顔から左腕を外した。豚の肩越しに伸ばす。剣の柄を握った。死ね。
 両手で剣を引き寄せた。刃が豚の首に触れた。カイはありったけの力で豚に抱きついた。
 勢いよく柄側に引いた。豚が鋭く鳴いた。秋祭りの屠殺場で聞いた、死ぬ豚の声。カイの腕の中でもがく。カイは再び切っ先を握った。剣を鋸のように押した。さらに深く首に食い込む。豚は痛がっている。苦しそうに頭を振っている。血が首からたらりと伝い落ちた。
 柄側に引く。次は切っ先のほう。もう一度。血がだらだらとこぼれる。豚の力が抜けてきた。死んだ肉に変わりつつある。まだだ。カイは叫んだ。力のかぎり刀身を引いた。一気に血があふれ出た。魔物の血をかぶる。口に入る。
 だれかが豚を引き剥がした。頭陀袋のように放った。
 セルヴが見下ろしている。兜が日の光を受けて輝いている。
「無事か。豚の血だな?」
「ぼくが倒した」
「そいつはすごい。今日からおまえの異名は豚殺しだ」
 セルヴの手をつかんだ。ぐいと引いて立ち上がる。口の中が豚の血であふれている。考えたとたんに胃袋がねじれた。朝飯をあらかたもどした。酸っぱい唾液が垂れる。何度も咳き込む。全身が震えはじめた。戦がこんなものだったなんて。死んでいたかもしれない。次は死ぬかもしれない。畑を耕していたほうがいい。貧乏だが、死なない。
 口を拭って目を上げた。戦はまだつづいている。冒険者と豚が入り乱れている。豚が冒険者の背に迫る。ほかの冒険者が斬り捨てる。次の瞬間、豚の手斧が太腿に食い込む。悲鳴。死体がいくつも転がっている。豚と、冒険者が何人か。夢の中にいるようだ。
 セルヴが口をつかんで揺さぶった。
「こんなところでは死ねないぞ。遠征に出るんだろう。豚は弱い。殺せ。皆殺しだ」
 カイはうなずいた。セルヴは背を向けて戦場に戻った。突進して、構えて、突く。豚の顔面を貫いた。またひとりになった。守ってほしいのに。剣を構える。銀の刀身に豚の血と脂がまとわりついている。左の袖に二つ、赤黒い穴が開いていた。痛みはない。
 リュシアンの声。
「準備ができました。いいと言うまでは目を閉じていてください」
 冒険者たちはいきなり八方に逃げ出した。リュシアンは塵を宙にまいた。豚の大群が丸腰の男に気づいた。どたどたと駆け寄る。
 塵の一粒一粒がぴたりと止まった。少しずつ輝きを増していく。塵が大きくなる。どんどん白が膨張する。周囲が白くにじんでいく。カイは剣を構えたまま目を閉じた。
 待つ。豚がそこここで鳴いている。背になにかがぶつかってきた。
「開けてください」
 おそるおそる目を開ける。光はない。牧草の緑が白くかすんで見える。
 豚がよろめいている。顔を押さえて鳴いている。別の豚は闇の中にいるように手探りしている。
 冒険者たちがいっせいに襲いかかる。剣でたたき切る。短剣を喉に押し込む。次々と処理していく。豚の死体が増えていく。屠殺場よりひどい有様。カイは剣を下ろした。戦は終わった。よかった。
 リュシアンがセルヴに歩み寄って言った。
「わたしはしばらく性格が暗くなります。後ろ向きのことばかり言うでしょう」
「いろいろ大変だな」
 カイに手招きした。
「小僧、来い」
 豚を一匹捕まえて戻ってきた。首根っこを押さえて隣に立たせた。豚は子供のように目をこすっている。弱々しく鳴いた。
 冒険者たちが仕事を終えて集まってきた。輪をつくる。主人がいない。従者たちもいない。死んだのか。死体の中には見当たらなかった。
 セルヴは豚の胸に手斧を押しつけた。豚は手探りで柄を握った。
「木偶だと思え。剣の扱いと、斬った感触を覚えるんだ。一発で仕留めてもいいぞ」
 カイはうなずいた。豚の正面に立つ。右手で鍔側、左手で柄頭を握る。先ほどは剣技もなにもなかった。もがいてどうにか生き延びただけだ。今度は剣の技で豚を殺す。
 右足を引いて右の腰に柄を当てた。じっくりと腰を落とす。主人の真似だ。セルヴが右の脛を蹴った。もう少し後ろに引く。
 野鳥の鳴き声が聞こえた。数羽が林から飛び立つ。風に乗って舞い上がる。
 豚が手斧を振った。届かない。カイは刀身の先で軽く斧を打った。豚はめちゃくちゃに振りまわした。だいじょうぶ。動く藁人形だ。
 剣を右肩の上に持ち上げた。右足を踏み出す。袈裟に振り下ろす。腰のひねりが剣に伝わる。
 左の肩を打ちつけた。刀身が震えて手のひらが痺れた。全然切れていない。豚が悲しげに鳴いた。
 手斧を捨てて背を向けた。セルヴが肩をつかんで引き戻した。斧を拾って持たせる。豚は嫌がって頭を振った。
「踏み込みが浅い。腰が引けてる。相手を斬ろうとしてないからだ。殺すつもりがないなら尻をまくって逃げろ。そのほうがはるかにましだ。百姓はそうしてる」
「はい」
「だが殺すだけが能じゃない。一度でやめるな。常に動きの中で敵を確認しろ。剣戟で敵を支配するんだ」
 カイは右足を引いて構え直した。振り上げつつ大きく踏み込んだ。体重を乗せて振り下ろす。
 踏み込みすぎた。豚の左肩を根元で打った。剣を落としそうになった。豚が鳴いた。
 一度でやめるな。次はどうする。豚が右手で殴りかかってきた。思わず身を引きそうになる。ちがう。もっと近づくんだ。間合いがあるから腕を伸ばせる。殴れる。
 カイは右腕に頭突きをかました。豚の肘が曲がって腕が頭に絡みついた。構わず刀身を胸に押しつける。
 思い切り下に引いた。皮鎧が裂けた。詰め物の屑があふれ出る。まだ傷ひとつつけていない。すでに疲れてきた。
「動きつづけろ。止まれば死ぬぞ」
 次はどうする。豚の右腕が顔に絡んでいる。剣は左に振り下ろした。
 カイは右手を柄から離した。剣を左からまわすように振り上げた。
 裏刃を豚の頭に落とした。豚が嫌がるように鳴いた。
「大振りするな。刃にこだわるな。刀身の腹、柄頭、鍔、おまえのこぶし、おまえの歯。すべてが武器になる。全身で敵を支配しろ」
 カイは右の肩で体当たりした。豚が後ろによろめく。裏刃は豚の頭に当たったままだ。右手で柄をつかんだ。両の手で握り直す。
 思い切り下に引いた。はっきりと手応えを感じた。豚が痛そうに鳴いた。肌を、頭蓋を切り裂いた。
 もつれ合って倒れた。次は。刀身が長すぎて刺せない。近すぎて斬れない。右手を柄から離した。切っ先を握る。豚の鼻に刃を押しつける。押すだけでは斬れない。毛深い顔が血に濡れている。剣を引いて切り裂け。
 だれかがいきなり首根っこをつかんだ。引き起こした。もうおしまいか。まだ殺していないのに。
 セルヴがぽんぽんと肩をたたいた。猫なで声で言う。
「すごいな。素手で刃をつかめるやつはなかなかいないぞ。右手を見てみろ」
 カイは息をつきながら手のひらを見た。ずたずただ。赤黒い線が何本も走っている。見ている間にも血があふれ出る。じんじんと痛み出した。
「おまえは冒険者向きだな。格好にこだわらないところがいい」
「騎士になります。冒険者は、その」
「みなまで言うな。よし、そろそろずらかるか。こんなところに泊まりたくないしな」
 ケッサが林から飛び出してきた。着物をいくつも肩に乗せている。あとからコートがのっそりと姿を見せた。大きな麻の袋を背負っている。
「教会堂でいいもの見つけた。こんな村にも宝物ってあるんだね」
「ベアには内緒にしておけよ。戦費に変わるぞ」
 セルヴに飛びついた。首に腕を絡めて腰にまたがる。セルヴは尻をつかんで揺すって持ち上げた。
 さりげなく髭面を近づける。ケッサは神父の着物をせルヴの顔に巻きつけた。けらけらと笑った。
「聖女様は先に行ったみたい。略奪もしないで、まじめだね」
 冒険者たちがうさんくさげにケッサを見ている。戦いもせずに略奪していたのか。コートがいるのでだれも文句を言えない。
 リュシアンがセルヴに言った。
「あなたの愛は決して報われないだろう。それどころかケッサさんはあなたとわれわれを利用するだけし、宝物を独り占めして去っていく腹づもりなのだ」
 セルヴはケッサを下ろした。暗い目つきでこちらを見た。
「とどめを刺せ。日が落ちる前に砦に行く」
 カイはうなずいた。豚に歩み寄る。仰向けで寝っ転がっている。気を失っている。
 剣を逆手に持ち替えて掲げた。思い切り豚の喉に落とした。鋭く鳴いて暴れ出した。自然と笑みがこぼれる。もう遅い。豚の血があふれ出す。股引が黒く血を吸っていく。もっと殺したい。弱い者を力で支配したい。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

なほ
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模るな子。新入社員として入った会社でるなを待ち受ける運命とは....。

愛しているなら拘束してほしい

守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...