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6 焼いたケーキと祈りの言葉
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「ありがとうございます」
今日作ったケーキはどうだろうか。スポンジを口に運ぶベルカントをついじっと見てしまう。その視線が柚季の方を向いた。
「さっき『作った』って仰ってましたけど、柚季様は料理もされるのですか?」
「まあ、多少」
柚季は曖昧に頷いた。宮中にいるから配膳をしてもらうこともできるが、柚季はそれをあえてせず、隣の畑で作った野菜や運河の魚を食べている。
家事や炊事は召使いの仕事なので、ベルカントからしてみればかなり奇異な行動に見えるのだろう。
「うるさいんですよ、女王。ちょっと食事を残したりしただけで『体調が悪いのか』『味が好みじゃないのか』って押しかけてくるし、逆に『このメニューがおいしかった』なんて言おうもんならずっとそればっかりになるし」
食事中、給仕がずっと横にいるのも監視されているようで慣れなかった。なので今は、週に数回食事やお茶を共にすることで勘弁してもらっている。
うんざりした顔をする柚季と逆に、ベルカントは面白そうに目を細めた。
「自分の祖母もそんな感じでしたよ。家族のように思われているんじゃないですか?」
「違う……と、思いますけどね」
女王として、スペアの命が元気にしているかどうか気になるだけだろう。
生きてさえいれば身代わりにはなれるんだから、放っておいてほしいものだ。
そうですかね、とまたベルカントはケーキにフォークを刺した。
「見たことのないお菓子が多いので不思議だったんです。柚季様が作られていたんですね」
うっとりと柚季の作ったケーキを口に運ぶベルカントを見て、柚季はお茶に口をつけた。苦い。少し炒りすぎたのかもしれない。
「それにしても、柚季様が和服以外をお召しになるなんて珍しいですね」
「ああ……普段はここの雰囲気を壊さないようにしてますからね」
苦笑して返す。柚季が普段和服なのは、別に日本人としてのアイデンティティが理由なのではない。単純に女王が「そっちの方が柚季にも庭の風景にも似合っている」と言ったからである。
つくづくペットだな、とは自分でも思う。
だが彼女の好意でぬくぬくとニート生活をさせてもらっているのだし、それぐらいはしなくてはいけないだろう。
「ほら、今度仮面舞踏会があるじゃないですか。それに参加しようってこともあって……何着か、普通の服を作ってもらったんです」
バハールでは、秋の初めに「死者が蘇る3日間」があるとされている。その期間は死者に現世を楽しんでもらうため、誰が死者で誰が生者か分からないよう、仮面をつけて踊り明かす習わしがあるのだ。
お盆やハロウィンの仲間だろうと柚季は解釈している。多分、人間の考えることはどの世界でも大差ないのだ。
「珍しいですね。柚季様が行事に参加されるなんて」
「まあ……そうですね」
そんなことまで把握されているのか。内心驚きながら柚季はケーキを口に運んだ。警備計画などがあるからだろうか。
いちじくのプチプチとした食感を噛みしめてから、もう一度口を開く。
「……結婚したいなら、まず出会いの数を増やさなきゃ、と思ったんです」
柚季に合った奴を見繕ってやるという言葉通り、あれから女王は柚季に何件もの縁談を持ってきてくれた。夏の間に20人以上お見合いをしたが――その全てに、柚季は断られていた。
それも、向こうから。
高望みはしていない、と思う。第二配偶者、第三配偶者でも構わないと言っているし、年収、職業も不問だ。どこに引っ越したって構わないし、家業があるならできるだけ手伝いだってする。逆に向こうが望むなら宮殿内に住むことも可能だ。
もちろん、明らかに性格が合わないだろう人もいた。だが、この人のことをもっと知りたい、向こうもそう思ってくれているのではないか。そう感じたことも、中にはあったのに。
だが、結果は結果だ。
「なので……仮面舞踏会なら、仮面がある分緊張もしにくいだろうし……多くの人と話ができるかなって……」
話しながら、息が苦しくなってきて机の下で手を握りしめる。
そもそも、女王の仲介するお見合いを断る、というのが柚季としては理解しがたかった。
柚季が思っていたよりこの世界の身分制度がフラットである可能性も若干あるが、おそらくそうではない。
単純に、女王の後ろ盾をもってしても覆せないほど柚季に魅力がないのだ。
「お前は誰かに気にかけられるほどの存在ではない」
薄々自覚はしていたけれども、そう突き付けられるのが辛かった。女王の力で何とかしてもらおうという浅ましさを見抜かれ、嗤われている気さえする。
他人の力を使って相手を探そうなんて、卑怯なことだなんて分かっている。こうやってお菓子を出してベルカントをお茶に誘っているのと同じだ。
自分にはやっぱり向いてないみたいです。そう言って辞めてしまえばいい。
理性はそう言っている。
――大体、本当に結婚したいなんて、できるなんて思っていない。女王に話を合わせているだけだ。
ただ辞め時が分からなくなって、ずるずると継続しているだけにすぎない。
そのはずだ。
「柚季様……?」
俯いたまま黙り込んでしまった柚季の意識が、ベルカントの言葉で浮上する。目を上げると、心配そうに首を傾げ、柚季を覗き込んでくるベルカントの顔があった。
「あ、す、すいません! なんでもないです!」
柚季は慌てて笑顔を作ったが、ベルカントはじっと柚季を見つめたままだ。
「柚季様には、絶対……良いお相手が見つかります。大丈夫ですよ」
やっと口を開いたベルカントの言葉は、励ましというよりも懇願に近い響きだった。
まるで、ベルカント自身に言い聞かせているかのような。
「ありがとう。そうだといいけどね」
「駄目です。そうでないと……柚季様は絶対に、幸せにならないといけないお方なんですから」
また大袈裟だな、と思うが、そう言うベルカントの顔は、言葉とは裏腹にどこか痛むかのように顰められていた。
「あの……ベルさん?」
声をかけると、そのままベルカントは笑った。パウンドケーキを頬張る。
「だって、こんなにおいしいお菓子を作れるんですから」
「そう……ですかね」
元々料理はしていたが、柚季はお菓子など滅多に作らない。
そんなもの、食べなくても生きていけるから。
ベルカントに出したいから最近練習しているだけだ、とは、言えなかった。
今日作ったケーキはどうだろうか。スポンジを口に運ぶベルカントをついじっと見てしまう。その視線が柚季の方を向いた。
「さっき『作った』って仰ってましたけど、柚季様は料理もされるのですか?」
「まあ、多少」
柚季は曖昧に頷いた。宮中にいるから配膳をしてもらうこともできるが、柚季はそれをあえてせず、隣の畑で作った野菜や運河の魚を食べている。
家事や炊事は召使いの仕事なので、ベルカントからしてみればかなり奇異な行動に見えるのだろう。
「うるさいんですよ、女王。ちょっと食事を残したりしただけで『体調が悪いのか』『味が好みじゃないのか』って押しかけてくるし、逆に『このメニューがおいしかった』なんて言おうもんならずっとそればっかりになるし」
食事中、給仕がずっと横にいるのも監視されているようで慣れなかった。なので今は、週に数回食事やお茶を共にすることで勘弁してもらっている。
うんざりした顔をする柚季と逆に、ベルカントは面白そうに目を細めた。
「自分の祖母もそんな感じでしたよ。家族のように思われているんじゃないですか?」
「違う……と、思いますけどね」
女王として、スペアの命が元気にしているかどうか気になるだけだろう。
生きてさえいれば身代わりにはなれるんだから、放っておいてほしいものだ。
そうですかね、とまたベルカントはケーキにフォークを刺した。
「見たことのないお菓子が多いので不思議だったんです。柚季様が作られていたんですね」
うっとりと柚季の作ったケーキを口に運ぶベルカントを見て、柚季はお茶に口をつけた。苦い。少し炒りすぎたのかもしれない。
「それにしても、柚季様が和服以外をお召しになるなんて珍しいですね」
「ああ……普段はここの雰囲気を壊さないようにしてますからね」
苦笑して返す。柚季が普段和服なのは、別に日本人としてのアイデンティティが理由なのではない。単純に女王が「そっちの方が柚季にも庭の風景にも似合っている」と言ったからである。
つくづくペットだな、とは自分でも思う。
だが彼女の好意でぬくぬくとニート生活をさせてもらっているのだし、それぐらいはしなくてはいけないだろう。
「ほら、今度仮面舞踏会があるじゃないですか。それに参加しようってこともあって……何着か、普通の服を作ってもらったんです」
バハールでは、秋の初めに「死者が蘇る3日間」があるとされている。その期間は死者に現世を楽しんでもらうため、誰が死者で誰が生者か分からないよう、仮面をつけて踊り明かす習わしがあるのだ。
お盆やハロウィンの仲間だろうと柚季は解釈している。多分、人間の考えることはどの世界でも大差ないのだ。
「珍しいですね。柚季様が行事に参加されるなんて」
「まあ……そうですね」
そんなことまで把握されているのか。内心驚きながら柚季はケーキを口に運んだ。警備計画などがあるからだろうか。
いちじくのプチプチとした食感を噛みしめてから、もう一度口を開く。
「……結婚したいなら、まず出会いの数を増やさなきゃ、と思ったんです」
柚季に合った奴を見繕ってやるという言葉通り、あれから女王は柚季に何件もの縁談を持ってきてくれた。夏の間に20人以上お見合いをしたが――その全てに、柚季は断られていた。
それも、向こうから。
高望みはしていない、と思う。第二配偶者、第三配偶者でも構わないと言っているし、年収、職業も不問だ。どこに引っ越したって構わないし、家業があるならできるだけ手伝いだってする。逆に向こうが望むなら宮殿内に住むことも可能だ。
もちろん、明らかに性格が合わないだろう人もいた。だが、この人のことをもっと知りたい、向こうもそう思ってくれているのではないか。そう感じたことも、中にはあったのに。
だが、結果は結果だ。
「なので……仮面舞踏会なら、仮面がある分緊張もしにくいだろうし……多くの人と話ができるかなって……」
話しながら、息が苦しくなってきて机の下で手を握りしめる。
そもそも、女王の仲介するお見合いを断る、というのが柚季としては理解しがたかった。
柚季が思っていたよりこの世界の身分制度がフラットである可能性も若干あるが、おそらくそうではない。
単純に、女王の後ろ盾をもってしても覆せないほど柚季に魅力がないのだ。
「お前は誰かに気にかけられるほどの存在ではない」
薄々自覚はしていたけれども、そう突き付けられるのが辛かった。女王の力で何とかしてもらおうという浅ましさを見抜かれ、嗤われている気さえする。
他人の力を使って相手を探そうなんて、卑怯なことだなんて分かっている。こうやってお菓子を出してベルカントをお茶に誘っているのと同じだ。
自分にはやっぱり向いてないみたいです。そう言って辞めてしまえばいい。
理性はそう言っている。
――大体、本当に結婚したいなんて、できるなんて思っていない。女王に話を合わせているだけだ。
ただ辞め時が分からなくなって、ずるずると継続しているだけにすぎない。
そのはずだ。
「柚季様……?」
俯いたまま黙り込んでしまった柚季の意識が、ベルカントの言葉で浮上する。目を上げると、心配そうに首を傾げ、柚季を覗き込んでくるベルカントの顔があった。
「あ、す、すいません! なんでもないです!」
柚季は慌てて笑顔を作ったが、ベルカントはじっと柚季を見つめたままだ。
「柚季様には、絶対……良いお相手が見つかります。大丈夫ですよ」
やっと口を開いたベルカントの言葉は、励ましというよりも懇願に近い響きだった。
まるで、ベルカント自身に言い聞かせているかのような。
「ありがとう。そうだといいけどね」
「駄目です。そうでないと……柚季様は絶対に、幸せにならないといけないお方なんですから」
また大袈裟だな、と思うが、そう言うベルカントの顔は、言葉とは裏腹にどこか痛むかのように顰められていた。
「あの……ベルさん?」
声をかけると、そのままベルカントは笑った。パウンドケーキを頬張る。
「だって、こんなにおいしいお菓子を作れるんですから」
「そう……ですかね」
元々料理はしていたが、柚季はお菓子など滅多に作らない。
そんなもの、食べなくても生きていけるから。
ベルカントに出したいから最近練習しているだけだ、とは、言えなかった。
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