パンツを見たら殺しますよ?

ねむり だいじろう

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第3章 カモナマイサロン!!

第1話 プロローグ

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リーダー、ライアン、みんな・・・

すまない・・・

俺はどうかしていた・・・

俺のせいで・・・本当にすまない・・・



レオは、かつての仲間たちの墓参りに来ていた。

街を見下ろす丘の上、9人の仲間が眠っている。

墓は奇麗にたもたれていた。

そなえられた花は、まだ新しい。


ここに来たのは初めてだった。

どうしても来られなかった。

みなに会わせる顔がなかったからだ。



「・・・レオ?」
「あ・・・」
「レオ!あんた今頃・・・いや、ごめん・・・」
「リオンヌ・・・すまない。」

「いいの。来られるようになったんだね・・・」
「ああ。・・・仲間のおかげでな。」
「仲間?」
「勝手にすまない。新しい仲間が出来たんだ。」
「・・・そっか。良かったね。」

「レオニス・ドールのみんなには、本当に悪かったと思っている。」
「もういいから。あんたが立ち直ったんなら、みんな喜んでくれるよ。」
「・・・」
「新しいパーティーはどう?」
「ああ。まだまだ弱いやつらだが、必ず俺が守ってやるさ。」
「そう。しっかりしなさいよ。」
「もちろんだ。もう2度と、あやまちはおかさない。」

「なら良かった。ここは私が守るから、あんたはあんたの仲間を守りなさい。」
「ああ。みんなをよろしく頼む。」
「ええ。・・・元気で。」
「・・・お前もな。」


―――


シュシュシュッ!

クルン、ダダンッ!!

タタタタタ・・・ザシュッ!


ハァハァ・・・


美桜は一人、公園で剣を振るっていた。


「ふぅ・・・師範、来ないなぁ・・・」
「大事な人に会いに行くと言っていたな。」
「大事な人・・・」

「フッ、今は修行の時だ。」
「いつの日か、師範と肩を並べられるように・・・」


シュシュシュッ!!


夕陽にまる公園に、風を切る音が響いた・・・


―――


「先生、ただいま~。」
「おぉ、アンジュよ。無事に戻ったようじゃの。」
「はい!先生。」
「初めての冒険はどうじゃったかの?」
「う~んとねぇ、すっごい気持ち悪い魔物がいてね・・・」
「フムフム、そうか・・・」
「それでね、それでね・・・」
「ほうほう、それは・・・」
「その時にね・・・」
「なんと!それは凄いのぅ・・」
「でねでね・・・」

「ほっほっほ。楽しいのぉ・・・」


いつもの食堂で、楽しい時を過ごす師弟だった・・・


―――


こちらは、アンジュ・ド・ルミエール


「わぁ♪可愛い~♡」
「こちら『Clarte(クラルテ)』の新作でございます。」
「とっても素敵♡」
「クラルテらしいシンプルデザインですが、今作はリボンが薄いピンクになっております。」
「良いですね~♪上下セットでお願いします!」
「いつもありがとうございます。お包みしますね。」

「えへへ~。ご褒美ご褒美♪」



それぞれが思い思いに過ごす夕刻ゆうこく

明日から忙しくなるようです・・・

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