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第4章
4-22
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4-22「チェアリーのターン」
「よしっと!出来たよ」
ボタン穴のステッチを縫い終わり、私はストールを広げユウに見せてあげた。
「こっちも大体終わったよ。これでどうかな?」
彼もちょうど膜を取り除く作業が済んだようだった。
「はい、着せてあげる」
「いいよ、自分で出来るから」
「手が油でベタベタでしょ?ほら、」
恥ずかしがる彼の背中からストールを掛け、私は前へ回り込み、付けたばかりの牙のボタンを止めてあげた。
ストールのシワを伸ばしながら具合を見る。
「うん!似合ってるよ」
「・・・・・・ありがとう」
彼は恥ずかしそうに顔をそむけた。
「ウサギの牙はね、エルフの間でお守りとして身につける習慣があるんだよ」
「へぇー、そうなんだ」
「ウサギは走るのが早いでしょ、だからそれにあやかってモンスターから逃げ切れますようにって・・・・・・」
私は付けたばかりの牙を握りしめ、目をつむり祈りを込めた。
(彼がモンスターから生き伸びられますように)
「・・・・・・これで大丈夫(あ、)」
目を開けるとユウと目が合った。抱き合っている様にすぐそばに彼の顔がある。
期待して見つめ返すも、すぐ視線を外されてしまった。
「オレ、足腰には少し自信あるんだ。このお守りがあれば馬より速く走れる気がする。ハハッ!」
「ほんとに~?フフッ」
照れてしまったのか、彼は分かりやすいはぐらかし方をした。
(焦ってもダメだよね、)
「帰ろっか」
日も西へ傾きはじめ、見あげた空にはトンビが悠々と輪を描いて飛んでいる。
荷物を片付け、私達は帰る準備を始めた。
「皮はどうするの?」
「明日の朝、売りに行こ。それまで乾かないように宿に帰ったらバケツに入れて水に浸して置けばいいよ」
「分かった」
石の上に広げられた皮を小さくたたみ、ユウに渡す。
「持ってて」
彼に皮を任せて、私の方は適当な長さの流木と紐を用意し、川に沈めておいた肉を引き上げに向かった。
「うん、綺麗に血抜き出来た」
引き上げたウサギの肉は川の流水にさらされ、血もすっかり抜けて綺麗なピンク色だ。
(あとは・・・・・・)
カバンから小さな革袋を取り出し、川の水を汲む。袋にはなっているけど、水は剥い目からジャージャーと流れ落ちていく。
水が全部流れ落ちる前に、魔宝石を握り、
「アイス」
魔法で水の入った革袋を凍らせた。
コン!コン!
指ではじき、凍ったかどうか確かめる。
(よし、)
「それ、どうするの?」
彼が興味深そうに聞いてくるので、説明してあげた。
「ウサギはねお腹の部分が腐りやすいの。だからこうやって・・・・・・」
ウサギの肉から川へ沈める為に詰めておいた石を取り出し、代わりに凍った革袋を詰める。
「街に帰るまでだから大丈夫だと思うけど、一応ね」
「へー、」
「このままお腹を冷やしながらしばらく置いた方がおいしくなるんだって、おかみさんが言ってた」
彼に説明しながら私は持ち運びしやすいよう紐で前足と後ろ足それぞれ縛り上げて、足の間に流木を通した。
「はい、ユウ持って。こういうのはエルフの間では狩った人が持つものなの」
「そうなのか・・・・・・」
狩った人が持つというのは、適当な理由を付けただけだ。べつにユウを荷物持ちにしたかった訳じゃない。
私がウサギをお土産にしたかったのは事実だけれど、彼が直接おかみさんに狩ったウサギを見せれば、ユウの顔が立つと思ったのだ。だから彼が持っていかなければ意味がない。
「じゃあ、行こうか。帰りは土手の上から帰ろう。スライムがいるかもしれないし」
「ウサギが出たらまた捕まえてね」
「2度目は無理だよ」
「大丈夫、馬より早く走れるんでしょ?逃げられても追いかけて捕まえてよ。フフフッ」
結局、帰り道にはスライムもウサギも現れなかったが、それでも宿に帰った私は気分よくドアを開けた。
「ただいまー」
食堂にはまだ夕飯前とあってお客さんはまばらだ。
「おかえりなさい」
出迎えてくれたウェイターの目がユウの持つウサギ肉に向いている。
「どうしたんです?それ」
「彼がウサギを捕まえてくれたの。おかみさんにお土産」
「そうですか。おかみさんも喜ぶでしょう。厨房に運んでおきますよ」
ウェイターが気を利かせて、肉を運ぼうとしたので私は止めた。
「待って。まずおかみさんに見せたいから。どこにいったの?」
食堂を見渡すが、いないようだ。
「泊り客を案内して、宿の方に行きましたよ」
「そう、ありがとう。ユウ、いこ」
おかみさんを探して宿の方へ向かうと、中庭で鉢合わせた。
「おや、おかえり」
「ただいま。ねえ見て!」
私はユウの後ろへ下がり、少し背中を押しておかみさんの前に出した。
「オレが捕まえたんですけど、よかったら使ってください」
彼が持ち上げたウサギ肉におかみさんは目をまん丸にして、少し大げさなくらいに喜んでくれた。
「まあ!これをあんたが?いやー、立派なウサギじゃないかい」
「そうでしょ?」
「だけど、野生のものは少し匂うからねぇ、ハーブを使ってしっかり臭みを抜かないと」
「下処理はちゃんとしておいたつもりだけど・・・・・・ちょっと見て」
おかみさんがウサギの肉に顔を近づける。
「うん、いいね。血抜きもちゃんと出来ているし、変な臭いもしない。やっぱり野生のものは育ちがちがうねぇ、みてごらん太ももなんてしっかり締まって食べ応えありそうじゃないかい」
「彼、すごいんだよ!ウサギを剣で仕留めたんだから」
「はぁー、人は見かけによらないねぇ、アンタ凄腕の剣士なのかい」
「そんな事ないですっ!」
「アハハッ!そんなに謙遜しなくてもいいだろ。じゃあ、ありがたく頂いておくよ」
ウサギ肉を受け取ったおかみさんが私に尋ねる。
「あんたが捌いたのかい?」
「うん、彼にも手伝ってもらって。そうだ、毛皮を水に浸けておきたいからバケツを貸してもらえます?」
「いいよ。厨房にあるから取りにおいで」
厨房に入ると夕方からのお客に備えコックたちが慌ただしく準備をしていた。こちらには目もくれない。
「はいよ、バケツ」
おかみさんがバケツを渡しながら言う。
「今日はこのウサギはおあずけだよ。これからハーブにつけて熟成させないといけないからね。食べごろは3日後!お腹をすかせて待っておいで」
「熟成には3日かかるんですか。その後は?どうやって料理するんですか?」
「おや、アンタ料理に興味あるのかい?なんならウチの店で住み込み働きしたっていいんだよ。3食まかない付きでどうだい?」
「うーん、」
ユウが少し悩んだ声を出したので私は慌てて止めた。
「ちょッ!おかみさん!困ります」
「アハハッ!冗談だよ。それより、あんたたち夕飯はどうするんだい?ここで食べるんだろ?」
「うん、そのつもり」
ユウにも確認しようと彼の方を見ると、カバンをゴソゴソとあさりだした。
「まだパンが残ってるから、オレはこれでもいいけど」
「おや、本当に3食パンにするつもりかい。うれしいねぇ、残さず食べてくれるなんて」
彼が取り出した紙袋を覗くと2個のパンが残っていた。
「聞いたかい?あんたたち!私のパンなら3食でも食べたいってさ!」
慌ただしく準備を進める従業員に向かっておかみさんが呼びかけると、一人のコックがめんどくさそうに応えた。
「だからぁ、食べないとは言っていないでしょ!だいたい今日のパン、ほとんどおかみさんが食べたんじゃないですか!」
今朝、山盛りに置いてあったパンは大皿に2個しか残っていない。
「フフフッ」
私がクスクス笑っていると、おかみさんは残っているパンを手に取り紙袋の中に入れてくれた。
「喜んで食べてもらった方がうれしいからね。パンだけで足りなかったら後で食堂に来るといいよ」
「ありがとうございます」
「ちょっと早いけど、夕飯にしよっか」
私達は夕食にしようと中庭へ向かった。
厨房を出てもおかみさん達がやり取りする声が聞こえてくる。
「もう明日はパンを作ってやらないからね!」
「だからぁー・・・・・・」
「いっつもあんな感じなんだよ、フフッ。」
「おかみさん、いい人だね」
「うん」
「よしっと!出来たよ」
ボタン穴のステッチを縫い終わり、私はストールを広げユウに見せてあげた。
「こっちも大体終わったよ。これでどうかな?」
彼もちょうど膜を取り除く作業が済んだようだった。
「はい、着せてあげる」
「いいよ、自分で出来るから」
「手が油でベタベタでしょ?ほら、」
恥ずかしがる彼の背中からストールを掛け、私は前へ回り込み、付けたばかりの牙のボタンを止めてあげた。
ストールのシワを伸ばしながら具合を見る。
「うん!似合ってるよ」
「・・・・・・ありがとう」
彼は恥ずかしそうに顔をそむけた。
「ウサギの牙はね、エルフの間でお守りとして身につける習慣があるんだよ」
「へぇー、そうなんだ」
「ウサギは走るのが早いでしょ、だからそれにあやかってモンスターから逃げ切れますようにって・・・・・・」
私は付けたばかりの牙を握りしめ、目をつむり祈りを込めた。
(彼がモンスターから生き伸びられますように)
「・・・・・・これで大丈夫(あ、)」
目を開けるとユウと目が合った。抱き合っている様にすぐそばに彼の顔がある。
期待して見つめ返すも、すぐ視線を外されてしまった。
「オレ、足腰には少し自信あるんだ。このお守りがあれば馬より速く走れる気がする。ハハッ!」
「ほんとに~?フフッ」
照れてしまったのか、彼は分かりやすいはぐらかし方をした。
(焦ってもダメだよね、)
「帰ろっか」
日も西へ傾きはじめ、見あげた空にはトンビが悠々と輪を描いて飛んでいる。
荷物を片付け、私達は帰る準備を始めた。
「皮はどうするの?」
「明日の朝、売りに行こ。それまで乾かないように宿に帰ったらバケツに入れて水に浸して置けばいいよ」
「分かった」
石の上に広げられた皮を小さくたたみ、ユウに渡す。
「持ってて」
彼に皮を任せて、私の方は適当な長さの流木と紐を用意し、川に沈めておいた肉を引き上げに向かった。
「うん、綺麗に血抜き出来た」
引き上げたウサギの肉は川の流水にさらされ、血もすっかり抜けて綺麗なピンク色だ。
(あとは・・・・・・)
カバンから小さな革袋を取り出し、川の水を汲む。袋にはなっているけど、水は剥い目からジャージャーと流れ落ちていく。
水が全部流れ落ちる前に、魔宝石を握り、
「アイス」
魔法で水の入った革袋を凍らせた。
コン!コン!
指ではじき、凍ったかどうか確かめる。
(よし、)
「それ、どうするの?」
彼が興味深そうに聞いてくるので、説明してあげた。
「ウサギはねお腹の部分が腐りやすいの。だからこうやって・・・・・・」
ウサギの肉から川へ沈める為に詰めておいた石を取り出し、代わりに凍った革袋を詰める。
「街に帰るまでだから大丈夫だと思うけど、一応ね」
「へー、」
「このままお腹を冷やしながらしばらく置いた方がおいしくなるんだって、おかみさんが言ってた」
彼に説明しながら私は持ち運びしやすいよう紐で前足と後ろ足それぞれ縛り上げて、足の間に流木を通した。
「はい、ユウ持って。こういうのはエルフの間では狩った人が持つものなの」
「そうなのか・・・・・・」
狩った人が持つというのは、適当な理由を付けただけだ。べつにユウを荷物持ちにしたかった訳じゃない。
私がウサギをお土産にしたかったのは事実だけれど、彼が直接おかみさんに狩ったウサギを見せれば、ユウの顔が立つと思ったのだ。だから彼が持っていかなければ意味がない。
「じゃあ、行こうか。帰りは土手の上から帰ろう。スライムがいるかもしれないし」
「ウサギが出たらまた捕まえてね」
「2度目は無理だよ」
「大丈夫、馬より早く走れるんでしょ?逃げられても追いかけて捕まえてよ。フフフッ」
結局、帰り道にはスライムもウサギも現れなかったが、それでも宿に帰った私は気分よくドアを開けた。
「ただいまー」
食堂にはまだ夕飯前とあってお客さんはまばらだ。
「おかえりなさい」
出迎えてくれたウェイターの目がユウの持つウサギ肉に向いている。
「どうしたんです?それ」
「彼がウサギを捕まえてくれたの。おかみさんにお土産」
「そうですか。おかみさんも喜ぶでしょう。厨房に運んでおきますよ」
ウェイターが気を利かせて、肉を運ぼうとしたので私は止めた。
「待って。まずおかみさんに見せたいから。どこにいったの?」
食堂を見渡すが、いないようだ。
「泊り客を案内して、宿の方に行きましたよ」
「そう、ありがとう。ユウ、いこ」
おかみさんを探して宿の方へ向かうと、中庭で鉢合わせた。
「おや、おかえり」
「ただいま。ねえ見て!」
私はユウの後ろへ下がり、少し背中を押しておかみさんの前に出した。
「オレが捕まえたんですけど、よかったら使ってください」
彼が持ち上げたウサギ肉におかみさんは目をまん丸にして、少し大げさなくらいに喜んでくれた。
「まあ!これをあんたが?いやー、立派なウサギじゃないかい」
「そうでしょ?」
「だけど、野生のものは少し匂うからねぇ、ハーブを使ってしっかり臭みを抜かないと」
「下処理はちゃんとしておいたつもりだけど・・・・・・ちょっと見て」
おかみさんがウサギの肉に顔を近づける。
「うん、いいね。血抜きもちゃんと出来ているし、変な臭いもしない。やっぱり野生のものは育ちがちがうねぇ、みてごらん太ももなんてしっかり締まって食べ応えありそうじゃないかい」
「彼、すごいんだよ!ウサギを剣で仕留めたんだから」
「はぁー、人は見かけによらないねぇ、アンタ凄腕の剣士なのかい」
「そんな事ないですっ!」
「アハハッ!そんなに謙遜しなくてもいいだろ。じゃあ、ありがたく頂いておくよ」
ウサギ肉を受け取ったおかみさんが私に尋ねる。
「あんたが捌いたのかい?」
「うん、彼にも手伝ってもらって。そうだ、毛皮を水に浸けておきたいからバケツを貸してもらえます?」
「いいよ。厨房にあるから取りにおいで」
厨房に入ると夕方からのお客に備えコックたちが慌ただしく準備をしていた。こちらには目もくれない。
「はいよ、バケツ」
おかみさんがバケツを渡しながら言う。
「今日はこのウサギはおあずけだよ。これからハーブにつけて熟成させないといけないからね。食べごろは3日後!お腹をすかせて待っておいで」
「熟成には3日かかるんですか。その後は?どうやって料理するんですか?」
「おや、アンタ料理に興味あるのかい?なんならウチの店で住み込み働きしたっていいんだよ。3食まかない付きでどうだい?」
「うーん、」
ユウが少し悩んだ声を出したので私は慌てて止めた。
「ちょッ!おかみさん!困ります」
「アハハッ!冗談だよ。それより、あんたたち夕飯はどうするんだい?ここで食べるんだろ?」
「うん、そのつもり」
ユウにも確認しようと彼の方を見ると、カバンをゴソゴソとあさりだした。
「まだパンが残ってるから、オレはこれでもいいけど」
「おや、本当に3食パンにするつもりかい。うれしいねぇ、残さず食べてくれるなんて」
彼が取り出した紙袋を覗くと2個のパンが残っていた。
「聞いたかい?あんたたち!私のパンなら3食でも食べたいってさ!」
慌ただしく準備を進める従業員に向かっておかみさんが呼びかけると、一人のコックがめんどくさそうに応えた。
「だからぁ、食べないとは言っていないでしょ!だいたい今日のパン、ほとんどおかみさんが食べたんじゃないですか!」
今朝、山盛りに置いてあったパンは大皿に2個しか残っていない。
「フフフッ」
私がクスクス笑っていると、おかみさんは残っているパンを手に取り紙袋の中に入れてくれた。
「喜んで食べてもらった方がうれしいからね。パンだけで足りなかったら後で食堂に来るといいよ」
「ありがとうございます」
「ちょっと早いけど、夕飯にしよっか」
私達は夕食にしようと中庭へ向かった。
厨房を出てもおかみさん達がやり取りする声が聞こえてくる。
「もう明日はパンを作ってやらないからね!」
「だからぁー・・・・・・」
「いっつもあんな感じなんだよ、フフッ。」
「おかみさん、いい人だね」
「うん」
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