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第18話
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ギルド前の人だかりは、一層大きくなっていた。
この状況でギルド会館の外に出る事は難しいと思い、孤児部屋で待機をする。
その間も小太刀で抜刀をしたり、腕立てや腹筋等をしていた。
武器と防具が揃う事で、ランクCに昇格しても魔物と戦う事が出来て、より多くの報酬を得る事が出来る。
リゼは自分のステータスを確認してみる。
(あれ? 魔力が減っている)
リゼは自分の魔力が減っている事に気が付く。
魔法等も習得していないし、当然だが使用もしていない。
疑問に思いながらも、リゼはひとつの仮説に辿り着く。
(もしかして、クエスト発生する度に魔力が減る?)
リゼの仮説は合っていた。
この世界ではスキルを使う度に、魔力は減る。
例外として、魔法に準じたスキルの場合は魔力が減る事は無い。
武器系のスキルの場合、武器で攻撃した際に少しずつだが魔力が減る。
攻撃する度にスキルが発動するからだ。しかし、魔力消費は少ないので魔力枯渇で倒れる事は無い。
反対に魔法系スキルの場合、魔法を習得しなければ魔力が減る事は無い。
魔法によって、魔力消費量が決まっているので、魔力以上に魔法を使えば、魔力枯渇で倒れてしまう。
生産系職業の場合、生産する度にスキルを使えば、魔力が減る。
魔力枯渇とは、魔力が無くなる事で気を失ってしまう事だ。
魔力とスキルは密な関係にある。
外から大きな歓声が聞こえてくる。
銀翼のメンバーが、ギルド会館に近付いているのだろう。
リゼは部屋を飛び出して、階段の上段に座り、一階を見下ろしていた。
此処からであれば、ギルド会館に入って来た姿を見れる。
暫くして外の歓声が大きくなり、銀翼のメンバーがギルド会館に入って来た。
リゼはクウガと目が合う。
クウガが手を挙げて挨拶するので、リゼも立ち上がり頭を下げた。
ギルマスであるニコラスが出迎えると、銀翼のリーダーであるアルベルトが挨拶をする。
周りは二人の話が終わるまで動く事は無かった。
アルベルトが受付長のクリスティーナに挨拶して、受付嬢へ順々に挨拶をしていった。
クウガやアリス達もアルベルトに続くように、ギルド職員に挨拶をした。
(やっぱり、私が一緒に居て良いような場所じゃないな)
リゼは改めて、自分と銀翼の立場を理解した。
一応、クウガの顔も見れたし、挨拶も出来たのでリゼは孤児部屋へと戻った。
(クエストは午後からだな……)
寝床に横になり天井を見ながら思う。
「リゼちゃん、入っていい」
扉を叩き、自分の名を呼ぶ声がした。
アイリだと分かったので、「はい」とリゼは返事をする。
扉が開くと、ギルマスと受付嬢の後ろに銀翼のメンバーが居た。
リゼは銀翼のメンバーに向かって、御辞宜をする。
「もう、リゼちゃんたら」
アリスがリゼを抱きしめる。
「や、止めて下さい」
リゼは顔を真っ赤にしながら、必死で抵抗する。
「アリス止めておけ」
「だって~」
クウガがアリスの暴走を止める。
「じゃあ、僕はギルマスと話をしてくるから」
アルベルトは、ニコラスとクリスティーナと一緒に部屋を出て行った。
「あの……小太刀の事、レベッカさんに話してくれて、ありがとうございました」
リゼは改めてクウガに礼を言う。
「あぁ、気にするな。想定の範囲内だ」
クウガは自慢げな顔をする。
「……この幼女趣味が!」
アリスが聞こえるような声で呟く。
「ばっ、馬鹿かお前は! 俺は幼女趣味じゃないって言っているだろう」
必死で反論するクウガ。
「……何、女っ気が無いと思っていたら、幼女趣味だったの」
「最低ですね……」
銀翼のメンバーであるミランとラスティアの女子二人からも軽蔑の眼差しが向けられる。
「お前等な!」
「まぁ、趣味は人それぞれだ。他人の趣味に、ああだこうだと言うもんじゃない」
クウガは叫ぶが、ササ爺の言葉で余計と誤解を招いた。
「アイリ。お前も信用していないのか!」
アイリは少しずつ移動して、リゼとクウガの間に立ってリゼを守る位置に居た。
「いや、これはですね……」
誤魔化そうと必死なアイリ。
「それ以上、クウガを虐めるな。本当に幼女趣味になったらどうする」
ローガンがクウガを庇う。
「クウガの幼女趣味は本当かもよ! 傍にこんな美人が三人も居るのに、見向きもしないじゃない」
アリスはそう言いながら、ミランとラスティアの間に入る。
「見た目だけで性格がな……」
「何か、言いましたか?」
ラスティアが笑顔で、右手に握っていた杖を少しだけ上に上げる。
「いっ、いや、何でも無い。綺麗な女性に囲まれて旅が出来て嬉しいよな、ローガン」
「おっ、おう」
クウガは焦り、お世辞を言いながらローガンに助けを求めた。
「そうですよね」
ラスティアは、笑顔を崩さずに杖を静かに下げた。
リゼはこの状況を見て、この中で絶対に怒らせてはいけないのはラスティアだと感じた。
ラスティアが静かに杖を上げた瞬間に、近くに居たアリスやミランの顔も引き攣っていたのを見てしまった。
「三人とも、とても綺麗なのに何故、冒険者をしているんですか?」
リゼは素直に気になった事を聞いてみた。
三人共、危険を犯してまで冒険者でいる必要が無いと思ったからだ。
「私は戦う事が好きだからだ!」
最初にミランが答える。
職業が狂戦士なので、当たり前の答えでもあった。
続いて、ラスティアが答える。
「リゼさん。女性は秘密が多い方が魅力的なのよ」
「は、はい……」
質問の意図とは違う答えに、リゼは戸惑う。
アリスが答えようとすると、孤児部屋の扉が開く。
「もう、挨拶は済んだのか?」
アルベルトがニコラスとの用事が終わったのか、孤児部屋に戻って来た。
「幼女趣味のクウガが、リゼを襲おうとして大変じゃったぞ」
ササ爺がアルベルトに、嘘の報告をする。
クウガが怒る前に、アルベルトがクウガに駆け寄り声を掛ける。
「アルベルト。ササ爺の冗談だから、安心していいわよ。幼女趣味の件は別として」
「クウガ! いつから幼女趣味なんだ」
アルベルトは真剣に、クウガを問いただしている。
さっきまで冷静だったアルベルトが、人が変わったように取り乱していた。
「アルベルト、違うんだ。アリス、お前のせいだからな」
「えっ、何が?」
「アリス!」
銀翼のメンバーは笑いながら、その光景を見ている。
アルベルトも状況を把握したようで、「悪ふざけが過ぎる」と若干だが怒っていた。
「帰るついでに、王都まで商人の護衛になったから、気を抜くなよ」
「本当かよ! のんびりと帰れると思ったのによ」
「という事は、馬車の中でエールが呑めんのか。残念じゃわい」
「魔物退治か! それは楽しみだな」
アルベルトは、ニコラスから『商人と荷物の護衛』のクエストを受注する。
オーリスから王都まで帰るのであればと、頼まれたようだ。
戦闘好きのミラン以外は、嫌そうな表情だった。
詳しい事を話そうとして、リゼが居たのでアルベルトはクエストの詳細を話す事を止めた。
オーリスから、荷物は大事な物としか聞いていないが、必ず無傷で王都に届けて欲しいと念を押されていた。
その事について、ギルドメンバー達から意見や、馬車の数や人の配置等を言うつもりだった。
今回のクエストのはランクAになる。
クエストの詳細内容を部外者に漏らす事は禁じられている。
銀翼のメンバー全員が、その事を察知したのか、リゼに気付かれないよう自然に帰ろうとする。
リゼは銀翼のメンバーひとりひとりに挨拶をする。
最後のアリスに挨拶をすると、アリスは小さな声でリゼに語り掛けた。
「私が冒険者を続けている理由は今度、教えてあげるからね」
リゼがアリスから、質問の返答を貰っていなかった事に気が付く。
些細などうでもよい、自分の質問を律儀に覚えていてくれたアリスの感謝をすると同時に、質問しておきながら、その事を忘れていた自分を恥じた。
「はい。楽しみにしています」
後悔した顔ではアリスに心配を掛けると思い、リゼは笑顔を作りアリスを見送った。
この状況でギルド会館の外に出る事は難しいと思い、孤児部屋で待機をする。
その間も小太刀で抜刀をしたり、腕立てや腹筋等をしていた。
武器と防具が揃う事で、ランクCに昇格しても魔物と戦う事が出来て、より多くの報酬を得る事が出来る。
リゼは自分のステータスを確認してみる。
(あれ? 魔力が減っている)
リゼは自分の魔力が減っている事に気が付く。
魔法等も習得していないし、当然だが使用もしていない。
疑問に思いながらも、リゼはひとつの仮説に辿り着く。
(もしかして、クエスト発生する度に魔力が減る?)
リゼの仮説は合っていた。
この世界ではスキルを使う度に、魔力は減る。
例外として、魔法に準じたスキルの場合は魔力が減る事は無い。
武器系のスキルの場合、武器で攻撃した際に少しずつだが魔力が減る。
攻撃する度にスキルが発動するからだ。しかし、魔力消費は少ないので魔力枯渇で倒れる事は無い。
反対に魔法系スキルの場合、魔法を習得しなければ魔力が減る事は無い。
魔法によって、魔力消費量が決まっているので、魔力以上に魔法を使えば、魔力枯渇で倒れてしまう。
生産系職業の場合、生産する度にスキルを使えば、魔力が減る。
魔力枯渇とは、魔力が無くなる事で気を失ってしまう事だ。
魔力とスキルは密な関係にある。
外から大きな歓声が聞こえてくる。
銀翼のメンバーが、ギルド会館に近付いているのだろう。
リゼは部屋を飛び出して、階段の上段に座り、一階を見下ろしていた。
此処からであれば、ギルド会館に入って来た姿を見れる。
暫くして外の歓声が大きくなり、銀翼のメンバーがギルド会館に入って来た。
リゼはクウガと目が合う。
クウガが手を挙げて挨拶するので、リゼも立ち上がり頭を下げた。
ギルマスであるニコラスが出迎えると、銀翼のリーダーであるアルベルトが挨拶をする。
周りは二人の話が終わるまで動く事は無かった。
アルベルトが受付長のクリスティーナに挨拶して、受付嬢へ順々に挨拶をしていった。
クウガやアリス達もアルベルトに続くように、ギルド職員に挨拶をした。
(やっぱり、私が一緒に居て良いような場所じゃないな)
リゼは改めて、自分と銀翼の立場を理解した。
一応、クウガの顔も見れたし、挨拶も出来たのでリゼは孤児部屋へと戻った。
(クエストは午後からだな……)
寝床に横になり天井を見ながら思う。
「リゼちゃん、入っていい」
扉を叩き、自分の名を呼ぶ声がした。
アイリだと分かったので、「はい」とリゼは返事をする。
扉が開くと、ギルマスと受付嬢の後ろに銀翼のメンバーが居た。
リゼは銀翼のメンバーに向かって、御辞宜をする。
「もう、リゼちゃんたら」
アリスがリゼを抱きしめる。
「や、止めて下さい」
リゼは顔を真っ赤にしながら、必死で抵抗する。
「アリス止めておけ」
「だって~」
クウガがアリスの暴走を止める。
「じゃあ、僕はギルマスと話をしてくるから」
アルベルトは、ニコラスとクリスティーナと一緒に部屋を出て行った。
「あの……小太刀の事、レベッカさんに話してくれて、ありがとうございました」
リゼは改めてクウガに礼を言う。
「あぁ、気にするな。想定の範囲内だ」
クウガは自慢げな顔をする。
「……この幼女趣味が!」
アリスが聞こえるような声で呟く。
「ばっ、馬鹿かお前は! 俺は幼女趣味じゃないって言っているだろう」
必死で反論するクウガ。
「……何、女っ気が無いと思っていたら、幼女趣味だったの」
「最低ですね……」
銀翼のメンバーであるミランとラスティアの女子二人からも軽蔑の眼差しが向けられる。
「お前等な!」
「まぁ、趣味は人それぞれだ。他人の趣味に、ああだこうだと言うもんじゃない」
クウガは叫ぶが、ササ爺の言葉で余計と誤解を招いた。
「アイリ。お前も信用していないのか!」
アイリは少しずつ移動して、リゼとクウガの間に立ってリゼを守る位置に居た。
「いや、これはですね……」
誤魔化そうと必死なアイリ。
「それ以上、クウガを虐めるな。本当に幼女趣味になったらどうする」
ローガンがクウガを庇う。
「クウガの幼女趣味は本当かもよ! 傍にこんな美人が三人も居るのに、見向きもしないじゃない」
アリスはそう言いながら、ミランとラスティアの間に入る。
「見た目だけで性格がな……」
「何か、言いましたか?」
ラスティアが笑顔で、右手に握っていた杖を少しだけ上に上げる。
「いっ、いや、何でも無い。綺麗な女性に囲まれて旅が出来て嬉しいよな、ローガン」
「おっ、おう」
クウガは焦り、お世辞を言いながらローガンに助けを求めた。
「そうですよね」
ラスティアは、笑顔を崩さずに杖を静かに下げた。
リゼはこの状況を見て、この中で絶対に怒らせてはいけないのはラスティアだと感じた。
ラスティアが静かに杖を上げた瞬間に、近くに居たアリスやミランの顔も引き攣っていたのを見てしまった。
「三人とも、とても綺麗なのに何故、冒険者をしているんですか?」
リゼは素直に気になった事を聞いてみた。
三人共、危険を犯してまで冒険者でいる必要が無いと思ったからだ。
「私は戦う事が好きだからだ!」
最初にミランが答える。
職業が狂戦士なので、当たり前の答えでもあった。
続いて、ラスティアが答える。
「リゼさん。女性は秘密が多い方が魅力的なのよ」
「は、はい……」
質問の意図とは違う答えに、リゼは戸惑う。
アリスが答えようとすると、孤児部屋の扉が開く。
「もう、挨拶は済んだのか?」
アルベルトがニコラスとの用事が終わったのか、孤児部屋に戻って来た。
「幼女趣味のクウガが、リゼを襲おうとして大変じゃったぞ」
ササ爺がアルベルトに、嘘の報告をする。
クウガが怒る前に、アルベルトがクウガに駆け寄り声を掛ける。
「アルベルト。ササ爺の冗談だから、安心していいわよ。幼女趣味の件は別として」
「クウガ! いつから幼女趣味なんだ」
アルベルトは真剣に、クウガを問いただしている。
さっきまで冷静だったアルベルトが、人が変わったように取り乱していた。
「アルベルト、違うんだ。アリス、お前のせいだからな」
「えっ、何が?」
「アリス!」
銀翼のメンバーは笑いながら、その光景を見ている。
アルベルトも状況を把握したようで、「悪ふざけが過ぎる」と若干だが怒っていた。
「帰るついでに、王都まで商人の護衛になったから、気を抜くなよ」
「本当かよ! のんびりと帰れると思ったのによ」
「という事は、馬車の中でエールが呑めんのか。残念じゃわい」
「魔物退治か! それは楽しみだな」
アルベルトは、ニコラスから『商人と荷物の護衛』のクエストを受注する。
オーリスから王都まで帰るのであればと、頼まれたようだ。
戦闘好きのミラン以外は、嫌そうな表情だった。
詳しい事を話そうとして、リゼが居たのでアルベルトはクエストの詳細を話す事を止めた。
オーリスから、荷物は大事な物としか聞いていないが、必ず無傷で王都に届けて欲しいと念を押されていた。
その事について、ギルドメンバー達から意見や、馬車の数や人の配置等を言うつもりだった。
今回のクエストのはランクAになる。
クエストの詳細内容を部外者に漏らす事は禁じられている。
銀翼のメンバー全員が、その事を察知したのか、リゼに気付かれないよう自然に帰ろうとする。
リゼは銀翼のメンバーひとりひとりに挨拶をする。
最後のアリスに挨拶をすると、アリスは小さな声でリゼに語り掛けた。
「私が冒険者を続けている理由は今度、教えてあげるからね」
リゼがアリスから、質問の返答を貰っていなかった事に気が付く。
些細などうでもよい、自分の質問を律儀に覚えていてくれたアリスの感謝をすると同時に、質問しておきながら、その事を忘れていた自分を恥じた。
「はい。楽しみにしています」
後悔した顔ではアリスに心配を掛けると思い、リゼは笑顔を作りアリスを見送った。
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